23本目 SMC PENTAX 50mm F1.2

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1975年、Kシリーズデビューと共に、新しいバヨネットKマウントとしてデビューしたSMC PENTAXレンズのイメージリーダーとして、華々しく登場したのがこのレンズでした。
当時、カメラ店に並ぶKシリーズのうち、大抵はK2に付けられて並んでいたものです。実際、カタログでもこのレンズが付いていたのはK2KXだけでした。

さて、ショウウインドウに飾られていたこの高いレンズを実際に手に取る事はなく、また周りにもこんな高価なレンズを買えるような人は残念ながらいませんでしたので、このレンズに初めて触ったのは、実に21世紀に入ってからで、第3号で御紹介したあのK2DMDの時でした。
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手前は無限大に、奥は最短45cmに合わせてみました。


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K2DMDも嬉しかったですが、このF1.2という一番明るい高価なレンズが付いてきた事も非常に嬉しかったですね。なんせレンズガラスが大きい。後ろから見ても一杯にレンズが詰まっている。そして透かしてみても判るくらい、明るい!そしてずっしりと重い。しょっちゅうなで回していたことを思い出します。
今現在、2本とも純正SMCスカイライトフィルター(もちろん中古w)を装着しています。

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55mmF1.8とはまるで違うお尻ですね(笑 

遺憾ながらこのレンズならでは、という写真を撮った事がありません^^;。 このレンズ1本だけ付けて街へ出ないとイケマセンねぇ。

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まるで逆光テスト、ですね(^^;; ゴーストはパッと見ではほとんど見えていませんが、コントラストはやはり厳しい・・・
* ASAHI PENTAX K2DMD-1 F1.2開放 1/250 FUJI PRO400
* Nikon Coolscan3 カラーバランス・コントラスト調整 アンシャープマスク80%

2010/7/3
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E253系という名前より、N'EX/成田エクスプレスという方がおなじみですが、遂に2010年6月30日をもって全車定期運用から外れました。赤と黒と白という原色を用いた外から見るデザインは今なおインパクトを与えていますが、残念ながら内装はちょっと陳腐化してしまいました。先に引退していた3両編成のごく一部は長野電鉄に引き取られるそうです。確かに長野電鉄もN’EXですね。
ASAHI PENTAX K2DMD-1 1/125 絞りF4 Kodak SuperGold 400 SMCスカイライトフィルター
* Nikon Coolscan III ストレートスキャン

2012/5/8
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このレンズにはスカイライトではなくUVが装着されてましたので、ご覧の通り若干青みがかった発色になっています。
この日、先端部には誰もおらず、この位置には先客が頑張ってましたので、よっぽど85mmを装着して先端へ行こうかと思いましたが、今日は50mm F1.2で撮るんだから、と思い直しまして、しゃがんでの撮影となりました。


* ASAHI PENTAX KX MOTOR DRIVE 1/1000 絞りF5.6 Kodak Supergold400 SMC UVフィルター
* Nikon Coolscan III ストレートスキャン



この50mmF1.2については、大文字SMCのものと、小文字smcの2種類があります。この変更はどういう理由なのでしょうか?ご存じの方がいらっしゃれば教えて頂きたく存じます<(_ _)>
ちなみに当方の2本は、どっちも大文字SMC銘でシリアルナンバーは12で始まっています。
一方14で始まっている(多分13は飛ばしてある?)ものには大文字と小文字があるのですが、一体どう区分けしているのでしょう・・?
ちなみにLX Goldに付属する50mm F1.2 Gold は14で始まっています。

で、残念ながらどちらのタイプでも、このレンズには怪しげな形の曇りが発生する事が知られています。写真レンズ工房さんで見せて頂いた後群ユニットのものは、それこそ透明プラにラッカーシンナーをたらしたかのような白く濁った曇りが出ていました。ここにある2本も写真レンズ工房さんでメンテして頂いておりますが、片方1本は完全には取り切れていません。もっとも、ペンライトで後ろから照射し、斜めに透かしてああしてこうして、で初めて解るようなレベルであり、普通に見ただけでは見えませんので撮影には全く影響がないレベルなのが救いです。
バルサム接合面の経年劣化についても、修理不能と写真レンズ工房さんのサイトには記載されています。

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いつもはこの2台のDMDに装着されています。

2014/11/13 追加更新
春にLXに装着して、久方ぶりに1本撮ってきました。特に問題なかったようです。フィルムスキャナーを出していないのでスキャン出来ないのが残念です。

レンズ構成: 6群7枚
フィルターサイズ: 52mm
絞り: 完全自動絞り F1.2 ~ F22
絞り羽根枚数: 8枚
最短撮影距離: 0.45m
最大径 x 全長: 65 x 48.5mm
重量: 391g
レンズキャップ: レンズキャップK 52mm
レンズフード: 標準レンズ用角形フードK、標準レンズ用丸形フードK、RH-RA52
レンズケース: 標準レンズ用ハードケース、ハードケースHB-90、ソフトケースS70-70


次の御紹介も50mmF1.2レンズです。


2010/7/3
作例写真1枚追加致しました。
2012/5/8
写真1枚、追加致しました。

2014/11/13 追加更新
*本文記事を少し追加しました。
*本文記事に簡単なスペックを追加しました。

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この記事へのコメント

電磁誘導
2007年09月20日 21:13
ブログ見させていただきました。
カメラもレンズもたくさんお持ちですね。
ところで、ここに書かれていたsmc大文字と小文字の区別ですが、Kマウントになった年(1975年)に製造された製品(俗に言うKシリーズ)はすべて大文字で、コンパクトなMシリーズへ転換しましたが、Kシリーズから設計が変わっていない(他に理由があるかも?)レンズはMシリーズに転換されず、そのままKシリーズとして売られていました。が、レンズの銘板デザインの変更で、Mシリーズが発売されてから(1976年)はKシリーズも小文字となったそうです。
なので、Mシリーズになってからも販売されたレンズによっては1975年から1年間しか販売されなかった大文字SMCのレンズと、1976年から1983年までの7年間販売された小文字smcとでは、大文字のほうが数が少ないかもしれません。
長文すみません。。。うまく伝わったでしょうか。間違いがあるかもしれません。
A・P(ブログ主)
2007年09月20日 23:21
電磁誘導様、
つたないブログを御覧頂きまして誠に有り難う御座います。
また頂きましたコメントが第1号です。こちらも御礼申し上げます。

単純に、Mレンズデビューの際にMレンズ同様SMCをsmcに変えたということですよね。素直にそう言う事なのでしたか。もっと深い意味があるのではないかと勘ぐっておりましたもので・・(例えば硝材変更とかあまり表にしたくない理由で)
長年の疑問、解消しました。有り難う御座いました。

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