107本目 smc PENTAX FISH-EYE 17mm F4

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同じく、松屋銀座でのICSさんの中古市でのお話です。

エルマリート135mm F2.8をゲットした自分は、特にあてもなくぷらぷらと歩いておりました。
で、何気なく見たお店にこのレンズはありました。
フィッシュアイタクマー 18mm F11
SMCフィッシュアイタクマー17mm F4
smcペンタックスフィッシュアイ17mm F4
と3本が並んでいました。

A16mm F2.8は他のお店にありましたが、いかんせん高いままです。
と言うことで、Kレンズを出してもらいました。
「このタクマーはどうですか、珍しいですよ」とオヤジさんは言われますが、M42のタクマーは基本的に買わないというのは今もまだ生きてます(買ったのもありますが)。
で、特に問題なさそうなのでこのレンズも買ってしまいました。

では、見て見て行きましょう。

小文字smcということで、後期タイプです。
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画角が180度ということで、フードはおろかフィルターも付けられません。

内蔵フィルターはY2、スカイライト、素通し、UV、O2の5種類です。
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なお、カタログでは内蔵フィルターは4種類となっているのですが、おそらく素通しをカウントしていないものと思われます。
ちなみに、前のSMCフィッシュアイタクマー17mm F4 は素通しがなく、更に初代のフィッシュアイタクマー17mm F4にはスカイライトフィルターがなかった模様です。(実物持ってないのでなんとも)

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素通しがあるのはデジで使う分には有り難いです(UVでも問題ないですけれど)。では何故K18mmF3.5には素通しを入れなかったんでしょうか……
なお、ざっと見た限りでは内蔵フィルターに大きなゴミ・カビはありません。

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O2をセットしてみると、このように見えます。

ゼラチンフィルターも差し込むことが出来るようになっています。「無くなった」と記載しているウェブサイトもありますが、ちゃんと存在しています。
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お尻から。絞り羽根は6枚。
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レンズロックピンをくわえ込む部分が楕円形状の穴になっていますが、ここがKレンズの前期というか登場初期のものと異なっているところです。
登場時はこの部分は溝になっており、レンズを装着した場合においてでも、その溝部分状態から水が浸入し易い事が判明し、外部とダイレクトには繋がっていない単独の穴を開けるように変更されています。
誤解の無いように書きますと、この改良は全レンズに対して行われており、このフィッシュアイレンズだけではありません。

K2DMDに付けてみました。
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普通に持つと、画角内に指が写り込んでしまいます。持ち方には十分注意が必要です。

いわゆる魚眼ではなく、対角線魚眼なので、超々広角レンズという感じです。このタイプの魚眼レンズは旭光学が世界初の発売で、レンズカタログでもそれを誇っていたように思います。但し、雲量調査等の学術調査には使用できないようでしたが。
K-1でも普通に撮れます(露出方式は絞り優先もしくはマニュアルになりますが)
ただ、出来ればA16mmの方が使いやすいかと思います。

レンズ構成: 7群11枚
フィルターサイズ: 内蔵(カタログ上は4種。スカイライト、UV、Y2、O2。これ以外に素通しもある)
絞り: 完全自動絞り F4 ~ F22
絞り羽根枚数: 6枚 
最短撮影距離: 0.2m
最大径 x 全長: 64.5 x 34mm 
重量: 234g
レンズキャップ: 専用メタルレンズキャップ
レンズフード: レンズ鏡胴一体式 
レンズケース: 専用ハードケース

別室ライカRのへや4本目/ELMARITE-R 135mm F2.8

i記事の順番が狂いましたが、松屋銀座のICSさんの中古市でのお話です。
で、買ってしまいました。
まだ使ってもいないのに更にレンズ買っちゃうんですよねぇ、困ったものです。

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入って直ぐ秀光さんのお店がありまして、以前であれば軽く流して行く(失礼)のですが、サファリを買ってしまったので、ついつい見てしまうのですよね。
すると、あるのです、135mm F2.8 3カムが。
180mm F4のエルマーRがあるじゃないの、しかも同じカラーで、と思い直すのですが、テツとはいえ50mmの次が180mmではちと長すぎる事、F4では暗いので明るい135mm F2.8がやっぱり欲しい、という欲求がありまして。

とあれやこれや考えてみるのですが、やっぱり48千円は高いです。望遠ではポピュラーな135mmなのに。

ということで初日は見送ったのです。まぁ残ってたら考えようと。
で、月曜日。
売れてました。
売れた、無くなっていた、となるともうイケマセン、あーやっぱり買っておけば良かった、と。

かくして、実は当たりを付けていたもう一つのお店に直行。
ありました。残ってました。お値段は一緒。

ということで、彼はあっさりとおうちにやって来たのでした。

サファリに付属していたレンズはいずれもドイツ(当時は西ドイツ)製でしたが、このレンズはライツ・カナダで作られています。
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MADE IN CANADA と彫られています。

正面から。
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フィルターサイズは、カタログではシリーズ7としか書かれていませんが、かぶせ式レンズキャップが65φとあるので最初62mm径かな?と思いましたが、調べてみますと55mmだとわかりました。

お尻から。
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絞り羽根は8枚。カムが3タイプ付いています。3カム以降のレンズでないとRシリーズでは開放測光が出来ないそうです。

フードは組み込み式。深さはまずまず、と言ったところでしょうか。
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足らなければ55-58ステップアップリングでタクマー用のメタルフードを使うという手もありますが、まぁ大丈夫…かな?

R3に付けてみます。
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カーキ色でないのが少々残念ですが、存在しませんのでまぁ仕方ありません。

と言う訳で、テツ用としてはこれで完成です。
日の出も早くなってきました。早く持ち出したいものです。

レンズ構成: 4群5枚
フィルターサイズ: 7 (55mm)
絞り: 完全自動絞り F2.8 ~ F22
絞り羽根枚数: 8枚 
最短撮影距離: 1.50m
最大径 x 全長: 65 x 91mm 
重量: 655g
レンズキャップ: 14089M  65φ(現物の記載) かぶせ式
レンズフード: 組み込み式 

CP+2019に行ってきました (本記事)

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雨の中、初日に行ってきました。久方ぶりの初日訪問です。
開場前に着いてしまうかな?と思いましたが、ちょっと過ぎたあたりに到着しました。恒例の入場証引き替えですが、とりあえず自分で登録したものでチェックして入場証をゲット。

会場入り口は1カ所のみ。一番奥まで歩きます。
で、入り口入って直ぐの左手が我らがリコペンブースでありました。

とりあえず、カメラ持って行くとシールもらえるとウェブサイトにあったので、早速見せようとして……どこでもらえるの?
結局解らなかったのでブースの人を捕まえて訊いてみると、ここ。
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キャンギャルではなく、社員の方でしょうね。
このお姉さんに我が長老KXを見せて、シールもらったのですが、なんだかなぁという代物。
リコー出身なのかな、全然興味なさそうで(解らない?)で、正直がっかり。
で、肝心のシールも結局はリコーとペンタの2種類しかないもので、つまり、ペンタを見せればペンタのシール、リコーを見せればリコーのシール、というものなのでした。
シールはA5サイズで、AOCOマークとPENTAX 100 YEARS OF HISTORY という白抜・黒抜、PENTAXのロゴ、K-1,KP,K-70,645Z,K-1 MARKII のロゴという、100年目のものにしては、非常に慎ましい代物なのでした。
だからもらえなかった人、たいしたものじゃありませんから(苦笑) フォーラム行ったらありそうな気も。

恒例のタッチ&トライ、今回はリコーGRⅢが主役です。結構並んでました。女性の方も結構いらしたようです。
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当方はパス。
しかし、昨年あたりからリコー、特にTHETAの占拠面積が大きくなっているような。

そして何気なく立っていたのがこれ。
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HD PENTAX-D FA☆ 85mm F1.4 !

上から覗いてみると、第1レンズは無く、ガワとレンズフードを出したもの、という感じです。
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今見てみると、このレンズ、ものすごくでかいブツです。
三脚座なしで大丈夫?という気すら起きます。少なくとも私の今あるカメラバックには入りそうもないですね。
お値段もぶったまげ価格にならなければ良いのですが…。

この後、接写してたおっちゃんが立ち上がるときによろけてこのケースにもたれかかってしまい、ガタガタとレンズとフードが転がりかけたのはご愛敬。私ですか?そんなへまはしません(が、ブレとピンボケ写真量産しました)

DA・FAレンズ群。
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FAリミテッド3姉妹は、HD化すると味付けが変わってしまって、変更できないとかいう話を何かで読んだような。

そのHDコーティングレンズ群。
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DA☆のHD☆への移行はもう少し手早く出来ないものなのでしょうか。まさか在庫が沢山あるので今発表出来ない、とか。
説明によれば、エアロ・ブライト・コーティング(DA☆55mm F1.4等)が最上級とのことですが、生産性が非常に悪い(プロテクトコーティング必須)ので、これに伍する性能でかつ生産性を上げる目的で開発されたのがHDコーティングだそうな。ペンタのウェブサイトにもグラフがありますけど、うーん。(大丈夫、私の節穴では区別できないレベルの話)

で、異彩を放っていたチームLimitedのブース。
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ホビーケースの中に、APやSP、ESII、SPF、K1000やらP30T、MXにLX、67IIといったカメラも並んでいます。

正直、ここが今回一番楽しかったところです。
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「これ、何か意味あるんですか?」
「全くありません! カッコ付けの為に作りました!」

きっぱりと宣言されました。有り難うございます。


「これ、レンズによっては当たりますよね」
「ええ、大きいレンズはアウトですからこれ、こうなってるんです」
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ホットシューを使って押さえている形になっていました。つまり何のことはない、タダのプレスカバーなのです。
とはいえ、これは意表を突かれました。

デジになってから、何か人と違うものを、という欲求に答えるすべがなかった。
カラバリもその手段だった。
KPで手始めにグリップを選べるようにして、カスタムモデルっぽくやってみた。
なら、もっと遊び心を前面に出してみたら?ということでやってみたそうです。

「それとですね、実はこのマウント座金が違うんですよ」
言われてみて初めて気がつきました。黒いのです。(写真はもろにブレてました)
「これ、さる時計メーカーさんのガワと同じものを使ってるんです」 
「レンズ付けちゃうと見えないので、オーナーさんしかわからないわけですね?」
「ええ、知る人ぞ知る、自己満足の極地ですよね」

「それと、このウォールナットも、さる高級車のウッドパネルに使われてるものなんです」
「なんか昔、LXのグリップでありましたね」
「今回、試しにこういうブロック作ってもらいました」
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「硬いですね」
「ええ、でも彫刻刀なんかでは削りやすいですよ」
……私、センス無いんです、スイマセン。

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「この、ブラックメタリック、最近こういうのないんですけど良いと思いませんか?」
「昔のK2なんかはこういう光沢のある黒ですよね」
「で、ここじゃわかりにくいんですけど、太陽光だと、反射によって色が変わるってのどうですか?」
「日産がやってましたよね」
「よく御存知で」
*この黒がそうであったか、今思い返しますとちょっと自信ありません(大汗)

「あの、リコーさんの社員の方ですよね、どこか別の会社とコラボとかではない?」
「はい、好き勝手やってますが、れっきとしたリコーの社員です」
「いっそ、あーだこーだ言われないよう、独立子会社になってみるのは?」
ちょっとそこはどうしようか考えちゃう、という感じでした。

クルマと同じで、ちゃんとしたしっかりしたものを買うけれど、だからといってお隣のクルマと区別が付かない様なのはいや、自分の好みでアレンジしたい、というのは誰もが持っている欲望なので、このアイデアはなかなかのものです。
とは言え、こういうのは鮮度が命。直ぐにやらないと中国人がやってしまいます、それも驚く程の安さで。
もうそうなるとこのマーケットは終わりです。
やるならさっとやって、中国がマネしてきたら止める、というくらいの割り切りが必要かな、と思います。(となると別会社は無理ですね)

結構ここで馬鹿話をしていたように思います。ちょうどKPオーナーの方がいらしたのですが、ものすごく興味を示していらっしゃいました。
「とても楽しかったです」とお礼を述べてこのブースを去りました。

なお、デジカメwatchさんにきちんとした写真(汗)と共に記事がありますので、是非。
     ↓
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/eventreport/1172528.html

ペンタのカウンター。空いてます(苦笑)
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HD化されたFA35mm F2を自分のK3に付けさせてもらいました。
ファインダーを覗いた瞬間、そのヌケの良さ、そのくっきり感に驚きました。なんせ、今回付けていったのはDA16-85ズームレンズですからね、そりゃ単焦点の方が勝ちますよね。
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で、FA35mmのピントリングゴムの代わりに、新しいHD-FA35mmのピントリングは嵌まりますか?という質問に、
「HD-FAはここにグリーンの帯が入るので、FA35mmと部品が違っている可能性が高いので、付かないかも知れません」ということでした。うーむ、残念。

ついでに、HD-FAのピントはフィルムに合わせているのか、CMOSに合わせているのかという質問については、FAと同じ、と言うことのようです。でも、多分CMOSでしょうね。なんせもうKマウントのフィルム一眼レフは存在していないのですから。

ということで、後はぷらぷらと会場を巡って、中古市とアウトレットブースへ。

ペンタのブースで買ったのは、K-1オリジナルストラップ(1000円)と、オート接写リングKセット(1万円)でした。
他の人の話を聞いていると、一番のお買い得は双眼鏡だったようです。理由は(ry
絶版アクセサリーの投げ売りとしては、K10D・K20D用リチウム電池500円、レンズフロントカバー300円、ホットシューカバー(ファインダーキャップと一緒になっているアレ)100円、その他Qシリーズ用のキャリングケースなどが放出されてました。
大物では67レンズ、でしょうか。さすがに67レンズは、ねぇ。

中古市はいつもの如く。
なんせつい先日まで松屋でやってましたので、もうお腹いっぱい。
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オリンパスPEN EE等のコンパクトカメラはこういう貼り替えをやっても似合いますね。もはやカメラというよりアクセサリーですが。花柄とか、木目調なんか良いと思ってしまいます。
一眼レフはちょっと、ですねぇ。

ということで、私のCP+2019は無事終了しました。土、日行かれる方は是非、頑張って下さい!


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第41回 世界の中古カメラ市/松屋銀座

所用で東京におりました関係で、本日久方ぶりに行って参りました。
平日の午後だというのに、そこそこ人が入っておりました。中国人のバイヤーも見かけました。彼らは何を買っていってるのでしょう?デジ一?高性能レンズ?
正直、彼らのところに行ったら最後、二度と戻ってこないので、ある意味危機感はあります。
ソウルの南大門にあったカメラ店はどうなっているのか、正直興味はありますが。

ICSさんのトップページに案内があります。
http://ics1972.jp/
結構、私の知らなかったカメラやさんが増えています。

さて、いい加減くたびれていたのと荷物を引きずって歩いてましたのでかなりいい加減なネタですが。

*FA☆80-200mm F2.8 ED かなり値段がこなれてきました。後継のDFA☆80-200mm F2.8が登場してるのでどうしてもそうなりますよね。タマ数も片手ほどあったと記憶しますので、比較出来そうです。
*FA☆200mm F2.8 ED 後継のDA☆が出ているにもかかわらず、全く値段が下がらなかったこのレンズですが、若干下がっている様に思えるのですが、その理由はいずれもフードがないものでした。現行DA☆がHD化されたら少しは動くのでしょうかね。
*FA☆400mm F5.6 ED 1本ありました。でもめちゃ高い。
*FA☆85mm F1.4 数本ありました。これも結構下がってます。メンテが難しくなっている為でしょうか。
*F135mm F2.8、 FA135mm F2.8 何本かありました。今まで中古市では見かけてこなかったレンズです。これもメンテの問題から見切られたのでしょうか。
一方、オーソドックスなK135mm F3.5が見つけられませんでした。値段が付かなくなってきたのでしょうか?
*K28mm F2 数本ありました。8万円程度のものと12万? お一人の方がチェックされてましたがさて。
*K18mm F3.5 私同様の小文字smc品。K15mm F3.5 1本。小文字でしたの非球面ではありません。
*Aフィッシュアイ16mm ちょっと悩んだりしてw でも8万円はないかと。

*UCヘキサノンARズーム80-200mm、UCフィッシュアイヘキサノンA15mm うーん……

*サファリ買ったので、今まで全く気にしなかったライカを注意して見る様になりました。
が、なんでRボディあんなに高いんですかねー。メンテ済み?Rレンズも大して安くありません。
うーむ、買う時期が遅かったかなぁ、まぁいいや今のラインアップでがんばってみましょう! 来月の東京でなら、もう使えるかな?
一方、Y/CマウントのZEISSレンズは一部を除き下がってましたね。まぁ妥当な話なのですがオーナーとしてはちょっと、ですね(苦笑

今度の週末は父の四十九日法要、週明けには再就職先の仕事説明と雇入れ時の健康診断を受けるので、最終日にまた見に行ける……かなぁ。

2019/2/25 追加更新
行ってきました。
買ってきました。
詳細はまた別途。

番外編その2 PENTAX A3 DATE Limited ジャンクボディ

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今さらのA3 DATE Limitedで、しかもジャンク扱いの個体です。部品取り、用となっていたものをゲットしたものです。もちろん、私の事ですから、分解してパーツを取るためではなく、付属品が目当てだったのです。
*ボディキャップは付いていませんでした。

ブツを見たときに「おっ?」と思ったのは、この緑色のストラップAが付いていたこと、そしてファインダーにはこのLimitedモデル専用のアイカップがちゃんと付いていたことでした。
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ノーマルのA3/A3 DATEに付属していたのは当然ながら黒のストラップAアイカップPでありましたが、このLimitedモデルはどちらも専用品でありました。(アイカップPではなかったのは、私のバイブルの一つであります、『私はペンタ党』のサイト主であるつんつんさんのブログで知りました)

ということで、探し始めたのですが、元々のA3 DATE自体がマイナーな機種であり、更にそのスペシャルモデルとなりますと、本体ですらまぁ滅多にお目にかからないものなので、絶望的なブツでありました。
と言っても、実際に使うモデルではなく、単なるコレクションなのでそうシャカリキになって探す程のものではありませんでしたが。

ということで、これを見つけたときは思わず「出た!」と叫んでしまいました。しかもストラップまで付いていて、しかもその色は緑色! ストラップも専用品だったとは思いませんでした。
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で、チェックしてみますとモーターは廻りますが、ミラーは動作しない状態でした。不人気モデルだったことと、直す人も少ないのか修理出来るモデルとなっているようですが、なんせ別に完動品(のはず)があるので、正直2台も要らないのですけれど、付属品がなんと言っても超ド貴重なもの!
お値段はジャンクとは思えない価格でしたので、どうしたものか暫く悩みましたが、結局彼はウチにやって来ました。

まずは当家にいるA3 DATE Limitedとの記念撮影。
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ちなみに後ろに控えているのが、今回やって来たジャンク品です。

この後、直ちにパーツを入れ替えて、出来上がりです。
*ホットシューカバーはこの時代にはまだ存在していなかった事もあるのでしょう、ボディ側が特殊な形状をしている為に現在入手出来るFKだと隙間が空きます。
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なお、スペシャル品であるアイカップですが、ノーマルのアイカップPより収まりは悪いです。
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何やらフックのようなものとクリップらしき仕組みがあるのですが、全く役に立っていません。むしろ逆効果?
つんつんさんもブログでこのイミフなアイカップについて「謎」と評していらっしゃいます。
ぶっちゃけ、ノーマルのアイカップPを填め込んでいた方が無難です。

HD PENTAX-FA35mm/HD PENTAX-DA☆11-18mm/発表されました

昨年のCP+で発表されたDA☆ズーム、HD PENTAX-DA☆11-18mm F2.8 ED DC AWと、コーティングをSMCからHDに更新した伝統のFAレンズ HD PENTAX-FA35mm F2 がリリースされました。

HD PENTAX-FA35mm F2
http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2019/20190131_026442.html?_ga=2.202352151.782241817.1548945119-451778844.1441187944

HD-PENTAX-DA☆ 11-18mm F2.8 ED DC AW
http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2019/20190131_026443.html?_ga=2.32080824.782241817.1548945119-451778844.1441187944


①FA35mm F2

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レンズ構成などの基本部分は現行smc PENTAX-FA 35mm F2 ALと変わっておらず、コーティングを新しいHDに切り替え、更に第1レンズにお馴染みのSPコーティングを施したところが今回の一番のポイントでしょう。
従って、6枚目の一番お尻側のレンズは今まで通りの非球面ALレンズであり、リリースレターにも明記されているのですが、製品名称からは落とされてしまいました。 昔、EDレンズを使ってるのに名乗らなかったレンズ達が居ましたよねぇ……さて、どういう理由でALを外したのか、CP+で訊いておきたいですね。

で、21世紀のこの御時世に、「絞り環を継続した」レンズが本当に出てくるとは(いや、コシナさんが特定のシリーズで継続してますけど)。
とはいえ、私は予想しておりましたし、そう希望していました。
実のところ、これは私の個人的な推測ですが、「残したくて残したものではない」という、やや後ろ向きな理由によるものではないでしょうか?
すなわち、絞り環を廃止すると、この部分を丸ごと新規で作り直さねばならず、当然外装までひっくるめて全面変更となり、相当の投資を必要とすることになります。市場投入も遅れます。
そのデメリットを嫌って、とりあえず今まで通りのもので出してきたと。
もちろん、一部のそれほどコストに影響しない、あるいは逆にコストダウンが見込める部分は変えてきた、のでしょう。

こうなると、ユーザーとして気になるのは旧FA単焦点レンズ群の復活はありえるのか? という点です。
FA35mmF2ALは、今までずっと作られていたために製造ラインは健在でしょう。この点で見ると、同様な位置にいるのはFA50mm F1.4のみです。
ユーザーサイドで期待するのはFA20mm F2.8、FA28mm F2.8ALFA50mm F1.7FA135mm F2.8というラインアップで、年季の入ったユーザーからするとかつてのラインを彷彿とさせるものになるのですが、なんせ彼らがディスコンになってはや10年。これを復活させるというのは事実上の新規と同じことになりそうです。
うーん、かなり難しそうです。

外装面でいうと、旧FAレンズ群で心配なところが、あの硬質ゴムを用いたフォーカスリングであります。今回のこのHDレンズの部分は、既存のsmcレンズと互換性はあるのでしょうか?基本ラインを弄っていないということから、互換出来るだろう、とは思いますけれど。
つんつるてんの無機質な旧タイプと先祖返り的な凹凸を持つ新型のピントリング。個人的には新しい方がレンズらしくて良いと思います。

もう一つ、デジ一とフィルム一眼とでは、ごくごくほんの僅かですがピントの位置が違う、と言われています。従ってフィルム一眼に合わせるのか、デジ一のCMOSに合わせるのか、ですけれど。さてこのレンズはどっちに合わせてあるのでしょう(普通はデジでしょうねぇ)?
とはいえ、絞りリングの存在は朗報です。フィルムカメラでもHDコーティングの効果を見ることが出来るのですから。

そして、レンズフードの型番が変わっています。smc PENTAX-FAレンズの方はPH-RBA49ですが、今回のHD PENTAX-FAレンズはPH-RBG49と記されています。
さて、どこが変わったのか? かつて、DA Limited レンズ群がsmcからHDに変わったときは、フードにレンズ名が入っていたために型番が変わることになった訳ですが、今回PH-RBA49を見てみましたが、レンズ名は入っていません。取り付け方法を弄った?いや、そんなことをすると、外装部分の再設計が必要になるので……

→困ったときの八百富さん。さっそく記事になってます。

https://www.yaotomi.co.jp/blog/used/

どうやらレンズ本体もひっくるめて塗装が変わったようでして、その為新しくなったようです。まずは一安心。

それと、smc PENTAX-FAとHD PENTAX-FAとの違い、重量が2g軽くなっています。smcレンズは本体195g、HDレンズは193g。さて、どこが変わったんでしょう?

ということで、35mmレンズのリニューアル第1弾(既に645レンズでリニューアルされたレンズがあります)はかつてのトップスターFA35mm F2でした。
ヨドバシでの価格は税込\48,600+10%ポイント、となっています。
なお、旧レンズは販売終了となっており、流通在庫のみのようです。まぁ、このレンズの場合は素直に新しい方を買った方が良いんじゃないでしょうか?

②DA☆ 11-18mm F2.8 ED DC AW

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DA☆16-50mmDA☆50-135mmとこのレンズとを合わせて、F2.8通しの大口径ズームレンズ群となるのだそうで。
といっても、他の2本はそろそろリニューアルが必要なベテランレンズなので、同列に並べて良いのかなぁという気もします。
APS-Cレンズなので、超広角レンズでありながら小型……ですが、それでも結構な大きさです。
まぁフルサイズだととんでもない大きさとお値段のレンズになりそうですけど。
このレンズもメーカー希望小売価格(オープン価格ではない)は\210,000とスターレンズらしく超高級価格であります。ヨドバシでは税込\180,900というお値段だそうで。

風景用(というか、天文用途では?)レンズとして、レンズクランプが組み込まれ、予期せぬレンズの動きを押さえられるようになっているのはマクロレンズ以外としては珍しいかと。
私は用途的に見て、このレンズは買わないと思います。多分買わないんじゃないかな、いや、買えないんじゃないかなぁ(苦笑


さて、CP+2019まで残りわずか。今回の目玉は果たして何?

別室ライカRのへや 3本目/ELMARITE-R 28mm F2.8 safari color

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ちょっと投稿の間隔が空いてしまいました。
とりあえず、今回購入したセットの最後となります、サファリカラー唯一の広角レンズ、エルマリートR28mm F2.8であります。


フィルターサイズは取説によればシリーズ7とありますが、例によって何のことやらでして、ライカ独特のサイズ、48mmであります。
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写真でもお解りのように、第1レンズが思い切りクリクリっとしています。レンズの大きさは違いますが、SMCタクマー/SMCペンタックスの35mm F3.5 のような感じです。

お尻から。
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F2.8 ということもあり、第8レンズは結構大きいものが嵌まっています。
絞り羽根は6枚。

例によって " LENS MADE IN GERMANY " の表示。
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レンズ先端にあるピンが目立ちますが、これは専用角形フード(12509) の位置決めのためのものです。

で、このレンズもまた、取説の本文と巻末のレンズシステム表とでは重量が違っています。どっちが正しいんだか(嘆息

R3に装着してみます。
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さて、先にも書きましたとおり、このレンズのフィルターサイズは48mm とちと特殊なサイズであります。間違って買ってしまったkenkoのスカイライトフィルターがあったはずなのですが、探すと出てこないのはマーフィの法則の通りでありまして、マルミのステップアップリングを使って49mm のフィルターを使うことにしました。
49mmであれば、ペンタのPH-SB49が使えるからです。なお、カタログによれば48→52というステップアップリングもあるそうなのですが、自宅近くのヨドバシの店頭では発見できず、48→49を装着しました。
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さて、引っ越し荷物を引っかき回したところ、これまたPH-SB49が出てきません(汗
代わりに出てきたのは、タクマー28mm F3.5用のメタルフード。
で、上の写真でもお解りのように、ステップアップリングとSMCフィルター49mmの外径はドンピシャです。ということで、作戦変更。タクマーフードを付けてみました。
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この通り、無事付きました。

まぁとりあえず、これでいいかと。
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フィルター2枚掛けみたいな感じですが、偏光フィルターの場合も似たようなものですし、タクマー用メタルフードはレンズ鏡胴の外側に填め込む形なので、根拠はありませんがケラレは大丈夫だろうと楽観していますw

ようやくこれで、準備は整いました! 
が、季節は既に冬。寒いです。来春までお預けになってしまいました……

2019/1/5 追加更新

純正フード、ゲットしました。
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タクマー用フードで行こう、と考えていたわけですが、何の気なしに入ったお店でこれが並んでいて思わず買ってしまいました。「付いてたんで良ければ」とフィルターも入ってウン千円ならまぁ……

フード本体はHama角のような感じです。材質は硬質プラのようです。口金部は金属みたいですが。
ダイヤルのようなローラー部分は、最初フードを固定するために締め付ける類いのものかと思っていたのですが違いました。考えてみれば、レンズ本体に位置決めピンがあるわけですし。で、このローラーは偏光フィルターのリングを廻すためのものでありました。FA☆レンズのスロットインフィルターの偏光フィルター用ユニットにも同じようなグリグリするためのローラーがありますが、あれと同じです。

ちなみに付いていたフィルターを見てびっくり。取り付け用ねじがないのです。つんつるてん。
ライカをお持ちの方はとっくに御存知なのでしょうけれど、当方はお初なので知らなかったのです。
ではどうやってレンズに固定化するのか、というとフードに落とし込んでおいて、そのフードをレンズに取り付けると、フィルターはレンズ先端とフードに挟まれる形で固定されると言う訳です。ちと驚きました。

なお、このフードにはレンズ先端のピンを誘導する溝が掘られてあるのですが、48→49ステップアップリング+フィルターの2枚重ねをしても問題はないのか?と一瞬思いましたけれど、案じるより産むが易しでやってみたら全く問題なく納まりました。
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さぁて、純正フードで行くか、当初の予定通りタクマー用メタルフードの流用で行くか、悩ましいところではあります。



レンズ構成: 8群8枚
フィルターサイズ: 7 (48mm)
絞り: 完全自動絞り F2.8 ~ F22
絞り羽根枚数: 6枚 
最短撮影距離: 0.30m
最大径 x 全長: 63 x 40mm 
重量: 275g (レンズシステム表による:同じ取説の本文内では265gと書かれており、10gの違いがある)
レンズキャップ: 14172/51φ (現物の記載)
レンズフード: 12509 専用角形フード (49mmにステップアップしてしまえば汎用品や他メーカーのフードが使用可能と判断します) 


2019/1/5 追加更新
写真2枚と本文記事を追加しました。

ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません

出張から帰ってきて、持ち出していたPCを再セットして立ち上げ、ほぼ満杯になっている2TBのHDDから3TBのHDDへのデータを移し替え作業を再開しよう、としたところ、タイトルのような警告が!

再起動してもダメ。
PCを変えてみても駄目、どちらでもローカルディスクE:と言う名前で存在する(これは今までの表示とは違います)のですが、アクセスしようとするとタイトルのように「E:¥にアクセスできません」となるのでした。

あははははははははははは

いやー、このところ、やることなすこと全部おかしい、もう涙目。

撮影データそのものはまだSDカードに残してありますし、既に1/3程度は移動していたのですが、その他のデータはそのままでして、これらを考えますと最悪なことに。
早速ググってみると、原因とその対処法が出てきます。

原因として想像できるのは、熱暴走することが多く、その場合は力業でコンセントを抜くしか無かったこと。
それから2TBの容量をほぼ全部使っていたこと(残り2GBくらいだった)。

まずはコマンドプロンプトでchkdsk E: と入力してディスク全体を見てみると、?ほぼ2TB全部出てきます。異常ない?どういうことだかわかりませんが、とりあえず大切なデータそのものには殆ど問題は無いように見えます。

ということで、まずは無料のFinal Dataお試し版というソフトを用いて中身を見てみますと、どうやら全部、フォルダーごとに存在しているようです。ならば、ということでそのまま正式版を購入して速攻で救出作業開始、現在のところデジカメデータは全部救出して移動完了、他のデータを現在移動中であります。

なんとかなりそう……かな?

2018/11/25 追加

データのコピーも終了したので、Eドライブをchkdsk E: /fという指示でチェックを掛けてみました。
およそ1時間?程で出てきた答えは、「不良セクタ 0」というものでした。まぁ不良セクタが無かったことは非常に助かったわけですが、さてそうなると?

で、Eドライブは?というと、元の名前が復活しています(今まではローカルディスク(E)でした)。これはいけるか?とアクセスしてみると、「Eドライブにアクセスできません」と同じ答え。

ただ、今回はPCが正式名で認識しているHDDにアクセスできないということは、今までにあった「フォルダの所有者が何故か変わってしまっている」トラブルと酷似しています。ということで、Eドライブのプロパティからセキュリティへ行きますと、所有者がAdministratorになってしまっています。原因はこれでした。
ということで、これを変更すると、一斉にEドライブの全フォルダーのチェックが走り出しました。
ざっと2時間ほどでチェック完了。
無事、アクセス出来ました。
その後、もう一度、全フォルダの確認を行いましたが、大半のフォルダに「アクセス出来ません」とエラーが出るのですが、「続行しますか?」をクリックしますとサーチが走り、フォルダが開いて行きますので、全フォルダをチェックして、ようやくこの騒ぎは終了したのでした。

結果から言うと、別に復旧ソフトを購入して使わなくともコマンドプロンプトからのchkdsk で復旧できた可能性が高かったと思われます。とはいうものの、結果論なので損したとは思いません。

カメラネタとは直接関係無い話でしたが、忘備録として残しておきます。

2018/12/22 追加更新

今朝、また再発しました。
「E:¥にアクセスできません」ですが。
今回は、もう最初から chkdsk でスタートです。で、今回も不良セクタはなし。
修正が完了してもアクセス出来ませんが、例によってセキュリティに行くと当方のユーザー名がまた消えていましたので、これを追加。
各フォルダーのチェックが始まって完了後無事復活です。

なんでこうなったか考えますと、ひっかかるのはwindows updateです。ただ、パッチ適用後再起動してるわけで、その時点では異常がありませんでしたので、直接の原因ではなさそうですけれど……
よくわかりません。








別室ライカRのへや 2本目/SUMMILUX 50mm F1.4 safari color

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公私とも色々ありまして時間が経ってしまいました。
ようやくの標準レンズ、ズミルックス50mm F1.4 の出番であります。
まぁ既に何度もR3ボディと一緒に写ってるのですが、そこはご勘弁下さい。

標準50mmですが、フードは内蔵となっています。フィルターはシリーズ7とありまして、これだけだと何のことやらわかりませんが、レンズキャップにはE55の文字があり、普通の55mmサイズのものがそのままつきます。
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フードを伸ばした状態。
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このレンズもそうでしたが、手元に来た時には焦点距離を表示している黄色のインキが盛大にはみ出ておりまして、爪でカリカリと擦って綺麗にしています。
メンテナンスの時にそうなっていたのか、あるいは元からそうであったのか、熱その他の要因でインクが膨張してそのような事態になったのかは不明です。

後ろから。絞り羽根は6枚です。
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黒染めはされていません。マウント自体は電子接点も無いプレーンなものです。

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このレンズも " Made in Germany " の表記です。ライツはZeissとは違うポリシーなのでしょう。

R3に装着した姿。フードは伸ばしています。
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正面から。
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R3サファリのセット?には、このズミルックスの他に有名なズミクロン50mm F2 を装着したものがあります。持っていないので差が解りませんが、そのズミクロンは私が言うのもおこがましいんですが、非常に有名で検索すると賛美の声が載ったものが沢山出てきます。一方、このズミルックスはその陰に隠れてしまった?のかあまりコメントされておりません。まぁ私の節穴では差が解るとは思えませんけれど。
で、日本語カタログを読むと「1m以遠の画質はズミクロンと同等で、さらに一段明るい開放絞りをもち、したがって報道写真やポートレートに最適です」とあるのです。最短距離付近ではズミクロンの方が上と言うことでしょうかね。まぁテツの場合にはまず使わない距離ではありますが、何となく語るに落ちているような気もします。

ペンタでも55mm F1.8は名玉扱いされている(コストパフォーマンスが高い)のですが、50mm F1.4は今ひとつの扱いなので、似たようなものかも知れません。

ま、何はともあれ撮ってみないといけませんね。

レンズ構成: 6群7枚
フィルターサイズ: 7 (55mm)
絞り: 完全自動絞り F1.4 ~ F16
絞り羽根枚数: 6枚 
最短撮影距離: 0.50m
最大径 x 全長: 67 x 47mm 
重量: 460g
レンズキャップ: 14289/E55 (現物の記載)
レンズフード: 組み込み式 

別室ライカRのへや 1本目 ELMAR-R180mm F4 safari color

ライカRのレンズです。例によって望遠から、エルマーR180mm F4であります。

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清水商会さんで最初にR3サファリセットを発見したとき、気を惹かれたのはまさにこの180mm F4 がセットの中に入っていたから、と言っても過言ではありません。テツである私としては、まず何よりも望遠レンズなのです(苦笑)
仮に、標準レンズだけのセットであったら、あるいは標準+広角の組み合わせだったら……きっと手に取ることは無く、今回も手を出さなかったことでしょう(本当?)。

疑問としては、何故サファリセットに入ったのが180mmなのでしょう? 28mm、50mm、そしていきなりの180mm?
普通に考えればエルマリートR 135mm F2.8ではないでしょうかねぇ…
サファリだから135mmじゃ弱い? さりとてテリートR 250mm F4ではデカくなりすぎ?
まぁいいんですけれどね。

さて、それでは見ていきましょう。
まずは正面から。フィルターサイズはE55/7 とありますが、普通の55mmサイズであります。
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フィルターは、ヘキサノンARからKenkoのHMCスカイライトWPを召し上げて装着しています。

お尻から。当然ながらマウントそのものには電気接点も何もありません。
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絞り羽根は8枚です。ボディとの連動方式は3カムと呼ばれるタイプ。
この後、ミノルタXD同様のシャッター・絞り両優先機能を持ったR4がデビューし、以降R7までこの3カムレンズが対応するボディであります。(もちろんR8/R9でも対応出来ない機能があるだけで使用は出来ます)

このレンズは(西)ドイツ製。
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この時代、ドイツは東西に別れておりましたので、Carl Zeiss のY/C レンズの場合、ドイツ製にはWest Germanyと有り、同じく東ドイツにあったPENTACONのレンズにはGerman Democratic Republic という銘が入っていましたが、Leitzは違っているのですね。

フードを伸ばした状態。
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フィルターサイズが55mmということから想像出来るとおり、結構ひょろ長いスタイルです。

カメラに装着した姿。
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このレンズは携帯性を考えて作られたようで、日本語の取説によれば他にエルマリートR180mm F2.8 とアポ・テリートR180mm F3.4 の2本が存在しています。性能を追求するならそっちを是非、と言うことなのでしょう。
その日本語版には誤訳?なのかおかしな文章があります。
「(前略)画像再現の能力がエルマリート-R180mmレンズと同等だからです。望遠レンズからはもはや何も期待できないような、まったくすばらしい描写を示します。(後略)」
意味が通じますか?どういうことなのでしょうね。頭に「他社製の」という言葉でも入るのなら理解できますが…?
それに、多分お値段のランクが全く違うはずの180mm F2.8 エルマリートと性能が同じだったら、エルマリートの立場がないですよね(苦笑

というしょうもないツッコミは置いておいて、どんな絵を出すのか早く撮りに行ってみたいですね。

レンズ構成: 4群5枚
フィルターサイズ: E55/7 (55mm)
絞り: 完全自動絞り F4 ~ F22
絞り羽根枚数: 8枚 
最短撮影距離: 1.80m
最大径 x 全長: 65.5 x 100mm 
重量: 570g (レンズシステム表による:同じ取説の本文内では575gと書かれており、5gの違いがある)
レンズキャップ: 14089M  65φ(現物の記載) かぶせ式
レンズフード: 組み込み式 

第75’号 PENTAX K-1 MarkII Limited Silver

東京への出張の帰りに引き取ってきたわけですが、なんせ引っ越しが控えておりましたので、その時点で開けることは危険(今もまだ段ボールの全部は空いてません)でした。
どの段ボールに入れられたか、またそれが入った段ボールはどこに置かれているのかが解りませんので(苦笑

というわけで、無事見つかっておりますのでようやくお披露目(というか、自分も落ち着いてみるのは初めて)
こういう状態で、フォーラムから引き取って参りました。
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ま、箱の中身は特に変わっておりません。

「これ、ついていたバッジですので」
「II に変わったんですよね」
いらないから捨てて、という人はいなかったんだろうか?という気がしますが、聞きそびれました。
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ピントきてません…

そのMark II を示す新しいバッジ。
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底面の情報シールもMarkII に変わっています。
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ファームウェアはK-1 MarkII であることを示しています。
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何やら反射してるのは気にしない……

当たり前と言えば当たり前ですが、K-1 MarkII の取扱説明書がついてきました。
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ソフトウェアが入ったCD-Rも同じく付属してます。

もう一つ、封筒に入っていたものがこれ。
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リコーイメージング高橋社長からのグリーティングカードでした。
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「長らくPENTAXのフルサイズ機をお待ち頂いた上に、いち早くPENTAX K-1をご購入頂いたお客様に、感謝を込めて本サービスを企画させて頂きました」
えー、感謝企画だったの、これ? という気がしてしまいますが、ある意味、ユーザー層が限定的なペンタだからこそ出来たことかもしれません。
税込54,000円を高いとみるか、安いとみるか。仮にK-1ユーザーをフォローせずにMarkII を出した場合、ユーザーがどう反応するか?昔のフィルムカメラよりは「道具」感が増したデジカメではありますが、こういうことをしてもらった方が愛着は湧くのではないかと思いますね。

とりあえず、の姿(ストラップ復活してません)
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同じA50mm F1.2 付けるのも芸が無いと思いましたので、ちょっとLX2000からお借りして。

このアップグレードサービスは予定通り本年9月30日受付分をもって終了したとのことです。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/k-1/upgrade/?_ga=2.221310746.304588168.1538981381-451778844.1441187944
こういうものは通常、締め切りが近づくと応募が増えるものですが、どうだったんでしょうか。どれくらいの個体が持ち込まれたのか、その割合はどの程度だったのか?(まぁ絶対教えてくれそうもない話ですね)
ちなみに、私が引き取りに行った時に、K-1を持ち込まれた方がいらっしゃいましたが。
私の場合、2ヶ月より10日ほど早く完成のご連絡を頂けたのですが、9月末に持ち込みされた方だと11月末?
京都の紅葉には間に合わないですね…

さて、これでオールドレンズのチェックが可能になったわけですが、部屋の中がまだ片付いてませんので余裕が出来ません。なんとか年内にはすっきりさせたいところです。

Kodak/エクタクロームE100(G)再発売 10/26!

