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zoom RSS 第3号 ASAHI PENTAX K2DMD Black / motor drive MD

<<   作成日時 : 2007/02/28 23:47   >>

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私をこの沼に引き込んだ記念すべきモデルです。そう、中古カメラ第1号でもあります。購入場所は銀座レモン社で、このセットで58千円で出ておりました。(角形純正フード、アクセサリーシューカバーFK黒、アイカップDK-16/ニコン製、は後日購入した物です)それまでもレモン社へはちょこちょこ昼飯時やら、会社の帰りやらに立ち寄って見ていく事はありましたが、特にどうと言う事はなかったのでした。あの日までは。
その日、昼飯前に立ち寄ると、ペンタコーナーの一番上、最前列にこのシステムが鎮座しておりました。思わず息をのみました。「DMDだ!」
・・・思えば、高校生の頃、吉祥寺の小出カメラがまだカメラ店そのものだった頃、PENTAXのコーナーの一番上に君臨していたのがこのK2DMDでした。K2の独特のあのスタイルはそのままに、一番気になっていた「絞り直読窓」を装備し、しかもモータードライブ(なんと心地よい響きでしょうか/実は性能上はワインダーとどっこいなのですが)の装着が可能、さらにブラックモデルオンリーという、ペンタユーザーの端くれにとっては垂涎のカメラでした。しかし、高校生の私にとって、それは手に届く訳もなく、いつしかショウケースから消えてしまいました。また、私にとってもカメラは撮影のための道具と言う位置付けに変わってしまい、すっかりこのカメラのことは忘れていたのでした。

さて、発見した私のアタマの中では直ちに資金繰りの計算が始まりました。もちろん買うという前提に立っての算段です。その最中でも、誰かがこのカメラに目を付けるんじゃないか?という心配から、周りにいる人の動向は密かにチェックしていました(笑
もう時間がありません、「すみません、コレ見せて下さい」と頼みました。サイは投げられました。ボディ単体にはそれほど目立った傷はなく大変綺麗な物で、モードラMDバッテリーパックLXSMC PENTAX 50mm F1.2smc PENTAX-M ZOOM 75mm-150mm F4も状態は良いものでした。ただ、モードラが動きません。「バッテリーが放電してるんじゃないですかね」とお店の方の言。「もう時間がないので、とりあえず取っておいて頂けますか」レモン社は取り置きは1日だけです。「では、動いていたかどうか、念のため出品者の方に確認しておきますから」と言う事で昼休みは終わりました。
翌日、途中で会社を抜け出し(笑)再びレモン社へ向かいました。「確認しましたところ、問題ないそうです」とのお店の方のお返事。決まりました。20数年の後に、ついにK2DMDが私の処へやって来たのでした。
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基本的にはK2ですが、KX同様の絞り直読窓を備え、ESU以来のアイピースシャッターが復活。更にメモリーロックも装備。露出倍数変更サイン(絞り直読窓がオレンジになる)が付けられ、データバックを使う際の遮蔽板の出し入れ用に床板部にスイッチがついています。(データMDを別購入した場合は、サービスセンターで調整が必要、とカタログには記載されています)

モータードライブMDは、性能はワインダー並の巻き上げ速度しか出ません。しかし、リモートコードソケットを持ち、バッテリーはMXと共用のニッカドバッテリーパックM及びバッテリーグリップMが付けられます。その後登場したLXとはバッテリー接続部やソケットは共通化されており、ニッカドバッテリーLX等で今なお稼働させる事が可能です。なお、このグループのリモートソケットは4つ穴です。余談ですが、このソケットのカバーは、オリジナル(スクリュー止め)とは異なりますが、21世紀の今でもペンタックスフォーラムで購入が可能です。

モードラを付けてのレリーズは、巻き上げ時にものすごいショックを感じます。ワインダーMXどころの騒ぎではありません。いかにも「モーターで巻き上げてるんだぞ!」という感じがして、気に入っております。

さて、レンズはKシリーズ登場に際し、華々しくデビューしたSMC PENTAX 50mm F1.2です。このレンズ、ボディーから外してみると実に重く、ずっしりときます。いかにもガラスが一杯です、という感じです。大口径だぞ、という前ダマもさることながら、マウント部も巨大なレンズがキツキツに収まっています。今までF1.8とかF1.7というレンズしか持っていなかった私にとって、初の大口径の明るいレンズでした。K2のカタログのイメージ写真はこのF1.2を付けたものでしたから、「ようやく買えた・・・・」と感慨に浸っていたことを思い出します。

