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zoom RSS 掃海艦「はちじょう」掃海艇「はつしま」を見学してきました

<<   作成日時 : 2016/08/31 22:08   >>

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早いもので、もう1ヶ月前の話になってしまいました(汗
八戸港寄港第三弾、であります。
このように立て続けに来港するのは当方が転勤してきて以来、初めての経験であります。
今年は大湊のマリンフェスタにも出かけているので、余計に回数が多く感じられるわけですが。

今回寄港したのは三隻。
掃海母艦「うらが」
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掃海艦「はちじょう」 303
掃海艇「はつしま」 606
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であり、三隻ともグレードが違うところがミソであります。

そして
「うらが」が鋼鉄製、「はちじょう」が木製、「はつしま」がFRP製、と三隻の艦体がそれぞれ違う材料で作られていることも特徴であります。

さて、今回残念ながら
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とあります通り、「うらが」の艦内公開は月曜日なのです。さすがに会社を休んで行くわけにもゆかないので、撮る事しかできなかったので、記事タイトルには「うらが」を入れておりません。
なお、「はちじょう」は昨年にも八戸港に来港しています。

今日は外からしか見られない「うらが」
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マストはステルス対策が取られています。

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大型の中央扉は航空ヘリによる航空掃海のための器具を取り出す為のもの、だそうです。

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中央扉の両側に4つの扉がありますが、こちらは機雷敷設用の投下口です。機雷掃海と機雷敷設、両方出来る艦というわけで、航空ヘリ用の離着陸用甲板もある大型艦となり、満載排水量は6850t、軽巡洋艦クラスであります。

さて、それでは「「はちじょう」「はつしま」へ行ってみます。
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手前の「はちじょう」に乗り込みます。
舷側を歩いて艦首へ到着しますと、そこにあるのは20mmバルカン砲であります。
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これは攻撃・防御用ではなく、水面に浮かんできた機雷を破壊する為のものです。
ただ、見れば解るとおり完全手動で、照準も人間の目測に頼るため、うねりのある海上では命中精度が悪くなるのは容易に想像出来ると思います。
このため、新しく就役した「はつしま」のバルカン砲は(後ろに見えている)コンピュータによる無人の自動制御になっており、命中精度も劇的に向上した(無駄弾が減少するのでコスト面でもメリットがある)そうなので、この機関砲はなくなる運命にあります。

目の前には「うらが」の特徴的な艦尾が見えています。
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「はつしま」へ移乗します。
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爆発物処理班のパネル。命がけの仕事ですよね。
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深海へ潜るダイバーの為の与圧タンク。2人入れるそうで、結構大きいものです。密室恐怖症の人は無理ですね。かくいう自分も果たして耐えられるのか……?
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「はつしま」の艦尾から。隣の「はちじょう」の機材ともあって、非常にメカメカしい、というか雑然としてる、というか……
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掃海方法(複合掃海)の説明板。2013年のマリンフェスタで、「ゆげしま」の方から説明を受けてますのでだいたいの事は頭に入っています。
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機雷のモックアップ(沈底機雷だったはず)。
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ホンモノ?の模擬機雷は「うらが」の後部甲板に置いてあり展示されているそうなのですが、今日は一般公開されていないので見る事が出来ません。あー残念。
(望遠レンズを持って来ていれば、艦首からそれなりの大きさで撮れたのですが、いかんせん標準50mm/換算75mmでは撮ってはみたものの非常にわかりにくく、upは諦めております)

ケーブルの巻き上げ機。沢山付いているピラピラの付箋は距離を見るためのものだそうです。
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艦首へ移動します。「はつしま」の艦内は見学不可。
機雷爆破用の20mmバルカン機関砲は、先にもあります通り、コンピュータ制御になり無人砲塔を持つ形になりました。
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(この写真のみ<はちじょう>の艦橋から撮ったものです)

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「はつしま」を退去し、「はちじょう」へ。
この「はちじょう」は「やえやま」級掃海艦で、木造としては世界でも最大級の艦なのですが、既に「やえやま」「つしま」の2隻は今年の6月末〜7月にかけて除籍となってしまい、この「はちじょう」が最後の1隻となってしまいました。
後継の掃海艇がFRPになっているのは、大型の木造船を作る技術者が少なくなり、新たに建造する事が難しくなっていることが理由の一つだそうです。

係留機雷処分具。前足部分に強力なハサミを持ち、そこに鎖を引っかけて切断。浮いた機雷本体は海上で爆破処分、ということになります。
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その処分具を海に投下するためのクレーン。
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フロッグメンの機材の展示。
これ、よく見るとそれぞれの機雷の処分には人間がその機雷の直ぐ傍にまで寄っているのです。命がけですよ。
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「はちじょう」は艦内を公開してまして、例によって艦橋へ。
ちゃんとあるんですね、神棚が。
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各国の海軍のバッジ。シンガポール、マレーシア、あるいはアラビア海、といったところで開催された掃海訓練に参加した際のものも見られました。
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第二次大戦末期、日本の海にアメリカはB-29を用いて膨大な数の機雷を投下し、その結果内航運輸は事実上壊滅してしまいました。戦後になっても、機雷は生きているため、日本に物資を運ぶ連合国の船もその犠牲となる事態となり、ために旧帝国海軍のうち掃海部隊だけは残されて戦後も長年にわたり日本沿海の掃海が続けられたのでした。

例によって探したところ、ちゃんとありました。「はちじょう」のラッパであります。
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「はちじょう」の艦橋から撮った「はつしま」の艦橋。
艦と艇。大きさの違いがよくわかりますね。
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見学終了、で退艦。

海上自衛隊の皆様、見学させて頂きましてどうも有り難うございました。
皆様のご無事をお祈り申し上げます。

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