Kodakがエクタクロームを再発売すると言うニュースが流れて、その後さっぱり続報が無かったので、ホントにやるのか、その予定でしたが残念ながら……となるんじゃないか?と言う疑心暗鬼状態でありましたが、先月末の9月25日にEastman Kodak とKodak Alaris社連名でリリースが出ました。

https://www.kodak.com/US/en/corp/Press_center/New_EKTACHROME_Films_to_Begin_Shipping/default.htm

これを受ける形で、日本のコダックアラリス社もコダックジャパンと連名で下記リリースを9月26日に出しています。まぁ日本語訳、といったところです。

http://www.kodakalaris.co.jp/about/press_release/pressrelease_20180926-1/

今回発売されるのはエクタクロームE100 35mmフィルム36EXの1種類であり、今年10月に発売予定であるとのことです。

そして、追っかけで9月27日に、8ミリスーパー8用エクタクロームの受注を開始します、16ミリ用エクタクロームは今年の年末頃の予定である、というリリースをまた出しています。

https://www.kodakalaris.co.jp/images/pressrelease_20180927.pdf

さて、いくつか疑問が出てきますが、皆さん考えることは同じようで、コダックアラリス社がリリースの中で「詳細はこちら」とリンクを貼ったKodak Alaris社のFAQにその答えがあります。

http://imaging.kodakalaris.com/sites/prod/files/files/products/Ektachrome_FAQ_Final.pdf

まず、

*エクタクロームって色々あったけど、今回復活するのはどれなの?
→E100Gをベースにしてます。ニュートラルカラーで、彩度が少し広がって粒状性も向上しました。
(まぁそう書くでしょうね、普通は。問題は原材料がかつてと同じものが入手出来たかどうかにかかってます)

*現像方法は?
→現在、E-6現像を取り扱っているところで現像すべきです。スマホのアプリ・プロラボ情報にE-6現像取扱店のデータを追加する予定です。

日本では2013年をもってE-6は終了しており、以降富士フィルムのC-56による現像で対応してきたのが実態です。なお、C-56で問題なく現像できます

で、その次の質問で
*E-6現像処理も復活させるの?
→Kodak Alaris社で検討中です


(というわけなので、少なくとも日本においては富士のC-56現像に引き続き頼らざるを得ない状況かと。

原材料の世界では、最終製品が無くなってしまうと、それに使われていた原材料もまた運命を共にしてしまうことがありまして、特に生産ロットと消費量とのギャップが激しいものは危険です。そんな薬品をE-6が使っていたかは知りませんが、そう言うものがあった場合、復活させるのはかなり難しいことになりそうです)

*ダイレクトプリントは復活するの?
→需要がなかったので、ずっと前に既に廃止されてます。他にやりようはあるし、復活はないです。

*ブローニーフィルムや大判カットシートフィルムは復活するの?
→可能性は極めて高いけど、いくつか追加開発しなければならない状態です

(やるともやらないとも言っていません。この辺は36EXの売れ行きを見てからのことになるのでしょう)

と、まぁ疑問点はおよそ語られたかなぁと思います。
さて、どれくらいのお値段でマーケットに出てくるか、注目です。

かく言う自分は、今年は一度もフィルムカメラを持ち出しておりません。
冷蔵庫にエクタクロームはまだ残ってたような気も(汗

2018/10/19 追加更新

10月18日付でコダックジャパン・コダックアラリスジャパン(株)の連名で、発売日のリリースがありました。


http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/2018/1018.shtml


エクタクロームE100は10月26日より販売が6年ぶりに復活、同じくエクタクローム スーパー8 50ftカートリッジも10月26日からとのこと。

35mmサイズは大手量販店並びにプロフォト写真用品店、オンラインストアとのことで、既にビックカメラが1840円+198ポイント、ヨドバシでは1本1990円+199ポイントというお値段で、ナショナル・フォートでは1810円で予約を受けています。

で、スーパー8フィルムの方は、「供給面での問題から販売ルートはYahoo! ショッピングサイト内の「コダック モーション ピクチャー 【公式】 オンラインショップ」にて先行限定販売(おひとり様5個まで)」とのことです。

気になる現像の方は?
(引用)
現像サービスについては、コダック ジャパンおよびコダック アラリス ジャパンでは行っておりません。対応可能なスチル写真向けプロフェッショナルラボや国内外の8mmフィルム現像会社をお調べの上、直接お問い合わせください。

ということですが、日本国内では先に書きましたとおり一旦終了してしまっていますので、コダックがE6現像を復活させない限り不可能な状況は変わっていません。富士頼みです。

シネ16ミリ用フィルムについては、状況に変化はありません。

1本1800円か……

別室ライカRのへや LEICA R3 SAFARI SET

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買ってしまいました。
此後に及んで、またもやマウントを増やしてしまうというのは非常に考えものなのですが。

ということでライカです。ええ、MマウントでもLマウントでもありません。
ライカはライカでも一眼レフ、Rマウントであります。今さら、であります。

実はこのカメラ、何度か購入を考えたことがありました。
初の見参は銀座。いつもの清水商会さんにこのサファリセットが出ていたことがありました。
専用アタッシュケースに、R3サファリ、レンズは28mm,50mm,180mmの3本がアクセサリーもセットされてお値段は確か38万円。
頑張れば買えない価格ではありませんでした(!?)が、当時はペンタのコレクションの真っ最中でもありましたし、もう一つの趣味でお金が飛んでゆくときでもありましたので、ぶっちゃけ余裕はなかったのです。
ですが、このセット、ずっとずうっとお店に展示され続けました。少なくとも1年、いや2年くらいあったように思います。
そんなある日、私はついに意思を決めて店頭に立ちました。買うぞ、買っちまうぞ、と。
「すみません、あの、ライカR3、見せて下さい」
出してもらって見ると、ちょっと予想とは違ってました。
そして何よりも、触った時に、何故かあの高揚感が起きないのです。なんかしっくりこない。
そして露出計が狂っていたことも私の気を削ぐのに十分でありました。
かくしてこのセットが私の手元に来ることはありませんでした。そして不思議なことに、その後まもなく店頭から姿を消してしまいました。
消えたとなるとやはり気になります。
「あのサファリ、売れちゃったんですか?」「ええ」

そしてそれからまた数年。
ICSさんの中古市(確か松屋銀座)で、喜久屋カメラさんのブースにこのカメラはありました。ボディ+標準レンズのセットだったか、他にレンズがついていたのか覚えてませんが、確かお値段は「勉強します」で30万円だったと記憶します。
ですが、やっぱり気乗りがしません。少し考えた末、「すみません、どうも有難う御座いました」と丁重にお礼を述べてブースを離れました。

「R3サファリ?ああ、あれ……アレは止めといたほうがいいと思うよ。欲しいの?」
時は流れて有楽町交通会館でのICSの中古市。ご自分の店が出していたR3サファリについて訊いたみたところ、三共カメラさんの親父さんはそう答えたのでした。
確かボディのみのお値段で68千円だったと思います(我ながらよく覚えてますよね)。まぁオススメじゃない、ということなのでしょう、逝かれるとかなりの金額がかかるからねとのことでした。
またボディのみであったことも私が手を出しにくかった理由です。Rレンズ、当時は高かったですからね。
(今でも結構な値段です)

そして時は流れ流れて2018年。場所は新宿タカシマヤでのクラシックカメラ博。
UCヘキサノンARズームがあるなぁ、あれUCヘキサノンAR400mm F5.6もあるねぇ、とか、LX減ったなぁ、FA☆28-70mmF2.8も安くなったねぇとか他の店も冷やかしていったのですが、特に買うものなし。
さぁて、じゃあこれで帰りましょうか、と最後の最後で振り返ったところ、私の目に飛び込んできたものがありました。
目の前のそのお店の角に「自慢の一品」的に専用ショウケースに鎮座していたのが、このセットでした。
「あった!」
お、2回払なら買えるじゃん!

かくして、初めて清水商会さんで見かけてからおおよそ15年(!)の時を経て、ついに手元にライカがやってきたのでした。
ちなみに、レンジファインダーのカメラについては、一時期少し気を引かれました(CONTAX G+ホロゴン16mmを使ってみたかった)が、フジカC35以来のトラウマが勝ちまして絶対に手を出さないという決心は今も揺らいでおりません(笑

長い前振りでした。
それではカメラを観て行きましょう。

保証書と取説、アクセサリーパンフなど。ボディを保護するスチロールパックにはこれらを収納する凹みがあるのですが、どの書類もそれに納まらないというお粗末(苦笑
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で、ようやくボディ。
ずっしりきます。XEってこんなに重いカメラでした?まさか鉄板なんて使ってないですよね?
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1978年生まれのこのR3サファリ。ネット情報では2500台が作られたそうです(シリアルナンバーのデータでは倍の5000台が生まれたようですが)。
ちょうど40年前。私、まだ高校生ですよ……なんという古いカメラを買ってしまったんでしょうか(苦笑

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なんとなく見たことがあるようなデザインで、ライカの一眼レフはツアイスのそれとは違う、私には十分許せるデザイン(奇抜さはないですけれど)のものです。それもそのはず、R3デビュー直前の頃はライカは経営危機に瀕しており、ミノルタと提携することで一息ついた時代でありました。
このR3のベースがミノルタのXEであることはあまりにも有名ですが、レンジファインダー機から撤退したライカをR3が唯一のカメラとして支えた時代が続きます。
そしてこのR3以降、R7までマイナーチェンジというようなデザインのカメラが続きました。もちろんミノルタの影響を大きく受けたものです(XEからXDにベースは変わりました)。ですから、日本のカメラを見慣れている私が考える「カメラデザイン」とさほど違和感を感じないのは、ある意味当然のことなのでしょう。

そして、ミノルタのくびきからようやく放たれたライカが作り出したモデルが、堂々たる体格(デブ)のR8でした。
最初に見たときは、まるでおにぎりの如く私の小さな手では握れないのではないかと思ってしまったくらいのデザインですが、今の目で見ますと、明らかにジャミラです。MZ-Sとどこか似たようなデザインですよね、アレ。
そして次のR9をもってライカのフィルム一眼・Rシリーズは終焉を迎えてしまいました。

上から見た図。
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まぁなんとなく使い方はわかります。
巻き上げレバーのところにあるのは多重露光選択レバー。現在はノーマルを選択。
フィルム巻き上げクランク部分にはフィルム感度設定ダイヤルが組み込まれています。
シャッターダイヤルですが、AEがスローシャッターの最後の位置に存在しているのが特徴です。そしてぐるぐる廻りは出来ない仕組みです。ペンタにしてもニコンにしてもヤシコンでもAEの位置は最高速シャッターの前にあるのですが、これはミノルタXEと同じようです。
その上の部分にあるのが中央重点測光とスポット測光とを切り替えるレバー。現在は中央重点測光になっている(はず?) 但し、取説読むと、スポットと言ってもセンター部分のマイクロプリズム部分くらいの明るさを拾うので、スポットと言う言葉のイメージとはちと違う気がします。

(2018/10/14 追加)
取説によれば、測光を行うCdsはファインダーに2個、そしてミラーボックス下に1個あり、平均測光の際はこの3つがあらかじめ定められた比率で測光を行うようで、スポット測光の場合はミラーボックス下のもの1個だけが測光を担当するとのことです。
ちなみに平均測光の際も、ベースのミノルタ同様に、画面半分の下の比率を高めに設定しているとのことです。(上半分は空であることが多いから)

弄くってみて、奇異に感じたのが巻き上げです。予備角が異常に大きいのです。
巻き上げレバー待機状態。
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予備角を引き出したところ。角度は58°
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取説には「左目使用の方でも有用です」とあるのですが、意味不明です。上の状態を指して言ってるのでしょうか。

分割巻き上げは出来ないので、戻ってしまうギリギリのところがここ。
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巻き上げ角はわずかに115°とのこと。予備角を足すと173°ということになり、まぁよくある角度ですが、それにしても予備角と巻き上げ角のバランスが今までのカメラとはまるで違います。オリジナルのミノルタXEもこうなのでしょうか?
(追加ここまで)

ファインダーにはアイピースシャッターが組み込まれています。左右に開閉するのは珍しいかと。
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これ、アイカップはどうしましょうね。なんでこんな形になってるんでしょう?
メガネ派の私としては非常に悩ましいです。
意図的にファインダーは青みを帯びるようになっているそうですが、15年くらい前に初めてファインダーを覗いた時の違和感はこれだったのかもしれません。
フォーカシングスクリーンは交換できません。マット+マイクロプリズム+スプリットという、ごく普通のものであります。セットではエルマー180mm F4が最も暗いレンズなので全く支障はありません。

露出計は右の小さなレバーでオンオフするもので、Canon F-1やOLYMPUS OM-1と同じく慣れの問題とはいえペンタやニコンの方式に劣ると思います。
電源オフで、シャッターボタンにもロックがかかります。

後ろ姿全景。
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ニコンF2にすら設定されたフィルムホルダーはなく、遮光モルトに依存するフィルムパトローネ視認タイプ。今のところアウトなカメラはなさそうですが、あとあとネックになりそうな部分ではあります。

ボディ正面。
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カメラらしいスタイルです。軍艦部にある丸い穴は導光穴ではなく、自動露出を選択すると赤い表示を出すようになっているようです。何度もやってみたのですが、スパッと切り替わってくれませんが。
マウントはこのカメラボディから始まった「3カム」というタイプ。それ以前のRレンズは絞り込み測光になるのだそうで。

赤いライツのマーク。
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ええ、あの時代にはこのカメラが孤軍奮闘していたのです。唯一のライカ、として。

絞りこみレバー。
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被写界深度を確認するためのものですが、よく折れるらしいです。なるほど、力がかかる割にはちょっと華奢にも見えます。
とはいえ、そんなのは解りきったことで、設計ミスじゃないでしょうかねぇ……・

裏蓋はオーソドックスに巻き戻しクランクを引き上げる方式です。
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さて、付属するトランクですが、清水商会さんで見た時のものとはどこか違う気がします。あの時のものはもっと平べったかったような。ただ、ググっても出てこないので記憶違いかもしれません。
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バックを吊る肩掛けストラップは生きていました。トランクらしく、やたらゴツい鍵も付属しています。

中は、ウレタンスポンジによるブロック切り込みでカメラ・レンズを保持するようになっていたはずですが、さすがに40年の年月には耐えられなかったようです。
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綺麗さっぱり何も無く、ドンガラ状態。さーて、どうしたもんでしょうねぇw


サファリカラーですが、50mmと180mmは内蔵フードなのでいいのですが、28mmは別なのです。本来は付いていたはずなのですが、このセットにはありませんでした。残念。
ごくごく稀に単品で出ることがあるみたいですが、むしろレンズとセットで出るほうが多いようで。
まぁとりあえずはステップアップリングを使って49mmとか55mmとかいう標準的なサイズにしてスカイライトフィルターとフードを用意してやろうと思います。


と、意気込んでおりましたが、この記事のためにセルフタイマーレバーを下げた状態で写真を撮ったのですけれど、レバーが戻らず、シャッターが落ちないトラブルが発生!
参りました。シャレにもなりません。それまでは快調にシャッターも切れていたのですが。
ということで、購入したお店に修理のため送る事になりました。秋の紅葉には間に合わないかもしれません。

2018/10/14 追加

昨日、無事戻って参りました。

恐るべきことに、「メインスイッチオフの状態でセルフタイマーを動作させると、途中でひっかかって動かなくなってしまうのでお気を付け下さい」とのメモがありました。(修理完了のご連絡を頂いた時にこの話も出ました)

(大前提)メインスイッチをオフにすると、シャッターボタンはロックされてしまうのでシャッターを切ることが出来ない
  ↓
(以下、想像)
セルフタイマーは機械式なので動作する、が、シャッターを切りに行く段階でシャッターロックの為に動けなくなる
  ↓
電源を入れても、セルフタイマーがシャッターを切りに行った状態のため、シャッターボタン側は動けない。
一方、セルフタイマーの方もシャッターロックが外れていないので動けないし、レバーを戻しても機構そのものは戻っていないのでにっちもさっちも行かない状態。
  ↓
詰み、投了

そんな馬鹿な、という気がしますが、ロジックを考えてみますとどうもこういう理屈のようです。
ミノルタXEはどうなのでしょう?
こんな重要なことなのに英文の取扱説明書のセルフタイマーの項には何の注意もありません。

日本総代理店であったシュミット社が1977年(10月?)に発行した日本語版のカタログが同封されていました。どうも有り難うございます。内容的には英語版の取説を直しただけ、といえますが、カラー印刷のページが多く、サイズも大型化しており見やすくなりました。
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但し、上に書いているセルフタイマーの動作についての記述はやっぱりありません。
正直、今回はお店の保証が付いていたので大変助かりました。
丁寧に対応して頂いたゴゴー商会さんには改めて御礼申し上げます。

2018/10/21 追加

純正ストラップは入っていましたが、アイレットに付けるリング(ライカは丸リングみたいですね)とカバーがありませんでした。
使われたのでしょう、少々疲れてましたのでこのボディカラーに合うのを探してみたのですが、なんかなさそうなんですね。2~3年前にはなんかものすごい数のストラップがCP+のブースに溢れていた記憶がありますし、量販店の店頭にもかなりのスペースを占めていたように思うのですが、ブームは去ってしまったのか、ちょっと寂しくなってしまいました。
ということで、今回、見つけたのは浅沼商会さんが輸入した?韓国製のものです。色はArmy Greenでまぁそこそこ色はあってるかなぁ、と。写真はお待ち下さい。

2018/11/11 追加
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晴天順光ですが、ボディに露出を合わせるとストラップの色が狂いました。
グレーに見えますが、緑色なのですw
R3の色はまぁいいところなので難しいですね。(なお、ストラップに露出を合わせるとボディが黒になってしまいました)
韓国製ということで少々考えましたが革はイタリア製で、他に合いそうなものが無かったのでこれにしました。革自体は非常に滑らかです。

2019/2/12 追加

えー、他のカメラのシリアルナンバーを追いかけていたところ、同じページにライカのシリアルナンバーについてのデータが載っていましたので、このモデルについてどうなんかなぁ、と見てみました。
*以下のリンクはそことは違うサイトの方のものですが、見やすいのでこちらを選択しました。

http://gin-en-camera.net/blog2/?page_id=93

サファリという名前ではなく、Greenと表記されています。

1977/9/30  No.1468001〜1470000 2000台
1978/3/ 3  No.1482001〜1485000 3000台

これですと、巷に流れている2500台ではなく、倍の5000台が作られたことになります。
しかも、1977年に最初のロットが出ています。(車と同じで、9月に新年度のモデルが出るということでしょうか)
実際にはどうなのか、とりあえず画像検索をかけてシリアルナンバーを調査してみました。
海外のオークションサイトで10台、日本の中古カメラやさんのサイトで8台、自分のを入れて9台、合計19台のシリアルナンバーのデータが確保できました。

前期では146845Xというのがあり、中間の146949X、そしてラストの1470000(!)が海外で放出されています。
後期では148258Xというのがあり、中間の148367X、148481Xというモデルが確認できました。

おおざっぱに見てもわりとばらけており、空白の番号帯というものはなさそうです。そうなると欠番が2500台分もバラバラにあるというのはちょっと考えにくいです。2台に1台が出来上がり検査か何かでハネられたとは思えませんし(それだと大赤字)、本当に5000台が作られた可能性は高そうです。
ちなみに私のボディは、この表で言うと2度目のロット、後期?になります。

どこから2500台という数字が出たのかは今となっては不明です。同様に上記の5000台という表も出どころは不明ですが、実物のシリアルナンバーのデータを見ると信用できそうです。

で、シリアルナンバーの打たれている場所が2種類存在しているようです。
前期?モデルは今のところどれも同じで、後ろ側の底蓋の折り返し部分にあり、普通に置いた状態でも読める位置にあります。
後期?モデルには2種類あるようで、私のモデルが該当しますが、前期同様に後ろ側の底蓋の折り返し部分にあるものと、底面、PORTUGALの刻印と近い位置に打ち込まれているものがあるようです。見てゆくと雰囲気では1483000あたりから底面になったのではと想像しますが、何ら確証はありません。

2019/3/26 追加
ICSさんの中古市で、135mmF2.8 をチェックしたときに、そのお店にはRボディがなかったので、近くのお店からR7?を借りてきて頂いてチェックを行ったのですが、そのボディにはアイカップが付いていたのでした。
「あるじゃないの、すいません、このアイカップってあります?」
「すみません、置いてません」
他の、ライカを扱っているいくつかのお店に訊いてみましても「ないですねぇ」「いやぁ」、挙げ句の果てには「そんなもん、ゴム片でも貼っておけばいい」とまで言われてしまいました。まぁその通りですが。

R3デビュー時のカタログを見ますと、アイカップは載っておりません。まだ存在しなかったのでしょう。
で、検索してみたら、出てきました。但し、ドイツ。お値段39ユーロ。たっかーい!
まぁデッドストック新品みたいだし、仕方ないか……
ということで、即発注。先日、無事、到着しました。
通関費用と国内運賃(代引)〆て2817円。なんだかんだで1万円近い買い物になってしまいました(泣
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中には取説も入っていました。
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どうやら、視度調整レンズを装着できるようですが、その場合、そのまま付けられるのはR4後期で、SL2、R3、R4前期モデルはサービスセンターで部品交換が必要、とか書いてあります。一瞬、付かないんじゃないの?とびびってしまいました。ただ、箱にはR3の名前がありますから……

本体。
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なにやらストッパーのようなものがあります。

装着。かなりきつめでした。
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ロックレバーが見えます。ファインダーアイピースへの嵌め込みのきつさから見て、このギミックは要らないのでは?とも思いますが、さりとて万一これを無くすと次はいつ入手出来るかわかりませんので、まぁ良しとすべきでしょう。

アイピースシャッターダイヤルとの干渉はこのような感じです。
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上から見た図。ピンがホットシューに来てるのはお許し下さい。
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ストッパーがある分、右に飛び出しがある形になっています。
*ホットシューカバーはペンタのFKを填め込みました。

後ろ姿。
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これで、メガネも安心です。

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桜も咲きました。春です。

2019/4/1 追加更新
昨日、フィルム詰めて家近くの公園に行ってきました。旧宅から持ってきたのはこのライカグループだけです。後のメンバーは全員そのまま。デジも持ってきておらず、そのためフィルムカメラを持ち出すのは実に3年ぶり…?
180mmは残して50mmと135mmの2種に絞りました。
桜は満開まであと少し、という感じでした。が、以前の記憶からしますと大幅に本数が減っていました。昔の記憶では、水辺は殆どが桜で、それは壮観であったと思うのですが、今はその1/3もあるかどうか、と言うところでした。染井吉野はその全てがクローンなので、寿命が来る時も一斉に来てしまいます。もしかするとその時が近いのかも知れません。

で、フィルムですが、期限切れ寸前、あるいは切れて少し経ってしまったものを冷蔵庫に入れておいたものですので、果たして色がマトモに出るか少し心配であります。
また、今回はKodak仕上げとしましたが、同時プリントの出来上がりまで1週間程かかります(苦笑)。富士ですと速攻ですが、「お値段が倍以上違いますが?」ということだそうで。
しかも、「もうアナログ機がなくなってまして」と予想通りの答えで、アンシャープマスクばりばり、という様な出来になってしまうんだろうなぁと……。

2018/10/14 追加
写真を4枚追加し、1枚を削除、本文記事も修正追加を行いました。
2018/10/21 追加
本文記事を少し追加しました。
2018/11/9 追加
写真を1枚追加し、本文も少し追加しました。
2018/11/11 追加
11/9の写真を入れ替え、本文を修正しました。
2019/2/12 追加
本文記事を追加しました。
2019/3/26 追加
写真追加、本文記事も追加しました。

2019/4/1 追加更新
本文記事を追加しました。

PENTAX 67II / 645N II / 来年9月末でメーカーメンテナンス終了

すっかり影が薄くなってきたブローニーフィルムを使うばけぺん67 II &645N IIですが、2009年9月の販売終了から10年を経ることから、メーカーのメンテナンスサービスを来年9月末で終了するとのことです。

通常ですと、余剰パーツは認定店と呼ばれる修理屋さんへ一斉に払い下げられ(在庫処分でもあります)、以降のメンテナンスサービスはこちらへ、というような感じでお店を紹介されたりするのですが、さて今回もそのような形になるのでしょうか。

当方もばけぺん61リミテッドを持っておりますので(前回?のフォーラム訪問時に、そのボディをメンテに出された方がいらっしゃいました)、早いうちに見てもらおうと思っております。

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2018/11/24 追加更新

本日、フォーラムへ持ち込み、点検を依頼しました。
結果は「全く問題なく、電子シャッターの調子も高速側もきっちり出ており、すこぶる良い」とのことです。
さて、困りました。こうなると、なまじ開けてしまった結果、調子を崩す可能性も無きにしも非ずです。

とは言え、オイル関係は絶対的な時間の経過で劣化はしているでしょうし、あるかどうか解りませんがゴムパーツは交換しておきたい気もしますから……

なお、「AEペンタプリズムファインダー67II」については、部品が払底したために既にメーカーによるメンテナンスは終了しているとのことです。


第10回新宿クラシックカメラ博に行ってきました

お盆の8月15日、新宿高島屋11階催会場で今年も恒例の中古市、クラシックカメラ博が始まりました。

http://www.camera.jp/

当方もこの日までお休みなので、新幹線に乗る前に見てくることが出来ました。

初日ということもあって、そこそこ人は入っていました。スペース的には余裕があるので押し合いへし合いにはならず、比較的ゆったりと見ることが可能でした。
銀座松坂屋時代から(2001年スタート)どちらかというと国産カメラの比率が高く、またカメラの塩田さんや川枡カメラさん、アイエヌジースタイルさん等、小物類を数多く出品されるお店があったことから、当方としては大変重要な中古市でありました。
残念なことに地元東京のカメラ店の閉店が続き、当初からの参加店はかなり減ってしまいました。その一方、地方のお店は逆に増える形になり、今や逆転してしまっています。

ということでバーッと見ていったのですが、ペンタで言いますと、LXが減り、MZ-3等のAF機も多くありません。一方でSPやKシリーズのメカ機はそれなりに存在していました。
ニコン等もどちらかというとF、F3(F2が余り目立たない)、FM、と言ったところが目立ったような気がします。
また、コニカT3がかなりのお店で並んでいましたが、FUJIの方は逆に殆ど見当たりませんでした。
レンズでは、タクマー系はいつもの如く、でしたが、KマウントではK,M、そしてAレンズが多く、普及版のAFレンズはかなり少数であった様に記憶します。FA☆も28-70mm F2.8ぐらいしか目につかなかったような。

この辺は、自分の興味がある部分にどうしても目が行くので仕方ない事かも知れません。そう言う意味で余りアテにしないで下さいねw

気を惹かれたものに、ミノルタX-1モーターとX-1の整備済み品がありました。というのは、当方のコレクションの中で、国産メジャー品のうち唯一存在していないのがミノルタのカメラたちなのです。
まぁ、今さらロッコールレンズですか?という気もするのですが、持っていないだけに気になる存在ではあるのです。実際、綺麗なSRT-101とかSRT super 等はカタログを持っていることもあり思わず手が出そうになるのですがw

と、いうわけで結局のところ、これといったブツには巡り会えず「まぁこんなものでしょうね」的に今回も終わるものと思ってました。
UCヘキサノンARレンズも400ミリ、フィッシュアイ、ズーム、と並んでましたけれど「ま、もういいか」と変に悟ってしまい、触手を伸ばすこともなかったですしね。

で、さぁこれで今回最後の見納め、と振り返ったところで、とあるものを見つけてしまったのです。
それについては、また別記事でご報告することに致します。

8月21日まで開催中です。JR新宿駅南側最先端はエスカレーターですし、新南口改札から高島屋入り口は直ぐです。暑いですけれど中はよく冷えてますから是非どうぞ!

田中守様、有り難うございました

すーさんのコメントに驚き、ウェブサイトに行ってみました。

膵臓がん、だったそうです。
自覚症状が出にくく、出た時にはもはや手遅れ状態、ということが多く、恐れられているガンのひとつです。
なんということでしょうか。

お店はたたむけど、復帰したらウェブサイトでまたご報告します、体調が回復したらまた受注を再開しますね、というお知らせを信じておりました……が。


最後の部分を引用させて頂きます。

「家族も孫もでき、ほんとうに信頼できる仲間たちにも出会えた。
仕事を通じて、県外の方々にも支えてもらった。
すべての事に感謝したい。
私は幸せでした。
今までありがとう。  田中守」


その節は本当にお世話になりました。本当に、本当に有り難うございました。
どうぞ安らかに、お休み下さい。

合掌。




2018/10/15 追加更新
リンクが切れていましたましたので、削除致しました。
貴重な内容のページもあったのですが、主亡き後、仕方ない事です。

Canon/EOS-1v 販売終了=フィルムカメラ終了 

珍しく、私のブログでキヤノンの話題です。
まぁメジャーですから、私がいちいち取り上げなくても、多くの方がコメントされるわけですからね。
とはいえ、やはり一つの悲しい出来事ではありますので、私も遅ればせながら記事に致しました。

http://cweb.canon.jp/e-support/products/eos/180530eos1v-end.html

もちろん新聞各社もニュースリリースしています。
目を惹くのは、「既に生産は2010年に終了しており」というところです。
つまり、8年も前に生産完了していたと。
そして、最後の製品在庫がようやくメーカーから出荷された、ということにです。
最終ロットがどれくらいの台数だったのかはわかりませんが、100とか200では無いと思います。

過去記事を見てみますと、
DNPカラーフィルム製造販売終了  2009年
コダクローム製造終了          2009年
さくらや消滅                2009年
PIE 分裂                  2009年
富士フイルム フィルム大幅縮小     2010年
CP+ スタート                2010年
PENTAX K-7 limited silver、K-5登場 2010年     
京セラ 東京SS閉鎖、岡谷へ      2011年
Kodak chapter11申請          2012年 

こう見てみますと、生産終了のタイミングとしては良い線だったのでは無いかと思います。
ちなみに2010年、私は数少ないネタの” Canonのへや "を書いておりますw
当時、私はまだCanonF-1のオリンピックモデルとかオリーブカラー等を物欲しげに見ていた頃で、新しいEFマウントボディには見向きもしない(予算がないので、出来ない)時代でした……。

で、まだ大手量販店のウェブサイトでもまだ掲載されております。
おそらく、販売代理店であるキヤノンマーケティングジャパン社にはまだ在庫があるものと思われます。
まぁ高いカメラですから、最後のフィルムEOSカメラだから……というような葬式需要もそうは無いと思いますので、慌てる必要はない……でしょう?

さて、残るフィルムカメラは国産ではチェキは別として、NikonのF6とFM10のみとなりました。
が、これも実際は同じなのでは無いかと思われます。
というのは、まずFM10を製造しているCOSINAのフォクトレンダー、カールツァイスともフィルムカメラの生産が終了してしまっていることです。推測ですが、FM10だけのためにラインを残しておくでしょうか?残す程の発注がコンスタントにあるとは到底思えません。
もしかすると、本当は逆で、FM10の生産が終了することになったので、フォクトレンダーも運命を共にしたのかもしれません(ツアイス・イコンはかなり先に終了していたので)。

そしてF6ですが、これは仙台ニコンで作られていました(過去形なのは、記録があるのがかなり前の記事だからです)。今も作られているのか、情報がありません。あやしいところです。


話題を変えて、先日、デジカメからの撤退を発表したカシオの話です。
決算発表会での発表が、この最初の公式リリースというのも珍しいですが、ウェブサイトに行って驚いたのがこの文章です。

https://casio.jp/dc/end/

「デジタルカメラ生産終了のお知らせ」
「このたび、既存のコンパクトデジタルカメラの生産を終了させていただきました」
「長い間のご愛顧、ありがとうございました」
つまり、既に終わってしまっていたのでした。

日本で、こういうお知らせが出る場合、XX年XX月に生産を終了する、というような感じで、生産終了のお知らせが先にあって、そして最後の日がやってくる、と言うパターンだと思うのですが、カシオのデジカメの場合には、お知らせの方が後(もしくはリリースと同時)だったのでした。
Kodakのリバーサルフィルムが終了したのも、Chapter11申請のその日でしたが、あれはまた特別でしたからねぇ。ま、スパッと止めた、という思い切りの良さはカメラ業界とは違うな、と思いましたね。

そして昨日の昼。
同僚から、「あのですね、娘がこんど修学旅行に行くんですが、スマホ禁止されたんで、カメラ持って行かなきゃいけないんですけど、自撮りが出来て女の子向けのカメラだったら何が良いと思います?」と相談を受けました。
思い当たるのは1社しかありません。
「そりゃカシオのヤツだな」
「あ、やっぱそうですか、ですよね、中国でバカ売れしたという」
「この間撤退発表したから、早くしないとなくなっちまうぞ」
そして今日の昼。
「ビックみたらもう売り切れてましたんでヤマダでぽちっとな、しちゃいました」

やや特殊なマーケットかもしれませんが、そこでのカシオのブランドは唯一無二だったようで、惜しいことをしたものです。

さて、スマホを再び手にしたお嬢さんは、そのあともデジカメを使ってくれるでしょうか。
使ってくれるようであれば、「専用」であるデジカメの存在意義を認めてくれたことになるのですが、ね。
「万能は専用に劣る」んですが、スマホのカメラで十分じゃん、と言う人には太刀打ち出来ないですからねー。

AGFAPHOTO/VISTA PLUS販売終了

富士フイルムのモノクロ全廃のニュースもまだ記憶に新しいのですが、今度はAGFAPHOTOのカラーフィルムの販売終了のニュースであります。

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1119680.html

(先月、GW突入前の話です……)


AGFA自体は2004年に写真事業から撤退してしまっており、有志社員等によって新たに設立されたのがAGFAPHOTO社(AGFA PHOTOでは無いことに注意)でしたけれども、こちらはあっけなく翌年には破産しており、結局のところLUPAS IMAGINGなるドイツの会社がAGFAPHOTOのブランドを買い取り、今に至っております。

当初、AGFAPHOTOから復活した?ネガカラーのVISTAはイタリア・Ferraniaの工場で生産されておりましたが、同社の倒産(但し、パトロンが現れて、消滅はしませんでした。ヨーロッパの会社ではよくこういうことがあります)がきっかけでしょうか、Made in JAPANに切り替わっております。
この時の生産はKonica小田原だったと記憶しますが、ここもまた撤退の憂き目に遭い、OEM先を富士写真フイルムに切り替えて供給が続いていました。
VISTA PLUSになったのは日本製になってからだったと思います。

お気づきかと思いますが、富士フイルムは既にISO200のカラーフイルムは供給しておらず、このOEMが唯一であったのでしょう。鶏が先か卵が先かわかりませんが、ネガカラー生産の見直しあたりで両社のOEM供給契約が成立せず、こういう形になったものと推測します。

AGFAの赤い箱は再び歴史の一コマになってしまうのでしょうか。

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富士フイルム/モノクロフィルム&印画紙全廃、消滅!

噂が的中してしまいました。
84年の歴史に終止符が打たれたのです。

http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0081.html
(リンクが巧く貼れません。駄目なときはコピペして貼り付けてから行ってみて下さい)

廃止になるのは、

1)モノクロフィルム NEOPAN100 ACROSS
135フィルム 36EX 単品、3本パック
ブローニーフィルム 120 5本パック

これで、富士ブランドのモノクロフィルムは消滅。

2)モノクロ印画紙
フジブロ FM・KM 全商品

薬品類についてはまだリリースがありませんが、そもそもモノクロ印画紙の供給が止まるので余命はそう長いことではなさそうです。

カラーフィルムではOEM製品が存在してますが、モノクロフィルムはどうなんでしょう? 手近にパッケージを見れないので確認出来ませんが。

2018/5/6 追加)
有楽町ビックカメラに久方ぶりに行ってきました。
オリエンタルのモノクロフィルムはmade in UK なので、これはILFORDのところでしょう。
他、ローライブランドやMAKOブランド等ではMade in EU とかベルギーとか書いてますが……
なお、ネオパン100アクロスは緊急入荷につきお一人様5本まで、と制限付きになってましたね。
(追加終了)


簡単なモノクロフィルムが最後に残るのでは無いか、と思っておりましたが、既にカラーが当たり前のこの時代では、モノクロフィルム・印画紙の方がビジネスとして成り立たなくなったということですね……。

ということで、モノクロフィルムの現像、印画紙を用いた引き伸ばしをやるには今後、輸入に頼ることになりましょう。DPEでもモノクロのプリントは厳しいことになるのでは無いでしょうか。
ILFORD、KODAK等は一応残存者利益を得る形になるのでしょうけれど、さてどれだけ残るのか……

記事にするタイミングを逃してしまいましたが、富士フイルム最後のフィルムカメラ(チェキは別として)であったFUJI GF670 professional Silver EX N は昨年12月をもって出荷を終了しており(たぶん、もっと前に最後の在庫は捌けたはず)、いよいよ残るのはカラーフィルム関連商品のみとなってしまっています。

その昔の、PIE(フォトイメージングエキスポ)を空中分解させることになった大事件を思い起こすと、こういう形で結果が着いてしまったのだなと感無量であります。むろん残念だ、と言う方ですが。

さすがに、国産のモノクロフィルムと印画紙が消えてしまう、ということで業界のみならず一般紙でも記事になりました。残念ながら葬式記事ですけれど。
読売)
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180406-OYT1T50115.html

毎日)
https://mainichi.jp/articles/20180407/k00/00m/020/010000c

朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASL466H20L46ULFA02T.html

日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29094790W8A400C1TJ2000/
なんか、ものすごく冷たい扱い。ようやく切ったのか、遅いよ全く、って感じです。フィルムカメラ時代を知らない若い世代の記者なのかもしれません。

産経)
https://www.sankei.com/photo/daily/news/180406/dly1804060021-n1.html


フィルムスキャナー、まだ動くのかなぁ……

CP+2018に行ってきました

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今年もまた横浜に行ってきました。
母の墓に立ち寄ったり、昼飯を相鉄ジョイナスの地下で食べてたりしたのでかなり遅い時間に着いております。

今年のリコーブースは会場の一番奥の出入り口直ぐ、という場所でした。
入って直ぐに、K-1 Mark II のタッチ&トライコーナー入り口がありまして、待っている人は3人ほどでしたのでそのまま並びました。
それほど待たずにいざご対面。

「お待たせしてすみません、いらっしゃいませ」「宜しくお願いします」というような挨拶もそこそこに、
「すいません、新しいDFA☆50mm F1.4 付けて頂けますか? あ、あとバッテリーグリップも御願いします」
いきなりのウザイ注文にも「喜んでー」とは仰いませんが、「あ、ありますよ」と早速付けて頂きました。
……レンズ交換のやり方やバッテリーグリップの装着でちょっと苦労してたり、というのを見てると、余り普段カメラを弄られてない方かな……という気もしますが、それもまたお祭りですから。

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バッテリーグリップを付けた姿。
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「これ、円形絞りになるのはどこまででしたっけ?」
「えっとですね」
答えが返ってきません。いやーちょっと外れの人に当たっちゃったかなぁ……
しゃーない、自分で見るか、というところで、F2.8ではほぼ完全な円形、F5.6でもかなり良い線でした。
ボケはどうかなぁ、と、廻りを見渡して、お隣でお話しされている方を前景にして後ろのブースの灯りをぼかして撮ってみますと、開放、F2.8では美しくボケ、ライト類も円形です。F5.6になるとかなり画面はしまってきましてF8では非常にパシっとした感じになります。
まぁ背面の液晶でパッと見ですし、そもそも節穴の私ですから、発売になりましたら是非店頭でチェックされるのが宜しいでしょう。

さすがFA50mm F1.4 とは雲泥の差、ではないかと思いますが、長さはざっとFA50mm F1.4 の2個分はありそうですし、フードがまた存在を強調するでかさです。
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「お値段はどれくらいになりそうです?」
「いえ、まだ全く決まってないんです」
DA☆55mm F1.4 はどうなるんでしょうね?完全に被るので、廃止になりそうですが。

もう一つの参考出品であるDA☆11-18mm F2.8 ED DC AW はタッチ出来ず、別の場所にDFA☆50mm F1.4 と同じくアクリルケースの中に鎮座してました。
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2018/3/5 追加更新
いくつかの質疑応答が抜けてました。

①私「K-1からK-1 MarkII にバージョンアップした場合に、バージョン情報はどうなるんでしょうか?」
→ペンタ「ファームウェアがMarkII そのものになりますので、ちゃんとK-1 MarkII という名前で出ます」
②私「バージョンアップが好評だった場合、受付期間の延長はありますか?」
→ペンタ「その予定はありませんので、是非期間内に御願いします」
③お隣でのやりとり
英語で「自分はドイツにいるんだが、このK-1からMarkII へのバージョンアップについての情報がはっきりしていない。ドイツでもやるのかどうか?」
→ペンタ「海外でも受け付ける予定。詳細については早いうちに情報をUPする」
とか言ってました。まぁ日本だけだったら不公平ですもんね。
(追加:以上)

全般で見ますと、ブースの半分以上?がTHETA関連の展示でした。

さて、エツミさんで毎年恒例の写真用品カタログを入手し(袋が目当て、とは言いませんよ!)、ペンタのカタログを放り込み、会場を出ます。
2Fに上がり、アネックスホールで開催中の中古市へと向かいます。
百貨店の催事場や貸し会議室等と違い、天井が高いので圧迫感がなく、大変気持ちよく歩けます。
出店されているのは、J-カメラに参画しているお店が多かったようです(というかそのもの?)。
肝心のお値段ですが、場所代も入っているのか(えーなにそれ)的な値付けも見られました。私の感覚が違うのかな?

その更に奥では、アウトレット商品を出す各社のブースが並んでいます。
で、ペンタのブースでは?

アイカップFGとFHが300円でありました!
「これ、まだ作ってるんですか?」
「いえ、もう終了してますので、これが最後ですんで、ここへ持ってきました」
ということで、使い道が広いFHを全部(4個)とFGを1個だけ(FGはまだありました)買って参りました。

そして本日。
この記事に載せた写真はK-3 Premium Silver Edition + DA☆16-50mm F2.8というお馴染みの組み合わせですが、どうもピンがおかしいですよね?
シャッターがきちんと落ちてくれないトラブルが出ており、グリグリやっていると突然バシャバシャと切れる、ということの繰り返しなのでカメラブレも影響してると思います。
ということで、本日フォーラムへ出してきました。
「シャッターボタンスイッチの不良、それからピントに問題が出てます」ということで2万円くらいの見込みと言うことでした。

で、このフォーラムで。
ファスナーLX、まだ売ってました。1個1000円のようですけど。

K-1 MarkII リリースされました/K-1も有償up grade対応

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2月に入って突然、降って湧いたかのように噂(マイナーなせい?)が立つや否や、あれよあれよという間に本日の正式発表となりました、K-1 Mark II であります。

http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2018/20180222_025086.html?_ga=2.204165456.1915422127.1519295403-451778844.1441187944

今まで、K-5、K-3にそれぞれエヴォリューションモデルとしてK-5 II、K-3 II という機種が存在したわけですが、ペンタの場合はシンプルに「ツー」でしたが、このK-1は「マークツー」という具合に名付けられました。
タイプ「II」はAPS-Cモデル、「MarkII」はフルサイズ、と言う具合なのでしょうか?
ま、モデルナンバーも気前よく7,5,3,1と来てますから後使えるのは9ぐらいしかありませんけれど、ペンタは9と言う数字は使ってないんですよね。まぁ、偶数番号を使う、という手も無いわけでは無いですが。

で、今回のマークIIですが(トヨタみたい。あれ、いつの間にか『コロナ』が消えてただの『マークII』になってしまいました。オリジナルのコロナもまた消滅してしまいましたが)、外観上はぱっと見では現行モデルと区別が付きません。名前のプリントだけ違うみたいです。

それではどこが今回のウリか?というと、

①高画質画像と超高感度性能を実現するアクセラレーターユニットを新搭載
これは、KPに搭載されたものをK-1に持ち込んだもの、と言えます。逆転現象が起きていたのをこれで解消した形になります。

②手持ち撮影モードが加わった超解像技術 リアル・レゾリューション・システムII
これはなかなか凄い事だと思います。手持ち状態で出来たらなぁ、と数多くの人が思ったことでしょうが、今までは三脚必須でした。
ただ、風で桜の枝が揺れる、花びらが舞う、ススキの穂が風でなびく、と言うように被写体自体が動いちゃうとアウトなのは変わりませんね。

後はK-1と同じ……ようです。まぁ正常進化ですが、モデルナンバーを変える程では無いですねぇ。

で、既存のK-1モデルは、なんと基板を交換することでK-1 Mark II にアップグレードすることが可能、というリリースが同時に出ました。
http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2018/20180222_025109.html?_ga=2.202512849.1915422127.1519295403-451778844.1441187944

お値段は税込み54,000円。
そしてこのサービス受付期間は今年の5/21~9/30
延長される可能性もなきにしもあらずですが、まぁ決断は早めにすべきでしょうね。
修理受付窓口へ持ち込むか、ピックアップリペアサービスを利用する必要があるようです。

このアップグレードしたK-1は、外装部の「SR」バッジが「II」に変更されるそうです。
うーん、SRマークも捨てがたいんですけどねぇ。
バージョン情報にはどう出るのでしょうか? K-1 Mark II って出るんでしょうかね。
ええ、そうしないと、中国あたりでバッジだけをIIに交換したモデルをK-1 MarkIIと偽って高く売りつける連中が出そうなので。この辺はCP+で訊いてきましょう。出しますよね??

