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zoom RSS 97本目 SMC PENTAX 28mm F3.5 / 今更Kレンズ?

<<   作成日時 : 2015/08/30 23:47   >>

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「なんでそんな暗いレンズ買ったの?」
言われてしまいました。

事の起こりは、昨年の夏頃だったと記憶します。
クルマをディーラーに持ち込み、オイル交換とウインドシールゴムの修理を依頼して、その待ち時間にふらふらと出かけたのはとあるカメラ店。
初めての訪問で、あれやこれやと世間話をして、ふと目に留まったのがこのレンズ、SMC PENTAX 28mm F3.5 だったのでした。
私好みの外観がやたら綺麗なレンズ(中も殆どほこりなしでした)で、思わず心が動いたのは事実です。
「これ、いくらでしょうか?」 そこに2〜3本ほどあった旭光学のレンズにはどれにも値札が付いていませんでした。
「えっと、これはですね……1万円ですね」
まぁ1万円ならいいでしょう、と買おうという気になっていた私ですが、やはり念のため、ということで持っていた自分のK−3に装着してみたのですが……
(げ、ピントがあわないじゃん……)
そう、無限大でピントが合わないのです。
(レンズ工房さんで手を入れれば)とも思いましたが、そうなるとかなり高く付くことになります。
どっちかというとコレクション的位置付けになりますから、そう思い入れがあるわけでもなし、望遠レンズと違って使う頻度が多いわけでもない、どこにでもあるし、等の理由でその時は見送ったのです。

困ったことに、それから何故かこのレンズ、やたらと気になり出しましたw
Mの28mm F3.5は自分も頂き物として持っており、結構見かけるのですが、Kの28mm F3.5 はあまり見ないのです。これであちこちで見かければ特に何もなかったのでしょうけれど、それ以来全く出会わないのです。
(まぁ今は地方ですので、かつての如くそうそうカメラ店を廻る様なことは出来ません)

そしてこの夏。久方ぶりに新宿高島屋の「新宿クラシックカメラ博」に行けることになりまして、どんなものが出るのかな?と参加店のサイトを見て回っていた時に、
「おー、あるじゃーん」
そう、このレンズが出品予定、ととあるお店のサイトに出ていたのです。

ということで、新宿高島屋でこのレンズを無事見つけましてお買い上げ、彼はおうちにやってきたのでした。
お値段8,300円。もう1社並んでましたが、そちらは12,600円?くらいだったかと。

誠に長い前振りでした。
早速見ていきましょう。

当レンズは1975年6月の、Kシリーズデビューの際に発表された26本のSMCペンタックスレンズのうちの1本です。
この時のレンズ群の大半はSMCタクマーをバヨネットKマウント化したものでしたが、このレンズはそれまでのSMCタクマー 28mm F3.5 とは異なり、新設計でデビューしました。
SMCタクマーが7群7枚なのに対して、このSMCペンタックスは7群8枚なのです。

正面から。大文字SMCが初期Kレンズであることを物語っています。
フィルターサイズはKレンズ標準サイズの52mm。
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後ろから。 F3.5 なのでレンズ開口部は小さいです。絞り羽根は5枚。
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K28mm F2 のお尻のレンズが非常にもっこりと突き出ているのに対し、このF3.5 は無限大でレンズ後群がもっこりと飛び出します。
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ペンタックスの広角レンズにはどれもスナップマークが入っており、いわゆるパンフォーカス効果によるピント合わせ不要を謳っておりました。
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絞りをF8に合わせ、距離を3mに合わせます(全部の指標がオレンジですね)と、距離15mから無限大までにピントが合っていることを示しています。
絞り環の絞りはF8,そのすぐ上に菱形のオレンジマークがあり、その両脇に白い短い線と数字が並んでいるのがお解りでしょうか、これが絞りによる被写界深度を示す補助指標なのです。
菱形のすぐ隣にある「4」は絞りF4を意味し、ピント位置がこの位置にあった時、F4に絞った場合は左の4から右の4までの距離にあるものにピントが来る、ということなのです。従って無限大はアウトフォーカス、ピンぼけですね。
次の短い白線はF5.6を意味し(まだ無限大にピントは来ません)、その次がF8で補助指標は左が無限大を指し、右が1.5mの位置にあることがお解りいただけますよね?

取説では「スナップマークに合わせると、そのレンズのスナップマークにある距離(このレンズでは3m)の半分の距離から無限大までのものにピントが合います」と記されていますので、そう丸暗記してもかまいません。

くるりと回転させますと、MADE IN JAPANの彫り込み文字。
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SMCフィルター(とりあえずUV)を付け、純正フードを取り付けた姿。
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カメラに付けるとこんな感じです。
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これで広角Kレンズは18mm F3.524mm F3.528mm F2、28mm F3.5、30mm F2.835mm F3.5となんか揃ってきました。なんとなく危険ですね。



レンズ構成: 7群8枚
フィルターサイズ: 52mm
絞り: 完全自動絞り F3.5 〜 F22
絞り羽根枚数: 5枚 
最短撮影距離: 0.3m
最大径 x 全長: 63 x 47mm 
重量: 271g
レンズキャップ: レンズキャップ K 52mm
レンズフード: 広角レンズ用角形フードK 52mm
レンズケース: 専用ハードケース、HB−90

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内 容 ニックネーム/日時
K28mmF3.5、私も買いましたよ!
M28mmF2・8と3・5やA28mmF2・8も防湿庫に鎮座しております。(タムロンも居ます)

KもM・A用純正フードも然り(フードのゲットの方が早かったりします)

買った理由は・・・・ペンタックスの製品だからです。
「もう○○mmは持っているから」は、購入意欲のブレーキにはなりません!

次回、カメラ仲間での撮影会(機材お披露目会とも言います)には、これも先日捕獲したK20mmともども持ち出そうかと思っています。(2諭吉だったので)
K2とLX、どちらが似合うかしら♪

あちらこちら巡回はしていますが、Kレンズは少ないです。
28と35のF2は、見かけることもありませんねぇ。
M42沼
2015/08/31 08:46
M42沼さま)
こんにちは。カキコ有り難うございます。
そうですか、ブレーキにはなりませんか……
私の場合、「○○mmは持っている」より、お値段そのものの方が間違いなくブレーキ役になっているのではないかと思います。例えば、
フィッシュアイA16/K17mm(用途が限られるのに高い)
35mmF2(黄ばんでいるのが大半なのに高い)
A135/200(高い)
FA200(高い)
等ですね。
……しかし、Kレンズってもう40年を経てるんですね。なんか、感無量です。
A・P(ブログ主)
2015/08/31 22:17

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