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zoom RSS 第14号 ASAHI PENTAX KM / Motor Drive set 36 

<<   作成日時 : 2007/03/28 21:06   >>

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画像レアもの、だと思います。
ほんの一時期カタログに載りましたが、直ぐに消えてしまいました。整備に持ち込んだ長谷川工作所さんでも、初めて見る機体だったそうです。箱にKMとシール貼りされており、これの下にはなんとあるのか(何もないかも)ちょっと興味あるところです。これはオークションで入手したもので、幸いにも取扱説明書も入っていました。1つはオリジナルのKMのもの、もう一つはモータードライブカメラ専用の2つです。ちなみにモータードライブ用に出ているのはES2・SPFとKXの3機種で、このKMは記載されていません。この専用カタログは、たまに中古店で見つかる事がありますので、興味のある方はあらかじめ入手しておく事をお勧めします。説明書なしでは解らない事がいくつかあります。(英語でよければ、まだペンタックスUSAのサイトからPDFをダウンロードできます。ただコピーをスキャンしたようなので、写真が潰れてしまっている事が多く見にくい場合があります)
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KM MotorDriveの本体は、基本的には普通のKMと全く同じで、単独使用では全く差はありません。底蓋にモータードライブ接続部の蓋(紛失したら二度と入手できそうもないですね)があり、モータードライブユニットとの電気的接続部、アース?部、位置決め用の案内穴?等があります。カメラの裏蓋側、右下部(底蓋)には小さく”MOTOR DRIVE”と彫り込まれています。
さて、入手したこのセット、前オーナーさんは、結局全く使用されなかったようです。KMのマウントには傷一つなく、モータードライブユニットやグリップにも傷一つありませんでした。しかし、非常に大きな問題がありました。困った事に、このセットはなんとニッカド電池仕様でした!当然この内容から見て、ニッカドが死んで居るであろう事は容易に想像できます。ダメもと、で一応充電してみる事にしました・・・が、やはりダメでした。四半世紀経ってますものね。
湯浅電池製のバッテリーでしたので、サイトを見てみましたが全く資料がありません。電池関係の会社のサイトを見てもこれと似た様なものは見つかりません。ペンタ関係の海外のサイトで、ハッセルブラッドのバッテリーがこれに似ている、と言う記載がありましたが、残念ながらそれ自身もうアウトのようです。お手上げ!
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結局、単三電池仕様のバッテリーグリップを見つけるしかない、という結論になりました。単三電池ホルダーの製品名は「単三バッテリーローダー」というのですが、まず単独では見つからない完璧レアものであることは間違いありません。従って実際の処は、もう1台、単三電池仕様のモータードライブカメラを探すことになるわけですが・・・・・・・見つかりました(爆

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さて、このカメラをモードラを使用して使う場合、手持ちの場合はグリップをモータードライブユニットに固定して使う事になります。実際、こんな格好で写真を撮っている人は見た事がありません。しかし、実際にやってみると、特に三脚座がない大型の望遠レンズ(M☆300mmF4とか)を付けた時は大変安定することが解りました。但し、縦位置での撮影はスゴイみっともない格好になる事請け合いです(^^;
三脚に取り付ける場合は、むしろ普通にモータードライブユニットから接続コードを使ってグリップをリモートスイッチ的に使えばいいのですから、例え縦位置でも何の問題もありません。但し、この接続コードがこれまた完璧レアものでして、これも単品で見つかる事はまずありません。とはいえ、このコネクター部分は、もしかするとアキバ辺りのパーツショップでは、まだ売っているかもしれません。そう特殊なものではなさそうですので。(たまたま見ていたオークションで、ペンタのコード数本、というのがありまして、運良く落札出来た中にこのコードが入っていました)

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モードラの音は、キューンキューンとモーターのやや甲高い音が響きます。ショックはK2DMDのように大きくはありません。オキシライド装填で毎秒3.5コマはカタログ通り出るようです。フィルムぶっちぎり事故を防ぐために、あらかじめコマ数をセットしておき、減算方式でカウントされ、カウンターがゼロを指すと自動停止するようになっています。で、このカウンターのセット方式が、モータードライブユニットUの底部にあるダイヤルを、なんと指の腹でグリグリと回してセットするという時代物のやり方です。脂性の人だと滑って回せないかもしれません(笑)。 モータードライブMDMXではダイヤルにリブが付き、普通にセット出来るようになりましたし、モータードライブLXではこのカウンターはなくなってしまっています。