もうひとつ、基板交換でOKだそうですが、発熱/冷却関係は大丈夫なんでしょうか。K-5では熱暴走というトラブルがありましたので。

さて、旧モデルとなったK-1のお値段は?と見ていきますと、ヨドバシカメラは既に販売終了(販売予定数量に達しましたという但書つき)……あれ、今見ると復活してますね?今日午前中はアウトでしたが。在庫のある店舗もゼロから19店舗になってます。動き速いですねぇ……
ただ、お値段211,450円なのはうーん。
というのは、ビックカメラでは「お安くなってます」というコピー付き(今は消えてます)182,030円ということで、大差を付けて安いです。しかもこれだと有償アップグレードしてもらってもマークIIより若干安いです。
ちなみに、マップカメラにはまだK-1 Limited Silverの在庫があるようです。

まぁ、今後新規でK-1を買おうというユーザーはマークIIを買うでしょうし。
既存K-1ユーザーは、わざわざ買い換えは行わずそのまま行くか、あるいは54,000円払ってアップグレードするか、という感じになるのでしょうか。

私はたぶん、K-1 Limited Silver MarkII にアップグレードする予定です。


2018/7/7 追加
先日、フォーラムへアップグレートのため持ち込みました。いつ東京へ出張出来るか解らなかったので予約出来ず、決まった時にはもう全て予約枠は満杯となっており、その場申し込みしか出来ない状態でした。出来上がり予定日は9月上旬でした。
まぁK-3もあるので実用上何の問題もありません。
*SRのバッジは返却されるとのことでした。

2018/9/8 追加更新

9月5日に「出来上がりました」との連絡を頂き(当初の予定期日より大幅に早い)、東京出張のついでに大急ぎで立ち寄って引き取ってきました。
引っ越しなのでお披露目が出来ません。暫くお待ち下さいませ。





カメラサービス鹿児島/1月20日 店舗営業終了

非常にお世話になっておりました、カメラサービス鹿児島さんが、先月の1月20日をもって店舗での営業を終了されたとのお知らせがwebサイトに掲載されました。

http://www.cs-kagoshima.info/

昨年より、体調を崩されたとのことで修理受付を中止されておりまして、その動向を気に掛けておりました(の割に気づくのが遅い)

サイトによれば、
(前略)

今後は、健康を取り戻したのち、ホームページの専用フォームかメールからのみ、概算修理見積もり問い合わせを受け付けさせていただきます。

営業再開日は改めてご案内いたしますので、今後ともご厚誼の程宜しくお願い申し上げます。

(以下略)

とのことなので、復活される日をじっと待つことにしたいと思います。

既に記事にしたESII motordrive のようにオーバーホール打診をかけて、見積もりを取っておりながらそれっきりにしてしまってるものがありますし、以前に手を掛けて頂いた機材の再度のメンテを必要とするものがありまして、そういうものはやはり同じところへ出したいですしね。

ということで、無事御快癒されますことをお祈り申し上げます!

富士フイルム/フジブロFM3号生産終了

正式発表後、やや時間が経っていますが、インフルエンザで寝込んでましたのでお許しを。

http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0078.html

えー、ちょっと予想外の製品がアウトになってしまいました。
引き伸ばしをやったことのある方なら誰でも知っている、富士フイルムの「光沢」「3号印画紙」が終わってしまいました。上記のメーカーのリリースによれば、一番多く出るであろう大カビネの最終製品出荷はこの2月、と推測されています。

3号印画紙でストレートに焼けるネガが理想、と言われ(印刷原稿の場合は3号ではハイコントラストなので2号で焼く)、引き伸ばしをする時には基本3号を準備し、押さえとして2号も買ってきておく、というくらい3号印画紙というのは標準的なものでした。
*これはテツの場合ですので、人物写真等の場合はあてはまらなかったかもしれません

フジブロのリリースと、印画紙のページを見ていて気づいたのですが、モノクロ印画紙の全紙サイズと半切サイズそして手札判はフジブロではFM3号でしかもう存在していないのです。
つまり、FM3号の消滅はこの3種類のサイズの終了をも意味します(輸入紙では全紙はまだある…サイズが少し違いますね)
ま、手札判は大カビネを半分に切れば済むことなのですが(自分でもそうしていた)。

もう殆どいないと思いますが、今後パネル用途でモノクロの全紙サイズをDPEで依頼した場合、どうなるんでしょうか? 
……インクジェットプリンターでの出力になりそうな予感がします(汗

COSINA/ZEISSクラシックシリーズ生産終了……あれ?

12月12日、COSINAがCarl Zeissブランドのうち、「クラシックシリーズ」の大半のレンズの生産終了をリリースしました。

ところが、今日見ますとこのリリースが消滅してしまっています


対象となった製品の個別ページにもCOSINAはきちんと赤文字で「この製品は生産終了しました」と記載しているのですが、それも削除されてしまってます。
つまり、まだ生産終了ではない、ということなのです。

対象レンズは下記の通り(でした)

・ Carl Zeiss Distagon T* 2.8/15 ZF.2 、ZE
・ Carl Zeiss Distagon T* 3.5/18 ZF.2、 ZE
・ Carl Zeiss Distagon T* 2 /25 ZF.2、 ZE
・ Carl Zeiss Distagon T* 1.4/35 ZF.2、 ZE
・ Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 ZF.2、ZE

この発表の結果、残るレンズは、

・ Carl Zeiss Distagon T*2.8/25 ZF.2
・ Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2、ZE
・ Carl Zeiss Planar T*1.4/85 ZF.2、 ZE

ということだったのです。

あれ? 
と思いまして検索してみますと、大手情報サイトのところには通知があったのか、記事を見つけることが出来ません。削除されてしまったのでしょう。
おかしいな、そんな昔ではなかったはずなんだけどなぁ、と今度は一般のサイトで探してみますと、やはり出てきました。
この記事のトップに「12月12日」と記しているのはこれらのサイトで書かれている日です。
ググると出てくるのでリンクは張りません。

で、当方がお世話になっているカメラ店のサイトではどうなっているのか、といいますと、既に販売終了になっていたり、そもそもページになかったりして、見つけられないものだらけです。

また生産するのか、日を改めてまた同じ内容でリリースされるのか、ちょっと気になるところです。

第75号 PENTAX K-1 Limited Silver

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ようやく記事に出来ました。
実は、先週初めて開封しました。万一輸送途中で何かあった場合、これだけ買ってから間が空いてしまうとクレームも付けられませんので、少々ヒヤヒヤしたのは事実であります。

さて、それでは問題の箱を開けてみます。

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取り扱い説明書が再びケース上部に来ました。K-3ではカメラ本体が上にあり、それまでの伝統?と違っていましたが、元に戻りました。ノーマルの方はどうなっているのでしょうか(どうでも良い事ですがw)
取扱説明書が直ぐに取り出せるので、何が箱に入っているのかのチェックが楽です。
で、このK-1 Limited Silver の場合はバッテリーグリップが標準で入っているため、ノーマルとは箱が違うのは当たり前なのでした。

取説を納めていた当て板を跳ね上げますと、
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ボディその他が現れます。
見た瞬間、「ボディがでかい」というのが第一印象でした。

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ざっと取り出すとこんな感じであります。
実にASAHI PENTAX ES以来、LXを除き自動露出機構を持つカメラに付属してきたファインダーキャップが21世紀のこのカメラにも付属しています。
リチウムバッテリーは、K-7以来の(電気用品安全法改正に伴いマイナーチェンジされてますが)D-Li90Pであります。使い回しが出来るので大変有り難いことです。
K-1のバッテリーは今までのD-Li90Pとは違うが、バッテリーグリップD-BG6には下駄履きの形でD-Li90Pは使用出来るようになっている、とか完璧に間違った情報なのですが、何故か頭に残っておりまして、この記事を書くために取り出した時に電池を入れませんでした。ちゃんと自分の目で確かめないとイケマセン。

組み上げた姿。
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真正面から。
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マウント部からペンタプリズム部のところがかなり大きく感じます。なんだかんだと便利な機構が付いた分、ばかでかくなっている気もします。
その昔のASAHI PENTAX SL とか、ASAHI PENTAX K1000のような、プリミティブなデジ一を作った場合には、もう少し小さく出来るかもしれません。ただ、そういうカメラって、結局は売れないんですよねぇ……
それに、今の中心世代は「最初からカメラはAF、AE」なのですから、そんな退化したようなカメラは使おうともしないでしょう。年寄りの戯言でした。

レンズを付けてみました。
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「最初に何を付けます?」というコメントを頂きまして、さて、何を付けようか?と考えましたが、やはりこれでしょう!
SMC PENTAX-A 50mm F1.2 であります。
まずは標準レンズ、50mmからですよね?

さて、覗いてみたのですが、
見慣れた標準レンズの世界がそこにありました……が。

なんかファインダーが暗い!
スプリットが見えない!(そもそも、ないのですが)
あれ、黄金分割ラインがない??

後に、電池を入れてみて解りましたが、電池が入っていない場合だと、ファインダーは少しほの暗い状態で、何の補助線もありません。
電池を入れると、電源スイッチオフでもスクリーンには黄金分割ラインが入りますし、電池なしの段階よりは明確に明るくなります。ちょっとびっくりです。

フルサイズのわりに、ファインダー像が小さいな……とも感じましたが、これは今まで使ってきたAPS-Cモデルの全てにO-ME53を装着していたためでした。で、早速付け替えてみると、「おお、でかいわ」と。

K-3との大きさの比較です。
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バッテリーグリップそのものの高さが違いますね。リチウムバッテリーそのものは同じものなので、何故にこう高くなったかは不明です。

K-3には、比較用として直ぐ傍に置いてあるK2DMDからSMC PENTAX 50mm F1.2 をとりあえず拝借して付けています。

ボディ単体+レンズでの比較。
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ボディが分厚くなっているため、座りは非常に良くなっています。大柄なA 50mm F1.2 を装着してもつんのめるようなことはありません。

背中から
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横幅はともかく、ボディの高さはもう二回りは大きいのではないかと思います。ニコンF2フォトミックとオリンパスOM-1、いやアサヒペンタックスMXとの比較をしているような感じですね。


さて、こうしてフルサイズボディが来てみると、改めてAPS-Cモデルの取り回しの良さ、というものが見えてきました。飛行機とか鉄、はたまたモータースポーツとかあるいは鳥などの撮影では望遠レンズのテリトリーですので、焦点距離を稼げるAPS-Cの独壇場でしょう。K-3を2台持ち出すかどうかは不明ですが、引退はあり得ません。
一方で、広角から中望遠といったところでは、本来の画角を使えるフルサイズの方が良い、ということで、誰もがそう考えることを改めて実感したのでした。FA28-80mm PZレンズはちゃんと広角から望遠として使えますし。


残念なことにこれから冬で、既に雪は降りましたし、気温が氷点下になることもたびたび、という状況になっており、いきなり過酷な世界で使うのはなぁ、と言う気もします。特に私のレンズはどれも年期ものなので気を遣ってやらねばなりません。
しばらくは説明書を読むことになりそうです。

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2017/12/5  追加
下記コメントにありますように、リチウムバッテリーD-Li90が登場したのはK-7からでしたので、早速本文記事を訂正致しました。また、一部の語句を修正しました。

2018/1/8 追加

本日、初出動しました。
レンズはバル切れの恐れが無いA135mm F2.8 です。
レンズフードが探し出せず(苦笑)、組み込みフードに頼ることになりましたが、まぁ順光基本ですし、薄曇りでしたので逆光でもなんとか。

手持ちなので、メガネが吐息で曇ってしまうのに閉口。クモリ止めも役に立ちませんw
こういう時はAFの方がよかったかも。
さらに、視度調整が合ってなかったのか? 置きピン合わせに苦労しまして(スプリットないのはつらい)、1カットなどはそのメガネの曇りも合わさって「ピントはどこよ?」的ショットに(愕然

ということで半分ほど失敗しました(泣

2018/07/07 追加

先日、フォーラムに行きましてK-1 markII へのバージョンアップを依頼してきました。
納期は9月。
SRのバッジは返却されるとのことですが、どうしたものか……つけ直せるわけでもないですしね。

と言うわけで、K-1による旧レンズ群のテストはしばらくお休みです。


2018/10/15 追加更新

9月上旬、予定日より1週間早く出来上がったということで、出張のついでに引き取って参りました。
無事、K-1 Mark II Limted silver へモデルチェンジ致しました。
特に内容はありませんが(苦笑)新たに記事を起こしておりますので、宜しければどうぞ御覧下さい。
  ↓
https://61174813.at.webry.info/201810/article_2.html

106本目 smc PENTAX-FA☆400mm F5.6 ED [IF]

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ようやくゲット出来ました。まぁA400mm F5.6がありましたし、あまり使わない距離のレンズであった事もあります。

し・か・し、このレンズ、ついぞ見かけた事がないレンズの1本でもありました。新品が普通に売られていた頃ですら、自分が店頭で見たのはただの一度、錦糸町ヒカリカメラでお値段は確か7~8万円あたりだったと思います。新品価格が本体価格20万円でしたから、当時としては妥当な線だったと思いますがほんの数日で消えてしまい、以後中古市でも殆ど見ることが出来ないレンズとなってしまいました。
FA☆レンズの怒濤のディスコンが始まった頃、このレンズは真っ先に消えた部類に属し、カタログ落ちも同様でした。そして、DA☆レンズとして200mm F2.8が復活し、300mm F4.5 は新設計でF4に改まって登場して久しいにもかかわらず、この400mm F5.6 は未だに姿を現しておりません。

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このこともあって、AF対応の400mm ED・☆レンズとして今なお「これしかない」位置を占めており、オークションでは活発に取引されています。おおよそ15万円から20万円弱、と言ったあたりで落札されているようなので、15年もののレンズとしては異様に値落ちの少ないレンズだろうと思います。

それでは見て行きましょう。

正面から。フィルターサイズはテレ・タクマー以来の77mmであります。
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後ろから。フレアカッターはありません。絞り羽根は8枚です。(スイマセン、羽根にピンが来てません)
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レンズフードはFA☆レンズの定石通りバヨネット方式で指定品はMH-RBB77、これはFA☆200mm F2.8ED[IF]レンズのものと共用であります。なお、FA☆300mm F4.5 のものはMH-RBC67 で型番が異なります。
逆さ付けが可能です。
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壊してしまったり、あるいは付属していなかった場合には77-86リングをつかってCONTAX/UNのNo.5レンズフードを使うということも出来るでしょう。


さて、このレンズでのマニュアルフォーカスはFA☆レンズの常道、ピントリングの前後動でクラッチのオンオフを行います。MFからAFにすると、ほんの僅かなひねりでガチとクラッチが繋がりもう動かせません。
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MF位置にするとピントリングは自由に廻せます。但し、最短や無限大を超えても廻るので、レンズ交換の時などピントリングが回転してしまうと困る場合があります。そう言う場合はAF位置にするのが適切でしょう。
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三脚座は全体から見るとかなり小ぶりで高さがありません。雲台の形によってはバッテリーグリップを付けたカメラボディだと取り付けられない場合があるかもしれません。材質はたぶんアルミダイキャストでしょう。
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A400mm F5.6
と比較。IF機構を採用しているとはいえ、随分と小さくなったものだと思います。ハッタリは効きませんが。Aレンズは長さ277mm なのに対し、FA☆は199mm と20cm を切っています。
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重量も1,240g から1,140g へとわずかながら軽くなっていますが、Aレンズはフード内蔵で、FA☆は別です。カタログにおけるFA☆の重量がレンズ単体での重さだった場合は、フードを入れると同じかそれ以上になる可能性がありますね。
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さて、大柄なHD150-450mmズームサンニッパとかそう言うレンズを弄っておりましたところへ、この400mmレンズが参りましたので、まぁなんと可愛らしい(笑)、なんて軽いんだろう、と思ってしまう程インパクトがありました。
果たして、今回の三沢でデビューさせたのですが、やはり小型軽量は強いですね、同じくお初で持ち込んだバズーカ250-600ズームは殆ど使わず(泣)、専らこのレンズが活躍致しました。ブルーインパルスの時は更にAFコンバーターx1.4をかませています。
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問題があるとすると、K-3との相性かも知れませんが、めったやたらにピントをロストしてしまうのです。そして無限大から最短までジー、折り返してまたジー、ギュ、ギュイ、ギュギュイ、ジー……。
20年前のレンズに何を求めてるんだ?という訳ですが、やっぱりストレスは貯まります(怒
取引が活発なのは、まさか直ぐ手放してる?
200mmはそのままDA☆になったわけですから、この400mmも出来るんじゃないの?と思うのですが、素人考えなんでしょうかねぇ?
まぁ、仮にHDレンズが発表になったら中古価格は暴落するでしょうから、持っている私としては痛し痒しですがw

レンズ構成: 8群9枚(EDレンズは第2群、第4群の2枚)
フィルターサイズ: 77mm
絞り: 完全自動絞り F5.6 ~ F45
絞り羽根枚数: 8枚 
最短撮影距離: 2.0m
最大径 x 全長: 83 x 199mm 
重量: 1,140g
レンズキャップ: レンズキャップ A 77mm
レンズフード: 付属。MH-RBB77 
レンズケース: S110-230


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2017/11/20 追加更新
下記コメントを頂きました。確認の上、事実と相違する一部の訂正と、本文の言い回しを変更致しました。
また、本文中のレンズ、カメラボディにリンクを張りました。

別室2 CONTAXのへや 第4号 Contax RX2000

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何を今さら、ええ、本当にいまさらなのですが、私はこの色のRX2000を探しておりました、ずっと。

もう正確に覚えては居ませんが、かれこれ10年ほど前、12月の28日だったと思いますが年末も押し迫った会社の最終出勤日の終業後、私は銀座界隈のカメラ屋さんをぐるりと廻っておりました。そしてミヤマ商会さんへ入ったとき、そこに見慣れない色のカメラが鎮座していました。

緑色のカメラでした。見ると、コンタックス、CONTAX RXの2000年記念モデル、とありました。
今でこそ、カラーバリエーションということで赤とか青とか今までの常識を覆す色のモデルが沢山ありますが、フィルム一眼で当時、このような奇抜な色使いを行ったカメラは見た事がありませんでした。
この色、正式にはフォレストグリーンと言うそうですが、結構好き嫌いが出そうな色ですけれど、私は気に入ってしまったのです(苦笑
ただ、お値段の方はというと確か95000円だったかそこらあたりで、「買います」とは直ぐに言えないレベルでした。既にいろいろ買っていたはずですから(汗
ということで、後ろ髪を引かれながらミヤマさんを後にしたのでした。
で、年が明けて1月の4日か5日か、お昼に行ったか会社が終わってだったかは覚えておりませんが、とにかく行ってみたら、無かったのです。「あっちゃー……」でした。
お財布的には買わなかった事でずいぶん助かったはずなのですが、「買われてしまった」ことは結構ショックでして、それ以来ずっとひっかかっていました。

このRX2000、いわゆるフルチョイスシステムを取っており、「全く同じモデルはない」とまで言われております。ということで、今までに何度か見た事はあるのですが、一度もあのグリーンのモデルとは会えませんでした。
ネットで検索すると結構出てくるのですが、実物に会えないのでした。
昨年?一昨年?の年末だったか、フジヤカメラに2台、このRX2000が並んでました。が、1台は黒(レギュラーなのか、オプションのタフブラックなのかは不明)、もう1台は赤(エレガントローズ)で、どちらも記念ロゴ入りのものでした。この赤は若干ラメ入りっぽい色でした(この緑もソリッドカラーではありません)ので何だかなぁということで、手を出しませんでしたが。
まぁ有名な極楽堂さんに通えば入手出来たのでしょうけれど、そこまですることはないか……という思いと、ちょっと巡回コースから外れているのでわざわざ行くまでのこともないか、といううちに時間だけはあれよあれよと過ぎ、何気なく見たオークションでコレが手に入ったのでした。

*なお、銀座のミヤマ商会さんですが、この9月20日で閉店されました。(つい先日、行ってみてシャッターが降りていたので愕然としました)
この界隈で残る中古カメラ店はカツミ堂、三共カメラ、スキヤカメラ、ニコンハウス、清水商会、レモン社の6社と、私が知っている15年前頃の半分になってしまいました。


さて、非常に長い前振りでしたがRX2000を見て行きましょう。

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箱そのものは普通のCONTAX RXそのもので変わったところは何もありません。スペシャルデザインを売りにしてしまうのもどうかと思いますが、通常モデルと差が無いのもまた寂しいかな……
なお、PENTAX LX2000はスペシャル仕立の50mmレンズをセットにしたこともあって、外箱もスペシャルでした。

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記憶の中で美化されていたようで、箱を開けて取り出してみたときの第一印象は「あれ、こんな色だったっけ?」でした。記憶とはアテにならないものですね。
正面の彫り込み文字は、” Contax ”という旧ロゴで、これは” CONTAX ”の現行ロゴと選択する事が出来ました。個人的には、このRXの態を見てですが、現行ロゴの方が合っていたと思いますが、そんな事を言っているといつまでも入手出来ませんから、気にしない事にしました。
なお、文字の色も選択が可能でした。

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2000年記念モデルを示す表記。似たようなものにCONTAX S2のコンタックス60周年イニシャル、Ariaのコンタックス70周年イニシャルがあります。トータルデザインで見ますと、狭い部分に詰め込んでいるためでしょう、少々五月蝿い感じです。
webで検索してみますと、このオプションを選択しなかったオーナーさんもいらっしゃるようで、この表記がないモデルも存在しています。確かにかつてのニコンの如く、すっきりしています。
まぁボディカラーをみれば、スペシャルモデルである事は明らかですので、あえて注文しなかったオーナーさんの気持ちは十分理解出来ます。私自身はなくても良いような気がしますが(なんせこの色ですし)、仮に表記がないモデルを入手していたら、きっと「やっぱりあった方が良かったかなぁ?」と悩んでしまうことでしょう。せっかくの2000年記念モデルなわけですから、何か欲しいよね、と。実際上の方で、箱がノーマル品と同じものなことに文句言ってるくらいですし(苦笑)
やはり小市民ですね。

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ボディそのものはRXであり、なんら変わっていません。CONTAXの一眼レフの弱点の一つである、ミラーズレは発生していないようで、レンズを付けてシャッターを切ってみましたが問題はありませんでした。

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後ろ姿。大型のアイカップに隠れていますが、ファインダー左にアイピースシャッターのレバーがあり、機械的に動作させます。現在は閉めた状態です。赤丸マークは親切ですね。
ファインダー視野率は95%ですが、倍率は0.8倍とやや不満が残るものです。なんせ、ペンタでは55mm F1.8レンズを付ければ等倍であり、両目使用が可能というものでしたから。

データバックは標準となっています。
オーナメントとして、名前などを彫り込むオプションも設定されていましたが、最初のオーナーさんは選択しなかったようです。ぶっちゃけ、私としてはカメラボディに名前が彫り込まれていると手を出しにくいです。どうしても「その名前の人のもの」という気がしてしまいますから……。

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裏蓋を開けたところ。特にそう特徴的なものはありません。
CONTAX RTS III で、リアルタイムバキュームなる、ボディ裏蓋のフィルム圧板に3本のスリットを設け、フィルムを吸引するという凝った仕掛けが登場しましたが、「そんなものを追加しないとヤシカのカメラはフィルムをきちんと保持出来ないのか?」とボロカスに言われたそうです。実際のところ、自分のRTSIIでも159MMでも、もちろんペンタの各モデルに他社のニコン、コニカ等でもそんなことは無かったように記憶します。
まぁ他社との差別化を考えたのではないかと思いますが、ちょっとアイディア倒れというか、ブーメランが戻ってきて刺さってしまうようなものだったですね。

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ボディ上部です。
左手にシャッターダイヤルを置くというヤシコンの伝統は守られています。その他、露出モード設定レバーも組み込まれています。
通常のシャッターダイヤルがある位置にあるのは露出補正ダイヤルとオートブラケット設定レバーであります。
その右隣にあるやや小ぶりのダイヤルはドライブモード設定ダイヤルと、中央重点平均測光(なんか変です)とスポット測光の切り替えレバーです。ちなみにペンタで「中央重点測光」のマークはこのRXでは「スポット測光」を意味するので、気をつけねばなりません(まぁ普通あんまり切り替えませんよね)
シャッターボタンのところのレバーは、メイン電源オンオフとAEロックを行うものです。やっぱりシャッターボタンのロックや電源のオンオフはこのようにシャッターボタンの廻りに設置するのが一番ですよね?

こうやって見ると、ペンタプリズム・マウントの位置はかなり左側にオフセットした形になっていることがわかりますね。ペンタプリズム部分右側の斜面にある小さなダイヤルは視度調整ダイヤルです。

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底面。” KYOCERA JAPAN ” という彫り込みがあります。
右側のネジをコイン(1円玉が宜しいかと)で緩めると、パカッとこの底蓋が取れて、2CR5リチウム電池を納めるところが現れます。ネジ自体は裏にワッシャを噛ませてあるのでどこかへ行ってしまう事はありませんが、裏蓋を落っことすと簡単にひしゃげる可能性が高そうなので、屋外などでのバッテリー交換の際は十分に気をつけた方が良さそうです。

さて、このRXと言うカメラのウリは何かというと、DFI (Digital Focus Information)機能を装備したファインダーなのですが、これもまたどっちかというとアイディア倒れのような気もします。
一つに、ピント位置の前ピン、後ピンの指示、二つに被写界深度の表示、三つ目がシャッター速度と絞り数値の表示と露出データ情報、そして全部オフという4つの表示を選択することが出来ると言うものでした。
目が悪くなってくると、マイクロプリズムではピントが合っているかどうかの判断が付きにくくなり、マット面もしくはスプリットでのピント合わせに頼ることになりますが、この機能はユーザーのアシストにとても有効なものになると思われました……
ところが、このDFI機能を使うためにミラーはハーフミラーとなり、20%の光量がそちらに廻ることになりました。その結果肝心のファインダーが暗くなってしまい、本末転倒の結果になってしまったのです。
このシステムを下ろした後継のRXII はDFIを無くしたことでミラーが全反射ミラーとなったのでその分ファインダーが明るくなり、ピント合わせが楽になったという笑えない結果となりました。
DFIに必要な電子部品の供給が不可能になったためにRXの製造は打ち切りになったそうで、そのDFIを外したものがRXII ということでしたが、もしDFIが大好評であり、他社も追従するようであったならば、きっと違う部品を用いたDFI2とでも言うべきシステムが搭載されたカメラが出たに違いありません。
そうならなかったということは、つまり失敗だった、そういうことだったのでした。

ま、この考え方が進んで、さらにピントが来てないのならカメラボディでレンズを動かしてピントを合わせてしまえ、というものが現在のオートフォーカスシステムなのだろうと思われます。(仕組は違うと思いますが)

ということで、カメラの世界においていろいろな取り組みが行われてきたわけですが、その歴史の中の1つのモデルがこのRXと言うカメラでありました。

使い勝手は結局RTSII が一番じゃないの?(重いけど)
いや、シャッター音がダサイけど159MMもいいですよ?

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さて、どう選べたのか最後にその内容を書き出しておきます。

1.ボディカラー オプションカラー¥15,000

0 ブラック (標準)
1 タフブラック
2 シルキーメタリック
3 フォレストグリーン(このモデルですね)
4 エレガントローズ
5 ナイトスカイブルー
6 パールストーン

2.ラバーカラー オプションカラー¥5,000

0 ブラック(標準)
1 ライトグレー
2 グリーン(このモデルですね)
3 ワイン

3.CXロゴカラー ¥3,000

0 標準色(このモデルですね。オフホワイト?)
1 グレー
2 ブラウン
3 ワイン

4.CXロゴ書体 ¥5,000

0 標準型
1 旧書体(このモデルですね)

5.記念ロゴ彫刻 ¥5,000

0 なし
1 大文字
2 筆記体(このモデルですね)

6.ネーム彫刻 ¥5,000

0 なし
1 希望(大文字アルファベットまたは記号で15文字以内)

で、同時注文出来る記念オプションとして、
記念ストラップ ¥5,000
記念飾りケース¥22,000

がありました。

ちなみに、全て0番、標準を選ぶとオプション料金はかかりませんが、ただのRXが届くわけで…。意味ないですね。たぶん、そういう発注者はいなかった事でしょう。
このモデルのオーナーさんは、少なくともこのボディに3万円のオプション料金をかけられたわけですね。記念ストラップと記念飾りケースはどうされたのかは今となっては不明ですけれど。

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第74号 ASAHI PENTAX SPF MOTOR DRIVE

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「なんであるんだよ……」
思わず、そうつぶやいてしまいました。

例によって中野フジヤカメラ→新宿アルプス堂→カメラのキタムラ新宿大ガード店→マップカメラ→中古カメラ市場と廻ってきて、最後の中古カメラBOXさんにこのカメラはありました。ええ、特に何が欲しい、とかそういうつもりではなかったのですが。

SP MOTORDRIVEの頁に書いておりますが、以前、ここにはSPのモードラボディがひっそりと陳列されていたことがありました。ですが、今回は、このモデル、堂々とペンタックスのケースに目立つようにドンとど真ん中に鎮座していたのであります。

お値段8万円。
はっきり言って10年前なら妥当なところですが、今となっては相当に高いお値段であります。ですが、私が中古カメラの沼に嵌まって以来一度も見た事のないモデルなのです。おそらく今回を逃すともう二度と見る事はないブツであろうと思われました。
まぁ、東口のBERGに今回初めて入る事が出来、暑かったので飲んでしまったランチビールの影響もあったと思いますが(笑)、速攻で店を出て、銀行ATMを探したのは言うまでもありません。

さて、それでは早速見て行きましょう。

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ボディ外見そのものは、いくつかの変更部分を除けば普通のASAHI PENTAX SPFと何ら変わりません。
ノーマルのSPFは持っておりませんけれど。

SPFの特徴である、フォトスイッチ、つまり電池を入れ、Cdsに光が当たるとそのまま露出計はオンになるという仕組みですが、購入前のテストでは問題なく動作し、簡単なチェックでも露出計はおおよそ正確な値を示していました。
このフォトスイッチはCdsの特性を利用したもので、光が当たらない場合には殆ど電流は流れないというものです。つまり、電源は入りっぱなしです。
一方、後継のSPD、GPD(一時期使われましたがその後廃れてしまいました。コスト面でしょうか?)ではこの性質は逆で、光が当たらない場合はより多くの電流が流れてしまうことから回路をカットする電源スイッチは必須となっています。

後ろ姿。
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アイカップはFHを装着しています。このFH、この通りSシリーズに始まってKシリーズもOK、もちろんMシリーズに始まる各モデルにも転用OKという有り難いアイカップであります。今、生産してるのかどうか怪しいところですが、新品を購入出来るのは有り難い事です。出来ればこの先も供給を続けて頂きたいブツの一つです。
ファインダーのレンズにはバルサム切れは発生していません。

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ホットシューカバーはUNのペンタックス用(ホットシューカバーFKとうり二つ)を装着しました。
特にモータードライブ仕様である事を示す表記はありません。シリアルナンバーは、ノーマルとそれ以外とで区分けしてあるのかどうか、資料がないので判断出来ません。

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裏蓋を開けてみたところです。特に何の変哲もありません。

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外観(底部を除いて)から判断出来る、唯一のモードラボディである事の証。
SPESII、そしてこのSPFと(おそらくSPIIも)Sシリーズボディはフロント側に、KXKMのKシリーズボディは後ろ側に付いているわけですが、Kシリーズのこの部分は「ホールディングカット」と言うアイディアで、意図的に斜めに削られたデザインになっているので、"MOTOR DRIVE"の文字が入れられなかったのですね。

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モータードライブユニットとの電源接続部分。
SPFのモータードライブボディが作られた時には既にモータードライブユニットIIがデビューしていた模様で、私が持っている専用カタログ(パンフレットというべきか)にはモータードライブユニットIIどころか、KシリーズのKX、KMとこのSPF、ESIIが掲載されていました。

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で、残念ながら付属していたのはモータードライブユニット(I型)でした。状態はまずまずでした。接続は3ピン。
この通り剥き出しなので、装着・脱着の際には必ず電源をぬいておく必要があります。


さて、御存知の方も多いと思いますが、「かつて」旭光学は官庁系への販売ルートを持っており、日本光学と並んでそちら方面でも活躍していたのでした。
とりわけ警察関係では非常に強かったようです(旭光学と日本光学の2社が指定/なお自衛隊は日本光学)。販売会社であった旭光学商事株式会社が永田町1丁目に存在していた理由もそこら辺にあったのでしょう。

当時、報道関係は日本光学=ニコン一色でしたから、どうしてアサヒペンタックスにモードラボディだのデータカメラだの特殊用途のカメラが存在するのかよくわからなかったのですが、これで合点がいきます。
SPが売れまくった話は余りにも有名ですが、殆どの人は広角1本、望遠1本と標準レンズ付きボディ1台程度に留まったはずで(この程度でも写真好き、カメラ好きと言われたはず)、モードラボディに手を出すアマチュアカメラマンは非常に少なかったはずです。
と言う事からしますと、当方の手元にやって来た彼らのうち、いくつかはきっと、官公庁でのお勤めを終えたものなのでしょうね。

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105本目 smc PENTAX-A 100mm MACRO 100mm F2.8

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今頃(昨年です)になって、ようやく買いました。

10年ほど前の頃、このレンズは希少性からA☆135mm F1.8A☆85mm F1.4 と並んで高額レンズ三人衆というべき位置にいました。おおよそ10万円近いところで流通しており、高嶺の花でした。

東京に戻っていた私はいつもの通りのコースを通っておりましたが、銀座レモン社でこのブツを見つけたのです、お値段4万8千円。かつてのお値段からするとまぁ良いところでしょう、外装にもそう目立つ傷は皆無でピントリングの角もまだ十分にエッジを残していました。ということで、このレンズ、わたしのところへやってきたのでした。

さて、光線状態はいつもの通り良くないですが(汗)見て行きます。
正面から。フィルターサイズは58mm。なぜかCanonのスカイライトフィルターが付いてました。
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何というレンズなのかさっぱりわかりませんw
マクロレンズらしく、奥深くに第1レンズが存在している事はわかりますね。

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この通り、深い位置に第1レンズがあるため、鏡胴自体がレンズフードの役目を果たす事からカタログには対応レンズフードの既述がありません。
ペンタックスのウェブサイト(ペンタックス・プラス)には、Aレンズ以降の対応アクセサリーのリストが掲載されているのですが、そこにもレンズフードの記載はありません。

AF化されたFレンズにはこの部分にフレアカッターらしきものが儲けられていますが、このレンズにはそういうものはありません。

お尻から。
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絞り羽根は8枚です。

等倍までヘリコイドを繰り出した姿。
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倍ぐらいの長さになっています(当たり前か)。

Aレンズではエンプラがかなりの割合で使われるようになっていますが、このレンズの場合、どうやらこのヘリコイド部分と絞り環はエンプラのようですが、ピントリングやレンズ外装部分はアルミのようです。
というわけで、この100mmは図体の割には470gと軽く、その姿から受ける印象との違いにちょっと驚きました。

なお、後継のFマクロ100mm F2.8は590gとなり、一回り大きく重くなりました。
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手元にあった、タクマー200mm用のレンズフードを付けて、K-3に装着して見ました。
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カメラっぽいですねぇ(自画自賛
レンズフードは不要ですが、防護用ということであれば、一番簡単なのはこの58mmサイズ・タクマー用135/200mm用メタルフードでしょう。もちろんKレンズ用のものでも大丈夫かと。(ファインダーで覗いただけで、実際に撮って試してはおりませんので、そこは自己責任で御願いします)


私はマクロレンズの歴史は知らないのですが、カタログの情報を思い出してみると、どのメーカーも50mm標準レンズクラス(1/2倍)と、100mm付近の中望遠レンズクラス(等倍)のマクロレンズをラインアップに載せておりました。
更に50mmクラスでは、通常のヘリコイドリングでピントを合わせるタイプのものと、拡大倍率を等倍以上に上げるためにベローズユニットを利用するため、ヘリコイドリングそのものを取っ払ってしまったベローズ専用マクロレンズを持っていたメーカーもまたありました。

これらマクロレンズは、その使用目的が複写や対象物の拡大撮影などでしたから、解像力や発色の忠実な再現等が優先されたと思われ、その代わりとして明るさについては二の次となったのでしょう、だいたいどのレンズもF4といったあたりになっていました。
実際の撮影でも被写界深度が浅いマクロ領域では絞り込むことが多かったでしょうし。

で、どこのメーカーが先鞭を付けたのか知りませんが、それまでの常識であったF4クラスのマクロレンズに、その一つ上の明るいレンズ、F2.8クラスのものが登場したわけです。
マクロレンズにそんなに明るいのは必要なのか?とは思いますが、実際シャッター速度が1段早いのが切れる、というのはなんと言ってもありがたい事ですし、ユーザーアピールにも強い、さらには必然的に大口径になりますから、絞り開放などのときのボケなどにも有利です。
それやこれやで、いつの間にかマクロレンズではこのF2.8クラスがすっかり主流になってしまいました。

さて、このレンズ、K-1ではどういう絵を見せてくれるのか、ちょっと楽しみです。

レンズ構成: 7群7枚
フィルターサイズ: 58mm
絞り: 完全自動絞り F2.8 ~ F22
絞り羽根枚数: 8枚 
最短撮影距離: 0.31m
最大径 x 全長: 74 x 92.5mm 
重量: 470g
レンズキャップ: レンズキャップ A 58mm
レンズフード: 準備されず 
レンズケース: ハードケースHB-120、S80-120

富士フィルム/Superia X-TRA400消滅とリバーサルの5本パック廃止

じわりじわりと縮小して行く写真フィルムの製品群ですが、富士フィルムからまたいくつかの製品の出荷を終了します、とのお知らせが出ました。

http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0072.html

1.ネガカラー 2018年3月出荷終了見込み

FUJICOLOR SUPERIA X-TRA400 24EX 3本パック

FUJICOLOR SUPERIA X-TRA400 36EX 3本パック


2.リバーサルカラー 2018年3月出荷終了見込み

FUJICHROME VELVIA 50 professional 36EX 5本パック

FUJICHROME VELVIA100 professional 36EX 5本パック

FUJICHROME PROVIA100 professional 36EX 5本パック


今回の発表は以上です。
Superia X-TRA400は既に単品の発売は終了しておりパック詰め販売のみでしたので、今回の発表は銘柄消滅を意味します。

これで、一般用ネガカラーのISO400品はSUPERIA PREMIUM400の1種類となるわけで(プロ用のPRO400H professional がありますから、全体では2品種) 、リバーサルフィルムとモノクロフィルムのISO400は終わってしまってますので、ホントにこれだけなのです。

なお、ネガカラーのうち、今回の縮小を免れて引き続きパック売りされるのは

FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM400 27EXx3本パック、36EXx3本パック

FUJICOLOR100 24EXx3本パック、36EXx3本パック

の2銘柄となるわけです。

リバーサルフィルムは単品のみになるわけですが、最近のお値段からしますと、5本パック詰めなんてとても手が出ないよ、というようなものでしたので、まぁ妥当なところかな、とは思います。

但し、今までの事例では、パック詰め廃止は銘柄廃止の一歩手前、というような感じなので、予断を許しません。
(いや、それより買えよという声も)

フィルムは結局のところ、最後は昔のようにISO100のフィルムだけになりそうですね……

頼みの綱はKodak のトライXだけなのでしょうか。

第73号 PENTAX MZ-60/二束三文シリーズその3

【このカメラボディは生きています】

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お値段500円。ジャンク並みの価格なのですが、きちんと正規品の棚に並んでおりました。
2500円でMZ2桁ボディが3台も揃ってしまいました。よーしあとはMZ-10だけだな(笑
*F50mm F1.7 はウチにあったものです。念のため(笑

「この辺の価格ということは、引き取りの時はタダですよね?」
「ええ、もうこの辺のカメラは正直買い取り出来ないんですね。なんかもったいない話ですけれど、商売なんで、もうどうしようもないんですよ」
そんなものを500円とはいえ買ってしまった私であります。もう次はありません。捨てるにしても金を取られそうなものですし、本当に可哀想なモデルなのであります。

さて、このMZ-60ですが、それまでのMZ-10から始まるMZ-10/30/50とは少し違ったデザインになっています。
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まず、一眼レフのイメージであったボディのグッタベルカ部分をシルバー塗装にしてしまい、黒い部分をグリップ部分だけにしてしまったのが目を惹きます。
この部分は軍艦部とは違うボディパーツなのですが、それでも「カメラ」の伝統に則り、MZ-30/50は黒色パーツを使っていました。しかし、このモデルはその伝統を捨て、軍艦部のシルバーと同系色を用いてきたのです。
ここから来る私のイメージは「コンデジみたいじゃん」

ボディデザインも、全般的に角張った形になり、Pシリーズ程のカクカクではありませんが、*ist やそのデジタルモデル、そしてその後の初期デジタルKシリーズ(K-xまで)続くイメージの先駆者であるK-30、Zフタケタモデルの流れを引き継いだK-50 とも違う、新しいものでした。
強いて言うと、この流れは現在途切れているK-S1/S2が近いかと。真四角なボディにドンとペンタプリズム・レンズマウントパートを載せたスタイルということで。
厳密に言うと、ボディ前面には後退角がついているので、真四角ではないですが。

マウントについてはこのシリーズ特有のエンプラマウントで、パワーズーム接点なしであり、絞り情報伝達レバーがないためAポジションのあるKAマウント以降のレンズでないとシャッターが切れません。

リアビューです。
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フィルム確認窓があるだけの、非常にすっきりとした眺めです。今のデジタルカメラではボタンだらけですが。

アイカップはFHを付けており、これは指定どおりです。
例によってペンタミラーファインダーであり、視野率はわずか90%、倍率は0.77倍。視度調整機構はありません。

デート機能ですが、省略されたわけではなく、ボディ左肩のボタンと、シャッターボタン手前にあるセレクトダイヤルで設定する形になりました。なお、年号は'99まで設定が可能なため、壊れるまで未来永劫?使用が可能です。

裏蓋を開けてみます。
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MZ-30/50 よりさらにコストダウンが進み?ついにフィルムガイドレールすらエンプラになってしまっています。
データ焼きこみのための接点が消えており、この辺はデート機構の見直し(進歩)によるものでしょう。

軍艦部を見て見ます。
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必要と思われるものだけに機能を絞り、コストダウンを進めた結果、ついにダイヤルがなくなってしまったのです。すっきりしているのはこのためでしょう。
プッシュボタンとセレクトダイヤル(不回転式、左右動のみ)だけという潔さ、というかチープさがなんともいえません。

ストロボを立ち上げた場合。
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ボタンプッシュであげることはできません。また、ピクチャーモードに設定していると勝手にストロボが立ち上がるので、不要な場合は絞り優先AEやシャッター速度優先AE,そしてマニュアルモードに設定しておく必要があります。

さて、このカメラですが、ファインダーを見ている限り、シャッター速度や絞りについての情報は一切表示されません。右肩にある液晶には表示されますが、撮影の時はファインダーを覗いて見てますから意味がありません。
MZ-30/50 ではちゃんと表示がされるのですが。

また、写真はありませんが、このカメラボディは三脚取り付けねじ穴部分までもがエンプラのようなのです。MZ-30/50もボディ底部はエンプラですが、この部分だけは金属の挽き物パーツであったのに、です。
力がかかるこの部分をエンプラにしてある、ということは、このカメラを使うユーザーは三脚を使わない、いや、そもそも持ってすらいないだろう、と見切ったからだろうと思われます。

このカメラですが、通信販売やテレフォンショッピング等のような、それまでのいわゆるカメラ販売店ルートよりも
むしろそう言ったお値段訴求型の販売のためのものではなかったのか、という感じがしてなりません。
自分は新聞の広告ページでこのモデル(確かレンズはFAJだったかと)を見たことがあるだけに、そう決め付けているだけかもしれませんが。

「一眼レフだぁ」と買っては見たものの、レンズ交換はレンズを持ち運ばなければならず邪魔、最初の数回使って「おお、すけーな」とは思うものの、いちいちめんどくさいので持ち運ばなくなりどこかへ行ってしまった、三脚なんかセットについてきたけどどこにやったかなぁ……というようなユーザーは結構多いと思われ、そしてそういう層は携帯・スマホ内蔵のカメラ機能で十分満足してしまっていると考えられます。なんせスマホの画面でしか見ないのですから。
かくして、趣味のカメラとも言いがたい、このクラスのフィルムカメラの存在価値は今となってはゼロに近く、私のようなコレクターに拾われでもしない限り、資源ゴミとして一生を終えることになるのでしょう。

寂しいなぁ……

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第72号 PENTAX MZ-30/二束三文シリーズその2

【このカメラボディは生きています】
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で、MZ-M買うんだったらついでにコレも買っちまえ!
と言う事で、ジャンクコーナーではなく、ちゃんとした製品コーナーに置かれていたコレも一緒に買ってきたのでした。お値段は1000円。二束三文ボディその2、です。
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MZシリーズの廉価版ですので、エンプラマウント、パワーズーム接点なし、絞り情報連動レバーなし、というスタイルは共通です。重いレンズを付ける人はいないと思いますが、念のため。
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バックから。アイカップは指定ではFKですが、ストックがないのでとりあえずFHを付けています。アイカップFKはメーカーサイトには載っていませんがヨドバシカメラのサイトにはあるので、少なくともまだ販売終了、とはなっていないようです。
2017/10/24 追加更新 
本日、無事アイカップFKが届きましたので、早速交換しました。写真は後ほど。

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その昔、四苦八苦しながらフィルムへデータをどうにかして記録しようとしていた時代からおよそ20年、コンパクト化されたデータバックはこの通り廉価版モデルに至るまで標準装備となっていました。
現在のデジタルカメラでは、画像そのものには見えない部分で撮影データが記録されるようになりました。
更にGPS内蔵カメラに至っては、撮影場所のデータまで記録されるようになっています。その昔、推理小説等ではこのフィルムと印画紙とが別々であった事からいろいろとトリックを仕掛ける事が出来たものですが、その点は難しくなりました。
尤も、画像データそのものを弄くる事で、事実とは異なる画像も作れる事が出来るようになってしまい、「写真=まことを写す」という言葉と異なるような事が出来てしまう時代にもなりました。

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内部です(画像が酷いですスミマセン)が、どう見ても先のMZ-50と同じように見えます。裏蓋/データバックは簡単に取り外せるのですが、MZ-50と同じなので入れ替える事が出来ます(というか同じものでしょう)、ということはシャッターブロックの寸法が同じ、ということになるのです。ちなみにシャッター速度はどちらも1/2000~30秒ですのでシャッターそのものも同じユニットでしょう。
なお、全幅はこのMZ-30 が135.5mm、MZ-50 が135mmとなっていますが、裏蓋が交換できることからグリップあたりの形状の違いによるものではないかと思います。

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軍艦部を上から見た図です。ストロボを内蔵したペンタカバーはMZ-50より大きめですが、発光ユニット部分は同じ高さにあります。
また、ポップアップはMZ-50では脇のボタンを押すと跳ね上げる事が出来るのですが、このMZ-30ではそのボタンがありません。
MZ-7やMZ-Lにあった「光ってお任せ」ダイヤルは省略され、コストダウンが図られています。
また、シャッターボタンとその縁にあるセレクトレバーもMZ-50が銀色なのに対して、このモデルは黒となっています。ブラックボディであれば気にならないのでしょうけれど、クロームカラーのこのボディでは残念ながらそのテカリもあってチープ感に溢れるものになってしまいました。
その昔の、MEsuper の失敗を忘れているのか、はたまたMZ-50との差別アイテムなのでしょうか。

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右肩部分にある液晶はMZ-50から小型化されました。
露出モードの表示をこの液晶部分で表示しているのがMZ-50で、左肩のダイヤルに指示をまかせたのがこのMZ-30で、この辺は好みが別れると思います。
左肩のダイヤル指示はいつでも確認出来るので、電源を入れないと見えないMZ-50よりはこの方が良いと思うのですが。

ファインダーですが、MZ2桁モデルに共通するペンタミラー方式のため、ガラスペンタプリズムを比較して軽いのですが、その反面ファインダー倍率を上げられない結果となりました。
で、一目でその差がわかりますが、MZ-30は視野率92%でファインダー倍率は0.7倍、一方のMZ-50は視野率92%でファインダー倍率は0.77と1割も違います。
但し、このMZ-30は視度調整が可能ですが、MZ-50にはその機能は省略されています。

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FA28-80mm パワーズームレンズを付けた姿。当然ながらパワーズームは動作しないので、余り意味がありません(苦笑

空打ちしてみますと、ボディもレンズも軽いのは良いのですが、なんかプラスチック品すぎて有難味を感じません。趣味の道具、という点ではやはり大きく重い、そうニコンF2とか、いやペンタの場合ならLXとか言う方がどっしりとしていていかにもカメラを使ってる、という気分になります。
この辺のAFフィルム一眼レフカメラが今や見向きもされなくなってしまった理由の一つが、この点にありそうな気がします。

2017/10/24 追加更新
本文記事に少し追加しました。

第71号 PENTAX MZ-M/シャッターダイヤルが?

