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zoom RSS 第59号 ASAHI PENTAX MV1 Black / 最後の ”ASAHI PENTAX ”

<<   作成日時 : 2010/12/11 16:31   >>

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衝動買い、であります。
お値段、3000円。

3000円なら、まぁいいか、でした。レンズも状態はそう悪くなさそうでしたから。
とある場所で会合のあと、立ち寄った三共カメラ三原橋店にこのモデルはありました。

このカメラ、動体を撮ってはいけないカメラであります。なぜかならば、シャッタースピードが全くわからないからです。

絞り優先自動露出のみ、と言う点では兄貴分のMEと全く同じですが、MEは設定された絞りに合うシャッター速度を、ファインダー左側にある指示シャッター速度それぞれに付随する赤LEDが点灯することで判断できるようになっていました。(MGMEsuperも同じ)

しかるにこのMV1は、1/30以上の場合は緑LEDが、1/15以下1秒までの場合は黄色LED、露出オーバーは赤色LEDがそれぞれ点灯する、という3色信号機という感じなのですが、「それでおしまい」なのでした。
カタログを持って帰り、家で読んだとき「こんなカメラ買うヤツおるんか?」と思ったくらい、ものすごく割り切った考えのカメラなのでありました。

ということで、私が小学生の時に使っていたフジカ・コンパクト35とは、レンズ交換が出来ることとピントを自分の目で確認できること以外には、何も変わらないといっては言い過ぎか、というような代物だったのでした。

では正面から見て行きましょう。
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スタイルの基本線はMEをベースにしています。
軍艦部カバーがエンプラになったペンタ最初のモデルであります。
また、ペンタプリズムカバーの正面に存在していたAOCOマークが消滅した最初のモデルでもあります。
"PENTAX "の文字が躍る正面プレート部分にはまだ" ASAHI "の文字が残っています。個人的にはここに白インクを流し込みたい気がします(笑)
この年1979年の年末にデビューしたME superからはついにこの"ASAHI "も消滅してしまうのですが。

また、ごらんの通り、このモデルにはX接点コネクターがありませんので、ダイヤルデータMEやデジタルデータMは取り付けが出来ません。(まぁ今頃使うひとはいないでしょう)

真上からです。
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巻き戻しクランク部分を引き上げると、そこに露出倍数指示票があります(この写真では見えない)。フィルム感度ダイヤルを上につまみ上げて感度を変えるのですが、この感度ダイヤルがものすごく頼りないプラでして、コストダウンモロバレで萎えてしまいます。ME/ME superはこの点しっかり作られていますが、ME後継のはずのMGは残念ながらMV1チックの方が採用されてしまいました。

シャッターボタンのエンプラ化もこのモデルからですが、著しくプアな感じを与えてしまうパーツでありました。困ったことに、この後に出るME superもこのエンプラ・シャッターボタンを採用してしまい、たいしてコストに響かないであろう部分でボロカスに言われたのでした。
MGではシャッターボタンは金属パーツに戻っています。
巻き上げレバーそのものはMEME superと同じようです。

底部です。
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底蓋はエンプラではなく金属で、多分真鍮板だろうと思います。ワインダーME II が装着可能であります。

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MGまでワインダーとの連結部分に蓋をするようになっていましたが、SuperAからはついに蓋が無くなってしまっています。

ワインダーME II を装着した姿。
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発売当時のキャッチコピーが「ズームシステムカメラ」とかいう、単に標準レンズの代わりにズームレンズをつけて売ろうとしたとしか考えられないものだったこともお粗末でした。ズームレンズと組み合わせると何か特別なことが出来るのなら「ズームシステムカメラ」なるコピーもわかりますが、全く何もないのですから開いた口がふさがりません。
ま、30年前のカタログに文句を言っても始まりませんが(笑

また、そのカタログの文面が、一大センセーションをおこしたCanon AE-1のカタログに目一杯影響を受け、それまでの固い、取扱説明書的なものから、中途半端にくだけた調子の口語体になっていました。
個人的に、タメ口っぽいこの手のカタログは好きではありません。

さて、このカメラ、モルトは死んでいますが、全体的には良いコンディションではないかと思います。
とはいいつつ、まだProgramAK2DMDにもメンテが必要な個体がありますので、使う予定は………?

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