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ボディをチェックしたところ、露出計が約1段ちょっとずれていました。また四半世紀を経ているので、モルトはXと考えるべきですから、この二点の整備を長谷川工作所さんに整備をお願いしました。半月ほどで整備が終わり、実際に持ち出して撮影してみました。KMの露出計は、それこそSPの時代から改良を受けながら続いてきたもので、20世紀末まで生産が行われたK1000まで受け継がれていました。使用した感想は、絞り値がファインダーで見えないとか、空などの明るい部分の影響をどれくらい補正すべきか?等はありますが、「慣れ」で済んでしまう程度の問題であり、思ったより非常に扱いやすいというものでした。モードラの軽やかな音も結構気持ちの良いものです。
アイカップはNikon DK-16を装着、ホットシューカバーはFL-Sを装着しささやかにドレスアップしてあります。

し・か・し、出来上がったプリントを見ると、撮影開始の方、約10コマはシャッタームラが出ていました。やはり四半世紀眠っていたカメラですからきちんと整備しなければダメなんですね〜。
ということで、このKMモータードライブも要整備、工場入場待ちのカメラになってしまいました。

画像かくして休車中のKMモータードライブですが、長尺マガジンが手に入ったので、ものは試しで取り付けてみました。この時は本当にモータードライブカメラの取扱説明書が役に立ちました。コレがなければ絶対取り付けられなかったと思います。今回、撮影のため再び取り付けてみましたが、やはり苦労しました。しかし、付けてみると「おお〜」という感動的な姿になりました。
この長尺マガジンのセットですけれども、中に接続コードが入っており、最初は喜んだのですが、よく見ますとコネクターの形が違い、このモータードライブユニットU・バッテリーグリップUとは接続が出来ません。 (この記載は間違いで、このモータードライブユニットUには2種類のソケットが設けられており、タイプ1でもちゃんと接続出来ます)と言う事から見て、このセットはモータードライブ1,すなわちSPモータードライブ用のものだと推測できます。なお、アサヒペンタックスのSシリーズの最後を飾ったモデルはSP2だった訳ですが、このSP2にもモータードライブカメラがあったという話を聞いた事があります。しかも、それはどうもこのモータードライブ2ではなく、初期のモータードライブ1が付くようになっていたという話なのですが・・・SP2モータードライブの実物を見た事がないのでホントなのかは解りません。
空マガジンは1個しかありませんでしたし、フィルムローダーもないので、これを実際に使う事はないと思いますが、このスタイルを眺められるのはKシリーズファンの私にとって、大変嬉しい事であります。
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    レンズを付けると立てられません(^^;;正直ヒヤヒヤものでした。

2007/8/12
本文中に記述しているボディ・レンズについてリンクを張ってみました。
また、次のモデルの御紹介をリンクと共に復活してみました。
2008/3/28
重大な事を書き落としていました。
このモータードライブユニットで連続撮影をする場合には、シャッター速度に制限が付きます。
1/1000〜1/60までです。それ以下、即ち1/30以下にシャッタースピードをセットし、C/SスイッチをC(連続)に合わせ、トリガースイッチを押すと、シャッターが開いているにもかかわらず巻き上げが行われてしまい、それを続けるとカメラを壊します(多分。とても続ける勇気はありませんw)。"S"の1コマ撮りであればバルブを含め全速撮影可能です。(バルブの時は、モータードライブユニット2のダイヤルをBにする必要がありますが)
2008/9/21 
残念ながらまだ整備に出しておりません。
*一部記事を追加、修正、レイアウトも少し変更致しました。
*本文内に記述したアクセサリー等にリンクを張りました。

2010/2/28 更新
久方ぶりの更新であります。

ようやくオーバーホールに出す事が出来、先日鹿児島から帰って参りました。
内容はというと、
*高速側シャッタースピード不良、修理調整
*モルトプレン劣化交換
*露出計ずれ 調整
*各部オイル切れ、注油・グリス補充
*各部、分解・点検・清掃・調整

これでようやく、きちんと使えるKMが登場したわけです(苦笑
久方ぶりにモードラユニットのキューンキューンという音も聞く事が出来ました。
さて、いかなる場面で登場してもらいましょうか・・・。

次は、首尾良く(笑)入手できた、単三バッテリーローダー仕様のKXモータードライブです。

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