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さて、MZ-50と共に中野を出た私は、続いて新宿へと向かいました。
新宿駅東口、改札を出ると直ぐにカフェBERGがあります。いつも混んでいて入れそうもないのが残念です。
で、階段を上がり、外へ出ると後はお決まり、まずはアルプス堂さんからカメラ店探索コースは始まります。(ラッキーカメラさんは新宿三丁目に移転されてしまいました)
続いて靖国通りを渡り、少し歩くとカメラのキタムラ新宿大ガード店(旧カメラのきむら新宿店)であります。
今なお昔のカメラのきむらの名残を少し感じさせるお店です。

さて、ここで見つけたのが、このモデルです。
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一見するとただのMZ-Mです。
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ですが、このシャッターダイヤルを御覧下さい。
注意書きにはこうあったのです。「シャッターダイヤルはA(Auto)と1/30のみ使用可能となっています」

そんなもん使えねーよ、と思って最初はそのまま通り過ぎたのですが、「どうせ使わないならああいう変なのがあっても良いかな」と思い直して買うことにしたのです。

さて、見ていきます。
ベースモデルのMZ-Mのモードは絞り優先AE、シャッター速度優先AE、プログラムAE、とマニュアルと、一通り出来るようになっています。
マウント内部には、つや消し黒で塗装されているためわかりにくいのですが絞り情報連動レバーが存在しており、絞りはボディからのコントロールの他にレンズの絞り環も使用出来るので、K,Mレンズも使用可能なのです。
1.絞り優先AEの場合は、レンズの絞り環を使用して設定、シャッター速度ダイヤルはA。
2.シャッター速度優先AEの場合は、シャッター速度設定ダイヤルで設定、絞り環はAポジション。
3.プログラムAEの場合はシャッター速度ダイヤルをAに設定、絞り環はAポジション。
4.マニュアルの場合はシャッター速度ダイヤル、レンズ絞り環とも任意の設定。
と、スーパーAやSFX、Z,MZ1桁(Sも同様)と同じ設定方式です。

なお、この個体の場合は、シャッター速度ダイヤルはAと1/30以外にもクリックがあり、オリジナル部品をそのまま準用しているようなのですが、A以外の位置ではどこに設定しても1/30しか設定されないようになっています。

その他、パワーズーム接点はありません。
ご丁寧に内蔵ストロボもありませんので、軍艦部のアタマはつるんとしています。
電源スイッチは、MZ2桁モデルのようなスライドスイッチではなく、シャッターボタン部分の外枠レバーを弄ってオンオフを行うようになっています。

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モードダイヤル部分はこの通り、露出倍数設定(-3~+3EV、0.5EV刻み)、ISO感度変更(DXフィルムは自動設定)、1コマ撮影、連続撮影(秒間2コマ)、セルフタイマー(12秒)の斯く各設定を行うようになっています。

裏蓋はデート機構の無いプレーンなもの。
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但し、MZ-50等のデート機構付きの裏蓋と交換が可能なので、それと入れ替えれば焼き込み出来るのでは、とも思えますが……?

生きているのか解りませんが、データ用の接点は存在しています。
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さて、この個体ですが、なんとこのボディも、

「パシャン、ジーィジーィジーィ」

「うそだろー!!」

MZ-50同様、こちらも動作不良です。3000円もしたのに!!
購入前の動作チェックでは何ともなかったのですが、一体どういうことなのでしょう???

ちなみに、絞り開閉レバーが上がりっぱなし状態なので、えいやと力ずくで押し下げたところ、とりあえず復帰しましたが、たぶんまたシャッターを切るとミラーアップしてジーィジーィジーィとなる恐れが高いのでそのままにしてあります。

いやー落ち込んでしまいますね。

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第70号 PENTAX MZ-50/二束三文シリーズその1

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のっけから過激なタイトルで、現在も使用中のオーナーさんには誠に申し訳御座いません。
このカメラ、フジヤカメラで1000円で購入したものです。
今のフジヤカメラにおいても、フィルムカメラは肩身が狭く、そのうちにフィルムカメラボディは全メーカーまとめて2Fに移ってしまうかも知れないくらいのものです。まぁ実際にはそんな事は無いと思いますが。

何で今更こんなモデルを買ったのか、と言いますと、正規品扱いで売られているのが珍しかったことと、それほど荒れていなかった事、そしていわゆるMZの2桁モデルを一つも持っていなかった事からです。まぁ1台くらいあってもいいかなと。なんせ千円ですから。

さて、見て行きましょう。
全体的なスタイルはMZ2桁シリーズモデルに共通するものです。デジ一を見慣れた今となっては、非常にコンパクトに見えます。もちろん軽いのです。

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マウントは私が大嫌いなエンプラであります。間違って、サンニッパを付けてボディを持ったらバキと行くのではないかと危惧してしまいます。他社にもこういうカメラは存在するのですが、「レンズ交換出来ますよ」と言いつつ、実は、交換レンズをいくつか持って交換して撮る、というようなユーザーを考えていないカメラなのです。
ターゲットがせいぜい28-80あたりと80-200の2本程度で済ませてしまう(実際、大半はそれで済んでしまうのですが)ライトユーザーでなければこういうマウントは成り立たないでしょう。
マウント内部を御覧になれば解りますが、パワーズーム接点がありません。
また、絞り情報伝達レバーが存在していません。このシリーズは非常に割り切られて作られており、Aポジションの無いレンズ(K及びM)はシャッターを切る事が出来ないので使用不可なのです。
*絞り環の存在しないFAJと、ボディ側モーターでAF駆動されるDAレンズ群(ケラレの可能性はある)は動作します。

ポップアップストロボ。バネ仕掛けで跳ね上がるのですが、そのストッパーの設計が今ひとつだったようで、壊れやすい弱点部分の一つだったそうです。
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軍艦部左肩にあるのは機能設定ダイヤル。
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基本はピクチャーモードで、普段撮りならこれでOK。その他、シャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアルの選択、そしてフィルムISO感度(DXフィルムなら不要)、1コマ撮り、連続(秒間2コマ)、セルフタイマー(12秒)の選択を行うようになっています。

裏蓋はデータバックです。電池はリチウムCR2025を使いますが、交換には時計用(精密模型用)ドライバーが必要です。
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モルトスポンジで遮光することで、装填したフィルムが確認出来るようになっています。メモホルダーより確実ですが、肝心の遮光用ウレタン?が劣化すると光線引き事故は確実です。個人的には余り好きではない仕組みです。まぁ、そんなに長く使われるとは思っていなかったのかも知れませんが…。

開けてみます。
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裏蓋は簡単に外せます。先が細い時計用(模型用)マイナスドライバーがあれば完璧ですが、爪の先でも取り外せます。
フィルムローディングは自動で、フィルムの先が折れていたりしなければ、オレンジ色の支持位置にフィルム尖端を持って行けば(押さえローラーの下ですよ!)まず失敗しません。この点は本当に楽です。

電池蓋は軟質プラです。
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親指の爪でも開ける事は出来ますが、まぁ1円玉あたりを使うのが宜しいかと。ちなみにこの開閉するヒンジ部分は軟質プラだけで、プラの耐久性にかかっているようです。ここが壊れると一巻の終わりで、蓋部分を丸ごと交換しなければならないのではと思いますが、さて、今パーツはあるのかどうか。

電源スイッチはMZ-L等と同じ横スライドのスイッチであります。
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ファインダーを覗きながらでも人差し指でオンオフが可能です。照明は省略されているので夜間はまるで見えません。

さて、今回の記事をupするために、久方ぶりに電池を詰め、レンズを付けてスイッチオン。
「ピピ」

で、空打ちのシャッターを切った瞬間。
「カシャン、ジィー、ジィー、ジィー(以下繰り返し)」

へ?

ファインダーは真っ暗なまま。

フィルム送りをしているのだろうか、とも思いましたが、音がどうもそう言うように聞こえません。そもそもミラーが戻っていないのが異常ですし。

……ということで、あえなくこのボディ、死んでしまったのです。あははははは。

カメラサービス鹿児島さんのサイトによれば、これも弱点のひとつであったようですが、既に部品を使い切ってしまっており修理不能とのこと。
長谷川工作所さんのサイトではまだ修理不能になっていないようですが、情報が古いので今はどうだか……
まぁ、もともと「研究用」というか「記事用」みたいなものだったので、修理はしません。あえなくレンズリアキャップになってしまいました。
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2年前に買ったときはもちろん正常でしたが、まぁ寿命だったのでしょう。それにしても……ねぇ。

104本目 SMC PENTAX 20mm F4

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買ってしまいました。
これで、K、M、Aと三種類も揃ってしまいました。FAレンズは?
うーむ、広角レンズにAFは要るのか、と言う問題もありますけど、もうここまで来るとコレクション目的、みたいなものがかなりのウェイトを占めていると思います。
そうなると残るはフィッシュアイレンズですが、実用性を考えますとA16mm となりますけれど、自分の撮影ジャンルから見てまず使いそうもないレンズなんですよねぇ……タマ数多くないので良いお値段しますし。

さて、ブツを見ていきましょう。

正面から。
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超広角レンズらしい、大きな第1レンズが鎮座しています。
フィルターは58mm が指定されており、特に注釈がないので純正フードはそのままフィルターに付けても問題がないと思われます。
前のSMCタクマーの場合には、純正メタルフードは二分割されて、指定された77mm フィルターをフードに挟み込む形で装着する必要がありました。
このレンズにタクマー時代のメタルフードを装着する場合はどうなるのかですが、まぁ分割方式にしておけば問題ないかと思います。まぁ、純正プラフードが入手出来ればそれにこした事はないのですけれど。

お尻から。
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絞り羽根は5枚。
明るさがF4と当時のレンズのレベルでは標準的なものでしたので、まぁこういうもんだ、というような感じで収まっています。

タクマー用純正メタルフードを付けてみるとこんな感じです。
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K-1のデビューで、影響が大きかったのはやはり広角レンズ~標準レンズでしょう。
本来の写角で使えるのですから。ただ、設計の古いこの辺の広角レンズが果たしてK-1のCMOSにどんな像を写すのか、興味がありますね。

このレンズは、1975年のKマウント登場時に準備された26本のレンズのうちの1本です。
但し、SMCタクマーをそのままバヨネットKマウントにしたものではなく、それまでの10群11枚から新設計の10群12枚というものになっています。まぁ明るさがSMCタクマーのF4.5からF4に明るくなっていますので、新設計であることは直ぐに解りますよね。

レンズ構成: 10群12枚
フィルターサイズ: 58mm
絞り: 完全自動絞り F4 ~ F22
絞り羽根枚数: 5枚 
最短撮影距離: 0.25m
最大径 x 全長: 63 x 57mm 
重量: 300g
レンズキャップ: レンズキャップ K 58mm
レンズフード: 広角レンズ用フード58mmK
レンズケース: 専用ハードケース

このレンズ個体ですが、外装は綺麗でしたがレンズに問題があるので、整備しなければなりません。本格稼働はその後になりそうです。

2018/8/27 追加更新

えー、未だにメンテに出せておりません。
その一方で、純正プラフードを発見することが出来、速攻で買い求めました。新品デッドストック、であります。

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広角レンズ用フード58mmK (20/4 24/3.5) というのが正式名称のようです。残念ながらお値段は新品価格の2倍以上、と言うものでしたが、なんせレアものなので致し方ありませんでした。

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爪のスプリングはその効力をかなり失っており、正面側から指で押さえ込んでやる必要があります。また純正人工革製ケースもべたつきが若干見られます。まぁ1975年製なのでどうしようもありません。

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こんなイメージになります。


さて、別件ですが、このレンズ、第1レンズが緩やかなカーブを描いているのですが、フィルター取り付けネジ溝とのクリアランスがギリギリのように見えるのです。下手をすると第1レンズとフィルターガラスとが接触する可能性があるかもです。メーカー純正フィルターであれば、その可能性はないはずですが、3rd party品については何とも言えませんし、他メーカーブランドのフィルター(NikonとかCanonとか)の場合だと他社製品になるので保証はないことになりますので、要注意です。

PENTAX K-1 Limited Silver リリースされました!

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えー、年末までに発売されるはず、ということでしたが、お盆明けの8/24に無事リリースされました。

http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2017/20170824_022477.html

FAリミテッドレンズに対応するシルバーカラー、だそうです。わざわざ「FA」の2文字が入るところがミソですね。
しかし、20世紀に登場したレンズに合わせました、っていうのもなんだかなぁ…とも思ってしまいます。
DAリミテッドレンズの銀モデルとは合わないんでしょうか?

まぁ、そう言う私は未だに20世紀のレンズを買い集めているわけですから、ちっともメーカーに貢献していないわけで、とてもメーカーを批判出来たものではないですけど。
(いや、K10DGPP→K20D銀→K7銀→K5銀→K3銀&ガンメタと忠実にスペシャルモデルのみを買い続けて来ましたし、『ちっとも』と卑下する程ではないのかもw)

例によって、同色のバッテリーグリップが同梱され、この結果リチウムバッテリーも2個入ることになっています。
自分の経験からしますと、シルバーボディであればバッテリーグリップの色は既存の黒でも何ら違和感がないんですがね。
逆の組み合わせになったとしたら、それはおかしいでしょうね。ブラックボディにシルバーのバッテリーグリップというのはちょっとねぇ。

その他、専用のミラー仕上げメタルホットシューカバーがつくそうです。うーむ、無くしそうだからホットシューカバーFKに変えておく必要がありそうですね。

シンクロ接点カバーも銀塗装だそうで(これは今までの銀モデルも同様)。

訳解らんのが「スペシャルデザインの化粧箱」でして、それ、自慢することなんでしょうか?
鉄道模型などでは、大蔵大臣の目を誤魔化すために店で化粧箱を廃棄してしまう……という話が昔からありますし、そもそも場所ふさぎになるので、よほどの事がない限り捨てられてしまうというのが普通なのですが。
まぁ、どんなものなのか楽しみにします。

まぁ、元々のK-1が何でもあり、という仕様なので、「ここがスペシャルです!」というウリが作りにくいのでしょうね。K-7では黄金分割スクリーンがそのスペシャル性を高めていましたが、K-1では最初から装備されてますし、しかもスクリーンは交換出来ないという仕様ですしねぇ。

FAパワーズーム対応も引き続き生き残っています。
なお、ファームウェアは1.41とのこと。

お値段は量販店(ヨドバシカメラ)で¥297,000 の10%ポイント還元。フジヤカメラで\267,000です。
で、今のところどこでも予約OKという状況です。
まぁお値段がお値段なので、私のようにじっと銀モデルを待っていた人間ならともかく、K-1を買おうと思った人はとっくに買っていて既にバリバリ使われていることでしょうしね。
で、この標準モデルであるK-1黒は、大手量販店ですら「お取り寄せ」になっていて、店頭に在庫が無かったりするのです。私の実家の近くにあるヨドバシカメラでは、店頭にあるのはKPであり、K-1の姿はありませんでしたし。

まぁNikon100周年の方がインパクトありますものね……。凄いですよね、ボディのみで100万円ですもの。
100周年ストラップくらいですかね、買えそうなのw

いろいろありますけど、到着が楽しみであります。

2017/9/15 追加更新

本日、無事到着致しました。
まだ開けてません。詳細は後ほど。
ただ不味い事に、今ここでUPしてしまうと、購入したものの順番が狂ってしまうんですよねー(大汗
とりあえずチラ見せにとどめるしか手はなさそうです。



2017/8.28  追加
本文記事を追加しました。
2017/9/15 追加更新
本文記事を追加しました。

103本目 smc PENTAX-FA☆250-600mm F5.6 ED [IF]バズーカ砲3本目

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買ってしまいました。
レンズ最高額を一気に更新し、LXゴールドにあとわずか及ばず!……アホですか(自嘲

前にも少し書いた事がありますが、以前、秋葉原のにっしんカメラさんにこのレンズが2本、並んで立っていたことがありました。確か、お値段は片方が54万円ちょっと、もう1本はそれより安かった(50万円を切っていた…かな?)元オーナーはプロ写真家の方で、メインと予備、だったと伺いました。
さすがに当時、コレに手を出すのははばかられました。結構カツカツな生活でしたので、何か買うとたちどころに影響するレベルでしたので(その割に買ってましたよねぇ)、この2本が並んで立っているのを見て、ようし、売れてないな、と安心する毎日でありました。
一度、買ってしまおうと心が動いた事がありましたが、いやいや待て、と言う自制心のおかげで結局は手を出さず、1年近く経ったある日、片方が消えてしまいました。
「売れたか……」
お店にとっては有り難い事ですが、私にとってはやっぱりショックでした。
そして、残り1本もそう月日をおかず、姿を消してしまい、以来私はこのレンズを見る事はありませんでした。

そうしたある夏の日、新宿高島屋さんで毎年盆明けに行われる中古カメラ博のサイトに、このレンズが登場することになったのです。お値段は会場で、ということで不明。カレンダーを見ると、盆休みを1日延長すれば中古市の初日に行ける事が解り、年休を申請したのは言うまでもありません(笑
で、初日。一番ではありませんが、午前中に会場に着き、ウェブサイトに載せていたお店にGo!

ありました。

なんとショウケースの上に値札と共に鎮座していました。お値段、49万8千円!!
LXゴールドにあと2千円!
レンズ最高額であります。(まぁゴーヨンとかロクヨンとかを新品で買う場合はこんなものではすまない訳で)
お店の方は、ライカをどうしようか、と悩んでらっしゃる先客にかかり切りで、当分私に順番はまわってきそうもありません。
他にこのレンズを狙ってるひとは見た限りいそうもないので、他のお店を冷やかす事にして、一周回って戻ってきました。先ほどとは違うお客さんの接客をされてましたが、出発の時間が迫ってきました。
次は私ね、と声を掛けてところ、先客の方は次の商談者が現れた事で決断されたようで、無事お買い上げになりました!
さて、いよいよ、私の番です。
「すいません、これ、買います」 賽は投げられました!
「ああ、これ、珍しいですよね、結構皆さん見てらっしゃいましたよ」
「ええ、自分も以前、秋葉原で2本立ってたのを見たっきりです」
「「えー? ホントですか? そりゃすごいですね」
「ええ、プロの方で、メインとサブを処分されたってことだったそうで」
「あぁそうですか、まぁ普通の人はあんまり手、出すもんじゃないですしね」

トランク付きなのですが、開けてもらってびっくり。
完全にグサグサの状態で、かなりベタベタであります。これがレンズガラスに付こうものならエライ騒ぎになります。ビニールを厳重に巻き、ウレタン粒が入らないようにレンズを厳重にカバーしてグサグサの中に入れてお買い上げ。もちろん2回払いであります。
さて、ゼーゼー言いながら2Fのエントランスまで来たところで悟りました、「これ、持って帰るの絶対無理」と。
とても新宿駅の改札まで辿り着けません(笑
インフォメーションのお姉さんに訊くと、中古市催事場に受付があるとの事で、再び海上へ戻り、無事発送の手続きを取りました。ヤマト便ということでいくらかかるのかびびりましたが、予想外の金額で拍子抜けしました。多分タカシマヤ扱いの特別価格なのでしょう。
こうしてこのレンズは無事私の手元にやって来たのでした。

このケースは通常の横置きの他、立てておく事も可能なように作られています。(足付きは1個なくなっていました)
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この通り、ウレタンは悲惨。
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なんとかこそげ落としましたが、その後をどうするか。
昔、模型用にユザワヤで探した事があるのですが、柔らかいタイプのスポンジしかなくてダメでした。底敷きには発泡スチロールを使って、レンズ廻りにはもう一度ウレタンフォームを使えば良いか、と思っているのですが、ウェブで探すとあまり分厚いものはないみたいなので重ねるしかないのかなと。
高いレンズですから、いっそプロに頼むと言う手もありますが、さて、そのプロの方にどうやって頼んだら良いのかもわかりません……ということで、現在は他のレンズと共に床に立ててありますw

さて、見ていきましょう。

まずはレンズ先端部。
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本来ならFA☆300mm F2.8 同様にPFフィルターが付いているはずですが、それは付いていませんでした。買うときに訊いてみましたが、フィルターセットとストラップ以外は無かったという事なので諦めるしかありません。
現在、例のPFフィルターを付けています。

レンズフードは組み込み式で、FA☆300mm F2.8 のような取り外しは出来ません。
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ですが、F☆300mm F4.5 のようなねじ込み固定式ではなく、バヨネット?式で、収納・引き出し固定とも僅かな回転でロックされるようになっています。ねじ切る事が無いのは良い事です。
とはいえ、御覧の通り深さはペンタのお約束なのでしょうか、もう少しあっても良いんじゃない?というレベルです。さすがに112mmという大口径ではねじ込み式の3rd partyレンズフードもありませんので我慢するしかなさそうです。

このレンズを特徴付ける三脚座。
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重量がある大型レンズを支えるこの三脚座はおそらくアルミの鋳造だろうと思います。
ウインバリー等のジンバル雲台にロングプレートをかませて使うのが正しいのだろうと思いますが、10万円の雲台になるのでなかなか決心が付きません(苦笑
とはいえ、このレンズ、重量が5.6kgもあるので、この三脚+雲台では本来アウトです。取り扱いには本当に気をつけねばなりません。

FA☆レンズであることを誇示する銘板。
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こういう部分が、「高価なレンズをオレは買ったんだ」というようなささやかな自己満足感をくすぐるものなのですが、最近はコストダウンのせいなのかちょっと味気ないものになっています。

フックは最初から付いているものですが、このレンズは特に重いのでレンズストラップは必須かと思われます。、ボディに付けたストラップでカメラもろとも肩から提げるのは止めた方が良いような気がします。

その下にあるノブは三脚座を緩めるためのもので、カメラの縦横切り替えに使います。例によって90度毎にクリックストップがあります。

レンズ銘板の左側にある、4,5,6という数字があるリングはフォーカスリミッターで、無限大からその位置までのフォーカシングを行います。
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この写真の" FULL " 位置では、最短の4mから無限大までの全距離をフォーカスします。6 に合わせれば無限大~6mということです。
かなり割り切った考え方です。今までのような遠方、ミドルレンジ、全域、といったようなクラス分けがありません。まぁ確かにこのクラスのズームで最短距離ばかり狙う事はないと思われますので、省略してしまったのでしょう。

フィルターについてはFA☆ 300mm F2.8 ED [ IF] 同様、後部に43mmフィルターを装着出来るようになっています。今回、専用フィルターケースとともに、付属6種のSMCフィルターが付いてきました。残念ながら偏光フィルターは欠品でしたが。どこに置いたのか、現在行方がわかりません(驚愕 
発見次第追加します。
なお、現在はUVを装着しています。
また、FA☆サンニッパの頁で書いてあります通り、このレンズも後部フィルターをレンズ構成群のひとつとしてカウントしています。ということで、ノーフィルターだとレンズ1群が欠ける事になるのですがどうなんでしょうね。

さて、このレンズですが、結構大きいのです。現在持っているリュックタイプにはギリギリで収納出来ますが、もう1本は入りません。
ということで、キャリングケースも新調する必要があります。ヨドバシアキバまで持ち込み、このレンズを納められるケースを探したところ、AIRPORTシリーズが無難なようです。
このレンズ(+ボディ)のみ持ち出すのであれば他にもあるのですが、もう一セット+三脚を持ち出すとなると転がせるキャリータイプのコレしかなさそうです。ただ、お値段が5万円コースというなかなか素晴らしいものなので現在まだ購入しておりません(汗

更に、もう一つ。冗談抜きにこのレンズ、重いです。本当に非常に重いです。正直振り回せるか疑問で、昨年の三沢への投入は見送りました(苦笑
三脚の雲台も交換するか考えていますし、追加費用がかかる事は覚悟しなければなりません。

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レンズ構成: 16群18枚(EDレンズは3,6,7,12群の4枚、高屈折低分散レンズを10群に使用)、最終群の1枚は差し込み式フィルター。
フィルターサイズ: 43mm 、フロントは112mm。
絞り: 完全自動絞り F5.6 ~ F32
絞り羽根枚数: 8枚
最短撮影距離: 3.5 m
最大径 x 長さ: 134 x 442 mm
重量: 5,400g
レンズキャップ: かぶせ式ソフトレンズキャップ 
レンズフード: 組み込み式
レンズケース: 専用アルミトランクケース(縦置き可能)


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2017/7/2 追加
コメント欄に希望がありましたZ-1SEと付けてセッティングして見ました。

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久方ぶりに出してみたら電池が死んでました。2CR5はまともに買うと高いんですよねぇ……

2018/8/27 追加更新

フィルターセット、発見されました(苦笑
直ぐ傍に落ちてました。何故気がつかなかったのでしょう……

フィルター6枚を入れられるソフトケースです。
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あんまり有難味がないケースですよねぇ……
FA☆300mm F2.8ED に入っているものと同じもの、のはずです。まぁFA☆サンニッパのケースはアルミケースではなくソフトケースなので、それと共用するにはガチのハードケースでは困るのでしょう。

開けてみました。
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モノクロ用としてY2、O56、R60の3枚、カラー兼用としてUV、曇天用の2枚、そしてカラー用としてスカイライト。なお当時はまだデジタル用ではなかったはずのナチュラル(素通し)の7枚があるわけですが、1枚はレンズに入れておくのがデフォのようです。
*レンズ設計図上は上に記したとおり、フィルターも1群1枚としてカウントされています。

フィルターそのものはこのように。SMCフィルターであります。
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このおかげでFA☆サンニッパにも転用出来、助かりました。



2017/7/2  追加  写真2枚と本文記事を追加しました。
2018/8/27 追加更新 写真3枚と本文記事を追加しました。

富士フィルム/NATURA1600終了/NEOPAN100 ACROSS縮小

このところ少し動きがなかった写真フィルムの廃止縮小ですが、ここへ来てまた富士フィルムからお知らせが出ました。

http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0066.html

1.FUJICILOR NATURA1600 135 36EX 単品 2018年3月出荷終了見込み

そして、このフィルムを使っている

2.FUJICOLOR 写ルンです 1600 Hi・Speed 27枚撮・36枚撮 2018年3月出荷終了見込み


続いて、モノクロフィルム。

3.NEOPAN 100 ACROSS 4x5 20枚入り、8x10 20枚入り 2018年5月出荷終了見込み

これにより、4x5や8x10の大判フィルムから富士のモノクロが消滅。残るはILFORD、KODAKといったところになります。
しかし、このサイズのフィルム代ですが、1枚あたり4x5で200円、8x10だと750円にもなります。
リバーサルだともっと凄くて4x5で1枚500円、8x10だと2000円もします。1パック買うと4万円!!
失敗出来ませんね……。


さて、先日、ヨドバシアキバでフィルム売り場を見て異変を感じました。

私の愛用するKodakのSuperGold400の黄色い箱がないのです。
「え、販売終了???」

調べてみると、昨年末で販売終了していたのです。半年も経てばそりゃいくら何でも無くなりますよね。

現在のKodakのネガカラーのラインアップはUltramax400 とPortra160、400、EKTAR100といったところで、このうち24EXがあるのはUltramaxのみ、というところです。
36EXのお値段は1000円オーバーなので、とてもじゃないですがワインダーやモードラでバシャバシャバシャというのはとても無理ですね(悲鳴

102本目/ SMC PENTAX 35mm F2

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ようやく入手しました。
何故ここまで遅くなったかというと、タマ数がそう多くなかったことと、値段が高価であったこと、FA35mm F2という優秀なレンズが存在していること、そして黄ばんでいるものが多かったことによるものです。
このレンズは秋葉原のにっしんカメラさんでゲットしています。
「今まで二人くらいの方が見てらっしゃいますけど、皆さん『綺麗ですね』と仰ってました(でも買ってくれなかったですね)」という親父さんの言に揺れたのは事実ですw

このKレンズは、Kマウントレンズ最初の26本の中に入っていたところが28ミリF2と異なるところです。
一方、レンズ構成はSMCタクマー(スーパータクマーのタイプ2も同様)と同じ7群8枚ですが、設計は異なっており、2枚の球面レンズの組み合わせ(x2組ある)で非球面レンズと同じ性能を発揮するよう考慮されているとあります。細長くなったのはこの事が影響していると思われます。K28mm F2 も同様ですが、こちらにはフローティング機構は採用されていません。

35mmレンズでF2という明るさは比較的作りやすかったのか、各メーカーともかなり早い頃からラインアップに組み込んでいました。旭光学でも1963年に既にスーパータクマーとしてデビューしています。
但し、この初代レンズはフィルターサイズ67mmという巨大なもので、1967年にモデルチェンジした2代目のスーパータクマーがデビューしています。これがその後SMC化され、更に改良が加えられこのSMC PENTAXとしてKマウントレンズとしてデビューしたのでした。
しかし、Mレンズのデビューもまた早く、M35mm F2が発表されると同時にカタログから落とされ、このKレンズがカタログに載っていたのは1年ちょっとにとどまりました。また、お値段はお手頃なK35mm F3.5のざっと倍でしたので、一般にはF3.5が多く出回り(私もそうでした)、結果的にこのF2のタマ数は決して多くはありませんでした。
実に発売後40年もの歳月の後、ようやく私の手元にやって来たのであります。


それではいつものように正面から。Mレンズデビューと同時に生産終了したため、このレンズはSMC表記のみです。
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お尻から。絞り羽根は6枚です。レンズの飛び出しはありません。
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純正レンズフードは、Kシリーズデビューの際に準備された広角レンズフードK(52mm)で、プラの角形であります。当初から28mm F3.5 と共用されており、後年のレンズ追加によって、フードに印刷された対応レンズ名が発売時期によって異なっています。
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以前、K28mm F2 のところでコメントを頂きました通り、自分でも30mm F2.8 のレンズ名が追加されたフードを中古市でゲットしておりましたので、今回それを使いました。
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カメラに装着した姿。
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まだ撮っていませんが、Kレンズの一族なのでおそらく穏やかな上がりの絵になるものと思われます。多分FA35mm F2 の方が現代的な絵になりそうです(おそらくこちらの発色は派手)。
但し、絞りリングの動きやゆっくりとしたピントリングの動きは圧倒的にKレンズが優位です。コンパクトさではFA,あるいはA、Mレンズですが。
そして、幻となったM35mm F1.4 がもしデビューしていたら、このレンズの評価ももう少し違っていたかもしれません。

忙しくて全然カメラを持ち出せません。早く使ってみたいレンズの1本であります。

レンズ構成: 7群8枚
フィルターサイズ: 52mm
絞り: 完全自動絞り F2 ~ F22
絞り羽根枚数: 6枚
最短撮影距離: 0.35 m
最大径 x 長さ: 63 x 56 mm
重量: 295g
レンズキャップ: レンズキャップK 52mm
レンズフード: 広角レンズ用フード52mm K  (*タクマー用メタルフードは外形が合わず不可。3rd party等のフィルターネジを使う汎用フードは使えます。Nikon HN-3は手頃で良いかと)
レンズケース: 専用ハードケース(ネームあり)

2018/3/6 追加更新
6日朝、前日の雪は止んでましたのでK-1に装着してとりあえず撮ってみました。

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PENTAX K-1 ISO100 1/40 絞りF5.6 SR SMC UVフィルター

開放とかだと何やらあるかもしれません。広角レンズらしく絞ってみたところでは、全く問題なさそうです。
なんせ出勤前の忙しい時でしたので、FA35mmとかとの撮り比べは無理でした。





別室2 CONTAXのへや 12本目/ PLANAR T* 135mm F2 AEG

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今更のヤシコンレンズ、今回はプラナーの135mmレンズであります。

この135mm F2 というレンズは一般もののAEG、MMG、そしてコンタックス60周年記念モデル(MMG)の3種類が存在します(まぁ皆さん御存知ですよね)
今回買ったのはもちろん一般モデル、そのうちのAEGと呼ばれるレンズです。
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そして、135mmにはこれまた有名なゾナー135mm F2.8が存在します。一般的な135mmの望遠レンズと言う場合、Y/Cにおいてはこのゾナーが該当します。
当方も、前に書いております通り、投げ売り状態?にあったこのゾナーを「いちまんえん」でゲットしておりますが、このゾナーの絵は、有名な180mm F2.8 と同様に、ネガカラーでもわかる濃厚な発色と重厚感溢れるもので、私としては非常に気に入っております。それなのに何故に今頃になって高いプラナーに手を出したのか? 

まぁF2という明るさが欲しかったんですね。
早朝の鉄の場合にはわずか半絞りで1/500が切れるかどうか、というところがありますので、F2という明るさは非常に欲しかったところであります。
ヤシコンで、明るいレンズというとプラナー85mm F1.4 が一番明るい望遠(中望遠ですね)なので、望遠系が苦しいのです。何も無理しないで素直にデジ一使えば良いじゃん、という手がありますが、やっぱりツァイスレンズで撮ってみたかったのです、ハイ。

まぁそんなこんなで、このレンズはずっと前から狙っていたのですが、いかんせん高く、タマ数も少ない難問でした。60周年レンズはその高価な事から最初から論外ですし、そこまでして欲しくはない(いやー、酸っぱいブドウですねぇ)
で、実家に戻った時にヒマを見てカメラ屋を廻っていたのですが、銀座レモン社でこのレンズを発見したのでした。お値段7万円。使用感はあるものの、曇りやゴミは殆ど無く、絞り環もまずまずの感触、ということで買いました。
(後で家でLEDライトを当ててみると、僅かに曇りが見え、うんと細かい埃もありますが、まぁこんなものでしょう)


それでは正面から見て行きましょう。
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ペンタのA☆135mm F1.8 のように、鏡胴ギリギリまでレンズが来ている、というほどではありませんが、それでも大口径の第一レンズには惹かれるものがあります。フィルターサイズは72mm。

後ろから。絞り羽根は8枚です。黒染めのマウント部が高級感を出します。
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フレアカッターは存在しません。

フードは付属していました。純正72/86リングと純正4番フード。フィルターはフジヤカメラで買ってきました。もちろん中古。純正1Aスカイライトフィルターです。(ネガカラーしか使いませんからね)
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プラナー85mm F1.4 にはこの4番で十分ですが、135mmでこの浅さはちょっと足りませんので、いつもの大型フードを付けて撮りに行きました。

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これだけデカいフードでもケラレはありませんでした。

ゾナー135mm F2.8 と並べてみました。
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長さに関しては、ゾナー135mmとそれほど極端な差はありません。

差があるのはそのレンズ口径です。
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フィルターサイズで見ても、ゾナーは55mm、プラナーは72mmです。
さすが、大口径ですね。


さて、使ってみての感想ですが、明るい事もありRTSII のファインダーでピントはよく見え、幸いな事にピンぼけはゼロでした。ところが、色についてはフィルムの劣化があったらしく、おかしな色になってました(泣
また、同時プリントを依頼した東京の友人がいつものヨドバシではなく、違う写真店に出したため、強烈な補正が行われたのでしょう、レンズの味もナニもあったものではない上がりになってしまい、あっちゃー……という結果でした。ガチガチにシャープネスを効かされてしまい、もう何が何だかさっぱりわかりません(激怒

ということで、次の機会を待つ事になりました。

……次、いつ順番廻ってくるのかなぁ……

タクマー2本目/Super Multi Coated TAKUMAR 135mm F2.5前期

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タクマーレンズ2本目です。
どこにでもある135mm F3.5ではなく、F2.5というところがへそ曲がりの私らしいですね(苦笑
今から思えば広角レンズでも良かったのに(場所を取らないのでw)、今でもやっぱり鉄の端くれなのか、まず望遠レンズに目が行ってしまうのでした。

このレンズは秋葉原のにっしんカメラさんでゲットしています。全体的に綺麗であるところが気に入って入手したものです。フードも付属してましたし。

それでは早速見て行きましょう。まずは正面から。
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Kレンズ同様、鏡胴いっぱいにレンズが嵌まっています。いかにも「私、明るいレンズですよー」という押し出しが効いています。
銘板は「Super - Multi - Coated TAKUMAR」であり、いわゆるSMC TAKUMARではありません。この「SMC TAKUMAR」の表記を持つものは、標準レンズである50mm F1.4 と55mm F1.8 の2本だけではないかと思いますが、どうなんでしょうね。他のレンズでは見た事がないもので。

お尻です。絞り羽根は6枚。
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Kレンズでは黒染め処理を止めてしまっていますが、このSMCタクマーはしっかりつや消し黒で仕上げられています。この方が高級感が出ると思うんですがねぇ…。
下にある真四角の切片が開放測光のための位置決め接点であります。ユニバーサルマウントであったプラクチカマウント/ペンタックスマウントと呼ばれていた(当時M42という呼び方はなかった)ネジマウントが統一性を失う形になったのは、各社が知恵を絞った開放測光をどう行うかの対応のためでした。

速報性や連写をデジにまかせ、本来の1枚1枚をのんびりと、かつしっかりと撮る(今やフィルムは高いですからね)方向で捉えてみますと、絞り込み測光でM42であれば何でもOKというSP、そもそも露出計がないSLとかSP以前のSV等というモデルの方が選択肢が広く、あれこれ悩まなくてすむ、というのが開放測光モデルであるES II を買ってわかった事でした。
フォクトレンダーのベッサフレックスTMはまさにそれを狙って作られた、SPの21世紀バージョンモデルであったのですが、いかんせんデジカメの進歩に完全に飲み込まれてしまい、35mmフィルム一眼レフの掉尾を飾るモデルになってしまったのは残念な事でした。

さて、このレンズ、フィルターネジがちょっと渋く、フィルターを外そうとしたら、この通り前玉ユニットがクルクルと取れてしまいました(汗
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更に、とんでもない事に、このレンズをモードラES II につけてみると、レンズ指標が真上に来ません!
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その後、少し力を入れるともう半分ほど進みましたが、それでも真上に来ません。マジか……と思いましたが、先に買ったSMCタクマー55mmの指標もきちんと真上に来ず、若干ずれている事が解り、どうもES II のマウントの方が少しおかしいんじゃないかと思っています。オーバーホールの際に聞いてみる事にしましょう。
*なお、ベッサフレックスTMではどうか試してみましたが、まぁ許せるかな、と言うところです。

さて、こちらを御覧下さい。
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左は、後継となったSMC PENTAX 135mm F2.5 であります。この通り、レンズの全長が明らかに違います。
いや、K135mm F2.5 はSMCタクマーのマウントをバヨネット化したもの、とものの本にありましたし、自分もその認識で確認しないままブログにもそう書いております。
全長が違うというのは、設計自体がもう別物、と言う事なので、同じレンズであるはずがありません。

焦りながらネットでぐぐりますと、このSMCタクマー135mm F2.5 には、スーパータクマーをSMC化した前期型と、設計を改めた後期型が存在し、その後期型がSMCペンタックス135mm F2.5 にそのまま引き継がれたと言う事なのでした。

ということで、このレンズは前期型であり、従ってKレンズと異なるのモデルである事がはっきりしました。いやー焦りました。(絞り羽根枚数も後期型は8枚で異なる)

であれば撮り比べてみなければなりません……が、それはちょっと先の事になりそうですw

試験艦「あすか」に乗艦してきました

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恒例の、春に行われる自衛艦寄港の今年の第1回目は試験艦「あすか」でした。

まぁぶっちゃけ、そんな事をしているヒマはあるのか?というような昨今の情勢でありますが、試験艦だからでしょうか、何事もなく?八戸港に入港してきました。
ただ、先週に大湊軍港に入港した際にはまだAISによる航行履歴が残っており、停泊情報も出ていたのですが、現在は切られているのでしょうか、位置情報が出てきません。そこにいるのに、です。
当たり前のことですが、作戦行動中、自艦の位置を伝えてしまうAISはオフにすると言われています。ということは、今は作戦行動中と考えるべきなのでしょうねぇ。

