アクセサリー19コめ  レンズフード (その9) / 広角レンズ用(4)

レンズフードシリーズ、ようやく広角レンズ用途のものも終わりが見えてきました。早速始めましょう。
この辺りも当方は全く興味を失っていた頃の時代ですので、資料が全くありません。

1)smc PENTAX-F シリーズ用
1987年に、実に6番手という殆どドン尻の位置で旭光学から登場した本格的AFカメラがSFXであった訳ですが、これに対応すべくリリースされたのがsmc PENTAX-F レンズ群でありました。
しかし、このレンズシリーズに於いては、主力はズームレンズと位置づけられ、単焦点レンズはややスペシャルな扱いを受けていたように思われます。
その証拠に、87年3月のデビュー当初に用意されたレンズは下記の9本ですが、広角レンズはなんと1本もなかったのです。(近日発売、くらいは書いてあったかもしれませんが)

F50mm F1.4
F50mm F1.7
F☆300mm F4.5 ED[ IF ]
F MACRO 100mm F2.8
F ZOOM 24-50mm F4
F ZOOM 28-80mm F3.5-4.5
F ZOOM 35-70mm F3.5-4.5
F ZOOM 35-135mm F3.5-4.5
F ZOOM 70-210mm F4-5.6

この半年後の87年10月、ようやく初のAF広角レンズ、smc PENTAX-F 28mm F2.8がデビューしたのでした。
口径が49mmとされた事で、指定されたレンズフードは、Mレンズ以来ずっと使われ続けてきた、あのPH-SB49でありました。
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しかし、Fレンズシリーズにおける単焦点レンズは、結局この後
F135mm F2.8 [ IF ] (87/10)、
F☆600mm F4 ED[ IF ] (88/3)、
F MACRO 50mm F2.8 (88/3)、
F SOFT 85mm F2.8 (90/3)

のわずか4本しか追加されず、特に広角系においては35mmすら登場しないまま、次のFAシリーズにバトンタッチしてしまったのでありました。
と言う事で、F28mm F2.8が唯一の広角Fレンズなのです。

2009/1/11 追加
Mレンズのところにも追加致しましたが、タクマーレンズ用の角形金属フードを入手しましたので、もしかしたら・・・と思いやってみたところ、無事装着出来ました。
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フィルター径は確かに49mmで同じですが、このフードは嵌め込み式なので、外径が違っていたら装着出来ないわけです。よもや60年代末~70年代のレンズと87年デビューのレンズの設計が同じとは思いませんでした。もしかしたら意図的かもしれません。ということは、この次のFA28mm F2.8 ALにもこのフードは使えるかもしれませんね。
2010/10/23 追加更新
取り付け可能でした。詳細は下のFAレンズシリーズをご覧下さい。


2)smc PENTAX-FA レンズシリーズ
1991年、本格的AFカメラの2ndシリーズの口火を切る形でPENTAX Z-10がデビュー、そしてその上級機としてデビューしたのがPENTAX Z-1でありました。

これに対応する形でデビューしたのが新しいAFレンズシリーズであるsmc PENTAX-FA レンズ群でありました。
91年6月のデビュー時に用意されたレンズは12本、うち広角レンズは2本でしたが、最初からFA☆レンズが登場した事が特筆されます。

FA☆ 24mm F2 AL[ IF ]
FA 28mm F2.8 AL
FA 50mm F1.4
FA 50mm F1.7
FA 135mm F2.8 [ IF ]
FA☆ 300mm F4.5 ED [ IF ]
FA☆ 600mm F4 ED [ IF ]
FA ZOOM 28-80mm F3.5-4.7
FA ZOOM 70-200mm F4-5.6
FA ☆ZOOM 250-600mm F5.6 ED [ IF ]
FA MACRO 50mm F2.8
FA MACRO 100mm F2.8

2009/1/11
smc PENTAX-FA☆ 24mm F2 AL [IF] フィルター径 67mm 専用フードPH-RBB67 税抜き4000円
画像

フード自体はやや華奢で、他のFA☆レンズ用フードの頑丈さはありません。レンズフードなし、で売られている中古品が目につきます。

smc PENTAX-FA 28mm F2.8 AL フィルター径 49mm 指定フードPH-SB49 税抜き2200円
2010/10/23 追加更新
画像


ついに21世紀になってもこのフードは継続した訳です。
残念ながらこのレンズ本体は2004年秋から2005年にかけて吹き荒れたディスコン嵐に巻き込まれて消滅してしまいましたが、フードだけは2008年の今もなお販売は継続しています。

ちなみに、上のF28mm F2.8で記しましたタクマー用メタル角形フードですが、ちゃんとこのFA 28mm F2.8 ALにも取り付けが可能でした。ちょっと驚きであります。
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その後、FAレンズシリーズの広角レンズは、少しずつ追加されて行きます。
*95年6月
smc PENTAX-FA 20mm F2.8 フィルター径67mm 指定フードMH-RB67現行価格・税込5670円
A20mm F2.8と同じフードが採用されています。AレンズもFAレンズも本体は既に生産は終了してしまっていますが、フードは現在もまだ販売されており、汎用フードが存在しないこのクラス用として貴重なものです。
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*97年4月
smc PENTAX-FA SOFT 28mm F2.8 フィルター径49mm 指定フードPH-SB49 現行・税込3307円
現行価格は昨年の大幅価格改定で一気に上がってしまいました。こういうのは少しずつ上げて行くのが抵抗感が少なくて済むのですが、ま、今更言っても始まりませんですね。
このレンズ自体も今はディスコンであります。

*99年5月
smc PENTAX-FA 35mm F2 AL フィルター径49mm 専用フード PH-RBA49現行・税込2835円
SFXシリーズ発表から12年!を経て、ようやく登場した広角35mmのAFレンズであります。そして現在も販売継続中の唯一の広角単焦点FAレンズ(limitedは別)となってしまいました。
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フードですが、さすがにPH-SB49でお茶を濁すような事はせず(もちろん使えますが)、専用花形フードが準備されたのは当然でありましょう。プラのバヨネット方式なので、クリックがすり減ってしまった時どうなるか、ちょっと怖いものがあります。CanonのNFDレンズではすり減ってしまうと一巻の終わりでしたから・・・・

*01年5月
smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL limited フィルター径58mm フードは本体に固定
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このレンズが、フィルムカメラ用の単焦点広角レンズでは最後の製品となってしまったわけです。「本体に固定」というより、本体と一体じゃないかと思いますが(笑)。ぶつけたら外装交換となってしまうので、取り扱いは要注意であります。ま、大変高価なレンズですから、雑に扱われる方はいらっしゃらないでしょうけれど。

DAレンズについては、現在カタログにも掲載されていますし、そもそも全く持っていないし、新品買うと付いてくるし(笑)なので、潔く省略!

ということで、ようやく広角レンズの項が終わりました。
次回以降はこれまた面倒な(失礼!)ズームレンズ用のフードであります。これもシリーズ別で進める予定です。

2008/12/9
主題のレンズをフルネームで記し、太文字に変えてみました。
2009/1/11
写真及び本文記事を追加致しました。
2009/10/25
本文中に記載したレンズにリンクを張りました。

2010/10/23 追加更新
写真2枚を追加、本文記事を追加し、記載したレンズにリンクを張りました。

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