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zoom RSS 第66号 ASAHI PENTAX KX BLACK/2台目の黒

<<   作成日時 : 2015/12/20 17:21   >>

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八戸の海上自衛隊基地の記事が書き上がらないので、順番を飛ばしてカメラの記事です。

買ってしまいました、KXの黒。
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最初に買ったKXがシルバークロームでしたので、何故かブラックボディのKXには心惹かれるものがあります。
というわけで、目にした瞬間、これは買うしか無いな、となったわけであります。
黒は既に持っているのですが、これで2台目になってしまいました。
同じモデルを複数持っているのはK2DMDMX、そしてこのKXだけであります。
*LXは初期カラーダイヤル前期前期カラーダイヤルと自分の考えでは同じモデルではありません(笑
ただ、これで見ますと私の好むカメラの傾向ははっきりしてますね……

それでは見て行きましょう。
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中身は実に1960年代の名機ASAHI PENTAX SPそのものなのですが、電気系やファインダー系はそれなりに進歩したものになっています。
SMCペンタックスレンズ単体ではそれまでのSMCタクマーレンズと異なり、ボディ装着後は絞り環で絞り羽根を動かせなくなったことから、絞りプレビューボタンが付き、更にペンタックスでは初めてミラーアップ装置が組み込まれ、夜間のバルブ撮影では非常に有利になりました。

更にファインダーは情報集中式で、設定したシャッタースピードは太い青い針で、露出計指示は細い黒い針で示されており、光学プリズムで導光される絞り表示はファインダー上部に示されます。
*ちなみに、Kマウントレンズの絞りリング・絞り表示の位置は決められているので、他社のレンズであってもこのKXK2DMDの絞り表示窓からちゃんと見える様になっています。ペンタの純正レンズで今なお絞り環が残存しているFA・FAリミテッド、DFAマクロ50mmレンズはもちろんちゃんと絞りが見えます。
もちろん、夜間は見えにくいのはどうにもなりません。

最初の頃は、この露出計の指示通りに設定して撮影していましたから、曇り空を背景にした茶色の機関車が牽引する貨物列車、等という場合ですと空の明るさを拾ってしまい、肝心の機関車はどアンダーになってしまっている写真を量産したものです。
しばらくしてから機関車のボディに露出を合わせた場合と、後ろに下がって全体像を撮る(従って空が入る)場合とでは露出が全然違うと言うことに気づき、それから少しずつ考える様になって、むしろカメラの露出計とは違う設定で撮ることが増えていきました。
こういう場合、KXの追針式露出計はどういう状態で撮ろうとしているのか非常にわかりやすいのです。
「シャッター速度1/500で、絞りは8で黒い針が青い指針と重なり適正。
但し明るい空の面積が多いので、地面に合わせると黒い針は1/250を示す」
というような場合は、絞りをカチカチと開けてF5.6にします。すると元のセッティングに戻すと黒い針は青い針を超えて1/1000を指すのですが、それは無視します。
これがつまり1EV露出オーバーを示している形なのですが、これがそうなのだ、ということに気づくまで少し時間が必要でしたけれども。

K2でもマニュアルを選択すればこのような操作が可能になるのですが、絞り表示窓がないことが私にとっては最大の欠点でして、K2を選ばなかった理由は(お値段の問題もありましたが)これでした。スタイルはカクカクしてヘッド部分が飛び出して見えるデザインのK2が格好良かったのですけれど。
従って、この絞り表示窓が付いたK2DMDは、私にとってはもう欠点のない究極のモデルでありましたw

アイカップはFHを装着、ホットシューカバーはUNのペンタックス用を付けています。シンクロターミナルキャップは幸いにも付属しておりました。
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露出計は作動しますが、若干ずれているように思えます。

さて、付いてきたのはKレンズでは無く、Mの50mm F1.7 でありましたが、残念なことにバルサム切れが出ておりました。M50mm F1.7 では初めての経験です。曇が出ているものは結構ありましたが。

マウントには殆ど傷がありませんでした。このMレンズが付いていたのかは不明ですが、元オーナーは殆どレンズ交換をしなかったようです。

底蓋にも傷がありませんので、三脚も使用していなかったようです。

純正ケースに仕舞っておくと、縁の部分が劣化して溶け、ボディにしみが付着してしまったものがありますが、このボディには1カ所を除きその跡が殆どないので、純正ケースにはあまり仕舞われていなかったようです。

また、銘板に入れられている白色塗料はデビュー時の青白さを残していることからタバコの煙にはほとんどいぶされなかったようです。この点、先の黒ボディとは全く色が違います。

ファインダー自体はバルサム切れの傾向があり、ちょっと残念です。

これはKXの持病のひとつ、絞り情報伝達レバーの動きは幸い問題がありませんが、、モルトが死んでいることからボディ各所の注油等のメンテは必要なようです。モルトによるプリズムの腐食もあるはずですので露出計の調整も併せてオーバーホールが必要でしょう。
ということで、現在ストラップは付けておりません。

KXはオリジナルボディの他、データカメラモータードライブカメラが用意されており、Kシリーズカメラの中心的存在になるはずでした、たぶん。
しかるに、その後の「カメラ」の行く末を左右することになるエポックメイキングなカメラ、OLYMPUS OM-1とCanon AE-1の登場で、あえなくMXに道を譲り消えることになりました。
不運なカメラでありました。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
けましておめでとうございます。ペンタックスKシリーズの、軍幹部のペンタプリズムのデザインがいいですよね。しかし、同じ同色カメラを2台目とは。。メンテナンスにお金がかかるんですよね。私は文化財の保護と勝手に位置付けています。今年も面白い機材を見つけることを目標にしたいと思います。今年もよろしくお願いします。
はなはな
2016/01/03 17:59
はなはな様)
お返事遅くなりましたが、こちらこそ本年もどうぞ宜しくお願い致します。
>同じ同色カメラ2台
K2DMDは黒が3台、MX銀も3台ありまして……(汗
A・P(ブログ主)
2016/01/05 21:39

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