さて、今回停泊しているのはいつものP岸壁ではなく白銀埠頭のB岸壁であります。
猛烈な風で、砂が飛んできます。正直顔が痛い!
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国旗が真横にたなびくほどの風です。

ほうほうの体で乗艦しますが、これまた風が恐ろしく強い。
カメラを構えると煽られてしまいます。手ぶれ防止、大丈夫?
で、あとで見てみたら、なんとこのHD 16-85mm、フィルターが付いていませんでした!
いや、こういう時にこそ保護フィルターが必要なのに!!
(家に帰って念入りにチェックしましたが、幸い砂による傷入りはなかったようです。節穴の目ですけれど)

で、今回2日間も公開する割には、一番単純なコースで、艦橋内部はおろか、前甲板にも行けません。
後ろ甲板は全面開放ですがヘリがいるわけでもなく、格納庫内でのスタンプコーナーと物販コーナー、そして制服を着てみての記念撮影コーナー、といったものにとどまりました。
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見られた武装は、毎度お馴染みのこの短魚雷発射管のみ。

私にとってはこの「あすか」は2013年のマリンフェスタ以来ですが、今回のものは「これだけですか?」「ええ、これだけなんですよ」というようなものでした。
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というわけで、残念ながら下艦です。
まぁこの非常時に、寄港してくれて乗せてくれただけでも良しとすべきでしょう。
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海上自衛隊の皆様、どうも有り難うございました。
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RICOH/本日の一部報道についての公式発表 を読んでの考察

本日の日経に「リコーのカメラ事業縮小、個人向け撤退検討」という、ユーザーからすれば極めてセンセーショナルな報道が載りました。

以下、電子版記事を引用します。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ11HH7_R10C17A4TI1000/

「リコーはカメラ事業を縮小する。価格競争が激しい個人向けは撤退も含め検討し、経営資源を車載向けなど業務用に集中させる。同事業は2011年にHOYAから一眼レフカメラ「ペンタックス」を買収後も赤字が続く。スマートフォン(スマホ)に市場を奪われ、デジタルカメラの世界出荷台数はピークの10年と比べ5分の1になっており抜本改革に乗り出す。
 コンパクトデジタルカメラ「GR」シリーズや一眼レフカメラ「ペンタックス」など個人向けカメラを中心に製品戦略を見直す。12日に発表する中期経営計画に盛り込む。個人向けカメラは撤退も視野に生産販売体制を抜本的に見直す。
 カメラ事業はリコーにとって祖業にあたる。高級カメラがなかったため、デジカメ市場が既に縮んでいた11年にHOYAから100億円で「ペンタックス」事業を買収した。ペンタックスの一眼レフカメラブランドを前面に出し、個人向け販売を増やす戦略だった。ただ販売は伸び悩み、リコーのレンズ交換式カメラの世界シェアは現在6位、カメラ全体では8位だ。360度カメラ「シータ」など特徴ある製品もあるが、高精細な写真を撮影できるスマホ市場の拡大を受け個人向けカメラ事業は買収後も赤字が続いていた。

 一方で車載カメラなど業務用に人員や設備を振り向ける。車載用は18年度にも初めて製品化し、車載向けレンズなどで20年に500億円の売り上げを見込む。生産余力が大きいベトナムなどのコンパクトデジタルカメラの工場の一部も車載向け増産にあてる計画だ。
 リコーは収益源の事務機事業も伸び悩む。カメラや半導体など周辺事業の見直しのほか、事務機本体の販売体制の見直しにも着手する。米国では買収したIT(情報技術)企業などと重複していた販売網を再編し、1千人規模の人員削減に踏み切った。国内では定年退職後のシニア雇用対象者などに早期退職相当の扱いで退職者を募る計画だ。

 カメラ映像機器工業会によると、2016年の世界デジカメ出荷台数は約2400万台で、ピークだった10年に比べ5分の1に縮んだ。なかでもスマホと競う小型デジタルカメラが不振だ。出荷台数のピークは08年で、その前年の07年に「iPhone」が発売された。その後のスマホの急速な普及で小型デジカメは前年比3~4割減のペースで出荷台数が減り、16年は08年の約10分の1の約1200万台。レンズ交換式カメラとほぼ同規模となっている。
 利益を維持しているのはキヤノンやニコンといったレンズ交換式に強い企業だ。日本が強い光学技術はノウハウの蓄積が必要で、サムスン電子や中国企業など海外企業は日本勢に追いつけない状態だ。ただ日本勢だけでも参入企業は多く、各社は事業の再構築を迫られている。(引用終わり)


これについて当然ながらRICOHは公式に下記の通り回答しました。

https://jp.ricoh.com/info/2017/0412_1.html
以下、引用します。

本日、リコーのカメラ事業縮小、個人向け撤退検討という報道が一部にございましたが、この記事はリコーが発表したものではありません。
リコーのコンシューマー向けカメラ事業は、従来からのユーザーの方や趣味として写真を楽しまれている多くの方々に喜んでいただけるPENTAXやGRなどの高付加価値製品にリソースを集中しています。また、360°カメラの「RICOH THETA」はVR、AR市場が急速に成長している新市場におけるインプットデバイスのマーケットリーダーであり、こちらもさらに事業を拡大していく予定です。さらに、BtoB向けのソリューションビジネス領域においても当社のカメラ技術を生かした新市場を創出することで、イメージング事業を総合的に拡大、発展させていく所存です。(引用終わり)

えー、RICOHのリリースについてですが「デマです」「嘘です」とは一切書いてありません。
ということから、内容について否定していません。

そもそもの事の起こりは昨日のリリース、今年の三月期の決算発表に先立ち、先期は減損損失の見込みであるという発表からでした。
http://jp.ricoh.com/release/2017/0411_1.html?from=rss

で、取材を行ったと思われますが(そうでないと、完全なトバシ記事になる)、そこから上記の記事が作られたと考えられます。

で、朝のこの日経新聞の記事に加え、同紙の「ビジネス最前線」というシリーズ記事でも”リコー中計発表、「個人向けカメラは縮小」”という見出しで臨場感溢れる?記事を載せました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ12H5M_S7A410C1EAF000/

なお、ここまで踏み込んだ記事を書いているのは日経で、読売新聞には淡々と書いており、コンシューマー市場からの撤退という文言やそれを匂わせる文章はありませんでした(そもそもベタ記事に近い)

さて、最近のネットでよく言われる事のひとつに、「結局、マスコミはあらかじめ自分たちが考えた思惑に沿って記事を書く」というものがあります。
これについて、実際に取材を受けた役員が、社内で「結局、自分らの考えに都合の良いところだけ取り出して、あたかもそれが当社の方針のように書くから困る」とぼやいていたのを思い出しました。

ということから、楽観的に言うと、多分、現行のラインアップは見直しが行われるのでしょう。これについては、我々ユーザーサイドの人間ですら「まぁそうだろうな」というのが大多数でしょうし、「仕方ないな、潰れられても困るしな」と半分あきらめの境地にいるひとも多いかと思われます。

ただ、日経の言うように「コンシューマー市場から撤退する」と言う事をリコーが言ったのか、というと、おそらくそれは無かったであろうと思います。

これから先は当方の個人的見解ですが、ラインアップの見直しをやる、製品グループの一部については撤退もありうる、というような内容であったと思われます。
それだけでは、はっきり言って記事としては非常に迫力が無いですし、市場にもインパクトはないニュースにしかなりません。売れない製品群を見直し、場合によっては打ち切り撤退する、ごく当たり前の事です。
まったくセンセーショナルになりません。

で、ぶち上げたのが先に書いた「「リコーのカメラ事業縮小、個人向け撤退検討」という見出しです。
これは狙ったとおりインパクトがありました。見出しだけ見れば、PENTAXの終焉としか思えませんからね。

確かに、縮小するのはおそらく間違いありません。
いろいろ言われている、Qシリーズは危ないと思われます。また、PENTAXブランドからRICOHブランドに変わったWGシリーズも厳しいかも知れません。本家であるGRシリーズはどうでしょうかねぇ、これに手を付けるのはもう少し後ではないかと思いますが、これを廃止するのであれば相当本気だと思います。
PENTAXブランドですが、645とKマウントは残るでしょう。ミラーレスはなし。
一眼レフは、上位がフルサイズ、エントリーがAPS-Cと明確化され、2ラインに集約されるのではないでしょうか。

で、こんな程度でも間違いなく「カメラ事業の縮小」であり、「一部のジャンルにおける個人向けからの撤退」なのです。

 「針小棒大」 

であり、見方次第では「でっちあげ」と言っても良いレベルかもしれません。

以上が、楽観的な、ユーザーとしてはそうあって欲しい方の願いです。

もう一つは、「アドバルーン」である場合です。

日経新聞を使う事で、あらかじめユーザーに「そういうことになるかもしれない」と前振りをしておく訳です。

で、「撤退します」とある程度時間が経ってから正式に発表する。いきなりの発表より、かなりのショックが緩和されますからね。

間違っても後者でない事を祈るしかない、一ユーザーのブログ記事であります。
長文、失礼致しました。

2017/4/13 追加更新

本日の読売新聞に載った記事です。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170413-OYT1T50016.html

日経のように全文を引用出来ませんが、新聞記事を読んだ限りでは、この電子版の記事同様、メインの話題は複写機事業の立て直しであり、デジタルイメージング事業については最後の方に少し書かれているだけでした。まるで、日経の記事に当てつけるが如く、であります。

つらつら思うに、日経の記事を書いた記者は、デジカメ業界にそれなりの意見を持つ人だったのではないかと思われます。そのため、「自分の持論」をあたかも既定事実のように書き上げたものでしょう。

ただ、電子版では省かれてましたが、新聞記事にあった内容のうち、「富士はミラーレスに注力して成功したが、リコーは失敗した」という部分について察するに、「ああ、経済合理性でしか見てないな」と思わせる部分もありました。
富士の場合、既存ユーザーは事実上皆無と言って良かったはずです。ですから何の後顧もなくミラーレスに注力出来、「結果として」成功した(10年後はまたわかりませんが)と言えるでしょう。なんせゼロからのスタートなのですから。
一方、ペンタの場合はキヤノン、ニコンとまでは言わないまでも、膨大な既存ユーザーがいます。しかも数が少ないだけ忠実度が高いユーザーばかり(笑) ミラーレスに絞るなんてことは今の規模から言っても到底出来ない話なのです。そこを「結果」のみで切り捨てられたら、ユーザーはどうする?

「今」の日経の方針、というか社論というか、そういう方向性についてですが、「集中と選択」というものがあるようです。従って、何かにつけて「業界の再編」だとか、「不採算事業からの撤退と収益性の高い事業への集中投資」とか、とにかく何でもかんでもそう言う方向へ持って行こうという思惑が露骨に見えています。
今回の事件(笑)も、その一つに過ぎないと思われます。

新聞社も、読売・朝日・毎日・日経・産経、5社も要らない、半分で十分だ、と言われたらどう反応するでしょうねぇ。自分たちは社会の公器だ、特別な存在だ、と思ってるんでしょう、きっと。

富士/白黒バリグレードWP 販売終了

富士フィルムから、また銀塩製品の販売終了のお知らせです。


http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0064.html


全紙から大キャビネ判まで(光沢FMにはサービスサイズあり)、全サイズの販売が打ち切られます。

AM半光沢の方が最終出荷は早く、今年5月頃、FM光沢は今年9月頃、とされています。

2号~4号の単階調印画紙は販売が継続されるので、フジブロが消えるわけではありません、今のところは。

翻ってみますと、自分が引き伸ばしを始めた頃、まだこの多階調印画紙なるものは発売されておらず、そう言う意味では昔に戻った、と考える事も出来ます。
その時代、バライタ印画紙を木製パネルに水張りして、縁を黒の化粧テープで巻いて自然乾燥させて出来上がり、だったのですが、RCではこの方法はやりにくく、アルミフレームのパネルにプリントを入れて終了、というものになりました。お値段はものすごく高く付きましたが、金属フレームが高級感を出して、立派に見えたものです。

当時の主流だったバライタ印画紙は現在国産はなく、RCペーパーのみとなっています。ILFORD等、海外メーカーの少量生産品がかろうじて残っている程度のようですね。
量販店でも現像・引き伸ばし製品のスペースはどんどん隅っこに追いやられ、10年前の段階でもその売り場に人がいる事は殆どなかったのですから、今では……ねぇ。

私のLPL引き伸ばし機は、少なくとも10年は間違いなく電気を通していません。さて、電球は生きているのかどうか?

101本目/ smc PENTAX-FA 28-80mm F3.5~4.7 PZ/ TAIWAN

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今更レンズシリーズですが、今回はKマウントレンズでして、そう、FAのパワーズームレンズであります。
仙台に出張した時に、カメラのコセキさんで買ったものです。お値段4000円。
K-1を購入した際のお手軽標準装備に使おうかな、と考えましてパワーズームのFA 28-105mm F4~5.6 が欲しかったのですが、残念ながら店頭にはなく、じゃぁコイツにするか、と思ってそこに並んでいた2本を出してもらったのでした。

が。
1本は「JAPAN」、そしてこれは「TAIWAN」表記だったのです。
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Aレンズや、Fレンズの中に、台湾COSMICAR製のものがある事は有名ですが、FAレンズのパワーズームにも台湾製があるとは知りませんでした。

で、その日本製の方はちょっと今ひとつの状態でして、正直わざわざ買うほどのものではなかったこと、さりとてブログのネタとして買うのも何だかなぁ……ということで、こちらの台湾製のみを買ってきたのです。

買ってきてプチプチを開封すると、パラパラとパワーズームの部品が落ちてきました(笑
PA-AS切替スイッチのカバーが外れたのでした。
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*この写真に写っていませんが、もう一つ金属パーツがありまして、それはボタンスイッチ用の板バネです。コレがないと、ボタンが押せませんし、電流が流れません。

よく見ると、カバー部分は片側の爪でのみレンズ本体外装とくっついているようです。そりゃ外れますよねぇ……
カバーの右側にフック状の爪があるのですが、この爪の飛び出しがすり減って?いるので、押さえが甘いのです。軽くゴム系接着剤(黄色いのが良いです)で仮止めしちゃうのが良いかも知れません。
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さて、それでは見て行きます。正面から。 フィルターサイズは58mm。
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ここだけ見ても何のレンズだかさっぱり解らないのはお約束です。

後ろから。絞りは8枚。
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K-5に付けてみた姿。
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違和感はないですね。
レンズフードは、現在も公開されているメーカーのサイトによればRH-RC58が指定されています(販売終了)。

FA28-105mm F4-5.6 PZ は、Z-1デビューの際にアサヒカメラでテストを受け、「今までのペンタのレンズの印象を塗り替える出来」とかいうような賛辞を受けたレンズでしたので、使えるんじゃないかなと思っており、同時期に出ているこのレンズもまぁそう悪くはなかろう、とたかをくくったのですが、どうやらこちらは「お手頃」製品であったようで、ちょっと失敗したかも知れません。
まぁ使えない事はないんでしょうけれど、既にDAズームがありますし、FA☆ 28-80mm も浮いています。更に新発売のDFAレンズも優秀なようです。まぁ、大人しくひっこんでなさい、と言う事なのでしょうか。

レンズ構成: 8群8枚
フィルターサイズ: 58mm
絞り: 完全自動絞り F3.5 (4.7) ~ F22 (32)
絞り羽根枚数: 8枚
最短撮影距離: 0.4m
最大径 x 全長: 71 x 84 mm
重量: 380g
レンズキャップ: レンズキャップF 58mm
レンズフード: RH-RC58
レンズケース: ソフトケース S80-120

FAレンズのパワーズームに関しては販売終了からざっと10年を経過しており、メーカー修理が受けられなくなっている事もあるのか、K-1やK-3のヒトケタモデル以外ではいずれも非対応となっており、今回のニューモデルKPでも非対応です。動画撮影時にはPZは非常に良いんですけどね(苦笑



2018/10/07 追加更新
下記コメント欄にレンズデータがおかしいとの御指摘を頂き、調べたところ、FA28-105mm F4-5.6 PZのデータを間違って記入していたことが判明しましたので、訂正致しました。
御指摘有り難うございました。

CP+2017に行ってきました

えー、父が1月下旬に急遽入院することになってしまい、土日のみならず年休を使って東京とを往復することになり年度末を控えたこの時期えらいことになってました(ということで、ブログ遅延の言い訳であります)
で、幸いなことに、このCP+のスケジュールに合わせてとりあえず退院となりまして、なんとか行って参りました。

時間があまりないので、今回も事実上ペンタブースのみです。
まぁ、人混みも結構なものですし、キャスターバックを転がしながらでは機動性もゼロなので、おねーちゃんを撮る気力もありませんw 枯れてきたなぁと思います(苦笑
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今回の目玉は、直前で発表されたDFA☆ 50mm F1.4 であります。
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「これ、ピントリングはどっち向きに廻るの?」
いやー、自分でもイヤミだなぁと思いますが、なんせあのDFAズーム以来、非常に不安なのです。
「もちろん、同じですよ」
「だって、あの(逆回りの)超広角ズームあるじゃない、正直毎回どっちになるのか心配なんだよね」
「いえ、あれはあの1本だけですから。あれはもうどうしようもなかったんです」
率直な御回答有り難うございます。大人の事情なのでしょうね。

しかし、デジタル対応という条件下で性能を追求すると、ここまで巨大化してしまうのはどうなんでしょうね。
大艦巨砲主義ともいうべきZEISSレンズ群も皆巨大化しており、ハッタリは十二分に効くのですが、機動性という点で大幅にマイナスになってしまっています。
昔、OLYMPUSがOMシステムを立ち上げた際の、「小型軽量が35mmフィルムカメラの出発点であった」がまた蘇ってくるんじゃないでしょうかね。
いや、その役目はもはやカメラではなくスマホが取って代わってしまったのかもしれません。そうなると、カメラの生きる道は、スマホとの差別化になるわけですから、こういう道になってしまうのかも……

この他に、CP+に合わせて更新されたレンズマップにはDFA☆85mm F1.4が載っています。
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ようやくFA☆85mm F1.4の後継レンズが登場してくるのですね。

さて、そうなると、現在のDA☆55mm F1.4 はディスコンになる可能性がありますね。
フルサイズでは正統派のDFA☆ 85mmと77mm FAリミテッドというラインになるわけですし、APS-CサイズではDFA☆50mm が後継になるのですから。

レンズマップですが、Qマウントのレンズマップもちゃんと掲示されてました。
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但し、記載の通り" Current "しか掲載がなく、新レンズの予定がありません。
これをどう捉えるかですね。単に「今年は新レンズの発表はない」という風に捉えるのか、「今後は新レンズの予定はない」というように捉えるのか、ですが。
なんとなく、フィルムカメラ末期の「高級コンパクトカメラ」と同じ道を歩みそうな気がします。

レンズマップはこの他、645レンズ群とKマウントレンズ群の合計4枚が掲示されており、DAレンズでは広角系のズームが1本予定されており(15 - 30mmクラス?)、645レンズでは標準ズームと望遠ズームの2本が予定されています。
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セミナーはブース内に2会場が設けられており、どっちも満員でした。
このため、タッチ&トークはかなり狭くなってましたが、昨年のK-1のような大物の発表がなかったので、まぁこんなものでしょう。

それでも触ってきました、KP。
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着せ替えが出来るグリップがウリの一つですが、脱着には六角レンチが必要です。ボディセットには入っているそうですが、サイズは通常のものと同じにしてあるそうなので、万一無くしても100均あたりで入手できそうです(工具を置いていない店は無理かも)
また、バッテリーグリップを付けた場合には、一番大型のLを付ける事を前提にトータルデザインされており、小型のS,中型のMではちぐはぐな格好になってしまうとのことです。
手が小さい私の場合、このL+バッテリーグリップの組み合わせは小指の収まりが悪かったです。

バッテリーはこのKPはサイズが変わり、小型化されて新しい品番D-LI 109 となっていますが、バッテリーグリップD-BG7は既存のD-LI 90を入れられるようになっており、D-LI 109は籠に入れて放り込むようになっていました。

高感度特性が向上したとの触れ込みですが、確かにISO1600という高感度で撮っても、自分のカメラのISO800並みのように見えます、K-3におけるISO1600は明らかに荒くなるため割り切って使う必要がありましたが、このKPでは安心して使えそうな気がします。

2ダイヤル仕様ですが、そのダイヤルのうち前側は今までの水平方向から縦方向と90度変わっています。
この辺はまあ慣れでしょうね。
また、動画への切り替えはワンタッチとは行かなくなっています。よく言えばスチル優先、悪く言えば使わせたくない、といっては言いすぎかな、という感じです。

残り時間が少なくなってきたので、昨年は行けなかった中古カメラ販売会場へと向かいます。
昨年はかなり離れた大桟橋あたりでの設営となって、シャトルバスで行く必要がありましたが、今回は隣のホールが会場となったので、非常に利便性は上がりました。
なお、入場にはCP+2017のパスを見せなければならないので、単純に中古市だけに行く、というのは不可能でした。

中古市そのものは、初めて名前を聞くお店も多く、どういう基準で選ばれたのかはちょっとわかりません。
お値段の方はというと、やはりペンタのカメラ・レンズでの話ですが、場所代もあるのか「何、この値段」というものも結構ありました。また、カードが使えない店もあったかとおもいます。
LXリミテッド 30万
A☆600mm F5.6 25万
A☆300mm F2.8 20万?(記憶が……)
FA☆300mm F2.8 35万
ミノルタのアポ、白レンズを数本見かけましたねぇ。
あと、レフレックスニッコール2000mm があり、これは初めて現物を見ました。

中国人らしいバイヤーが、スマホでオークションサイト? ウェブ店の販売サイト? を検索しながら「これ、後それも」という感じで棚をさらっていたのが目に付きました。まだいるんですねぇ……

さて、ここにはペンタ(リコー)もアクセサリーのアウトレット、ということで店を出していたのですが、なんとファスナーLXが段ボール箱の中にごそっと(と言うほどでもないですが)ありました!
中古市場ではこのファスナーLXが外された状態で売られているものが多く、これがないとストラップが付けられないという大変困った状態になるのですが、これは助かりました。
お値段は半額の1個500円!!
最悪なのは、カードが使えず、現金のみ。当方、現金が空欠状態で来てしまいましたのでお手上げで、慎ましく4つ買い占めてきました(w これであと2台はLXが買える!(爆)
社員の方は、6x7テレコンバーターを早く処分したかったようで「どうですか?」と聞かれましたが、テレコンはちょっとねぇ……

(教訓)来年は現金の準備を!

2017年最初のモデル/PENTAX KP 登場!

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CP+2017でのお披露目になるのでしょうか、新たなるAPS-CクラスのモデルとしてPENTAX KP と言うモデルがリリースされました。

http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2017/20170126_013974.html

詳しい内容は上記リコーさんのウェブサイトで御覧になって頂くとして、さて、このモデル、何がウリなんでしょう?
私個人の無責任な発言ですが、

1.スタイル

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K-1的な感じですが、Nikon Df 的な、極めてオーソドックスなかつてのフィルム一眼のイメージがあります。
そもそも名前自体が、「KP」ですからね。かつての名機 ASAHI PENTAX SP (今でも商品価値を残しているところが凄いのですが)にあやかったネーミングなのではないかと思いますけど。

K-7以降、ペンタックスのデジ一のスタイルは角張った、「カメラ」らしい形に戻り、「ペンタックスのカメラ」に共通するデザインを採用してきています。ちょっと外して冒険してみたK-Sシリーズもありますが、あのラインはどうなるのでしょう、K-S3は出るのでしょうか。

で、今回K-Pではボディ上面の液晶を廃しています。今までの上面液晶は、ざっくり言うとシャッター速度、絞り、撮影可能枚数、バッテリー残量という限られた、しかし必要十分なもののみを表示し、余計なものはなかったので、パッと構える瞬間に頭に入るので便利と言えば便利でした。もちろん、背面液晶の大画面は三脚使用時には大変重宝ですが。
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なお、KPはシルバー仕上げとブラック仕上げの2色が標準です。

2.ボディグリップの着せ替え可能

ウリになる、とは到底思えませんが、ギミックとしては面白いですよね。もちろん実用性はあると思いますけれど。
かつてのLXがオプション満載で、いろいろ弄くる楽しみ、合体ロボ的な楽しさがあったわけですが、デジ一になってあまりそういう楽しみはなくなってしまいました。
フォーラム持ち込みで、グリップを交換する、あるいはボディの貼り革を交換するというサービスはありましたが、今回はユーザーオプションという形でグリップのオプションが登場したというのです。

標準装備のSタイプ。
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別売オプションのMタイプ。
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別売オプションのLタイプ。
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パンケーキレンズ等、小型の単焦点レンズ一本で勝負する様なときにゴツイLタイプではアンバランスでしょうし、逆に300mm望遠等の時に標準の小型ではレンズに負ける可能性があるわけで、まぁお遊びとしても面白いかも知れません。

なお、K10D以来のバッテリーグリップは今回も用意されました。残念ながら専用モデルでありますが。
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このバッテリーグリップについては、「画期的方法」なる特許が出ているということで、噂になっていましたが、今回のKPでは採用されていない?ように見えるのですが、どうなんでしょうね。

外観で目に付くのはこんなところですが、中身では

*新規CMOSセンサー採用、ISO最高感度は819,200!
実用になるのはどこらへんまででしょうね…? 自分のK-3における許せる範囲は1600、問題ないと言うレベルは800まででしたけれども……ま、この辺は撮影する被写体、目的によると思いますので、超高感度を否定するわけではないですが。

*ローパスフィルターなし
リアルレゾリューションシステムもしっかり入っています。

*メカニカルシャッターは最高速1/6000。なんか昔のMZ-Sを彷彿とさせるような。アレも、中身は実質1/8000のシャッターユニットであったのに、メーカーの公称値を守ったが故に1/6000に落としたことが裏目に出て、あーだこーだと言われたのですが。

*電子シャッターは1/24,000。

*連写性能は毎秒7コマ。安いSDカードだとデータの転送が間に合わない事もあるので、むしろメディアの選択が重要な気もしますけどね。

*被写界深度ブラケットが登場
絞りを変化させる事が出来るようです。これ、結構面白そうですが数打ちゃ当たる式の撮影方法に輪を掛けそうです。


K-3 II が生産終了となっておりますが、このKPはその後継ではなく、新しいシリーズ、と言われています。
さて、その後継モデルが別に登場したら(来年あたり?)消えてしまうのか、それともかつてのSPのようにロングセラーにするラインなのでしょうか、注目したいところです。

タクマーレンズ1本目/ SMC TAKUMAR 55mm F1.8

「タクマーは絶対に買わない!」

そう決めて、ずっと守ってきた掟だったのですが…………

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買ってしまいました。
原因は、モードラES II の為です。
御存知の通り、ASAHI PENTAX ESからはタクマーレンズは完全自動絞り・開放測光と言う事になり、その結果SMCタクマーでないと完全に機能を使えない事になりました。既存のM42マウントレンズではどうにもなりません。

と言う事で、今更なのですが致し方ありません。SMCタクマーをまず1本買う必要がありまして、とりあえず目に付いたのがこのレンズでありました。お値段7000円。はっきり言って高めであります。
*探すとなると、何故かあれほど存在しているはずの標準レンズが見つからないのでした。

正面から。
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スタイル的には、ESに装着されてデビューしたゴム巻ピントリングのもので、最終型と言っても良いスタイルです。私的には近代的なスタイルになったこの形は好きですが、それまでのメタル削り出しのスタイルの方がクラシック的で好ましいと言われる事も多く、人によって好みが分かれるようです。
ちなみに、Super - Multi - Coated TAKUMAR 55mm F1.8 は最末期のSPに装着されて売られたものだそうで、このため、数はそれほど多くないようです。
フィルターサイズはタクマー標準の49mm。

後ろから。
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絞り羽根は6枚。マウントは黒塗装されており、Kマウントレンズのクロームメッキと全く異なります。黒塗装されている方が高級感がありますね。

さて、マウント面に小さくポチっとあるピン。
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このピンは開放測光対応ボディに取り付けた場合にのみ出っぱなしとなり、絞りレバーをマニュアルにする事が出来ない様になっています。
SPSP II に取り付けた場合にはこのピンは押される形になるので(どうもその仕組みがわかりません)、何ら問題なく絞りレバーのAUTO←→MANは動きます。
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従ってレンズ単体で置かれているときは、この絞りレバーは通常は動かず、ピンを爪の先か何かで押してやるか、カメラに取り付けてやらないと動かないのです。

ES II に付けてみました。
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角形フードは発売当時は準備されておらず、これはMシリーズデビューの際に登場したPH-SA49でカッコをつけてみました。
当時のメタル製円形フードはもちろん、Mシリーズ標準レンズ用のプラ・ラバーフードももちろん使用可能です。

ES II はまだメンテされていません。ミラーが上がったままです(大汗

レンズそのものは、後継のSMC PENTAX 55mm F1.8 と同じなので、出来上がる絵もおそらく似た様なものになるはずです。ま、それでタクマーは買わない事にしていたのですが、致し方ありません。
何種類かは買ってやらないとES II が置物になってしまいますので……

いっそSPFも買おうか、と考えてしまうこの頃です(おお、恐ろしい)が、SシリーズはKシリーズ以上に沼なのであまり手出しをせずに済ましたい方針は堅持したいですね。


2017/1/15 追加更新
抜けていた正面からの写真を追加し、一部本文記事を推敲して修正を行いました。

Kodak Alaris / エクタクローム復活! 8mm用Super8も!

私が生きているうちに写真フィルムは消滅してしまうのではなかろうか……という恐怖を抱いてしまうくらい、ものすごい勢いで製品が消えて行く昨今ですが、シカゴで開催されたCES2017で、コダックアラリス社がエクタクロームの復活をニュースリリースしました。
(1月5日なので、既に1週間が経過してます……汗)

http://www.kodak.com/US/en/corp/Press_center/Kodak_Brings_Back_a_Classic_with_EKTACHROME_Film/default.htm#


これによると、2017年第4四半期には再発売を予定しており、復活するのはエクタクロームE100 のようです。
2012年のKodak社自身のchapter11申請により、一気に息の根を止められた同社のリバーサルフィルムが、とりあえず1銘柄のようですが復活するというわけで、まずはめでたいことです。

もちろん製造はアメリカ・ロチェスター、ここはKodakの城下町とも言えるところで親子三代Kodakに勤めているというような家庭も珍しくなかったくらいのところなのです。
製造レシピは散逸しなかったのでしょうね、きっと。
ただ、感光剤を製造する際の原材料の入手が巧く行くか、ですけどねぇ……
一旦止めてしまうと、その原材料も他で使っていればともかく、そうでない場合は運命を共にしちゃいますから、直ぐに復活出来るのかどうか。

8ミリのスーパー8は直販になるようですが、この復活のエクタクロームは日本に入ってくるのかどうかは言及されていません。まぁ、アメリカの小売店は海外販売も苦にしていないところが多いので、仮に日本のコダックアラリス社が輸入しなくとも、どこかが持ち込むであろうとは思います。

ただ、非常に気になるのは、36EX 1本が一体いくらになるのか、そのお値段ですね。
1本1000円ではちょっと厳しいですものねぇ……
まぁ、リバーサルカラーはモードラでバシャバシャ撮るようなものではないですけれど。

で、コダクロームも復活させられないか、というウワサも流れているようなのですが、こちらは現像システムがもはや存在しておらず、復活させるにはエクタクロームどころの話ではないので、眉唾とは言いませんが、相当難しいであろうと思います。


気がついたら、買いだめしてたスーパーゴールド400が期限を迎えてました! 今からでも冷蔵庫に入れます!

K-3 K-50 / ファームアップでKAF4マウントレンズに対応!

嬉しく有り難い本日のニュースリリースです。

K-3 にファームアップ、Ver.1.30
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/k3_s.html


K-50 にファームアップ、Ver.1.10
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/k50_s.html

が本日リリースされました。

内容は、どちらもKAF4マウントレンズに対応する
というものです!

いやぁこれは正直予想外でした。諦めてましたもの。
これはユーザーの声に対応した、と言うべきなのでしょうね。私はヘタレてましたが、ペンタに要望を送られた方に深く感謝申し上げます。

で、
*KAF3とKAF4って、プログラムの書き換えで済んでしまうレベルの違いなのか……と言う事が思い浮かびました。いや、もちろん、そのプログラムの書き換えというのは素人の私が思うほど簡単なモノなのでは無い、と思いますが、SDカードに新しいファームウェアをダウンロードして、そのカードをカメラに入れて読み込ますと完了です、というのは何かこう「こんなんで、いいの?」という気がするんです。

*これで、K-1のウリは一つなくなっちゃったな、というのと、これでAPS-Cの新しいボディはしばらく出ないのではないか?等とも思っちゃうのです。
K-3 では、新しい電磁絞りのレンズは動きません、というのは買い換え行動を起こさせるのに十分な理由付けです。それを自ら潰したわけです。ユーザーの声が強かった? とはいえ。

ただ、いろいろな事が思い浮かびます。
上に書いた、K-3 ユーザーに買い換え衝動を発生させるには、いくつかの前提条件が必要なのです。
まず、新しいKAF4マウント、電磁絞り仕様のレンズをドバッと出す必要があるのです。何もオールニューである必要はありません。SMCからHDに替えて、AF駆動をボディ側からレンズ自身の駆動に変更し、WR化したガワに電磁絞りに切り替えることで、旧レンズは役目を終え、新しいレンズに道を譲ればいいのです。

営業的にイマイチだよねぇ、と思うのは、新しい(他社ではとっくに?)マウントの発表なのに、全く華がないレンズを第1号に選んでしまったことです。
かつて、Kマウントデビューの時、イメージリーダーとして選ばれたのは、当時世界唯一となった50mm F1.2 というレンズでありました。
ですから、今で言えば欠番となっている85mm F1.4 あるいは300mm F2.8 というものであったならば、その注目度は更に大きかったと思います。

ほら、このレンズ、いいでしょ? ようやく復活したんです、電磁絞りで。
ええ、古いボディじゃごめんなさい、動かせないんです。いろいろとありまして……
新しいボディ、そのうち出ますので、宜しくお願いしますね!


と、なるのが上手なカメラ・レンズの売りつけ方だと思うのですよ。ユーザーがどう思うかは別として。
な・の・に、K-3 /K-50にファームアップを積んだ、ということは……

①55-300mmでKAF4マウントレンズを出したけど、次のレンズはまだ当分無理
②新しいAPS-Cボディも当分出ない
このため、ユーザーへの買い換えアピールには戦力が大幅に足らない!

③なので、既存ユーザーに見切られないためにユーザーの多いK-3 にファームアップを施し、KAF4マウントレンズに対応しますよ、ということにした
④これはK-3の中古市場にも良い結果を生む(新レンズに対応出来るボディだから)

っていうのは考えすぎですかね(笑

では何はともあれ、バージョンアップしちゃいましょう! いつか入手するであろうKAF4マウントレンズのために。


**
M42沼さま、コメント有り難うございました。おかげさまで1本記事が書けました。

100本目 smc PENTAX-A 135mm F2.8

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えー記念すべき100本目(100種類目、が正しいでしょうか)は予想外のAレンズ、しかも135mm のF2.8 ということになりました。

望遠レンズの定番と言われた135mmでありますが、タクマーレンズはもちろん、K、あるいはMレンズまでは豊富に見つかるのですが、この後のAレンズ以降、とりわけFレンズはがっくりとその数を減らし、ついにはFA135mm F2.8 を最後に途絶えてしまっているのが実情です。単焦点レンズが多いと言われるペンタックスですが、このレンズは今のところ復活の気配がないのは残念です。

というわけで、タクマーやK、Mレンズは数千円で見つけられるのですが、このAレンズだけは何故か市場では2万円を切りません。タマ数が少ないせいもあるのかもしれません。
この点ではA200mmF4 も似た様なものですがさすがに2万円以上の値はなく、1万円台半ばと言ったところでしょうか。これはFA200mm F2.8 EDに人気が集中している為だろうと思われます。

という前提条件がありましたもので、このレンズ、結構外観がくたびれていたせいか2万円を切っておりましたので、買ってみたものであります。

早速見てみましょう。いつもの正面から。
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フィルターサイズは、かつてのKレンズ135mm F3.5と同じ52mmであります。
スーパータクマー・SMCタクマーでは49mm、Kレンズでは52mm、Mレンズで49mm、そしてAレンズではまたまた52mmと口径が二転三転しているのはどうなんでしょうね。
ただ、135mm F2.5からしますとスーパータクマー以来58mm径だったのが、今回のAレンズから52mmにサイズダウンしたことになるので(明るさもF2.5からF2.8へと若干暗くなっている)、そう考えますと小型軽量となった事と合わせ、一概にダメとも言いにくいですね。まぁ過去の話、30年も前の昭和の話なのですが。


お尻から。
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絞り羽根は8枚。Aマウントであり、現在のデジ一でもマニュアルフォーカスではありますがストレス無く使用が可能です。


レンズフードはこれくらい出ます。
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エンプラによるもので、このスタイルは80-200mm F4.5のタイプ2と同じデザインであります。A100mm F2.8等の「気持ち程度」の内蔵フードよりはましですが、出来ればKレンズ用の望遠レンズ用レンズフードK(A) もしくはメタル製のMH-RB52等の方がより効果的だと思います。他社品で良ければ、ニコンのHS-14が使用可能で入手も容易かと。


カメラに付けたイメージ。
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カメラボディはそろそろデジ一にした方が良いんでしょうか(笑

K-1が出た事で、後継であるFA135mm F2.8 [IF] あたりをHD化して復活、というのはどうなんでしょうねぇ。
F1.8 ではちょっとターゲットが違ってきてしまうので、オーソドックスな単焦点となるとこのクラスになると思うのですが。

レンズ構成: 4群4枚
フィルターサイズ: 52mm
絞り: 完全自動絞り F2.8 ~ F32
絞り羽根枚数: 8枚
最短撮影距離: 1.2m
最大径 x 全長: 65 x 76.5 mm
重量: 340g
レンズキャップ: レンズキャップA 52mm
レンズフード: 内蔵。望遠レンズ用フード52mmK (A)MH-RB52も使用可能
レンズケース: ハードケースHB-120

2017/7/3 追加

下記コメント欄にありますように、「このレンズは4群5枚ではないか?」という疑問がA☆さんから寄せられました。
ぶっちゃけ言いますと、「バラしてみないとわからない」という身も蓋もない答えになってしまうのですが……。

まず、弊方の情報の出所ですが、wikiではなく、基本的にメーカー発行のカタログ・パンフを使用しております。
wiki については、SPII のところで述べておりますような事がありましたし、未だにSMC PENTAX ZOOM 85-210mm F3.5smc PENTAX ZOOM 80mm-200mm F4.5がないとか抜けもありますし、まぁそういうものだと思っております。
ということで、このレンズが4群4枚であるという元情報は、旭光学工業・旭光学商事が昭和61年10月に発行した黄色い表紙の「ペンタックスガイドブック」から頂いております。
こちらのA-26,27頁、見開きに35mm判のsmcペンタックスレンズ性能一覧表が載っておりまして、そこから4群4枚というデータをもらっています。もちろん、最大径x長さや重さといった数値もここから頂いております。
更に、A-17頁にレンズの縮小写真とレンズ構成図が出ておりまして、どう見ても4群4枚であります。
コピーを貼れれば一目瞭然なのですが、スキャナーがありません(苦笑

また、困ったときの神頼み、ではありませんが皆様も御存知だと思います、有名な下記の海外サイトも良く参考にしております。

http://kmp.bdimitrov.de/index.html

さて、ご指摘頂いたリンク頁ですが、この元サイトは私も良く存じ上げているところでして、なんども繰り返し見たものです。今見るとこのAレンズの記載が無いのですが、はて、と。
で、文面を見て行きます。引用します。

「smc PENTAX A135mmF2.8はAシリーズになってから発売された設計変更レンズ の内の一本である。
本レンズの設計特許は、特開昭54-111823実施例3と推定される。設計は旭光学の 山県正和氏によるものである。
本特許データを元にOpTalixLTにより、135mmに変換した計算結果を次に示します。」

この文面を私なりに解釈しますと、

1.Aシリーズになって設計が変更されたレンズの1本である
2.推論であるが、設計特許として特開昭54-111823実施例3をベースとしていると考えられる
3.特許データを元にして計算をして見た結果は以下の通り

ということで、2以降からは推論とその推論を元にした計算結果です。
真っ先に考えたのは「レンズの諸元が明確になる前に行われた、推測によるものではないか?」というものです。たぶん、その特許には4群5枚の構成図があるのではないかと思います。
ただ、発売された実物は4群5枚ではなく、4群4枚であったと。

もう一つは、4群5枚の製品(試作?)と4群4枚のものの2種類が存在する、というものです。当初は4群5枚で進んでいたが、コスト削減やその他の諸事情で変わったのではないかと。
ペンタならありそうですが、レンズが1枚増える、減るというのは大事ですし、レンズを保持する鏡胴のことを考えますと外観が同じとは思えませんので、話題になっていてもよさそうなものですが、それがないということは表には出てきていないということです。
「バラしてみなきゃわからない」とぶん投げたのはそういうことです。

あと、恐ろしいのは、このカタログの「誤植」です。
但し、仮に4群5枚だった場合はレンズ構成図も間違っていなければならないので、まぁ可能性は低いと思います。

当方のつたない推論は以上の通りです。このブログではメーカーのカタログを信じて引き続き4群4枚のまま記載しますので宜しくお願い致します。

A☆さま、コメント有り難うございました。また何か御座いましたら遠慮なくコメントをお寄せ下さい。
他の方も是非どうぞ!お待ちしております。

2018/6/7 追加更新

下記コメント欄に、takumar8319様からコメントを頂きました。
「え、見ること出来るの?」
いやいや、それならば、ということで検索してみましたら見つけることが出来てしまいました(苦笑
中を見ますと、いきなり初っぱなに「正の単レンズの第1レンズおよび第2レンズと、負の単レンズの第3レンズと、正の単レンズの第4レンズからなる4枚構成レンズに於て、(以下略)」とありまして、このレンズは特許段階から4群4枚であったことが明確になりました。
そして、ページを進めるとレンズ構成図も載っておりまして、どう見ても4群4枚。およそペンタックスガイドブックに載っているものと同じ形式のように思えるものでした。

ということで、では4群5枚はどこから来たか…ですが、A☆さんが提示されましたレンズ構成図を見ると、第3群の「負の単レンズ」が一見2枚の貼り合わせレンズに見える事に気づきました。更に、絞り羽根の位置と思われるところに縦線があることも錯覚を助長しているようです。
光の屈折ラインがあたかもレンズの外形線のように見えるのですが、光のラインは青線で、レンズ外形線は黒です。よく見ると、黒線は無いようなので、やはり見間違いなのであろうと思います。

ということで、このAレンズ、確かに4群4枚であり、バラして枚数を数える必要は無くなったと言えましょう。
takumar8319様、有り難うございました。
(追加分ここまで)

2018/1/8 追加

本日、K-1に装着して初出動となりました。
メタルフードが見つけられず、内蔵フードでの撮影となりましたが、まぁ問題なかったようです。

結果ですが、きちんとした絵が出来ました。(ピンボケはレンズの性能のせいではないので)
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PENTAX K-1 マニュアルモード ISO800 1/500 F4 AWB フィルタなし
2.8倍あたりまで拡大しますと、側面窓部分に若干の色滲み(パープル)があるようですが、通常ではわかりません。実用上なんら問題ないと思います。


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PENTAX K-1 マニュアルモード ISO800 1/500 F4 AWB フィルタなし
半逆光気味なのですが、しっかりしています。等倍まで拡大しますと、ジャンパ栓の注意書き等までしっかり解像して読み取ることが出来ます。(ブログには縮小したものを載せてます)

全く話題に上らないこのA135mm F2.8ですが、少なくともK-1との相性はよさそうです。すごく安心しました。
さて、F・FAの135mm F2.8 [ IF ] はどうなんでしょうかね?