このレンズには、怪しげな模様で曇りが発生する持病があるようです。ストレートには全く見えませんが、斜めに透かしてみると実にへんてこりんな形で出ていました。実用上は全く支障がないので助かりますが。後に写真レンズ工房さんで2本整備して頂きましたが、「これ以上は取れませんので御了解下さい」というコメントが付いていました。(今、HPには「バルサム切れは修理不能です」という但し書きが掲載されています)

K2のエボリューションモデルというような形で生まれながらも、一般には新シリーズとしてMEMXが大々的に宣伝され、そう沢山は出回らなかったようです。その為皮肉な事に、希少モデルとして今ではヘタするとLXより高い値段がついてしまうK2DMD。でもその実力は宣伝文句通り、Kシリーズの最終進化・最高峰モデルであることは間違いありません。

2007/6/24 追記
久しぶりに持ち出したところ、上がったプリントを見て愕然!1/1000と1/500のシャッターを切ったコマにシャッタームラが発生しておりました。コマの上1/3程が露光しておりません(T_T)
縦走りシャッターであることがよく解ります。
うーんまたオーバーホールになるんでしょうか。カネが飛びます・・・orz
2007/8/1
*本文に一部追加記載
*サーチエンジンで飛んでこられた方がいらっしゃいますので、次のボディの紹介文をリンクを張って復活させてみました。
*記述しているカメラボディについてリンクを張ってみました。
2007/10/21
*本文内で記述しているレンズにリンクを張ってみました。
2008/1/15
*本文内で記述しているレンズにリンクを張ってみました。
2008/4/26
*本文内で記述しているアクセサリーにリンクを張りました。
2008/9/28 
現在も引き続き休車中であります。シャッターの修理の他、ファインダーレンズのバルサム切れがありますので、ここも修理しなければなりません。ドナーモデルは準備してありますが、第36号の銀DMDと同時に出す必要があることから、2台同時の修理依頼となり決断が長引いております(ま、平たく言えばお金ですな)。
2008/10/28
ようやく決心がつきまして(笑)、先日カメラサービス鹿児島さんへ3台揃って出発して行きました。
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このうち1台がジャンクボディで、今回のドナーとなってくれました。
早速今日、お返事が帰ってきました。
*各部オーバーホール
*露出計ズレ、調整
*接眼レンズ交換(ドナーより)
*ファインダー内SS指標作動不具合、修理
*モルトプレン交換
*他各部分解、点検、清掃、調整
さて、うまく直って欲しいものです。

2008/12/27
うっかりしてました。K2DMD銀と、同じくDMDドナーの記事を書いて、このボディについての記録を書くのを忘れてしまってました。
12/17に戻ってきたのですが、その内容はというと、
*各部オーバーホール
*1/500、1/1000スピード不良、修理・調整
*シャッター幕スピード不具合、修理・調整
*ファインダー接眼窓バルサム切れ、部品交換(*ドナーからです)
*ファインダー内シャッタースピード表示ズレ、調整
*露出計ズレ、調整
*モルトプレン交換
*各部分解、注油、修理・調整・清掃

いや〜、なんかリピーター割引等をしてもらってはバチが当たるくらい、いろいろやって頂いた訳ですねぇ。いや、伏して感謝の一言でありますね。

ところが、弄ったとたんにフリーズしてしまうというトラブルが発生致しまして(^^;,
何かの拍子で、シャッターボタンが飛び出すと、巻き上げもシャッターチャージも何も出来なくなるのです。
幸い、セルフタイマーを動作させるとフリーズが解除でき、再びシャッターを切る事が出来るので、おそらく機械部分の再調整で解消すると思われます。
と言う事で、年明けに再び鹿児島へ行く事になると思います。

2009/2/2 追加
本日、無事鹿児島より戻って参りました。
フリーズした状態で送る事が出来れば最も良かったのですが、得てしてそういう時は何も起きないんですよね。
でも、修理表を見ますと、
*シャッターボタン取り付けビスゆるみ 修理
*シャッター 巻き上げ作動点検

とありましたので、止めネジが緩かった事によるトラブル、だったようです。予想的中^^;
でもオーバーホールですから、ちょっとこのトラブルは頂けない、ような気がしますね。
まぁ、深刻なトラブルではなくて良かったです。
これでDMDは3台までオーバーホールが完了しました。

次は、あさぺんコレクターへの実質第1号である、K2銀です。

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