アクセサリー19コめ  レンズフード (その7) / 広角レンズ(2)

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一見、同じ写真のようですが・・・・・?

さて、広角レンズ用フード第2弾はsmc PENTAX-Mレンズのシリーズであります。
1)デビュー時
1976年10月に、ME/MXと共にデビューした、新シリーズであるsmc PENTAX-Mレンズ群10本のうち、広角レンズは3本でありました。
smc PENTAX-M 28mm F2.8 フィルター径49mm フード2200円
smc PENTAX-M 35mm F2  フィルター径49mm フード2200円
smc PENTAX-M 35mm F2.8 フィルター径49mm フード2200円
先のKレンズ同様、28mmと35mmは共用とされ、当初はおそらく「広角レンズ用フードK49mm」とか言う名前であったと思われますが、現在は型番が新たに付けられた以下の名前で流通しています。
PH-SB49 ケース付き 税込 3307円
*ちなみに28mm F2.8及び35mm F2.8というレンズは、旭光学史上初のスペックであります。

2)77年6月
追加第1号としてデビューしたのはおなじみのsmc PENTAX-M 28mm F3.5であり、これまた49mmのフィルターサイズでしたので、上記のPH-SB49がそのまま使える事になりました。

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2009/1/11 追加
タクマー用の金属フードが安く出ておりましたのでものは試しで入手致しました。

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いわゆる「かぶせ式」であります。スクリューマウントゆえレンズ本体が止まる位置が100%保証出来ないため、角形フードはこのように調整出来るタイプである必要がありました。

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レンズに嵌め込む部分に縦に小さいスリットのようなものがあるのがお解りでしょうか?触ってみた限りでは、どうやら材質はゴムのようです。レンズ側の環を回すと、この当てゴムが3ヶ所から押し出されてレンズと密着するわけです。大変手の込んだ仕組みであり、今の御時勢では絶対採用されない方法であります。

で、M28mm F3.5に装着出来てしまうのでありました。
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49mm径だから・・・と思ってやってみたわけですが、見事嵌ったわけです。スーパータクマーとMレンズとは、この部分の設計は同じなのですね。
M28mm F2.8やM28mm F2にも装着出来るかも?

*フードとは関係ありませんが、タクマー以来の名レンズSMC PENTAX 35mm F3.5はこの年一杯で消滅した模様です。(78年2月のカタログから消えてしまっています)

3)78年4月
価格表では新製品としてsmc PENTAX-M 20mm F4が掲載されていますが、カタログにはそのマークがないことから、実際のデビューはもう少し前であったと思われます。
2008/12/30 追加) 
ニューフェース診断室のデータでは1978年2月発売とあります。

フィルターサイズは49mmでありますが、当然ながら専用の角形フードが準備されており、お値段が3000円、と言う事からも容易に想像できます。
このM20mm F4は重量150gと、あのパンケーキM40mm F2.8に次ぐ軽く薄いレンズである事は有名です。
ちなみに当方はこのレンズを持っておりませんので、フードもありません。

2010/10/20 追加
先日、このM20mmF4をゲット致しましたが、残念ながら純正フードは付いて居らず、現在までまだ発見できておりません。とりあえずステップアップリングを併用してK24mmF2.8用の角形フードを利用するつもりです。

2015/8/5 追加更新

とあるお店のウェブサイトにこの純正フードが掲載されており、速攻で発注致しまして、本日無事到着致しました。
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Mの文字はなく、しかも大文字 SMC PENTAX であります。Kレンズの20mmもまた同じF4でして、この名前だけ見るとあたかもK20mmに装着できるかの様に思われる可能性があります。Kレンズは58mm径なんですけれどね。

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経年のせいか、スプリングはちょっと硬くぎこちない動きです。あまり無理はさせられませんね。

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ようやく純正フードを付けることが出来ました。感無量です。

4)80年5月
ちょっと本題からは離れるのですが、面白い事に気がつきましたので。
この時点で発行されたレンズカタログのリストでは、初めてMの名前が明確に付けられています。それまでは、15mm F3.5、18mm F3.5、20mm F4 というように書かれているのですが、それが15mm F3.5、18mm F3.5、M20mm F4という用に区別されて記載されています。
なお、同封されているA3の二つ折り価格表ではデビュー時から一貫してSMC ペンタックス Mとなっており、これでようやく一致した事になります。

*フードとは関係ありませんが、79年5月のカタログまで広角28mmはF2 / F2.8 / F3.5の3種類態勢であったのですが、この80年5月のカタログではついにF3.5が消滅してしまっています。

5)80年8月 
このカタログではあの銘玉SMC PENTAX 28mm F2が落ち、代わってsmc PENTAX-M 28mm F2がフィルター径49mmでデビューしています。6月のカタログにはまだ何も記載がないので、7月か8月にデビューしたものと推測出来ます。(アサヒカメラ・ニューフェース診断室の巻末データでは80年6月とありますが・・・?発表が6月であった可能性はありますね)
49mmサイズと言う事で、このレンズもPH-SB49でOKと言う事です。

6)81年5月 
この月に発行された、「ペンタックス一眼レフ総合カタログ」では、あの幻のレンズ、smc PENTAX-M 35mm F1.4が「近日発売予定」として掲載されています。
2006年に日本カメラ博物館で開催されたペンタックス展に、このレンズが展示されており、私も眺める事が出来ました。ぶっといレンズだった記憶があります。Mスターだったような気もするんですが・・・・・・・
しかし、同時期に発行されている「35mm一眼レフ用レンズカタログ」にはこのレンズは全く掲載されていません。これもまた不思議な話であります。

この後、SuperAのデビューに合わせる形で新シリーズのsmc PENTAX-Aシリーズがデビューし、これに移り変わる事になったため、Mレンズの広角はM28mm F2が最後となり、フードは結局20mm F4専用と28/35mm兼用のPH-SB49の2種類で済ませた事になります。

次はAレンズであります。

2008/12/30
*登場したレンズ名をフルネームにし、太文字に変更致しました。
*本文記事に少し追加致しました。
2009/1/11
写真並びに本文記事を追加致しました。
2010/10/20
本文記事を追加し、記載したレンズにリンクを張りました。

2015/8/5 追加更新
本文記事と写真を3枚追加致しました。

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