PENTAX K-1&レンズ スペシャルセミナーに行ってきました

えー、丸2ヶ月ほど更新が出来ませんで誠に申し訳御座いませんでした。
まぁいろいろあったのですが、ちょっと間が空くと今度はうかつに触れなくなってしまい、余計に更新し辛くなるいう情けない事になりまして。
さて、ネタはどんどん貯まっていっているのですが、いかんせんやるぞー、という気力が沸き起こらず、結果的にサボってしまいました。平にご容赦下さいませ。

さて、本日、盛岡で行われましたセミナーに行ってきました。4月にもこのセミナーは行われたのですが、今回は場所が盛岡駅近くから県庁近くへと変わり、会議室2つを使用し、更に大会議室は前回よりもかなり広いものになっていました。
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今回、当方にとっての目玉は、カメラ・レンズの無料点検であります。東京にいた時は新宿のフォーラムへ行けば良かったわけですが、東北からでは遠すぎますのでねぇ…。
というわけで、今回はA☆ 300mm F2.8 ED [IF] FA☆ 300mm F2.8 ED[IF]の2本を持ち込みました。

結果、A☆は特に異常はないものの、レンズに汚れ・曇りが見られる、ということでした。
さらに、問題のFA☆は、「後ピン傾向が見られます」という結果になりました。今ひとつシャキッとした絵にならないのはレンズ本体の問題でした(自分の腕のせいじゃないとw)。
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で、「どちらも部品がないので、メーカーとしては修理を承れませんが」いつものことです。
「当社のOBがやっているところが御座いまして、こちらにご相談されるのは如何でしょうか」ということで、写真レンズ工房さんが紹介されるのかと思ったら違いました。

NSBテクノスという会社です。住所からすると、旭光学小川町工場近くですね。
http://nsb-tekunos.com/index.html

こちらも旭光学小川工場のOBの方、ということで「ペンタックスレンズ修理認定店」となっています。
2014年10月にウェブサイトを立ち上げてらっしゃるので、少なくとも2年前にはオープンされていたのですね。
(メーカー修理は、こちらが実際に受けていたとの話も)
ペンタユーザーとしては心強いですね。

さて、セミナーに話を戻しますと、内容的には以下の通りでした。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/campaign/k-1seminar/

「画質への飽くなきこだわり」
「レンズの魅力」
「最新機能を使いこなす」
有り難い事に、パワーポイントの一部をハードコピーしたものを資料として配付されてました。
特に「最新機能の使い方」「ユーザーモードの設定方法」について記載があるのは助かりました。
このユーザーモードの設定方法ですが、「設定方法という考え方」がそもそも逆で、自分が使うやり方をまず設定して(カメラのお仕着せではなく)、それを最後に登録しておくのがユーザーモードなのです、と言う下りが目から鱗でした。

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レンズについては、「基本はズームで、一通り揃えてあり、補完する単焦点がこのように」と言う事でしたけど、文字通り一通りしかないのが問題ではないかと思います。それに、単焦点レンズだってDA☆とFAリミテッドがウリ、というのもなんだかなぁ、という感じでして。少なくともFA☆レンズの発展型くらいは見せて欲しいと思ってるんですけれど、ね。
85mmf1.4と300mm F2.8はイメージリーダーなんですよ!
……DFA15-30mm、なかなかよさげ、なんですが、回転方向が逆、という致命的問題は許せないので。

他にもいろいろ話がありましたが、全部書こうとするとまたいつ出来上がるか解らなくなるのでこれにて終了です。
ペンタックスの皆さん、盛岡セミナーを企画して頂き、どうも有り難うございました。また機会がありましたら宜しくお願いします!


しかし、前回のセミナーには女性の姿がそれなりにあったのですが、今回は見事に男性100%。何故?



2016/11/14 追加更新
本文記事の語句を一部修正し、レンズにリンクを貼りました。

掃海艦「はちじょう」掃海艇「はつしま」を見学してきました

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早いもので、もう1ヶ月前の話になってしまいました(汗
八戸港寄港第三弾、であります。
このように立て続けに来港するのは当方が転勤してきて以来、初めての経験であります。
今年は大湊のマリンフェスタにも出かけているので、余計に回数が多く感じられるわけですが。

今回寄港したのは三隻。
掃海母艦「うらが」
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掃海艦「はちじょう」 303
掃海艇「はつしま」 606
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であり、三隻ともグレードが違うところがミソであります。

そして
「うらが」が鋼鉄製、「はちじょう」が木製、「はつしま」がFRP製、と三隻の艦体がそれぞれ違う材料で作られていることも特徴であります。

さて、今回残念ながら
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とあります通り、「うらが」の艦内公開は月曜日なのです。さすがに会社を休んで行くわけにもゆかないので、撮る事しかできなかったので、記事タイトルには「うらが」を入れておりません。
なお、「はちじょう」は昨年にも八戸港に来港しています。

今日は外からしか見られない「うらが」
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マストはステルス対策が取られています。

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大型の中央扉は航空ヘリによる航空掃海のための器具を取り出す為のもの、だそうです。

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中央扉の両側に4つの扉がありますが、こちらは機雷敷設用の投下口です。機雷掃海と機雷敷設、両方出来る艦というわけで、航空ヘリ用の離着陸用甲板もある大型艦となり、満載排水量は6850t、軽巡洋艦クラスであります。

さて、それでは「「はちじょう」「はつしま」へ行ってみます。
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手前の「はちじょう」に乗り込みます。
舷側を歩いて艦首へ到着しますと、そこにあるのは20mmバルカン砲であります。
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これは攻撃・防御用ではなく、水面に浮かんできた機雷を破壊する為のものです。
ただ、見れば解るとおり完全手動で、照準も人間の目測に頼るため、うねりのある海上では命中精度が悪くなるのは容易に想像出来ると思います。
このため、新しく就役した「はつしま」のバルカン砲は(後ろに見えている)コンピュータによる無人の自動制御になっており、命中精度も劇的に向上した(無駄弾が減少するのでコスト面でもメリットがある)そうなので、この機関砲はなくなる運命にあります。

目の前には「うらが」の特徴的な艦尾が見えています。
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「はつしま」へ移乗します。
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爆発物処理班のパネル。命がけの仕事ですよね。
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深海へ潜るダイバーの為の与圧タンク。2人入れるそうで、結構大きいものです。密室恐怖症の人は無理ですね。かくいう自分も果たして耐えられるのか……?
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「はつしま」の艦尾から。隣の「はちじょう」の機材ともあって、非常にメカメカしい、というか雑然としてる、というか……
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掃海方法(複合掃海)の説明板。2013年のマリンフェスタで、「ゆげしま」の方から説明を受けてますのでだいたいの事は頭に入っています。
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機雷のモックアップ(沈底機雷だったはず)。
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ホンモノ?の模擬機雷は「うらが」の後部甲板に置いてあり展示されているそうなのですが、今日は一般公開されていないので見る事が出来ません。あー残念。
(望遠レンズを持って来ていれば、艦首からそれなりの大きさで撮れたのですが、いかんせん標準50mm/換算75mmでは撮ってはみたものの非常にわかりにくく、upは諦めております)

ケーブルの巻き上げ機。沢山付いているピラピラの付箋は距離を見るためのものだそうです。
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艦首へ移動します。「はつしま」の艦内は見学不可。
機雷爆破用の20mmバルカン機関砲は、先にもあります通り、コンピュータ制御になり無人砲塔を持つ形になりました。
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(この写真のみ<はちじょう>の艦橋から撮ったものです)

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「はつしま」を退去し、「はちじょう」へ。
この「はちじょう」は「やえやま」級掃海艦で、木造としては世界でも最大級の艦なのですが、既に「やえやま」「つしま」の2隻は今年の6月末~7月にかけて除籍となってしまい、この「はちじょう」が最後の1隻となってしまいました。
後継の掃海艇がFRPになっているのは、大型の木造船を作る技術者が少なくなり、新たに建造する事が難しくなっていることが理由の一つだそうです。

係留機雷処分具。前足部分に強力なハサミを持ち、そこに鎖を引っかけて切断。浮いた機雷本体は海上で爆破処分、ということになります。
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その処分具を海に投下するためのクレーン。
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フロッグメンの機材の展示。
これ、よく見るとそれぞれの機雷の処分には人間がその機雷の直ぐ傍にまで寄っているのです。命がけですよ。
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「はちじょう」は艦内を公開してまして、例によって艦橋へ。
ちゃんとあるんですね、神棚が。
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各国の海軍のバッジ。シンガポール、マレーシア、あるいはアラビア海、といったところで開催された掃海訓練に参加した際のものも見られました。
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第二次大戦末期、日本の海にアメリカはB-29を用いて膨大な数の機雷を投下し、その結果内航運輸は事実上壊滅してしまいました。戦後になっても、機雷は生きているため、日本に物資を運ぶ連合国の船もその犠牲となる事態となり、ために旧帝国海軍のうち掃海部隊だけは残されて戦後も長年にわたり日本沿海の掃海が続けられたのでした。

例によって探したところ、ちゃんとありました。「はちじょう」のラッパであります。
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「はちじょう」の艦橋から撮った「はつしま」の艦橋。
艦と艇。大きさの違いがよくわかりますね。
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見学終了、で退艦。

海上自衛隊の皆様、見学させて頂きましてどうも有り難うございました。
皆様のご無事をお祈り申し上げます。

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8/9 SIGMA社公式リリース/ K-70にも傷入りトラブル発生

お盆前にリリースされていたのですが、いろいろありましてup出来ませんでした。

今更ですが、記録と言うことで記事に致します。

http://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=1054

内容としては5月にリリースされているK-1のトラブルと同じ内容で、同社レンズをK-70に装着するとボディに傷が入ってしまう、というものです。

従ってK-1の際のトラブルで修理を行ったレンズの場合にはK-70に装着しても傷は入らない、との事ですし、K-70を購入して今回修理したレンズを、あとでK-1を買った場合でもトラブルは起きない、と言う事のようです。

さて、今後生産されるロット(遅くとも今年の5月以降の生産品)については対策品になっているでしょうから傷入り問題は新規には発生しないであろうと推測出来るのですが、ユーザーサイドにあるレンズ、あるいは中古市場等にて流通しているレンズについては何とも言えません。
良心的なお店で、しかも買い取り後の、店に所有権があるレンズならメーカー送りで対策品となっている場合もありましょうが、委託品であったり現状渡し品の場合にはまず未対策品のままでしょうから、見かけた場合には十分な注意が必要でしょうね。

また、K-70でも発生した、と言う事は、フルサイズ、APS-Cどちらのモデルであっても、未対策品のレンズの場合には今後も同様のトラブルが発生する可能性がある、ということです。
つまり、新しいボディが出る度にSIGMA社は傷入りの可能性についてチェックが必要になるわけで、これは結構長く尾を引く可能性がありそうです。
なんせ、ボディよりレンズの方が遙かに長い商品寿命を持つのですから。

富士フィルム/ネガカラー 大判用カットサイズフィルム消滅!

RTS II に入ったフィルムを撮りきっていない私ですが、富士フィルムからまたラインナップ縮小のお知らせが届きました、

http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0054.html

1.FUJICOLOR PRO 160NS 

4x 5サイズ 20枚入り
8x10サイズ 20枚入り 生産終了。

これにより、カットサイズフィルムから富士のネガカラーが消滅しました。

残るのはKodakで
*4x5サイズ
PORTRA160
PORTRA400
EKTAR100

*8x10サイズ (受注生産/発注最低ロットあり)
PORTRA160
EKTAR100

といったところです。

リバーサルフィルムでは、Kodakは既になく富士だけですが、
*4x5サイズ
ベルビア100F 
ベルビア50
ベルビア100

*8x10サイズ
ベルビア100F
ベルビア50
ベルビア100

とまだ「残って」います。

2.ネガカラーの2本パック、5本パックの廃止。
単品と3本パックに集約。

*NATURA 1600 36EX 3本パックを廃止。単品のみになる。

*SUPERIA Vinus800 27EX/36EXの3本パックを廃止。単品のみになる。

*SUPERIA X-TRA400 24EXの2/5本パックを廃止。3本パックを発売。
*SUPERIA X-TRA400 36EXの5本パックを廃止。3本パックを発売。

*SUPERIA PREMIUM400 27EX/36EXの2本/5本パックを廃止。3本パックを発売。

パック品を共通化して1種類にしてしまったわけで、まぁ縮小著しいフィルム市場ではやむを得ないでしょうね。

別件)
1月にKodakのレンズ付きフィルム(スナップキッズ)が販売終了していました。
同様に、モノクロフィルムの100ft缶の販売も同時に終了していました。
いやー、これでモータードライブのあの250枚撮りは歴史の世界のものとなってしまいました。
*高校・大学生の時は、ヨドバシカメラで100ftから巻き替えたトライXには大変お世話になったものでしたが、これもまた過去の話となってしまいました……。

補給艦「とわだ」を見学してきました

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先週の「いずも」に続く今夏の八戸港寄港シリーズ第2弾は補給艦「とわだ」であります。
「海の記念日」付近では各地の港に自衛艦が寄港して艦内の一般公開を行っているわけですが、今回は護衛艦ではなく補給艦でありました。
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最終日の月曜、無事晴れてくれました。

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基準排水量は8,100tですが(重巡青葉クラスです)、補給艦と言う役目柄でしょうか、満載排水量は倍近い15,850tというものになっています。すごいですね。この艦は「とわだ型補給艦」の1番艦であり、他に「ときわ」「はまな」の2隻があるとのことです。

艦への乗艦は後ろのヘリ甲板の下(第2甲板になるのでしょうか)へタラップで上がり、さらに第1甲板へ再びタラップで上がることになりました。
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ヘリが発着する甲板に出ました。良い天気ですが、トップライトの強烈な夏の日差しは写真にはちょっと辛いです。
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こういうものの起こりは米軍あたりではないかと思うのですが、今や陸海空の自衛隊各部隊に波及していると思われます。
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その下に貼ってあったのは……
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これはイケマセンね、国家機密をこんな形で茶化してしまっては(笑)
ここはあえて正解の「2」ではなく、「1」にスタンプを押すのがオトナとしての対応ですよ?

船舶火災に際しての防護服一式。
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銀色のものと、ケブラー?剥き出しのものとの違いは、耐熱温度だそうです。
自分はハンダ工作でケブラー使用の耐熱指サックを使ったことがありますが、剥き出しで触るよりは遙かにマシなのですけど熱いものは熱いので、果たしてこの服、長時間耐えられるんでしょうか……?

今回は艦橋へ入れてもらえるようです。順路の途中で見えたランチを上から。
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艦内の、例によって急角度のタラップをよじ登ること数度、艦橋に到着です。
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今までの護衛艦よりかなり広いです。外から見るとこの通り恰幅が非常に宜しいw
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「吹いてみて下さい」とラッパ(予備でしょうね)がありましたが、さてホンモノはどこだ?と探してみましたら、やはりありました。
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艦橋から艦首方向を望むと、ちょっと普通の自衛艦(=護衛艦)とは違う風景が広がります。
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クレーンタワーやエアータンクが並び、工場のように見え、メカメカしさバッチリです。

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タワーに掛けてあるホースですが、太さに違いがあるのがお解りでしょうか?(アングルがよくないですね)
一番太いのが軽油(重油ではないのです)、一番細いのは真水、中間のものが航空機用ガソリンなのだそうです。

で、武装は?というと全くありません。
防御としても唯一、このチャフ散布装置しかありません。
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ミサイル艇同様、艦内に小銃や機関銃はあると思われますが、いわゆる5インチ砲のような武装はないのです。

66cm測距儀。カメラのレンジファインダーと全く同じものです。
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艦橋から下へ降りるラッタルの上に、神棚が鎮座していました。日本の艦ならでは、ですね。
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この艦にもCICが設けられているのですね。戦闘艦以外にもあるとは思いませんでした。
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一瞬「え?」と思いました(笑
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テロ対策特別措置法、新テロ特別措置法に基づき、当艦はインド洋における警備艦艇への補給活動に参加しています。その際の各国の海軍との交流で送られたバッジがずらりと並んでいました。
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日本での活動における感謝状もありました。
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さて、再び日の当たる第1甲板へと出てきました。目の前には巨大な門柱が2基聳えています。
そこからぶら下がっているのがこの接続ホース。
この砲金?製のものが軽油燃料のラインです。隣の細いホースが真水用(のはず)。
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食料他の補給物資を他の船舶に送り込むのにはこのリフト(ロープウェイ)を使うのだそうです。
両側へ伸びた丸いアームからぶら下げる形になるのだそうで。
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右舷側の搬送ユニット。
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艦首側のもう1基の門柱。こちらにぶら下げられているのは軽油燃料用のホースのみだそうです。
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4tクレーン。アームは折りたたまれている状態なので今はそう大きく見えません。これも左右に1基ずつ設置されています。
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さて、疑問に思いませんか?
どうやって海の上で数十メートル離れた他の艦にホースやワイヤーをかけるのだろうか?って。
しかも両方の艦は低速度ですがそれぞれ航行している状態です。接岸する時のように、舫い綱の案内索を放り投げて拾ってもらう、という訳にはいかないのですよ?

「答え」
空気銃で相手の艦にワイヤーケーブルを撃ち込み、それをベースとして各種ホース・ケーブルを接続するのだそうです。
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この空気銃を設置する場所も決まっているそうです。

艦首を望む。
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午前中の見学タイム終了です。
当方も下艦しました。
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後ろ姿。ドーンと張り出したお尻は結構迫力ありますね。
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「補給艦」という縁の下の力持ち的存在ですので、今ひとつウケが悪いのですけれど(正直、最初がっかりしたのは事実です)、実際に見てみるとなかなかメカメカしい興味深い艦でありました。
海上自衛隊の皆様、誠に有り難うございました。またの機会を楽しみにしております。

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護衛艦「いずも」を見学してきました

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八戸港に護衛艦「いずも」がやってきました!

「7月に来ますよ」
「ホントですか?」

春先の会合で、そんな話を聞いてからはや数ヶ月。その間に起きた熊本地震でいくつかのイベントが消え(秋に延期されました)、この寄港もどうなるのかなと不安だったのですが、無事本日の朝、その姿を見ることが出来ました。

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直前になっての発表でもあり、大湊の失敗も考慮して早めに出かけましたら、がら空きでしたw
天候は明るい曇り。影が出ないので助かりますし、日が出たらトップライトなので。

一般人の乗艦口はここでしょうね、広いですから。
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「いずも」のマーク。
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第1護衛隊群第1護衛隊所属・旗艦、ということでしょうかね。
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そびえ立つ艦橋。
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露出オーバー気味だと、非常にのぺーっとした感じを受けますね。

巨大なエアインシュレーター。
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ここも搬出入口だと思うのですが、さてどうやって岸壁と艦とを渡すのか…(今回の見学では使用せず)
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艦尾。昔の軍艦は丸い艦尾でしたが、今の船はスパッと裁ち落とされています。クルマのデザインでもコーダトロンカ式というのがありますが、同じ原理ではないかと思います。
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艦尾から艦首方向をすかしてみます。最近の艦は、みんなこういうデザインですね。
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カッターもこのように外に飛び出ない様に仕舞われています。
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ヘリを格納する都合上、甲板は非常に高いところにあるので、「いずも」は空母独特のシルエットになります。旧帝国海軍の赤城・加賀の飛行甲板はどのくらいの高さであったことやら。
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このアングルからだと、ほんと、空母ですね。
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まぁ、ヘリ空母と呼んで問題ないでしょう。政治的な面を考慮しなければ。
2013年の八戸マリンフェスタに来港した「しもきた」はヘリも積める「輸送艦」であり、この「いずも」とは似て非なる艦種であります。あちらは人員・装備を運ぶのがメイン、こちらはヘリを搭載し、他の護衛艦とタッグを組むのがメインということになりましょう。

艦種にちょこんと鎮座するのはCIWSファランクス機関砲です。
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昔の空母ですと、飛行甲板両舷にハリネズミの如く対空砲が並んでいたものですが(実際に見たわけではないです)、今は非常にシンプルになりました。
それだけに「戦いは数だぜアニキ」という戦い方とは相性が悪いような気がしますが…。

喫水はそれほど深くはないのですね。
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お昼までまだまだ時間がありますので、一旦退場して反対側の岸壁から「いずも」を見てみることにしました。
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やはり大きいです。
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さて、再び会場に戻った私は車の中で寝ていたのですが、ふと見てみると12時を少し過ぎたばかりなのに、もう列が出来ていました。
(あらら)
ということで、当方もその列に並ぶことに。雲が切れ始め、日が差してきました。
12時45分頃?に受付が始まり、氏名と簡単な住所と連絡先の記入を行って持ち込み物の点検を受けて再び並び直しです。
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一番後ろはP岸壁の先端のガードレールまで届いており、さらに北へ曲がっていました。

12時55分、5分ほど早く艦内への案内が始まりました。
艦内へ入ると、そこで右に曲がり、艦毎に作られているパンフを頂きそのまま真っ直ぐで、格納庫と甲板を結ぶ昇降エレベーター部分に集められました。
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艦橋が見えます。
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エレベーターの動きは滑らかで、ショックは殆どありません。
このへんは動画でのちほど。

エレベーターで待つ間も、甲板に出ても盛んに注意されていたのが、飛行甲板の表面塗装です。
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摩擦を高めるため、非常に荒いものとなっており、転ぶとおそらく服は破け、血を流すことになるだろう、というくらいのものです。このため、盛んに「絶対に走らないで下さい」という注意がなされていました。
……それでも広い場所に出ると走っちゃうのが子供なんですよねぇ……幸いそう言う事故は私の見る限りなかったですが。

夏の日差しになりました。艦橋部分は煙突やレーダー、後部発着管制棟なども入っているので結構大型です。
甲板に立ててあるポールは我々一般人が大勢乗り込む為に危険防止の観点で立てられているもので、通常時は一切ないとのことでした。まぁ普通はそうですよね。
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艦橋前部にあるのはCIMSファランクス機関砲に似ていますが、中にあるのはバルカン砲ではなく11連装の防空ミサイルSeeRAMです。バルカン砲にカバーが掛けてあるのだと誤解してました。
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さて、艦首のCIWSファランクスのところへ行くと……
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このファランクスは二本足で歩行することが出来、さらにピースサインも可能、それどころか握手もやってのける素晴らしい高性能なのだそうです(笑)。
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私が想像したのは、映画館の作品上映前に流れる「映画泥棒を許さない」CMに出てくるパトランプ男でしたけれど。頭が赤かったら完璧(笑

さて、見学コースですが、なんと甲板へ出て、その後は何もないのです。まぁ甲板以外何もないので。
艦橋へは入れませんでした(招待客は別)が、これはまぁ新鋭艦を気安く見せるわけにもいかないだろうな、ということで納得ではあります。
ということでまた昇降エレベーターで格納庫へ戻ります。


格納庫の艦首側には業務車両がありました。
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これで見ますと、格納庫部分は3層ぶち抜き、ってことでしょうかね。
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格納庫の蛍光灯が、白色のものと赤のものとがあります。赤は夜間に使うものだそうです。
暗視対策でしょうか?
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さて、一番左はこれからエレベーターで甲板に上がるコース、真ん中が空いていて、右のコースは混んでいます。
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これは、壁沿いに歩く見学客(何かあるのでは、という好奇心による)の心理を巧く突いたものでした。
右を歩くと「いずもグッズ販売コーナー」に着く様になっているのです!
これほどあからさまにおみやげコーナーに誘導する自衛艦は初めてです(褒め言葉)!
ええ、買いました。バスタオルとスポーツタオル。
……岸壁に出店している業者さんのものより安いじゃーん!!

で、テーブルを出しておみやげを売りさばく自衛官さんたちの後ろには、本来の主役、シコルスキーSH-60シーホークが並んでいました。甲板にイメージ用に1機くらい出しておいて欲しかったですねぇ。
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そして、出口手前には、大湊のYDTでも見た、自艦のペーパークラフト模型が展示されていました。そして型紙は「中学生以下」の子供たちにだけ配られてました。さて、どれだけの子供が実際に作ったか……(お父さんが作るハメになってたりして)
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これで艦を辞したわけですが、ライトアップするのかどうか聞き漏らしたので、どーかなーと夜に車を飛ばして見に行くと、こんな状態でした。
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今回もまた、海上自衛隊の皆さんにはお世話になりました。本当に有り難うございました。
また来週、お世話になりますので、その節はどうぞ宜しくお願い致します。


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2016/7/18 追加更新
艦橋前部のSeaRAMをファランクスと誤解していましたので修正しました。

2016大湊マリンフェスタに行ってきました/ PART2 (大湊軍港編)

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さて、シャトルバスで無事到着しましたが、雨はそれなりに降っており、傘が必要なレベルでした。
売店で傘を買い、階段を下へ降りようとしたところ、ちょうど目の前は曳船乗船の待合場所でした。
幸いあまりひとも並んでいませんでしたので、並ぶことにしました。前回は失敗しましたから、今回はそのリベンジでもあります。

並んでいる時に、「水源地でのイベントは全て中止」との通達が出されていました。まぁ雨風が結構強く、看板が何度も煽られてひっくり返るくらいでしたし。
20分ほど待って無事乗船券をゲット。テントの外へ出ると、この頃には風は強いものの雨は殆ど止んできました。ラッキーです。

最初に訪問したのは、大湊所属のYDT-02、水中処分母船であります。
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2013年の八戸マリンフェスタではこの船も参加していましたが、一般公開外であったためにゆっくり見ることが出来ませんでした。今回はちゃんと一般公開されており堂々と見に行けます。
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「ちょうど良かった、これからツアーを始めますが、如何ですか?」
「あ、はい」
乗船して直ぐのところで、そう声をかけられまして、そのままなし崩しに見学ツアーの1人になってしまいました。なるほど船は小さいですし、通路は狭いので船員の方がコントロールしないとぐちゃぐちゃになるのは火を見るのは明らかでした。

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これは海中で作業していたフロッグメンが潜水病を発症してしまった時に使われる圧力容器だそうです。
これに収容すれば直ると言うわけではなく、病院へ運び込む際の運搬時に使うものだそうです。

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この船の任務内容が簡潔にまとめられていました。なるほど、確かに支援母船であります。

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フロッグメンの作業用具が置いてありました。水中用ヘルメット、フィンが写っていますが、他にもウェットスーツ等も展示されてました。

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手作りのマスコットたち。自作でしょうけれど、巧いものです。

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船歴表。

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食堂兼会議室兼……多目的室といった方が良いんでしょうか。護衛艦クラスになるとスペースもあるので、士官用と兵員用とは厳格に分けられていますが、小さな船ではそれは無理でしょうね。

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洗面所と洗濯機&乾燥機が並んでます。ま、船上では洗濯物は…。

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日本人には風呂は欠かせません。日本の客船にはちゃんと大風呂があるそうで、この辺は欧米の客船にはないものだそうで。
ちなみにここで使用されるのは全て真水だそうです。理由は、近海での仕事が殆どで長くても1泊程度なので真水の容量は十分なものがあるためだそうです。

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「ハイスクール・フリート」では海水で髪を洗うのはヤダ、といったシーンがありましたが、真水なら大丈夫ですね。

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2人ベッド。個室は船長だけだそうです。まぁ護衛艦でも規模が違うだけで同じですね。
日帰りの任務も多いので、ベッドは使わないこともあるそうで。

船橋へお邪魔して再び戻り、下船。雨は止んでいました。
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船尾に翻る日章旗。
自衛艦の場合、ここに翻るのは自衛艦旗である旭日旗でありますが、なぜこの船は日章旗を掲げているのか、というと、自衛艦籍ではないためです。この点を質問してみますと、「それは航海日数の違いです。この船は少ないんです」と言う答えが返ってきました。法律で定められている航海日数を下回るので自衛隊の船ではあるのですが、自衛艦ではない(支援艦艇となる)のだそうで。

停泊する護衛艦「すずなみ」「まきなみ」。
2013年の海の記念日関連で八戸へこの2隻が寄港し、当方は「すずなみ」の体験航海に参加しております。
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曳船YT82号とその向こうに停泊する廃油船YB107。
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本日はこの他、前回見学した多用途支援艦「すおう」、掃海艇「ながしま」が公開を行っていましたが、今回はパスしました。(ながしまは乗っていなかったので、今思うと失敗したかなぁと思います)
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左から、680掃海艇「ながしま」、多用途支援艦「すおう」、水中処分母船YDT-02、曳船YT82号、廃油船YB107号(除籍されている?)


曳船90号。今日は一般客を乗せて港内クルーズです。
*旅客船としての免許があるわけではないので、法律上港外へは出られないと思います。
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クルーズ船乗船指定集合時刻の少し前に指定されたテントに行くと、救命胴衣を渡されますが、座る場所は自由なのです。で、これが実は乗船順でありまして、堂々と一番前に座ると前になり、遠慮して後ろに座ると列も遅くなるという訳なのでした。遠慮して後ろに座っていたら(風と共にテントの雨だれが吹き込みますもので)かなり後ろになってしまいました。

さて、乗船時間。雨は上がりました。曳船に乗り込みます。
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えー、特にどうと言うことはなく、普通の船でしたw

左舷からは、YDT402や、
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「ながしま」、
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「すおう」が見えます。
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動画を載せます。


護衛艦「まきなみ」
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さて、船は「まきなみ」「すずなみ」から離れ、大湊軍港の入り口まで進みます。
砂州?の先端部分。
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灯標。緑色のようなので、左舷標識でしょう。
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ここで、船は1面舵いっぱい反転180度となりました。

今度は右舷に釜臥山を見ながら西へ向かいます。
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右が「まきなみ」、左が「すずなみ」です。風が強いことは軍艦旗が綺麗に開いている事でお解りいただけると思います。しかし、それだけ強い風にもかかわらず、この港内の海は非常に穏やかで、殆ど曳船は揺れません。
天然の良港と言われるわけです。
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これも目印だと思うのですが……はて?
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さて、港内の一番奥に存在するのがこの1万トン乾ドック。重巡洋艦クラスまで入渠出来たもので、今でも現役だそうです。先週まで「すおう」が入渠していたとのことでした。
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曳船はドック前で少し止まっていた後、再び向きを変えて出発地へと戻り始めました。
いろいろな支援船がいます。
YG205非自走型軽質油船、運貨船YL11、曳船71号、交通船YF2128号という陣容でした
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自走型重油船YO26、YO42。42号は、支援船のリストには40号までしか載っていないので、おそらく最近出来た新鋭船ではないかと思います。
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小さな支援船ばかり見てきましたので、「すおう」が大きく見えます。
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無事桟橋に到着。救命胴衣を返却して、さて今度は護衛艦「まきなみ」「すずなみ」の方へ向かいます。

YW07は水運搬船です。(水だからWaterでYWなんでしょう。すると重油タンカーなのでOilからYO、軽質油船(多分ヘリの航空用ガソリンでしょう)はGasolineからYGということになりますね)
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重油タンカーYO32。これはリストでは28型というグループでその28号とこの32号の2隻しかいないようです。
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護衛艦112「まきなみ」、114「すずなみ」。
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すずなみの左舷側艦腹に黒く擦ったような跡が見えています。
これについて、艦の方に訊いてみたところ、「あれは藻類で、磯に生えてる藻みたいなものです」とのことです。
「海賊船と一戦合って擦った、とかそういうのではない?」
そういう事はなかったはずですが、念のためお訊きしたところ
「いえ、それは幸い無かったです」と笑いながら答えられました。
「藻は外洋を走ってる時は波の力で剥げ落ちますし付着も難しいのですが、内海の穏やかなところにいるとあっという間に生えてくるんですよ」とのことでした。

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同型艦なので、そっくりです。よくマスト部分が違っていたりするのですが、これだと殆どなさそうです。

午前中の公開が「まきなみ」
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午後が「すずなみ」であります。
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「すずなみ」に上がり、艦尾へと向かうと、そこにこういうものが示されてました。
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「まきなみ」「すずなみ」はアデン湾の第23次海賊対処行動部隊として、2015年10月23日から今年5月8日までざっと半年の任務に就いていたわけですが、その強烈な日光でここまで色褪せた、ということなのです。

ちなみにこのアデン湾では、海上自衛隊のアデン湾派遣に反対しているあの「ピースボート」の客船が海上自衛隊他、各国の海軍の護衛を受けて航行するという、普段の主張と実際の行動とが相反する醜態を見せる場所で有名です。具体例では、彼らは2009年と今年2016年に、その派遣に反対してきた海上自衛艦に護衛されるという噴飯物の行動を取っているわけですが、彼らはこのことについて自らコメントしていません。
所詮、その程度のものなのでしょう。

話がそれました。
ヘリ格納庫での写真展示。
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護衛艦103は「ゆうだち」で、かつて「まきなみ」「すずなみ」と同じく大湊に所属していた護衛艦でもあります。
その「ゆうだち」は第24次海賊対処行動部隊として「ゆうぎり」と共に今年3月からアデンに入っています。
上で述べた「ピースボート」を今年護衛したのは「ゆうぎり」です。

2013年に八戸港に寄港した際に「まきなみ」の艦内見学と「すずなみ」の体験航海に参加しておりますので、残念ながら被ってしまいましたので、艦内リポートは大幅カットします。実際、今回は甲板上が歩けるだけで、艦内へは入れませんでしたし。

船上から、曳船63号を望みます。
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陸上自衛隊の装備展示が行われているのが見えますね。

曳船81号がクルージングから帰ってきました。
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釜臥山をバックに艦首に翻る国旗日の丸。
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お礼を述べて「すずなみ」を降りると、朝の悪天候がウソの様なピーカンであります。
先ほど見えた陸自の展示車両を載せようと思ったのですが、字数制限にひっかかりました。

今回も自衛隊の皆様には大変お世話になりました。見学させて頂きましてどうも有り難うございました。

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PENTAX K-70 / 電磁絞りKAF4マウント登場!

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APS-Cの一眼レフシリーズですが、K-S1、S2という新しい名前のシリーズが続きましたので、K-30 / 50 というシリーズは終わってしまったのか、と思っておりましたが(次はK-S3だと思ってました)、いえいえとんでもない、K-70というモデルが本日発表されました。

1)PENTAX K-70

http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160609_011729.html

細かいことは例によって全部書きませんが、

①ライブビュー撮影時のAF高速化を実現するハイブリッドAF

→動画撮影時のAFすっ飛びはどうなのでしょうか。先日の大湊マリンフェスタで、K-3 P.E + HD 16-85mm の組み合わせでも発生しました(背面AFボタンでないとAFが動作しなくなるバグ)。

②リアル・レゾリューションシステム搭載

いやー、全モデルに搭載するんでしょうか?
もっとも、搭載するしないで作り分けるより、全部同じ方がコストは下がりますよねー。

③バリアングル液晶モニター搭載
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もう常備になってしまうんですかね、これ。
あった方がいいんですが、その分大きく重くなるんですよね……

④ハイパーシステム搭載、前後のダブルダイヤル

→もうてんこ盛りですね。

⑤単三サイズバッテリーは使用出来ず

もはやK-mk-x といった頃のお気軽モデルではありません。

⑥最初からシルキーシルバーが準備され、黒と銀の2モデル体勢。

一世を風靡した?カラバリモデルは少しお休みになるのかもしれません。カラーデザインは嗜好品みたいなもので、一通りそういうユーザー層には行き渡ってしまったのかもしれませんね。
当方もK-x でレイトンカラーのモデルを買って以来、他に買おうという気が起きませんし。

⑦パワーズーム非対応

まぁ、FAズームレンズとFAスターズームレンズだけですからねぇ、コレを使うのは。
ただ、レンズ内モーター用として接点は設置されています。
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⑧キットレンズは、smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR

ダブルズームキットは準備されていません。


さて、今回のK-70は、同時発表された下記のKAF4マウントレンズに最初から対応しているカメラとなっています。

2)HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE


http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160609_011728.html

KAF4マウントレンズは、K-3では使えません!!!

ペンタでは初の電磁絞りレンズとなったのですが、その代償として対応するボディが限られてしまいました。
最初から対応しているのは、今回同時発表されたK-70のみ。

ファームウェアをバージョンアップすることで対応できるようになるのは、
K-S1、K-S2、K-3 II、K-1 の4機種にとどまっています。

ということで、私の場合、このレンズを買っても使えません! 絞りが動作しないからです。
いやぁK-3 と K-3 II の差がこんなところで出るとは思いもしませんでした。

2016/11/24 追加更新
K-3 及びK-50 について、本日11/24、ペンタよりファームアップのニュースリリースがありまして、KAF4マウントレンズに対応出来るようになった、とのことです。


②沈胴式レンズ

こんな望遠ズームで沈胴式? と思って調べたら、既にニッコールレンズでもあるんですね。
写真は55mm沈胴状態。
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撮影状態。
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300mmの状態。
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さすが、ヒョロヒョロ状態ですが、さて、がたつきはどうなのか……

③パルスモーター採用
「リアフォーカス方式により93.6%軽量化したフォーカスレンズをリードスクリュー直結のPLM(Pulse Motor)で駆動することで、現行レンズに対して広角側で約8.3倍、望遠側で約1.7倍の高速化と静音化を実現しています。」

③小型軽量化

現行の赤リング、HD PENTAX-DA 55-300mm F4 ~ F5.8 と比較すると、
重量 466g → 442g (フードは共用)
最大径x全長 72 x 111.5mm → 76.5 x 89mm
レンズ 8群12枚(EDレンズ2枚) → 11群14枚(EDレンズ1枚)
最短撮影距離 1.4m → 0.95m

やや太くなったものの、重量は少し軽くなり、長さが短くなった、ということになります。
レンズが2枚増えてるのに、軽くなっているというのはたいしたものです。
最短撮影距離も1mを切りました。

④9枚円形絞り採用

⑤フィルターサイズは同じ58mm


KAF4マウントレンズは今後増加して行くんでしょうねぇ……
まぁK-1買えば良いんですけど、ね。 

2016大湊マリンフェスタに行ってきました/ PART1 (大湊航空基地編)

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春のイベントは熊本地震への対応が行われた為、軒並み中止・延期となってしまいましたが、今回は大湊でマリンフェスタが行われました。

今回のカメラはK-3 Prestige Edition + HD PENTAX-DA 16-85mm であります。

朝は天気も良く、全く気にしていなかったのですが、大湊に近づくほど天候が「……」になって参りました。
前回は「いずも」の入港(沖止め)もあり、非常に多くの人で賑わいましたが、本日は護衛艦「まきなみ」「すずなみ」2隻の来港でしたので平和なものでありました。その結果、駐車場への道を見落とし、たどり着いたのは大湊航空基地であります。
一瞬戻るべきか考えましたが、今まで航空基地へは一度も入っておりませんので、今回はトライしてみることにしました。

入り口のゲートを入ると、大湊湾に飛び出る形の砂州部分(芦崎)の水辺傍を制限30kmで走り、ぐるっと回り込んで駐車場到着。後で地図を見ますと、艦艇基地と航空基地とは国道338号で約2キロ、基地内で約1キロはあります。ということでシャトルバスが両基地を時計回り・反時計回りにそれぞれ運行されていました。

入り口で簡単な手荷物検査を受けて、いざ出撃。

直ぐのところでシコルスキーSH-60 シーホークがお出迎えです。
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磁気探知装置。実際に運用する時はこの位置ではなく、空中へぶら下げられて潜水艦を探します。
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運転席へカメラを持って乗り込むことが可能でした。
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計器だらけ。電源は落ちてます。
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結構狭いです。
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シーホークに触れたのはここが初めてのような気もします。
速度を測るピトー管ですが、カバーがまるで機関銃の冷却穴のように見えます。
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機首に付いている、CICとのデータリンク用アンテナ、のカバー。半径2mというのは結構広いですね。
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外へ半円状に大きく飛び出した側面窓。このおかげで、通常の窓からでは死角に入って見えなくなる真上、真下、前方、後方が見えるのだそうです。
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パンクしてるんですか?と思わず訊いてしまう空気圧が低いタイヤ。
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ヘリの着陸ギアのタイヤは、通常の飛行機の様に滑走する訳ではなく、着陸の際の衝撃緩衝部分の一つなので、パンパンに張るほどだと逆に衝撃が大きくなるのだそうで。
八戸での展示では、エプロンを走行してましたが?と重ねて質問すると、走行の際はローターは前傾するので前に荷重が掛かり、このリヤの部分にはそれほど荷重はかかりませんから大丈夫なんです、とのことでした。

続いては北の基地らしく除雪車両の展示です。説明用の看板を撮り忘れたので正式名称が違ってる可能性があります……(汗
これはスクレイパー(ラッセル?)。
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ロータリーブルーム車?(高速回転するブラシで雪を飛ばす?)
残雪除去車?(凍結している氷雪を除去?) さて、なんだったっけ…(大汗)
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ロータリー除雪車。
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イベントと言えばこれ。陸上自衛隊のベルAH-1Sコブラ。たぶん八戸駐屯地からだと思いますが。
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この他、対艦ミサイル等も展示されていました。お疲れ様です。

格納庫へ移動します。
ここにもSH-60Jシーホークがいました。
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49号機は中に入れました。操縦席ではなく、中央部の貨客席です。
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先ほどの外へ半円球状に飛び出した部分から真下を取った図。(かなりアンダーでした)
同様に真上や真後ろも機内から見えるのです。
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ヘリポートから爆音が響いています。
緊急発進のデモンストレーションが始まりました。
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DA☆16-50mmを装着してこなくて正解でした。
ただ、雨が降り始めて風も強まってきました。
これで4連続雨? いつから私は雨男になってしまったんでしょうか……(泣

八戸での救難訓練でもお馴染み、シコルスキーUH-60J ブラックホーク(色は蛍光オレンジですが)も展示されていました。
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東京ではそれほど大きく報道されませんでしたが、東北大震災の日、八戸港にいた「ちきゅう」は社会科見学に来ていた地元の小学生48名や乗員・地上作業員と共に津波に翻弄され、翌日昼にヘリで救助された一件がありました。その際の救援ヘリはこのUH-60であったそうです。
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さて、雨はパラパラから本降りになってきまして、這々の体で格納庫に逃げ込みました。
艦艇の一般公開をどうするかですが、とりあえず行ってみるか、ということでシャトルバスへと私は乗り込むのでした。

(大湊軍港編に続く)

5/27 SIGMA社 公式リリース<更新>/K-1傷入り問題への対応について

5月27日にSIGMA社より、同社製レンズをK-1に装着した際に発生するボディへの擦り傷についての対応がリリースされました。

http://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=1019

まず、同社製レンズに対しての対応です。

対象となる製品群

【対象機種】
・現行製品
SIGMA 30mm F1.4 DC HSM| Art
SIGMA 35mm F1.4 DG HSM| Art
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

・旧製品
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM
SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
SIGMA APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM
SIGMA APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM
SIGMA APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM *OS機構が無い製品を含みます。
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM  *OS機構が無い製品を含みます。


【対応について】
2016年6月1日より受付を開始し、弊社にてレンズマウントの一部を無償にて交換させていただきます。
下記弊社カスタマーサポート部へヤマト運輸またはゆうパックの着払いにてご発送いただくか
同住所のサポート窓口へお持ちください。
製品受け取り後、約1週間でご返送させていただきます。


そして、傷が入ったPENTAX K-1に対する対応については、

【対象レンズの装着によりPENTAX K-1ボディに傷をつけられてしまったお客様へ】

弊社からのお知らせの前にPENTAX K-1ボディへ装着され、既にカメラに傷をつけられてしまった
お客様におかれましては、カメラ本体につきましても修理対応を行う予定です。

この件につきましては準備が整い次第、あらためてご案内いたします。なお、修理受付の際は、
レンズとカメラ本体を一緒にお預かりする予定でおりますので、今しばらくお待ちいただくようお願いいたします。
※カメラ本体の修理につきましては弊社にてお預かりをいたしますが、修理自体は
リコーイメージング株式会社もしくは正規修理代理店にておこないます。

以上です。

さて、そもそもの発端となった「傷」ってどういうものなの?という点についてですが、海外サイトにその写真がバッチリと出ておりますので下記にリンクを貼っておきます。

http://pentaxrumors.com/2016/05/27/update-on-the-scratch-issue-caused-by-attaching-sigma-lenses-on-pentax-k-1-camera-body/

これ、多分気がつくレベルのものだろうと思います。レンズが付いてると見えないかも知れませんが……
直ぐ上にも元々レンズ外装を逃げる為のえぐりが設けられているようですが、もっとマウントに近い部分のシグマレンズの外装が擦ってしまうようです。

Kマウントそのものは40年前にデビューしているわけですが、第二のユニバーサルマウントを目指していた時期に設計が公開されており、現在の親会社であるリコー、コシナやチノン、トプコン、その他海外ブランドではビクセン、ビビター、レビュー等(元はどれもコシナだったりしますが)数多いブランドで採用されていました。
その中に、他ならぬSIGMA社のものも存在しました。

その後、PENTAXはAポジションが付いたKAマウント以降情報を出さなくなった為、敢え無くユニバーサルマウント化は潰えてしまったわけですが、データそのものはSIGMA社も持っていたわけです。
このデータというのは、単なるマウントの形状のみならず、直ぐ先に存在する絞り環の形状等も含まれており、この結果KX、K2DMD、MX、LXにおけるファインダー内絞り情報表示が3rd Party製レンズでもきちんと表示される様になっていることがその証の一つであります。

で、何故にSIGMA社が下手を踏んだか、については私の想像ですが、おそら最近のものはくコストダウンのためにマウント廻りは共通部品をベースに各マウントを填め込んでいたものと思われます。
で、今回発表された製品はこのKマウントの設計規格から若干外れていたのでしょう。
ただ、今までは幸いなことに、このオーバーサイズ部分がひっかかるデザインを持ったペンタの一眼レフカメラのモデルは存在していなかった、単にそれだけの話でした。
ですが、運の悪いことに今回のK-1はそのギリギリのところを攻めるデザインであった為に、オーバーサイズであったSIGMA社の製品がひっかかってしまった、ということなのでしょう。

これはもうSIGMA社の100%責任であり、弁護の余地はありません。自社製品のペンタックスレンズでひっかかる様な事例が出たのであればK-1の設計ミスですが、そんなことはないのですから。


そう言う意味で、今回のSIGMA社の対応は非常に素早かったと思いますし、修理費用をユーザーに負担させない点についてもベストの対応だと思います。
肝心のユーザーサイドのカメラボディについても、SIGMA社が一旦ユーザーから預かり、SIGMA社の責任においてペンタックスに修理を依頼する形を取るというのもベストでしょう。
これをユーザーがペンタックスに持ち込む形を取った場合、「他社製品を使用して起きた不具合」となり、ユーザーの全面的な責任になってしまうので、SIGMA社はそう言う形を取らない様にしたわけです。
非常にスマートなやりかたですね。
で、ボディの修理受付を実際にいつから始めるのかについて、ここらへんはペンタックスとの打ち合わせがまだ完了していないのでしょう、まだリリースされてはいませんが、SIGMA社としてこういう方向で対処致します、ということを明言しているのも大変良いことです。(別に気にしません)というユーザーもいるでしょうけれど、メーカーが責任持って直します、と言っていることでユーザーは安心を得られますからね。


トラブルによるクレームの対応ひとつで、そのユーザーがファンになることもあれば、二度と使うかー、と絶縁されてしまうこともある、と営業サイドでは口を酸っぱくして言うことなのですが、今回のSIGMA社の対応はこの対応の良さでファンを増やしたのではないでしょうか。

……現行製品の少なさが情けないですよねー

そして、PENTAXの対応ですが、これについては黙っていることが大人の対応でしょう。今のままで良いのです。

アクセサリー23コめ LXポーチ

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久方ぶりのアクセサリーシリーズ、そして特定機種、LXの付属品であるシリコンクロス及びLXポーチについて書いてみました。
これはコメント欄でお問い合わせを受けて調べてみたものですが、あまり話題になっていないようなので、それではひとつ記事にしてみましょう、ということになりました。ネタを頂きまして本当に有り難うございます。

1)LX 通常モデル
情けない話ですが、当方所有のLXの通常モデルは全て中古品での購入であり、元箱付き、というようなコレクションモデルでもないので、付属品として付いていたのは「シリコンクロス」と取扱説明書にある、としか申し上げられません。
おそらく、PENTAXのロゴ入りだと思うのですが、お持ちの方、情報をコメント欄にお寄せ頂けると幸いです。

2)LX GOLD 専用シリコンクロス
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ものすごく分厚いシリコンクロスでして、そしてカメラを包めるほどのたっぷりした大きさのものです。サービスでもらえる様なひらひらのものとは一線を画しています。
しっかりとPENTAXの赤いロゴマークも入っています。これはLX通常品に同梱されていたシリコンクロスとは別物だと思うのですが如何でしょうか?

LX GOLDの大きな箱には、ボディ・レンズを納めている桐箱を入れたメタリックゴールド塗装の紙箱と、付属品である専用ケース、専用ストラップ、白手袋、取扱説明書及び値札とペンタックスファミリー入会案内書等の入ったビニール袋、そしてこのシリコンクロスを入れたビニール袋、という付属品一式を入れたメタリックゴールド塗装のもう一つの紙箱、合計2つの箱が入っていました。

3)LXポーチ
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御覧の通り、2種類が存在します。

手前にあるえんじ色の、PENTAXのロゴ入りのものが LX TITAN / LX LIMITED に同梱されていたもので、後ろ、LX2000 の元箱上蓋に載せてあるのがLX2000に同梱されていたものです。
どちらも取扱説明書ではLXポーチと書いてあります。
見た目でお解りかと思いますが、チタンのポーチの方が高級感があり、さすがに高いカメラを買うとこういうものも付いてくるのね、という感じを受けます。
一方、LX2000の方のポーチは、何も知らなければ「ふーん」ですむと思いますが、チタンのものを見てしまうと「えっ、何これ?」と思われること必定です。
まぁ一応袋状になっておりますが、いわゆるサービスでもらえるピラピラのシリコンクロス以外の何物でも無く、ちょっと寂しい代物でした。

今やシリコンクロスですら同梱されなくなっており、このLXポーチは、このようなものが付属品として付いていた時代、バブル期の象徴と言えるかも知れません。

5/11 SIGMA社公式リリースより<御注意>

えー、これは5月11日にリリースされてますので、もう御存知の方が多いと思いますが、備忘録ということで。
(モードラ3連発の間に違う記事を入れたくなかったというのが正直なところなんですけれど)


https://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=1013


下記の同社製レンズをK-1に装着するとボディに擦り傷が入る、ということでリリースが出ました。

該当するレンズ群

<現行製品>
30mm F1.4 DC HSM| Art
35mm F1.4 DG HSM| Art
APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

・旧製品
50mm F1.4 EX DG HSM
85mm F1.4 EX DG HSM
24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM
APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM
APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM
APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM

有名どころのレンズが軒並み……

場所はマウント上部のボディ部分だそうです。
レンズ鏡胴の一部がボディに接触しちゃうんでしょうか。どの程度の傷になるのか気になるところではあります。
*K-1のペンタプリズム部はK2のようにアゴが飛び出した形になってますからそこでしょうか?
なお、シグマ社側ではレンズ鏡胴の部品を交換修理することで対応するようです。
ペンタックスレンズより其の部分の直径が大きかったのでしょうか。

なお、支障するボディは現在のところK-1のみだそうです。数あるAPS-Cボディでは問題ないようです。
特徴的なデザインだったK-30でも問題なかったようですが、つまらないところでミソつけちゃいましたね。

またここでお決まりの文句を唱えるのは気が引けますが、「ペンタックスユーザーの純正レンズ指向は他社ユーザーと比較して高い」という話です。具体的にどこがどう、という数字による根拠がまるで無い話なので(私が知らないだけかもしれませんが)都市伝説いやペンタ伝説みたいなものでしょうけれど。
ただ、3rd Partyのレンズメーカーから発売されているKマウントレンズは他社マウントと比較するとずっと少ないわけで、「ニーズがないから」というのがその理由とされています。
ま、今やペンタックスのシェアは微々たるもので、その微々たるユーザーが更に純正レンズ指向だとなったら、そりゃ3rd Party各社は作りませんよねぇ……売れてナンボの世界なのですから。
只でさえ作ってくれないKマウントのレンズについて、コレがきっかけで更に手を引かれたらどうなるんだろう、という気がするんですね。

当然ながら、ペンタックスサイドでは何もリリースは出ていません。
この点はカメラメーカー各社とも同じスタンスですが、「純正製品をお使い下さい」となっていますので当然保証も何もないことになります。
とにもかくにも、ペンタには3rd Party製品に頼らなくてもいいレンズラインアップの拡充をお願いしたいところであります。

第69号 ASAHI PENTAX ES II Motor Drive / モードラボディ3連発!

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いったいどうしたと言うのか、立て続けにモードラボディが集まってしまいました。
前回のSPモードラKX黒モードラよりは大幅に安い価格でしたけれど、3台となると結構な散財でした。
こうなると、あと残るはSPFモータードライブとSPII モータードライブ(存在するのでしょうか?)だけだなぁとしょうも無いことを考えてしまいます。

このES2モータードライブ、実機を見るのは初めてでした。通常のカタログには掲載されず、モータードライブ専用カタログ(普通のカメラ店には置いてなかったようです)にのみ掲載されていたものと思われます。
私が持っているモータードライブ取扱説明書には、KXKMのモータードライブと一緒にこのESII とSPFのモータードライブも掲載されているところが非常に興味深いです。この辺は後ほど。

さて、それではカメラを見て行きましょう。

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正面から見た姿。基本的にES2そのものです。
開放測光用のレバーが目立ちます。ミラーアップしているのは、何度か空シャッターを切っていたら上がったまま降りてこなくなりましたもので(泣
シャッター自体も鳴きが入りますし、巻き上げ時にもキュンと鳴きますのでオーバーホール必須です。

上から見た図です(寝かせてますけど)。
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こちらもES2オリジナルと特に変わったところはありません。
ES2ではアイピースシャッターが設けられましたが、何故か次のK2には受け継がれず、エボリューションモデルのK2DMDでようやく復活しました。しかし、その後のMシリーズでは小型軽量化にそぐわない為か全て無視されてファインダーキャップMEあるいはホットシューカバーを使わせる形になっています。
このうち、ファインダーキャップMEはデジ一になっても付属品として同梱されている場合があります。これは記念写真等で撮影者がカメラから離れてしまう際に自動露出にセットされていると、撮影者がカメラから離れるとファインダーからの入射光を拾ってしまい露出が狂ってしまうからです。マニュアルなら問題ないんですけれどね。
露出計は自動露出時(アイピースシャッター使用時を含む)にのみ動作し、このシャッタースピードが書かれている1/1000、1/500、1/250、1/125、1/60、B(バルブ)の時には動きません。
後継となったK2ではマニュアル時でも全域で露出計が動作する様になったのは大きな前進です。

よく見ると、ペンタ部アクセサリーシュー右側にひずみが見えます。ぶつけたんでしょうね。

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このES2モータードライブだけが”MOTOR DRIVE”のネームが前に来ています。他は全てボディ裏側です。統一されてませんねぇ。

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セルフタイマースタートレバーは金属製です。ノーマルモデルも同じだったんでしょうか?

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世界初の絞り優先式TTL自動露出カメラであるASHI PENTAX ES では6V銀電池(今ならアルカリもありますが)を使用する為にセルフタイマースイッチ部分にその電池室を設けざるを得なかったのですが、電子材料の進歩により(ICが使用されている)、同じく6Vながら電池室はマウント下部に1.5V4つを並べる形になり、セルフタイマーを復活させることが出来ています。

ボディ底のモータードライブII との電気接点。モードラII とES II との電気接続は4ピンであります。モードラI の3ピンとも接続は可能です。
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KXモードラボディKMモードラボディの電気接点は3ピンです。
なんででしょうね……うーむ。


モードラモデルが揃ってきたので、例によって集合写真です。はい、チーズw
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このモデルが入ったことで、SMCタクマーを必要とする事になってしまいました。
正直、このことは計算外でした。
Kレンズのうち、SMCタクマーのマウント変更バージョンであるものは非常に多いことから、タクマーだけは買わない、と意識してこの掟はずっと守ってきたのですが、どうしようもありません。
絞り込み測光であればSMCタクマーにとらわれる必要はなく、案外これがSPのカメラとしての長い商品力を保ってきた理由の一つだろうと思います。今回ESII を買ってみて、初めて実感しました。

SPII のデビューはKONICA T3New T3のような関係なのではないかと思われます。ストロボの普及により、ホットシューの必要性が高まってきたからではないかと想像します。
しかし、注意しなければならないのは、SPII のデビューは日本国内と海外とでは実に3年半の開きがあることです。ヨーロッパのサイトによれば、SP II は海外展開用モデルとして1971年の4月にデビューしており、日本国内向けは1974年10月の登場なのです。
これで気づくことは、海外においてSPII は開放測光となったSPFのデビュー(1973年)よりも先、TTL開放測光のESよりも前なのです。
従って、日本国内だけで捉えてしまうと、旭光学/ASAHI PENTAXのM42マウントでの最終機はSPII ということになってしまうのですが、旭光学として捉えると最終機はSPFなのです。 
ですから、日本ではES、ESII、SPFと開放測光モデルがリリースされてきたのに突然なんで絞込測光のSPII がデビュー?と不思議なことになっていたのですけれど、何のことはない、ちゃんと製造順ではSP、SPII 、 ES、 ESII 、 SPFという順番になっているんですね。

そう考えますと、SPII のモータードライブ仕様というのは実際に存在すると思われますが、ブツ自体は海外に存在したものと思われます。日本国内ではSPII 自体のデビューがKシリーズデビューの8ヶ月前でしたからおそらく国内には出回らなかったと思われます。また購入しようとしたひとは多分SPFモータードライブを買ったことでしょう。
(そのヨーロッパのサイトにもSPIIのモードラの写真はありません)

なお、無人インターバル撮影などに使われたであろうカメラとして、データカメラにモータードライブを組み合わせたボディが存在する様ですが、当方、一度も見たことがありません。
完全に業務用途なので一般市中にそうそう出回る代物ではないものですから、Sシリーズ終了後40年を経過した今ではかなり見つけるのは難しそうですね。

第68号 ASAHI PENTAX KX MOTORDRIVE Black body

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3台目のKXのブラックボディ、ですが、今回のモデルはモータードライブ仕様のボディであります。
KXモータードライブとしては2台目であります。

カタログ上ではモードラボディはクローム仕様だけとなっており、黒ボディは存在しておりません。
とはいえ、事実上受注生産モデルであったこともあり、おそらく注文出来たのだろう、と思います。ヨーロッパのサイトにはこの黒ボディが掲載されていますので、存在したのは間違いありません。

記憶をたどりますと、Kシリーズデビュー時にはKXモータードライブの記載は無く、半年ほど過ぎた段階でカタログに掲載が始まり、大判カタログの見開き1頁目にKシリーズの各モデルが展示されているのですが、そこに載っていたのがクロームボディのKXモータードライブでした。
ただ、カタログに掲載されていたとはいえ店頭で実物を見たことは一度もありませんでした。
それから四半世紀が経過したわけですが、中古市場におけるKXのモータードライブ仕様については今までに数台を見かけておりまして、実際にそのうち1台を入手していたわけですが、その全てが標準のクロームボディでありました。ということで、このブラックボディ、当方はお初なのでした。

ということで、早速見て行きましょう。

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ブラックボディですので、"MOTOR DRIVE"の文字は白インク入れです。他に文字類はないので結構目立ちます。アイカップはS、Kシリーズにも使えるFHを填め込みました。

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残念ながら、ファインダーには若干バルサム切れが出ています。撮影時には自分の目というか顔で隠されてしまうので気になりませんが、交換するとなると出ていないドナーと交換するしかなさそうです。

前回のSPモータードライブ同様、底蓋部分には
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駆動側。
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電源部。

のそれぞれの接続部分があります。今回、モータードライブユニットがくっついたままだったこともあり、駆動部分のカバーは付属していませんでした。おそらく黒塗装されていたことでしょう。

さて、このKXモータードライブ、最初の写真を見てあれ?と思われた方もいらっしゃると思いますが、なんと付属してきたのは初期型の「モータードライブ」だったのです。
しかも、
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という、アメリカ向け、ハネウェルブランドのモータードライブユニットだったのです。
2016/5/17 追加更新
このハネウェルブランドのモードラユニットの型番は70001で、オリジナルのペンタックスブランドのものと同じ型番が彫り込まれています。
*ハネウェル社内における品番はまた別に存在していたようです。

Kシリーズのカタログには、モータードライブ仕様のカメラボディが掲載されていないものも多かったのですが、なぜか撮影用アクセサリーの部分にはしっかりと連続撮影用にモータードライブシステムが載っていました。もちろんモータードライブユニットII 型であります。
ということで、よもや初期のI 型(II 型との対比の都合上、そう仮称します)が連結出来るとは思っていなかったのですが、実際ちゃんと動作しました。もちろん、毎秒3コマでしたが。

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ちなみにモータードライブユニットI型とバッテリーグリップ(I 型)との電気接点部分は上記の写真の通り、2接点です。3接点であるバッテリーグリップII 型を繋ぐとショートする可能性もあります。確かヨーロッパのサイトにコメントがあった様な気がしますが……

2016/5/17 追加更新
モータードライブユニット(I 型)のバッテリーグリップとの電源接続部分は2接点なのは写真で上げてあるとおりです。一方、モータードライブII型用のバッテリーグリップII との電源接続部分は3接点であります。
このため、バッテリーグリップII をモータードライブI 型に取り付けると、2接点の隙間に3つめの電源ピンが入り込む形になるのでショートする、ということです。

で、先ほどのKXボディに何故かちゃんとモータードライブI 型は接続出来る……この辺は、ボディは買い換える可能性が高いが、付属品のモータードライブは壊れない限り継続使用する可能性が高いですから、そこの部分は互換性を持たせたのではないかと思われます。
今回のこの元オーナーも(海外ユーザーの可能性があります)、当初はSPモードラを使用されていたのではないかと推測出来ます。で、ボディをKXモードラに買い換えたと……。

当方はKXモータードライブを持っておりますので、ちょっと振り替えてみました。
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ボディが黒だと上下とも黒の方がかっこいいですね。

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と言うわけで、黒ボディにモータードライブユニットIIを、銀ボディにモータードライブユニットI を装着して見ました。
自己満足の固まりです(笑

さて、このモデルですが、露出計は正確に動作しますが、持病の一つである絞り情報連動ピンの動きが渋く、要整備という状態です。まぁ40年前のモデルですから仕方ないですね。


2016/5/17 追加更新
*本文記事を少し追加しました。

第67号 ASAHI PENTAX SP MOTOR DRIVE/Sシリーズのモードラ

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Sシリーズ2台目はなんとSPのモータードライブ仕様ということになりました。

その昔、新宿の中古カメラ市場さんにSPモータードライブの250セットがケース付きで出ておりました。
当時、既にKXKMのモータードライブは持っておりましたが、「絶対Sシリーズには手を出さない」と誓っておりましたので、未練たらしく眺めながら後ろ髪を引かれる思いで見送りました。
たしか数ヶ月ほど店頭にありまして、「やっぱり今更買う様な人はいないか…」と思っておりましたが、それでもある日、ソレが無くなっていた時は少し「あ~売れちゃったかぁ」と少し残念に思ったのは事実です。

そして、直ぐ近くで営業されているカメラBOXさんに、SPモータードライブ仕様のクロームボディが棚の奥にひっそりと鎮座していたのでした。御存知の方も多いと思いますが、ぎっしりと詰まったあの棚で、特定のブツを発見するのはかなりの難関ですw
少なくとも数年以上、彼は少し位置を変えながらもその棚に君臨し続けていたはずですが、いつか次のオーナーの元に旅立っていました。
それ以降、SPモータードライブを見かけることはありませんでした。

さて、前置きが長くなりました。
ブツを見て行きましょう。

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カメラ本体はお馴染みのSPであります。
といっても、私にとってPENTAX SPは初めてですが。
柔らかくオーソドックスなフォルムと、慎ましい細いフォントで彫られているブランドネームが、人間の手で直接デザインされた60年代の機械であることを示しています。

売れに売れたASAHI PENTAX SPは今なお中古カメラ店の常連でして、およそ日本全国どこでも見られるカメラであります。当然ながら目に見えない部分は都度改良・コストダウンが図られているわけですが、このモータードライブ仕様のモデルが出来たことで、駆動系等は大幅な強度アップが施され耐久性が向上し、それは通常モデルにもフィードバックされたそうです。
当時のカメラでは、下手すれば12枚撮り1本に1年分の記録が詰まっている、すなわち1年に15回ほどしかシャッターを切っていないような個体も存在していたわけで、それくらいフィルムは貴重だったわけです。
そこへバシャバシャバシャと36枚撮りフィルム1本を12秒ほどで撮り切ってしまう様な撮影が行われるわけですから、おそらく当初はトラブルが結構出たことでしょう。

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この角度ではノーマルボディとの区別は付きません。

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裏蓋を開けてみました。特に変わったところはありません。
アイカップは今や貴重なアイカップFHを填め込んであります。

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外観で区別出来るところは、底蓋だけです。
底蓋の正面に「MOTOR DRIVE」と彫り込まれて黒インクが流し込まれた、モードラ仕様であることの証と、その底蓋に見える駆動用連動ピン部分、アース用?の接触ユニット、そして

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この電気接点部分の3つが特別に設けられているところがノーマルのボディと異なっています。

さて、くっついてきたモータードライブユニットは、最初のものなので、「モータードライブユニット」という単純な名前でした。動かしてみますと、最高速は毎秒3コマ、というところで、次のモータードライブユニットII 型より若干遅いようです。
このモータードライブ(I型と仮に呼びます)については、モータードライブの頁に追記する予定です。

ところで、このSP本体ですが、露出計はどうやら死んでしまっているようです。Cdsが死んでいるのか、どこか配線が断線しているのかは不明です。
どちらにせよモータードライブもひっくるめて整備する必要はありそうです。

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三沢航空祭2015に行ってきました/またも雨、この日だけ雨……(その2)

すっかり間が開いてしまいました、忙しかったせいもありますが、どうにもこうにもやる気が出ず、4月が終わってしまいました……ごめんなさい。

時系列は午後になりまして、雨であります。ペンタのデジ一+DA☆レンズは雨をものともしませんが、雨や水蒸気でカッチリとした写真にならないのは残念です。

さて、サイドからのA10サンダーボルト。
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雨の場合、飛行機の主翼の下はいい雨よけになります。
……2013年にもこういう光景を見た様な。
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昨年も展示されました、ボーイングP8ポセイドン。
ベースはボーイング737であります。
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ロッキードP3Cオライオンの後継機であります。日本は純国産の川崎P1になったわけですが。
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これは展示飛行に使われる? F16が2機。
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ビーチクラフトC12 キングエア。
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ここからは航空自衛隊機。
空中給油機 ボーイングKC767.
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名前の通りボーイング767がベースです。テールの6mもある空中給油装置がアイデンティティ。
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目玉、のブルーインパルス、ですが……無理ですわね、この天気では。(仮に飛んでも雲の上ですから地上からは見えませんし。というか危険すぎて出来るわけがありません)
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警戒に?何度も走っていた、いかにもアメリカを思わせる消防車。
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展示機の紹介はこんなところで。今度は飛行展示です。時間は朝に戻ります。

8:12 航空自衛隊のグラマンE2Cホークアイが動き出しました。
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目の前まで来てくれるかと思ったら手前でくいっと曲がって言ってしまいました。この位置は失敗だったかも。

8:32 米軍のF16ファルコンが離陸しました。
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垂直尾翼黄色は820番、赤は921番です。
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9:07 航空自衛隊F2戦闘機が5機編隊で飛んできました。(露出オーバー。泣)
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おっと、奥の2機は米軍F16でありました。
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続いて航空自衛隊T4中等練習機の3機編隊が通過。
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そして早期警戒機グラマンF2Cホークアイ。
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9:16 再びF2の3機編隊が上空を通過して着陸してきました。
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続いてF16も着陸灯を煌々と点けながら着陸してきます。
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そしてT4も降りました。
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この後、残っていたF2が着陸した後、E2Cが降りてひとまずオープニングセレモニーの機体は無事戻りました。
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9:25 航空自衛隊のボー^イングCH-47チヌークによる放水実演が行われました。
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2011年3月の東北大地震による福島原発の事故において、冷却水を失った3号機へ2機のチヌークが4回、合計30tの水を投下しています。先日の熊本地震でも使用されており、オスプレイのせいで1日飛べなかったとかいう悪質なデマが痛い人たちから流されましたが(出所もばれてます)、使えるものはちゃんと使われてますので。

9:47 羽田からのJAL155便が到着です。ボーイング737-800。
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しかし、この時間だと、朝一の新幹線(東京6:32)が八戸9:21、七戸十和田に9:34ですからちょっと厳しいですかね。

10:00 F2三機による編隊飛行が行われました。
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着陸ギアを出しての編隊飛行。
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10:28 各機が着陸してきました。今回は3機ともドラッグシュートを使用していました。
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10:48 今度は千歳の航空自衛隊F15Jイーグル2機の機動飛行が始まりました。まずは818号機。
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タッチ&ゴーを行う896号機。
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さて、完全に雨になってしまった11:10、札幌丘珠空港からのHAC(北海道エアシステム)サーブ340Bが降りてきました。母の実家に行く際に利用しましたが、初めてのターボプロップ機搭乗でした。
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約15分遅れの11:26,F2が4機離陸し、模擬対地攻撃とバルカン砲の模擬射撃が行われました。
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ぶっちゃけ、普通の機動展示との差がわかりません……
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悪天候の中、11:38に4機は展示を終え、着陸してきました。
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11:48 航空自衛隊所属のC130ハーキュリーズが降りてきました。これは通常任務でしょう。
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12:56、本降りの中、米軍のF16が動き出しました。この悪天候の中、機動飛行を見せてくれるというのです。
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13:12、帰投。お疲れ様でした&有り難うございました。
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その直後。羽田からのJALが着陸しました。これはエンブラエル170です。
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13:35、雨の中ブルーインパルスが動き出しました。この雨にもかかわらず、一般人の方がどっとロープ際に押しかけてきました。
一番参ったのは、傘を差して陣取られるのです。この手のイベントをよく知っている方は、マナーとして「傘は用いず、雨合羽を使用する(後ろで見る人に迷惑を掛けない)」という掟を守っていらっしゃるのですが、普通の方はそんなマナーは知りませんから平然と傘を差して前に立つのです。当方に出来る事と言えば、せいぜい舌打ちするぐらいでした(下品)。
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ま、これはこれで迫力ありますが、やっぱり青空をバックに飛んで欲しいですよねぇ。
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この後は、2013年同様、滑走路から目の前の誘導路を編隊「走行」して終わりました。




そして最後、この天候の中F2の2機による機動展示が行われて、雨にたたられた2015年の航空祭は幕を閉じました。
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タッチ&ゴーを行うF2戦闘機。

さて、雨の中帰る途中、右手にまたまた引き込み線の廃線跡を発見です。
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左手にも残ってました!
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なんせ米軍エリアですので立ち入りは絶対不可です。残念ですが今回はコレまででしょう。

三沢基地の皆様、本当にどうも有り難うございました! 今年こそは晴れます様に!

*ようやく終わりました。
次回よりたまった本来のカメラ・レンズネタに戻ります。

2016/5/7 追加更新
youtubeの動画を貼り付けました。

CP+2016 行ってきました/K-1は軽い!

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行ってきましたCP+2016。
かなり遅かったので、歩くのも苦労する、というような事にはなりませんでした。
みなとみらい駅から入場までもスムースでしたし。

ただ、遅かったのでペンタのカメラを持って行くともらえるというトートバックはとっくの昔に品切れ。
「朝一で速攻でなくなりました」と。
「走ってこられるんですよ、みなさん」という状態ではもうどうしようもありませんね。

デジカメwatchさんの記事にそのトートバックが載っています。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160226_745509.html
「昨日のヤツが欲しかったよねぇ」と言うと、メーカーの方曰く「あのデザイン、僕、初めて見ました」
そりゃそうです。旭光学時代のものですもん。
しかもASAHI PENTAXからPENTAXになってしまったMEsuperのデビューは1979年/昭和54年。きっと彼は生まれてないでしょう。

さて、K-1です。
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「最後尾 50分待ち」という恐ろしい事が書いてあります。
(フォーラムの方と話をしたら、『一時は2時間待ちだったそうですよ』という状態だったそうな)
その最後尾へ行くと、それほど並んでません。どうしようか一瞬考えましたが、とにかくまず触ってみないと話になりませんので、速攻で並ぶことにしました。 
で、並んでいるウチに「40分待ち」になり、予想よりもかなり早いうちに順番が回ってきました。

勢い込んで到着!
レンズは新しい28-105mmが装着されています。
持った瞬間の第一声。
「あれ?軽い!」
担当のメーカーの方が得たり、と言う顔で答えてきます。
「ええ、皆さん、そう仰います。確かにボディ単独で900g(正確には925g)はあるんですが、不思議と重く感じないんですよ。こればっかりは実際に持ってみて頂かないと解らないことなんですけれど」
きっとバランスがよいのでしょう。グリップ部分が巧いのかもしれません。
まぁ当方もいつもバッテリーパック付けてDA☆レンズ付けてますし、結構重量級のものを持ってることもあるかもしれないんですが。
でも、本当に肩すかしを食らった感じです。ごくごく普通です。

「すいません、バッテリーパック付けて頂けます?」
「わかりました」
「それとレンズ、24-70mmありますか?」
「はい」
バッテリーパックとレンズをF2.8の大口径に代えてみます。めんどくさい注文にも笑顔で応じて下さいます。
有り難いことです。

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FA☆28-70mm F2.8 とどっちが重いか、という感じです。
バランスはこちらも悪くありません。ひょいひょいと振り回せます。

「すいません、15-30mmお願いします」
「はい、わかりました」
さて、問題のレンズであります。買わないですが。
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考えてみますと、フルサイズ15mmスタートって、あのA15mm F3.5 と同じ訳ですよね、すごいもんです。
惜しむらくはタムロンOEM……
で、やっぱり逆でした。
「これ、回転方向逆ですよね」
「……そうですね、これだけですね」
「次、単焦点レンズ、やるって出てますよね、どっちになるの?」
「いや、それは正直……」
「いや、ズームレンズもさ、新しいヤツ、全部ピントリングとズームリングが逆になってるんだけど(以下略)」

まぁ大人げないとは思うのですが、ユーザーの一人からこういうことを言われた、とレポートにでも書いて置いて頂ければ幸いなので、全部ぶちまけてきました。スイマセン。

今、思い出したんですが、アンケートに書いてくるの忘れました……いっけねぇ。

で、最後にもう一回、28-105mmを付けて撮影。
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それから、裏面の液晶モニターの可動ギミックですが、非常に楽しいです。普通に考える「こう動かしたい」というような動きはだいたい出来るようです。
とはいうものの、壊れそうな部分であることは否定出来ません。
「ここ引っ掴んで振り回したら壊れますよね?」と尋ねますと、苦笑して「メーカーとしては推奨しておりません」とのことでした。まぁその通りですよね。

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この通り、ペンタ部が前方に飛び出しています。K2 をなんか思い出してしまいます。

あんまり長いこと占拠してる訳にもいかないので、お礼を述べて退散。
うーん、非常に悩ましいですね。
今まで全部スペシャルモデルのシルバーを買ってきたのですが、やっぱり触っちゃうと、いけませんねぇ(笑
メーカーの思う壺。
おまけもねぇ、ちょっと考えますよねぇw
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*この写真はフォーラムでのものです。

待機列を見たら、私の時より少し伸びてました。スイマセン。

さて、K-1の裏手にひっそりと置かれていたのはK-3 II Silver Edition でありました。
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ちょっと寂しげ……

問題の縮緬仕上げですが、ライティングの問題でしょうか、パッと見た感じではK-5K-3の銀モデルと見分けが付きません。近づけて注視すると、確かに自分のものとは異なり、ちりめん状のシワが見えるのですが。
まぁデジ一の限定モデルは、確かにレギュラーモデルより若干プレミア価格はありますが、銀塩一眼レフのようなコレクター価格にはなりませんので、ねぇ。

今回は初代K-1も展示されました。
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ホント、悲運のカメラ、MZ-Sそっくりです。

さて、時間もあまりありませんので、いくつかのところを駆け足で廻り、おねーちゃんも撮らずに(笑)中古市の開かれている大桟橋への連絡バス乗り場へ行くと、次のバスは既に定員満杯となり、更に次のバスということになってしまい、もはや時間切れ。今回は残念ながらパスということになりました。

湘南新宿ラインで新宿へ。ちなみに今回、初乗車であります。
品川~西大井~新川崎~横浜、という品鶴貨物線・横須賀線ルートでは何度もあるのですが、今まで大崎~西大井のデルタ線の1辺は一度も通ったことがなかったのです。

フォーラムに来てみますと、なんとK-1が置いてない!
正確に言うと、1台あるのですが、ケースに入っていて触れないのです。

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「申し訳ないです。ここに『触れる』K-1が来るのは3月12日からなんですよ」ということだそうです。
「思ったより軽いんでびっくりしました」と言うと、(でしょう?)という感じで横浜と同じように「そうなんですよ。K-1はとにかくまず触って、持って頂きたいカメラなんですよ」と仰るのでした。
社員の皆さんも一押しの製品のようですね(当たり前か)。

ということで、超特急の訪問でした。
今度、東北で行われる体験会にまた行ってみようかと考えています。
今度は自分のレンズ持って行こうか……

*2016/2/28 誤変換を修正、一部文言を追加しました。

2016 今年のイロモノ第1弾/ PENTAX K-3 II Silver Edition

えー、K-1登場のインパクトも醒めやらぬ昨今ですが、意表を突いてK-3 II にシルバー限定モデルが発表されました。

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http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160223_010469.html


ちなみに、シルバーカラーはいつもの光沢仕上げではなく、縮緬仕上げになっているとのこと。
コレクター向けに?パッケージも特別版だそうです。

なお、「リコー創立80周年記念モデルでもあるそうです。
まぁ申し訳ないですが、旭光学75周年記念モデルが国内ではPENTAX LX TITAN であり、海外向けにはPENTAX Z-1 Special Edition (+FA☆28-70mm F2.8) というモデルが20世紀に出ていたわけで、ペンタックスユーザーとしては「ふーん、そうなんだ」という程度なんですけれどね。
いや、ペンタックスブランドをHOYAから救い出して頂いたリコーさんには頭が上がらない部分もあるんですが。

全世界限定500台、ということで、日本ではペンタックス・オンラインショップとリコーイメージング直販窓口(多分、新宿と銀座、大阪の3カ所だと思われます)のみで取り扱うとのこと。海外もオンラインショップのみだそうな。
お値段は税込み14万円です。ちなみにUSAのサイトでは$999.95$だそうで。

いやー、完全にコレクター狙いですが、K-1が控えてるんでねぇ……
さしもの私めもこれはパスします。

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*2016/2/27 メーカーのサイトにリンクを貼り、タイトルに正式名称を付け加えました。

HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5~5.6 ED DC WR 他にもう1本発表

昨日に書きましたとおり、ウワサの2本が正式にリリースされました。

1)HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5~5.6 ED DC WR

http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160218_010430.html

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このスペックを見ると、過去のFAレンズを想像してしまうわけですが、さすがにあのままではデジタル一眼レフには対応しきれないのでしょう、かなり力の入ったものに仕上がっているようです。

*レンズそのものは11群15枚、EDレンズ1枚、異常低分散レンズ1枚、非球面レンズ2枚を使用。

*第1レンズにはSPコーティング。

*絞り羽根は9枚。F3.5(5.6)~ 6.3(10)の間では円形絞りを保つ。

*クイック・フォーカス・シフト採用(まぁLレンズ以外は採用してますよね)

*名前にあるとおり、DCモーター。KAF3マウントなので、*istDシリーズやフィルム一眼カメラではAFが動作しません。(まぁフィルム一眼で使おうという人はいないと思いますが)

ということで、24-70mm F2.8 程ではありませんが、さりとてキットレンズというほどの簡略版でもない、「普通」のレンズということでデビューしたようです。
量販店の実売価格は7万円台、といったところのようです。

*このタイプのレンズは、ピントリングの回転方向がどうなっているのか写真ではわかりません。
さて、どっちなんでしょうか……?

2)HD PENTAX-D FA 15~30mm F2.8 ED SDM WR

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タムロンOEMのレンズであります。
御覧の通り、何をとち狂ったか、ピントリングの回転方向が逆のレンズであります。

まさかな、と思いまして、D FA☆70-200mmや24-70mm F2.8の写真を確認してみましたが、いずれも正規の向きでした。
今、恐れているのは、遅れているD FA☆ 70-200mmレンズのピントリング回転方向が逆にならないだろうな、というアホみたいな心配であります。
こういう掟破りの製品が出てしまうと、ユーザーとしては、今度の製品はどうなんだろう、大丈夫なんだろうかと気にしなければならないのです。本来ならしなくともよい心配をしなければならない、誠に持って言語道断、そういう気がします。

ということで、このレンズ、当方は関知しません。どうぞあしからずご了承下さいませ。

本日、K-1 発表!

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無事、無事、ようやく正式に発表されました、PENTAX K-1。

http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160218_010433.html

1年前のブログにも書いておりますが、MZ-Sの原型となった初代のPENTAX K-1から16年の歳月を経て、ようやく製品として姿を現したのでした。
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昨年のCP+2015でお披露目されたモデルはこれで、
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今回の公式写真です。
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まぁ既にあちこちで書かれているでしょうから、細かいことはそちらにおまかせして気がついたところ。

1.フォーカシングスクリーンは交換出来ません

えー、という声もありそうですが、今回装着されたのはなんと黄金分割スクリーンです。
645D用のDK-80が現在唯一のもので、K-7 limited silver に装着されたスペシャル品以外、APS-C機では未だに登場しておりません。
35mm フィルム一眼でも、Zヒトケタ用のFK-60以外存在していない(MZ-SのSSPモデルは9分割スクリーンでしたが、肝心の斜め十字線がありません)珍しいものです。
まぁ、これ付いてれば特殊用途のユーザー以外、もう要りませんわね。
それでもペンタのことだから、昔の一眼同様、フォーラムで特殊用途のスクリーンとの交換を承ります、とかやるかもしれませんけれど。

2.(ただの)Kマウントレンズはやっぱりダメ

主な仕様のレンズの項にあるのは
KAF3、KAF2(パワーズーム対応)、KAF、KAマウントレンズ
なのでした。
K、Mレンズはやっぱり無理なようです。なんせ機械式ですからねぇ……
もちろん、全く使えないわけではないのは救いですけれど。

3.-10℃耐寒動作保証

私のいるところでは冬ですと-10℃は何度かありますし、場所によってはソレを超える時もあり得ますので、これは非常に助かります。(K-3も同様です)
*レンズはどうなんでしょうねぇ……バルサム接合面は結構ヤバイかもしれません。

4.GPS内蔵

これはちょっと余計かも。
Exifにデータが記録されてしまうと、うかつに自宅なんぞで撮った写真をupしようものなら全世界に自宅の場所を公開してしまうことになります。
さらに、いつどこをどれくらいの時間で移動したかまでバッチリ記録してしまいます。
ナイショの撮影地、なんてのもモロバレになってしまう諸刃の剣。
バカッターどころの話じゃありません。十二分に御注意を。

5.フルフレーム完全対応DAレンズは、わずかに3本。

■smc PENTAX-DA★200mmF2.8ED[IF] SDM
■smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM
■HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW

これ以外はどうなんだよ~、という事になりますが、DPREVIEWというサイトにリストが載っています。
(英文ですが、まぁ翻訳サイトなどを使えばおわかりになるかと)
それによればリコーはレンズリストを出していることになってますが

http://www.dpreview.com/reviews/pentax-k-1

DA14mm F2.8 クロップモードのみ
DA21mm F3.2 Limited クロップモードのみ
DA15mm F4 Limited クロップモードのみ
DA35mm F2.4 絞れば使用可能
DA35mm F2.8 Macro 絞れば使用可能
DA40mm F2.8 Limited 絞れば使用可能
DA40mm F2.8 XS 絞れば使用可能
DA50mm F1.8 絞れば使用可能
DA★55mm F1.4 絞れば使用可能
DA70mm Limited 絞れば使用可能
RX1.4x クロップモードのみ

DAズームは全部クロップモードのみ

これをどう解釈するかですが、絞り開放ではメーカーは推奨出来ないレベル、ということになりますが、この部分は実は人それぞれでして、私のフシ穴では「開放でも使えるじゃん?」という可能性があり得るわけです。
「絞れば、というがどれくらいまで絞ればいいのか、メーカーの推奨値はないのか?」という声も掲示板にありましたが、それは各人の許容値というか、フィーリングが千差万別なわけですから、メーカーが推奨値など出せるわけがありません。自分の感覚に従ってどうぞ、と言うことなのでしょう。
メーカーとしてはDAレンズはフルサイズ一眼には使えません、というのが今までの公式発表でしたので、これを突き詰めちゃうと、今のペンタのサイトにあるとおり、「メーカーとして推奨出来るDAレンズは3本だけです」と言われちゃうのがオチ、かと。

アレって思うのはリアコンバーター1.4ですよね。フィルム一眼に装着して見た限りでは、そうおかしいようには感じなかったのですが。マスターレンズによっても違いが出るのかもしれません。
同様に、元はフルサイズレンズであるDA35mmやDA50mmがアウト、というのもちょっと首を捻りますねぇ。
この辺は、やっぱり自分で付けてみないとなんとも、ですね。


6.モデルネームはこの後、どうするんでしょう?

気が早い(苦笑
APS-Cモデルで、「K-」の1桁名は既に7,5,3を使ってしまい、今回「1」をついに使ったわけですけれど。
K-3やK-5で使ったⅡ、Ⅲ、Ⅳとかいうサブカウントを用いるのか、興味あるところですね。

他にもいろいろあるんですが書き切れないので、後からテキトーに追加します。

さて、お値段ですが、
おなじみフジヤカメラでは¥250,290、バッテリーグリップBG-6は¥ 25,275。
K-1+D FA 28-105mm F3.5~5.6 付きで¥ 324,000
K-1+D FA 24-70mm F2.8 付きで¥408,500 也。
さすが、素晴らしいお値段であります。

ヨドバシカメラは、ポイント換算すると、
K-1は同値、¥ 250,290円、バッテリーグリップBG-6は¥ 25,272。
K-1+D FA 28-105mm F3.5~5.6 付きで¥ 320,274
K-1+D FA 24-70mm F2.8 付きで¥400,770 也。
レンズを付けると少し差が出ますが、それとて結構なお値段です。

うーむ、買えるけど……クルマで余計な出費があったばっかりだし。
銀モデルが出るのを1年待つか……
おまけはすごく気になるけど(笑

三沢航空祭2015に行ってきました/またも雨 この日だけ雨……(その1)

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昨年の話ですが、まぁ笑ってやって下さいませ。

さて、八戸の航空祭の1週間後の三沢です。
今回は招待状なしでトライしてみることにしました。前日昼に行ってみると、既に駐車可能な場所は青森県外のナンバーのクルマが占拠しておりまして、「おおーさすが」という感じでありました。
いろいろ考えた末、第一候補はものは試しで市営駐車場(笑)、ダメならその辺の「臨時」民間駐車場、それでもダメならあそこかあそこ……と言う様に決めて、当日の朝。
5時前に市営駐車場に行ってみると、入れそうです……が。

「長期の方ですか?」おっさんに聞かれました。
「いえ、スポットですけど?」
「それでは、こちらに並んでますクルマの列の最後尾でお待ち下さい」

入れるわけないじゃーん! 出るクルマいるわけないんですから。それでも10数台の車が並んでました。
ということで、あえなく市営駐車場はバツ。ネットで検索すると某民間駐車場がヒットするんですが、とうてい入れるわけも無し、最初からアウトオブ眼中です。
……ところが、朝が早すぎて、地元の皆さん、まだ起きてこないのです。
ということで、「臨時民間駐車場」もボツ。
しゃーない、ここは今なら大丈夫だろ、ということで、3番目の目標へ突撃。OKでした。
そこからタクシーを呼んで、正面ゲート手前まで。
この頃になると、あちこちのおうちに「臨時駐車場」のベニヤ板が並び始めてますがもう遅いわ!

正面ゲート前。6時前でまだゲートオープンまで1時間はあるというのに既に結構な人が並んでます。ホテルからも続々と人がはき出されてきます。
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7時を廻り、ゲートオープン。続々と人が入って行きます。
で、入って直ぐのところに線路があります。これは三沢駅から伸びていた引き込み線の跡です。
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ゲートを振り返るとこうなってます。
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駅からの線路は一部を除きまだ残っているのですが、基地内もこのように残っているんですね。
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結構な距離があります。基地内では米タンを何が牽引していたんでしょうか。
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ここで線路は切れています。今、マップで見るとゲートからおよそ300mmくらいのようです。
ただ、その先は容易に想像出来ます。ヤードがあったように見えますが……
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ゼネラル・ダイナミックスF16ファルコンと三菱F1戦闘機のモニュメントが空を見上げています。
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こういうのを見ると、ああ、ここはアメリカなんだなーと。
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さて、およそ1.5キロを早足で歩いてようやく滑走路手前……なのですが、なんとゲートが閉まっています!
連絡不徹底なのでしょうけれど、今年が初めてな訳では無いのに、なんというお粗末。
「少しお待ち下さい!」というアナウンスが入るのですが、気の早い人はUターンして他へ迂回して行きます。
「何やってんだ、バカヤロー」罵声も飛びます。
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さて、ここで待つべきか迂回すべきか……いったんはUターンしたのですが、開きそうな気配だったので再び戻りましたが、結局開かず。少し待っているとそのうちに中に人が歩き始めました。
もう待ってはいられません。Uターンして右へ。
「なんだ、以前に入ったことのあるゲートじゃん!」
*結論を言いますと、誤誘導だったのです。最初に誘導されたゲートは一般公開されない入り口で、結局ずっと開かなかったのです。

さて、そういうトラブルもありましたが、最終チェックを抜けてエプロンに入ると、いました!
本日のお目当て! ベル&ボーイングMV22 オスプレイであります!昨年も来場すると言う話が合ったのですが、直前で中止となってしまい、今年が初来場となりました。
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いやぁプロペラがデカいです。これ、水平だと路面を擦ってしまう、というか地上では水平にすることは不可能ですね。 

珍客だったのですが、このときは全く気がついていません。
アレーニア・アエロナウティカC27スパルタン。
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このときはC130ハーキュリーズだと思ってました。エンジンが双発であることに気がつくのはずっと後です。

昨年初登場したノースロップ・グラマンRQ-4グローバルホーク。
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16mmでも全部を納めるのは至難の業。翼がやたら長く、胴体はずんぐりむっくりという非常に特徴ある機体です。

ボーイングE-3セントリー。早期警戒管制機であります。リストに載ってないような……
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ベースは懐かしのボーイング707であります。ちなみに707は1982年で生産が終了していますが、軍用であるこのE-3は1991年まで生産されました。

同じくボーイングのKC135。昨年、一昨年と出ています。
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そして私にとっての本日のメインイベント、ボーイングB52Hストラトフォートレスであります。
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北ベトナムの人にとっては仇敵でありましょう。
それではここから細かく見て行きます。

機首部分。昔の写真の記憶では、もっとつるんとしていたような……
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そう言えば、飛行機の機首にはたいてい先輪があるものですが、このB52にはありません。
ではどうやって地上で旋回するのかというと、後でチラと写ります主脚がそれぞれステアリング出来るそうなのです。(なので、極端な場合、機体は真っ直ぐなのに斜め走りが出来てしまう)

ランチャー。空対地ミサイルの他、巡航ミサイルも搭載可能です。
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爆弾倉。いいんでしょうか、こんなところ見せちゃって?
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潜り込んで見た感想ですが、油臭いのと、思ったより狭いということです。爆弾積載量20t (250kg爆弾80発ということになります)、ベトナム戦争のニュースではB52がバラバラバラバラとものすごい大量の爆弾を投下していたものですが、ここに収まりきれるとは思えません。
……ミサイル搭載の為に改造してあるのかもしれませんね。それで一見、余り広くない様に見えるのかも。

ターボファンエンジン。双発ユニットが4基ですから8発ですね。
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航続距離16,000km。ざっと地球半周弱は無給油で飛べることになります。

主翼の翼端部分にある補助脚。
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離着陸の際に傾いた場合に、主翼が地面を擦るのを防ぐためのものでしょう。今、この状態では補助脚は宙に浮いている状態です。なんか変な気がしますがw

聞いた話ですが、前回三沢に着陸した際に、主翼が滑走路脇の着陸灯に接触しなぎ倒していった事故があったそうで、今回はB52が着陸する前に可能性のある灯火はあらかじめ外して置いたそうな。

尾部。
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当初はこのテール部分に20mmバルカン砲が装備されていたそうですが今は撤去されています。

主脚が見えます。爆弾倉も開いています。
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サイドの監視窓?はメクラ化されています。昔の爆撃機ですとこういうところに銃座があったものですが。

垂直尾翼。
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昔の写真では、B52の垂直尾翼は天高くそびえ立っていましたが、Gタイプより大幅に小型化されたのだそうです。

続いてはボーイングKC135ストラトタンカー、空中給油機です。
空中給油機であることの証明、フライングブームを持つ尾部。
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機首部分。
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エンジンカバー。沖縄・嘉手納基地所属のようですね。
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続いてボーイングE-3セントリー早期警戒機。
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グラマンE-2ホークアイもそうですが、背中にこれだけ巨大なドームを付けるのは大変だと思います。空気抵抗も非常に大きいと思いますし、根元部分の強化はかなりなものでしょうね。

あれ、なんでロイヤル?と思ったら、よく見るとこれはオーストラリア空軍所属の機だったのでした。
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ロイヤル・エアフォースですよ、王立空軍。いかめしくてかっこいいですねぇ。ちなみに英国連邦には現在53カ国が所属してるそうです。

で、このペラ。6枚羽根です。
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ということで、これはロッキードC130Jスーパーハーキュリーズだったのでした。
後で教えてくれた人の話では、本来は参加予定では無かったのですが、台風接近による天候悪化で母国に帰投出来ず、天候回復待ちでここ三沢に留まっていたそうです。
ちなみに、先に載せたC27スパルタンも同様でして、珍客だということに気づいていなかったので、ろくすっぽ撮ってませんでした。ああもったいない(苦笑

さて、戻ってみましたV22オスプレイ。
垂直離着陸機としてはUKのホーカー・ハリアーがあまりにも有名ですがアチラは戦闘機であり、このオスプレイは「輸送機」なのです。
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改めて見ますと、この巨大なプロペラに圧倒されますね。ヘリのローターブレードも結構大きいのですが、これよりも細くしなやかなので、あまり威圧感がないのかもしれません。
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これだけ巨大なエンジンが可動するわけで、特撮等では何事もなくすーっと行くわけですが、現実の飛行ではなかなか大変なのでしょう。
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さて、本日の目玉?のオスプレイですが、途中から内部の公開も始まりました。
当然ながら観客が殺到しまして延々と続く長蛇の列になりましてさすが一番人気だなぁと。
で、ちょっと時系列が飛ぶのですが、午後の雨の中、例によってのブルーインパルスのパレードの後、列が短くなったのを見て遅まきながら並んで中を見学した際の写真を載せます。

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MVということから、海兵隊所属の機体ですね。

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後部ハッチから乗り込んで、前方の非常用ハッチ?から出る一方通行のようです。

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後部ハッチはそう大きいものではありません。まぁ、海兵隊員と携帯する武器や非常用糧食等、それほど大型ではないブツを一気に運ぶわけですからこの程度でいいのかも。

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中は軍用機なので、配線があちこちうねってます。皆さん撮りまくりですw

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いすは軽量化が図られてます。長時間座ってるのはちょっと疲れるでしょうね。(座れるだけましと思え、でしょうか?)

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このようにいすは極めて浅く作られてます。体格のよい米国人には結構キツイ体勢になるのでは?
また、いすを外して荷物を積む場合に備えて、固定用のリングがあちこちに付けられています。

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操縦席。電源が入っていないので、コントロールパネルは真っ暗です。アナログメーターよりは機密性高いかも。

さて、時系列を戻して、米軍のひこーきをまた見て行きます。

三沢基地所属の米海軍EA18Gグラウラー電子戦戦闘機。予算不足の2013年を除いて毎回展示されています。
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沖縄・嘉手納基地所属の米空軍F15イーグル。こちらも同様、お馴染みです。
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F15の空気取り入れ口カバーには嘉手納第67メンテナンスユニットのマークが付いていました。
こういうところはいかにもアメリカ的ですね。
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そして三沢の主。米空軍のF16ファルコン。
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三沢第14メンテナンスユニットのマークは日本の兜です。ちと怖いw
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お馴染み、米空軍所属のフェアチャイルド・リパブリックA10サンダーボルト。韓国から?米本土から?
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ここで制限一杯となりました。その2へ続きます。

COSINA/COLOR-SKOPAR SLII N 20mm 28mm 生産終了!

http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/s-shuryo.html

2月15日に、コシナさんのサイトに下記2種のレンズの生産終了が追加されてました。


COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N Aspherical (Ai-Sマウント)
COLOR-SKOPAR 28mm E2.8 SL II N Aspherical (Ai-Sマウント)

先にEFマウントは終了していましたので、これで一眼レフ用カラースコパーは消滅してしまったことになります。
(VMマウントレンズではまだ存在する)

SLレンズで残るはウルトロン40mm F2 とノクトン58mm F1.4 の2本ということになります。

ニコンマウントでも余り売れなかったのでしょうか。
レンズフードが販売終了になってしまったことで、「あれ?」という感じだったのですが、残念です。

ペンタではこれからK-1というフルサイズが登場するんですが、KAマウント、また出してきませんかしらね?
……ペンタユーザーには純正レンズ信奉者が多いらしいそうですからダメですかねぇ……

ウワサのレンズ2本

詳細なフライングネタがネットにいろいろ出ておりますが、こうなると予想通り明日にははっきりするんでしょうけれねぇ。

さて、気になるDFAレンズが2本。

1)HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5~5.6 ED DC WR

*11群15枚 EDレンズ1枚、ALレンズレンズ2枚、異常分散レンズ1枚
*フィルターサイズ62mm

このレンズの名前を聞いた時に、真っ先に想像したのはかつてのFAレンズで、タムロンのOEM製品でもありましたsmc PENTAX-FA 28-105mm F4~5.6 [IF]でした。

まぁ詳細について見てみますと、フィルターサイズと焦点距離ぐらいしか同じ部分はないのです。
*IFでない
*レンズの群数がFAは12群15枚、今回のDFAは11群15枚なので設計は違う
*もしかするとレンズフードはかつてのFAと同じPH-RBA62の可能性がある

ですが、写真を見て驚いたのは、そんなことよりも
「ズームリングが根元に、ピントリングが先端に」というペンタのお約束通りであったことです。

なんなのでしょうこれは。
レンズによってズームリングとピントリングのレイアウトが正反対。
これはちょっと、ユーザーフレンドリーであるはずのペンタにあるまじき統一性のなさです。

HDリミテッドズームを最後に、それ以降に発売されたズームレンズはいずれも掟破りの「ピントリングを根元に、ズームリングを先端に」というものでした。新しい掟に沿ったものなのです。
しかるに、今回のレンズは「かつての掟通り」なのです。

この調子だと、今後出てくるレンズはてんでんバラバラになってしまう可能性があります。
これはいくらなんでもお粗末です。
希望としては掟通りが良いわけですが、少なくともどっちかに統一して欲しい、それがユーザーとしての切な願いです。

で、ぶっちゃけ、本当に「掟通り」のレイアウトだった場合、DA 16-85mmを下取りに出そうか、と言う気がしています。やっぱり使い勝手が全く違いますもの。


2016/2/18

全面訂正です。


触っていないのでなんともですが、写真を改めてみますと、「新しい掟」の、「ピントリングを根元に、ズームリングを先端に」なっているようです。
焦点距離指標をよくよく見ますと、先端のピントリングのゴム巻き部と同じ部品に印刷されているようです。
ということは、先端部はズームリングです。
とんでもない早とちりでした。申し訳御座いませんでした。

……ということは、やはり新しい世代のズームは「新しい掟」になるのですね。



2)HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

このレンズの写真を見てぶっ飛んだのが2点。

ひとつは、上でも書いた、新しい掟「ピントリングを根元に、ズームリングを先端に」なのです。
同時に発表するレンズのリング配置が正反対。
ユーザーをなんだと思ってるのでしょうか。

それよりも、目を疑ったものがこれです。

 ピントリングの回転方向が逆!! 

およそ、タクマー以来、ピントリングの回転方向は、構えた場合に時計方向に無限大、反時計方向に最短距離へ、というものでした。
これが、このレンズはなのです。
タムロンのOEMだということはさんざん書かれているのですが、それにしても(絶句

信じられません。
同じレンズ群の中にピントリング回転方向が異なるレンズが存在する!?
そんなメーカーあります?

これは、明日?の正式発表を確認しないとダメですね。

2016/2/18 追加更新

メーカーの公式写真が出ました。
距離環部分の表示を見ますと、無限大のマークの左側に数字が並び、右側には何もありません。
皆様、お手元のペンタックスレンズを御覧下さい。
どうなっていますか?


もし、このレンズの回転方向が逆なのであれば

すみませんが、このレンズは買いません

フジブロFM4号印画紙 生産終了/白黒印画紙大幅値上げ

1月中に三沢航空祭の記事を上げることが出来ず、スランプ~と落ち込んでいるところにこのニュースであります。

黒白印画紙 一部製品の価格改定及び販売終了のご案内

http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0044.html

終了するのはフジブロWP FM4号 全サイズ〔四切、六切、大カビネ、カビネ)
と、富士航空印画紙WP 全サイズ です。

FMは光沢・滑面であります。

一般ユーザー対象ではない航空印画紙(そういうものがあったんですね)はともかく、4号印画紙が消えるのはまぁ仕方ないかなぁ、と言う気もします。

3号印画紙は標準というか普通というか、オーソドックスなコントラストと黒の発色を示し、この3号印画紙でかぶりやハイコントラストにならぬようなネガを作る=露出を決める(フィルターで補正する、フィルムの現像方法を変えてみる等のテクニックも使います)のが普通でしたが、中にはハイコントラストな画を作る方もいまして、そういう方は専らこの4号印画紙を選んでいました。
5号という印画紙も存在していましたが、普通のお店にはなかったと思います。
夏の快晴、強烈なトップライトの下で撮ったネオパンSSSをベースに4号で焼くと、黒と白しかない(言い方が難しいですが、要は中間調の部分が存在しない)とんでもない写真になったものです。

一方で、2号印画紙は逆に軟調に仕上げる為の印画紙で、こちらは穏やかな感じ(悪く言うとやや眠い)の写真に仕上がり、印刷原稿用のモノクロプリントを出す場合には特に目的がない場合、2号が標準でした。

かくいう自分は専ら月光の2号・3号の光沢を主に使っていました。
4号印画紙は一度も買ったことがありません。
今ではマルチグレード印画紙が存在していますからむしろ使い勝手は良いのかもしれません。

とはいうものの、お値段が1.5~2倍近くなるというのは厳しいです。
うかつに失敗も出来ません。

というか、ウチの引き伸ばし電球、果たして生きているのでしょうか?
多分、30年ものだと思うのですが……

海上自衛隊八戸航空基地祭2015に行ってきました/飛行機が飛ばない基地祭(その2)

その2であります。

タイトルと中身が一致してない?
はい。午前中はP3Cが2機(45号機と81号機)、陸上自衛隊のAH-1Sコブラと3機が飛びました。
飛んでるじゃねーか?
そうなのですが、いつものパターンで比べますと非常に少ないのです。いつもなら、朝一で数機が飛び、着陸し、機動展示が行われ、午後一にはP3Cが連続で飛び立って行く……と言う具合なのに、今年はとっても静かなのです。今回は大湊のヘリも来ていませんでしたし。

今回は体験搭乗を1週間前の8月30日に別途開催しており、この日はそれがなかったのです。
そのせいもあったのでしょう。

話を進めます。
機動展示終了後、ポケッとしていましたら81号機が離陸して行きました。
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待機していたのをすっかり忘れてました(苦笑

45号機は11時半頃に帰投してきました。


まさか、これが今日の最後になるP3Cの飛行だとは知る由も無く。

そして、雨が降り出した中、今年もまた、お隣の三沢基地からF2戦闘機がご来場です。
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動画。


ところが、このF2、何やらご機嫌が宜しくないようで、誘導路で止まってしまいました。
メカニックの方?かな、数人が機体の廻りに集まりなんだかんだと。
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そのとき、何をやってるんだ、って感じでおっちゃんが滑走路へ無断侵入。
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最初は中国人かと思いましたが服装が違うのでそのセンはなさそう。でも雰囲気がそんな単純なものではなさそうでしたが、そこまで行くのも無用に刺激するだけですし、沖縄あたりにいる痛いヒトでもなさそうなので止め。

およそ30分後、ようやくトレーラーにひかれて指定エプロンに到着となりました。
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F2が引っ込むや否や、再び特殊車両のパレードとデモンストレーションです。
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確かに、ここにF2が止まってしまってはデモ走行に支障しますわね。
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放水!
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デモンストレーション終了です。車両が戻っていきます。
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で、この後なのですが、この通り天候は不安定ですし、
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イングラムは起きたり寝たりしてますが、結局のところ午後はというと

   「一機も飛びませんでした!」 

P3Cばっかりで飽きる、とブー垂れたりしますが、それはぶーん、ゴォーと飛び交っていればの話です。
そして、ついに午後は1機も飛ばずに閉店準備のお時間、午後2時半になってしまったのでした。
信じられません。

さて、目玉の帰投シーンですが、今回は「これより、XXが離陸します」と言う具合にどの飛行機が帰るのかの案内放送が行われました。
今まで聞いた記憶が無いので、多分今年初めて?なのではないかと思います。

午前中の機動展示に参加したおなじみの陸自AH-1Sコブラ。
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イベントがあるとまず出てきます。
来年、機動展示する時、「ワルキューレ」を流しながらやってみては…と、今思いつきましたけど、1機じゃかえって寂しいですかね。

同じく陸自OH-1カイユース。
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この2期はなんせ目と鼻の先に帰るので、余裕です。

そして再び雨になりました。しかも結構な本降りであります。K3とDFAズームは問題ありません。
当方も上下雨合羽ですw

U36Aの廻りは慌ただしくなりました。帰投するようです。
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F2も帰投準備に入りました。問題なさそうです。
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C130Rハーキュリーズの扉が開いています。こちらも帰るはずです。
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「F15は本日は帰りません」というアナウンスが流れてショック。道理で誰もいないわけです。
あの耳をつんざく轟音がないのは助かりますが、背中パタパタが見られないのは残念です。
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で、今日のメインイベントであるP-1は飛ばないのか?
「今日は帰りません」とアナウンスは流れているのですが、人だかりはしています。なんせ昨年欺されてますから信用出来ませんw
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F2の離陸準備が出来たようです。地上係員が離れます。
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あれ、こっち?
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いつもは海側へ機首を向け、海側の方のエプロン出入口から誘導路を山側へと走行して行くのですが…

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今回は我々の目の前を山側へ向かって走行して行きました。

轟音が響き、直ぐに小柄な機体が矢の様に飛んできます。
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急上昇!
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基地の上空を一回りして、三沢へと帰って行きました。これもまた直ぐ到着ですよね。

続いて陸自のヘリ2機も離陸しました。
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今年は滑走路南側を突っ切る形で2機が並んで……え?
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くしゃみしたらぶつかってしまう様な至近距離でのランデブー飛行を披露?して、こちらも基地上空を一回り旋回して陸自のヘリポートへ帰って行きました。
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続いて今度はU36Aが帰投します。
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そしてU125も後を追いかける形で発進します。
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C130Rのサイドマーカーが点灯しました。コレは間違いなく飛びますね。
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動き出しました。
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お尻は開けっ放しです。
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U36Aが離陸。
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お別れの挨拶。
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U125も離陸して行きました。
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F15Jイーグルは牽引車に牽かれて格納庫へと。本当に今日は飛ばなかったのでした。
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そしてその向こうをC130Rハーキュリーズの巨体が離陸して行きました。
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ハーキュリーズは北の空を旋回して、基地上空を西から東へフライパス。
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雨のせいかわかりませんが、ピンがイマ二つです(トホホ……

そして、本日の主役? パトレイバーのイングラムトレーラーが退場して行きます。
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このトレーラーが一般公道を走るシーンも一興ではないかと思うのですが、ちょっと無理ですわね。

イングラムが搬出されたことで、それまで粘っていた人々も一斉に帰り始め、当方も一応はカメラをしまいかけたのですが、昨年もそう言っていてしっかり離陸して、しかもタッチアンドゴーまでされてるのです。
のろのろと帰り支度をしながら、P-1を見ていますと……航空灯が点滅しています!
「やっぱ飛ぶんじゃないの!?」
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しばらく根比べ、という感じで粘りましたが、ついに私が最後の1人になったところで挫折しました。
幸いなことに、駐車場で荷物を仕舞っている時に離陸していった、というような目には遭いませんでしたが。
ということで、すみません、4時まで粘っていた最後の人間が私でした(駐車場には自分の車だけ残ってました)

来年は観艦式もありませんし、もっと飛行機飛ばして下さいね。
P-1もちゃんと普通に帰って下さい、宜しくお願い致します。

ということで、八戸の基地の皆様、お世話になりまして誠にどうも有り難うございました。

海上自衛隊八戸航空基地祭2015に行ってきました/飛行機が飛ばない基地祭(その1)

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既に3ヶ月が経とうとしておりますが、忘備録ということで。

今年はダメな年にぶち当たりました、トホホ。

その今回の出撃装備は……
PENTAX K-5 S.S.E. + DA☆ 16-50 mm F2.8 ED AL [IF] SDM
PENTAX K-3 P.S.E. + D FA 150-450mm F4.5~5.6 ED AW DC
PENTAX K-3 P.E. + FA☆ 300mm F2.8 ED [IF]
おなじみのA☆サンニッパAFアダプター組が外れ、FA☆サンニッパが漸くの出陣であります。
このへんは、曇天は確定であり、雨の可能性も高いことから、明るいレンズと防水レンズを選択したからです。

一方、新兵器の投入が(笑
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デジスコ・ドットコムの照準器、DOS HS-05であります。
照準器には簡単なものもあるわけですが、「両目使用可能」というヤツをフンパツ致しました。

照準のドットはこんな感じで見えます。右目はファインダーを、左目はこの赤いドットを見るのです。
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赤色と緑色の2つが選択出来、ドットの形も4種類が選べ、更に明るさも3段階が選択出来るようになっています。

使ってみた感想ですが、確かにロストすることは非常に少なくなりましたし、またロストしても直ぐに追っかけることが出来る様になったのは大きな進歩であります。
欠点としては、ちょっと触るとずれてしまうことで、今回はなんとストラップのひもが照準器に接触してしまい位置がずれてしまうことがありました。
ただ、両目使用で無ければこんな位置に持ってくる必要は無くホットシュー上部ですみますから、こんな高いものを買う必要はなく固定式のもので十分です。

反省点としては、防水タイプのものを買うべきだった、というところです。今回は八戸・三沢共々雨にたたられたせいもありますが、雨が降り出すと仕舞い込み、止むと取り出し、と言うことがありまして、しかも照準のセッティングには三脚が必要な為(ファインダーのセンターと照準器のドットとは合致していないと意味が無い)手間暇がかかりました。まぁ晴れればよかったんですがね。

さて、入場してまずは場所取り。例によって滑走路側に三脚を立てて陣取ります。(空いており、ここでは三脚の使用が可能です)
それから展示されている航空機を見て行きます。
カメラは復活のPENTAX K-5 S.S.E. + smc PENTAX - DA☆ 16-50mm F2.8 であります。

まず初っぱなはお馴染みロッキードC130Rハーキュリーズであります。
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このハーキュリーズは米軍お下がり、中古機を海上自衛隊が購入したもので、海上自衛隊としては初運用の輸送機であります。もちろん陸上自衛隊や航空自衛隊では既に飛んでおり、これで陸海空全てで使用される機体になりました。予備品の運用などでも良いことではないでしょうか(実際にはいろいろと難しい…?)

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塗装がオリーブドラブから明灰白色に変わっただけで随分イメージが変わりますね。
どっちかというと野武士のような、そしてちょっと重苦しい雰囲気のあったハーキュリーズですが、明るいイメージになりました。

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太い胴体からいきなりにょっきりと、これまた太いタイヤを履くランディングギアが顔を覗かせています。
ここは最も「輸送機」という感じを強アピールする部分だと思いますが如何でしょう?


その隣、昨年惜しいところで離陸の瞬間を逃した川崎重工P-1哨戒機。
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今回は1号機がやってきました。
昨年の2号機は青色でしたが?と自衛官の方にお聞きしたところ、「いえ、1号機は最初からこの塗装でした」とのこと。
赤い、矢のようなデザインがハデですが、ベースの明灰白色は低視認性塗装なのだそうで、実際この写真で見ますと曇天の雲と入り交じっていますので、その効果はあるようですね。
南雲機動部隊に投入され、真珠湾攻撃の際の零戦21型の明灰白色もこういう感じだったのでしょうか。

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操縦席のガラス窓にはカバーが掛けられています。ま、そうしておいたほうが無難ですよね。
操縦席の真ん前に何やら飛び出しています。まさかピトー管じゃないですよね。昨年の2号機にはこんなものはありませんでした。

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「純国産」ターボファンエンジン。こいつをMRJに積めばいいのに、とも思いますが、三菱が川重のエンジン使うかと言えば……ねぇ。

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曇り空にはこの色はドンピシャ、でしょうか。


続いて私としてはお初です、ゲイツ・リアジェットU36A訓練支援機。
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この機体は4号機。
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右翼側にある巨大なタンク。ミサイルシーカーシミュレーター、とありまして、先端部分にはカメラが装着されています。
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左翼側。ミサイルシーカーシミュレーター、トランスミッターとあります。
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この飛行機は、艦隊の対空戦闘用標的を曳航することの他、自分自身を対艦ミサイルと見做して対艦攻撃のシミュレーションを行うことが出来るそうです。ホントにぶつかってしまっては特攻機になってしまいますが。
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今年も来八、航空自衛隊入間基地所属ブリティッシュ・エアロスペースU125航法施設飛行検査機であります。
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昨年は42号機、一昨年とその前は43号機と言う具合で、全部で3機と言うことですから今回で全機カメラに収まったということになります。
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こちらも毎年お馴染みの
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航空自衛隊千歳基地所属のマグドネル・ダグラスF15Jイーグル。

お尻丸出し。良いんでしょうか?
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これまたお馴染み、陸上自衛隊八戸駐屯地のヒューズOH-6Dカイユース。
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そして、八戸の主、ロッキードP3Cオライオン。
その昔、P2VネプチューンからこのP3Cに置き換える時もあーだこーだ、つまらぬやりとりがあった様に記憶しますが、いまやこの飛行機も国産P1に置き換えられる時が来ようとしています。
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例年ですと、山側にずらりとP3Cが並ぶはずなのですが、今年はいません。
で、その代わりにいたのが、今年の主役?
「機動警察パトレイバー」のイングラムなのでした。



吉祥寺でデッキアップ・ダウンをやったときは付近の道路交通が一時的に麻痺したというような話がありましたが、ここなら問題はありません。
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誰もいないじゃん、とは言わないで下さい。
これはお昼時で、一通りやった後なので午前中に来場したお客さんは皆帰った(食事に行った)のでようやく撮れた一瞬なのですw

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トレーラーはメルセデス・ベンツであります。

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「警視庁」と書かれてますが、これ、一般公道を走る場合には上から白いマスキングするかしないとマズいんじゃなかったでしょうか? その昔、「西部警察」に使われるのであろう330セドリックのパトカーもどきを見たことがありましたが、白い紙があちこちに貼られていたのを覚えています。

しかし、青森県警の庁舎前ならともかく、何故に海上自衛隊の基地にパトレイバーが?
(まぁ映画の宣伝なんですが、関係性が不明です)
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今回の目玉? (いや去年も展示してました)
USA・オシュコシュ社製化学消防車MB-1ストライカー3000であります。
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航空自衛隊・陸上自衛隊・海上自衛隊それぞれの航空基地に配置されている大型破壊機救難消防車といういかめしい名前のクルマでありますが、この種の消防車は福島第一原発の使用済み核燃料プールへの放水活動にも投入された実績を持ちます。


さて、P3Cが飛ぶようです。朝のお仕事でしょうか?
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レンズはFA☆サンニッパ。

離陸!
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続いて、誘導路では海上自衛隊ストライカー3000の放水の実演が行われました。
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放水開始!
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放水の後、所属車両のパレードが行われました。私が訪問した中では今回が初めてではないかと。
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お昼の時には各車整列してのお披露目もありました。
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続いてはお馴染み、陸上自衛隊八戸駐屯地のAH-1Sコブラの機動展示であります。
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そして定刻の10時。
ロッキードP3Cオライオンの機動展示が今年も始まりました。
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予想通り45号機でした。

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さて、写真を御覧になって気がつかれたかもしれませんが、このサンニッパ、微妙にピントが来ません。
ブレがあるのかもしれませんが1/1600ですし、絞りもF5.6なのでちょっとおかしいです。
もしかすると、フィルム面とCMOS面との微妙な差が影響してるのかもしれませんが、気になり出すともうどうにもなりません。
……ということで、あえなくFA☆サンニッパはリュックにしまわれてしまうことになりました。天候も時たまポチっときたりして怪しいのでさっさと諦めた訳ですが、これで今回もD FA 150 ~450 の独壇場となってしまいました。

ここからはDFAズームに代わります。

81号機が滑走路西端に向かいます。今日ようやく2機目、の離陸です。
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81号機が西へ移動したころ、上空に45号機が戻ってパラシュート投下の実演です。
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最後にまた会場上空を旋回してP3Cの機動展示は終了。
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字数制限にかかりました。その2へ続きます。

第66号 ASAHI PENTAX KX BLACK/2台目の黒

八戸の海上自衛隊基地の記事が書き上がらないので、順番を飛ばしてカメラの記事です。

買ってしまいました、KXの黒。
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最初に買ったKXがシルバークロームでしたので、何故かブラックボディのKXには心惹かれるものがあります。
というわけで、目にした瞬間、これは買うしか無いな、となったわけであります。
黒は既に持っているのですが、これで2台目になってしまいました。
同じモデルを複数持っているのはK2DMDMX、そしてこのKXだけであります。
*LXは初期カラーダイヤル前期前期カラーダイヤルと自分の考えでは同じモデルではありません(笑
ただ、これで見ますと私の好むカメラの傾向ははっきりしてますね……

それでは見て行きましょう。
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中身は実に1960年代の名機ASAHI PENTAX SPそのものなのですが、電気系やファインダー系はそれなりに進歩したものになっています。
SMCペンタックスレンズ単体ではそれまでのSMCタクマーレンズと異なり、ボディ装着後は絞り環で絞り羽根を動かせなくなったことから、絞りプレビューボタンが付き、更にペンタックスでは初めてミラーアップ装置が組み込まれ、夜間のバルブ撮影では非常に有利になりました。

更にファインダーは情報集中式で、設定したシャッタースピードは太い青い針で、露出計指示は細い黒い針で示されており、光学プリズムで導光される絞り表示はファインダー上部に示されます。
*ちなみに、Kマウントレンズの絞りリング・絞り表示の位置は決められているので、他社のレンズであってもこのKXK2DMDの絞り表示窓からちゃんと見える様になっています。ペンタの純正レンズで今なお絞り環が残存しているFA・FAリミテッド、DFAマクロ50mmレンズはもちろんちゃんと絞りが見えます。
もちろん、夜間は見えにくいのはどうにもなりません。

最初の頃は、この露出計の指示通りに設定して撮影していましたから、曇り空を背景にした茶色の機関車が牽引する貨物列車、等という場合ですと空の明るさを拾ってしまい、肝心の機関車はどアンダーになってしまっている写真を量産したものです。
しばらくしてから機関車のボディに露出を合わせた場合と、後ろに下がって全体像を撮る(従って空が入る)場合とでは露出が全然違うと言うことに気づき、それから少しずつ考える様になって、むしろカメラの露出計とは違う設定で撮ることが増えていきました。
こういう場合、KXの追針式露出計はどういう状態で撮ろうとしているのか非常にわかりやすいのです。
「シャッター速度1/500で、絞りは8で黒い針が青い指針と重なり適正。
但し明るい空の面積が多いので、地面に合わせると黒い針は1/250を示す」
というような場合は、絞りをカチカチと開けてF5.6にします。すると元のセッティングに戻すと黒い針は青い針を超えて1/1000を指すのですが、それは無視します。
これがつまり1EV露出オーバーを示している形なのですが、これがそうなのだ、ということに気づくまで少し時間が必要でしたけれども。

K2でもマニュアルを選択すればこのような操作が可能になるのですが、絞り表示窓がないことが私にとっては最大の欠点でして、K2を選ばなかった理由は(お値段の問題もありましたが)これでした。スタイルはカクカクしてヘッド部分が飛び出して見えるデザインのK2が格好良かったのですけれど。
従って、この絞り表示窓が付いたK2DMDは、私にとってはもう欠点のない究極のモデルでありましたw

アイカップはFHを装着、ホットシューカバーはUNのペンタックス用を付けています。シンクロターミナルキャップは幸いにも付属しておりました。
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露出計は作動しますが、若干ずれているように思えます。

さて、付いてきたのはKレンズでは無く、Mの50mm F1.7 でありましたが、残念なことにバルサム切れが出ておりました。M50mm F1.7 では初めての経験です。曇が出ているものは結構ありましたが。

マウントには殆ど傷がありませんでした。このMレンズが付いていたのかは不明ですが、元オーナーは殆どレンズ交換をしなかったようです。

底蓋にも傷がありませんので、三脚も使用していなかったようです。

純正ケースに仕舞っておくと、縁の部分が劣化して溶け、ボディにしみが付着してしまったものがありますが、このボディには1カ所を除きその跡が殆どないので、純正ケースにはあまり仕舞われていなかったようです。

また、銘板に入れられている白色塗料はデビュー時の青白さを残していることからタバコの煙にはほとんどいぶされなかったようです。この点、先の黒ボディとは全く色が違います。

ファインダー自体はバルサム切れの傾向があり、ちょっと残念です。

これはKXの持病のひとつ、絞り情報伝達レバーの動きは幸い問題がありませんが、、モルトが死んでいることからボディ各所の注油等のメンテは必要なようです。モルトによるプリズムの腐食もあるはずですので露出計の調整も併せてオーバーホールが必要でしょう。
ということで、現在ストラップは付けておりません。

KXはオリジナルボディの他、データカメラモータードライブカメラが用意されており、Kシリーズカメラの中心的存在になるはずでした、たぶん。
しかるに、その後の「カメラ」の行く末を左右することになるエポックメイキングなカメラ、OLYMPUS OM-1とCanon AE-1の登場で、あえなくMXに道を譲り消えることになりました。
不運なカメラでありました。
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PENTAX Full Frame / 2016年春 デビュー (続報)

ペンタックスの公式サイトにあるフルフレームモデルのティーザー頁が本日改訂されました。

http://www.pentax.com/jp/pentaxff/

で、そのバックに鎮座するカメラボディの輪郭が少しはっきりしました。
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ちなみにCP+2015の時の公式写真ではこうでした↓
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向かって軍艦部左側にダイヤルが2個増設されています。
また、グリップの造形にシボが入り、リモコン受光部(セルフタイマー動作ランプでもありますが、セルフタイマーもやっぱり付いてるんでしょうか?)も設けられましたので、この辺はもう確定でしょう。
グリップについては、またペンタお得意の違うバージョンが設定される可能性がありますけど。

モデル名の部分は当然暗くなっており見えません。
なお、PHOTO PLUS in N.Y.で展示されたモデルはシール貼りされていたそうなのですが、そのシールが少し剥がれてしまい、めざとく見つけた人が真上から撮った写真が出ておりまして、それによると「K-1」と読めるんですが……さて、どうでしょうね?

2016 Spring Debut とあります。3月から5月か……桜に間に合うか(いや、資金が一番の問題ですがね)
GWに間に合うのか、いろいろ難しいところですね、ハイ。


さて、ウェブサイトではこの他に、旭光学・ASAHI PENTAXの生い立ちに始まるショートヒストリーを掲示しております。(*代表するカメラモデルとしてはPENTAX LX が選ばれています)
その文面の終わりの部分。
「そして2016年春。
私たちは新たなフォーマットのデジタル一眼レフカメラを発売いたします。」

新しいフォーマット。
まぁ普通に考えれば35mmフルサイズだよねーと。24mm x 36mm。

「新しいフォーマット」と言っているので、正方形ですか?と言う方もいらっしゃるのですが、私が想像したのは、

「A4サイズ横の比率のフォーマットだったりして」
です。

御存知の通り、写真印画紙のサイズはかなり特殊で、文具系でおなじみのA4やA3に代表されるA判系列とは全く違います。ちなみにフィルムの35mm判サイズとも全く合いませんが。
で、A4横ですと縦210mm x 横297mm です。およそ1:1.4という感じです。
これを縦24mmにすると横は34mm、24mm x 34mm ということになり、少しだけ35mmフルサイズより小さいのですが、プリントに無駄が出ません!
世界初、A判系列フォーマットであります。

まさかね(笑

CP+2016が楽しみです!

2015/12/12

コメント欄にカキコしていただきました藤八さんの情報に驚きまして、今すっ飛んで見て参りました。

新しい画像がアップされてます。
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このレンズは、最新のD FA 24~70mm F2.8ですね。

そして、確かに撮影に使用したレンズはFA☆ 85mm F1.4FA☆ 24mm F2 であります。

「何故、生産終了したレンズを使っているのか」とのことですが、今回の広告の主題が「Kマウントレンズがすべて装着可能」ということですからね、数あるレンズの中で、今なおインパクトの強いレンズといえばFA☆ 85mm F1.4をおいて他には考えられませんから、まぁ当然でしょうね。FAリミテッド3姉妹では今までもカタログに載っているので当たり前すぎるかと。
そして中望遠の85mmに対してもう一本、広角系でアピールするとすればやはりFA☆ 24mm F2 でしょうねぇ。
他にもA☆ 135mm F1.8 等もありますが、MFレンズなので今回は見送ったのかなぁと。

で、もう少し深読みすれば、この2本、デジタル対応を経てD FA☆レンズとして復活してくるんじゃないでしょうかね。電子部品の供給終了で消えてしまったFA☆レンズ群ですが、SDMやDC化して、QFS対応してくるのではないかと。
先般の645レンズのHD化を見るに、今なお残ってるFAレンズのHD化はお約束でしょうしね、絶対。

「Kマウントレンズはすべて装着可能ですので(以下略)」
えっと、撮影可能とは言ってませんけど、注釈無しでこうはっきり書いたのは初めてじゃないでしょうか?
K・Mレンズについて言うと、マウントアダプターKをかませたタクマーレンズより使い勝手が悪いですからねぇ、でも絞り情報伝達レバーの復活はないって言われてますからその線はないでしょうし……何かあるのかなって、かすかに期待しちゃいますけど……やっぱりAレンズ以降の話なんでしょうねぇ。

あと、DAレンズ群への対応ですが、クロップ処理を行う・行わない(従ってフルサイズの画になる)の選択が出来る様です。まぁ人間に選択させた方がカメラとしては楽でしょうしね。

2015/12/27

藤八さんにまたコメント頂きました通り、ペンタのウェブサイトのフルフレームの頁に新たに3本のレンズの撮影データが追加されました。
今回は、既存のDAレンズでFFとAPS-Cと両方で撮影することが可能なことと、問題となる周辺域の画が問題ないレベルであるレンズがあります、と言うことの実例、と言う形でデータが追加されています。
レンズは
DA☆ 55mm F1.4 SDM
DA☆ 300mm F4 ED [IF] SDM
DA 560mm F5.6 ED AW の3本です。

あれ?と思うのは、以前のテストでDA560mmはフルサイズをクリア出来ない、というレポートがあったように覚えているんですが。
記憶違いでしょうか、新しく出してきたのになんでフルサイズカバーしないのよ? ってがっかりしたはずなんですけどねぇ……

DA☆300mmとDA☆200mmは、そもそもがFA☆の焼き直しなのでフルサイズ対応に問題があろうはずもなく。
まぁ単焦点レンズの標準~望遠系は大丈夫でしょう。

広角系はズームもひっくるめてやはり新設計になりそうですよねぇ。FA31 limitedだけというわけにもいきませんでしょうし。

でも、ティーザー広告、頑張ってますよねぇ、正直こんなに速く次のネタが出てくるとは思いませんでした。
この分だと年明けにもまた出てくるんじゃないでしょうか?

それと、この分だとCP+では自分のお気に入りの旧レンズを持ち込んでトライさせてくれそうな気もしますねぇ。
光源の状態が厳しそうですけど。
smc PENTAX-A 15mm F3.5とか、A☆135mm F1.8とか持ってw

2016/1/17 追加更新

1/14、またまたサイトが更新されました。
背景となっているモデルの写真も変更されました。
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背面の液晶の可動部分、壊れなきゃ良いんですが……

レンズの試写は今度はリミ三姉妹、FA31mmFA43mmFA77mmであります。
いずれもペンタオリジナルの独特な焦点距離レンズであり、特徴的な描写とその作りに人気のあるレンズであります。
テコ入れはないんでしょうかねぇ。絞り羽根を円形に、とかHD化とか。

FA☆、DA☆、そしてFAリミと言う具合でレンズ紹介が行われてきているのですが、さてもう1回あるんでしょうか?残るはFレンズとAレンズというところですが、果たして……?
FレンズではF☆レンズがあるかと思えばお気楽ズームもあり、お気楽レンズでは今度のフルフレームボディの性能においつけていないものも多いかと思われますし……
むしろAレンズのA☆やAマクロは結構使えそうな気もするんですけど、どうでしょうかねぇ。
意表を突いて、SMCタクマーとかの作例出してきたら面白いかもしれませんけど。

2016/2/3

1/28、またまた更新が来ました。
多分、これで終わりじゃないかと思わせる、D FAズーム、24-70mm F2.8 ED SDN WRの写真です。

ボディのティーザーは、ボタン廻りのアップです。
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ちなみにウワサによると、ホントに名前はK-1みたいなようなのですが、モデルチェンジの時はどうするんでしょうね?

2016/2/14 追加更新

えー、ウワサでは2月18日(木)に発表があるのではないか?ということなのですが、さてどうでしょうね。
それで、モデル名はやっぱり「K-1」だという説が濃厚です。
お値段は以前にも2000ユーロ、と言う話がありましたが、どうやらそのへんになるとか。
25万円クラス、ということなのでしょうか。

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さて、2月12日、ティーザーサイトが更新されましたが、今回のレンズは私も所持しておりますD FA150-450mmでありました。DFA☆70-200mmではなかったのは、まだ苦労されてるんでしょうか。
CP+には出てくるんでしょうかしらね。
おそらくCP+でのメインはK-1+DFA24-70mmなのでしょうが、キットレンズはコレでは無いという話がありまして(確かに50万円コースになってしまいますからねぇ)懐かしのFAレンズのデジタル対応版らしきもののようです。

何はともあれ、あと2週間ですね!

リコーイメージング、板橋区前野町を去る

リコーイメージングが本社移転を本日発表したそうです。

http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2015/20151126_009957.html

リコーの大森事業所に来年1月25日に移転するそうです。

旭光学創業の地からついに去る時が来たのですね。
残念ながら前野町での歴史は100年保たせられなかったということになりました。

とはいえ、PENTAXのブ